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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

やや距離を

2011-07-05 21:04:51 | 日記
私は昨年の五月のアタマから今の環境に来た。
部署として、また会社としても転換期に差し掛かると同時に仕事量もかなり多かったのが2010年度だった。
そんな中で、ベテランの女性が一名製造工場のほうへ引き抜かれたものの、私の後に年上のM氏と若いY君の男性二名が新たに入った。
時期は少しずつずれているとはいえ、同一年度に入ってきたのだから年齢は違っても「同期」ということになる。

三人ともお互いについ最近までは違う環境にいたこともあって、わが部署でのあれこれはある意味客観的な見方ができるし、それぞれで培ってきた経験を今のところはうまく生かしている。
仲が悪いわけではないし、時間が合えば外で飲もうなどという話も出ている。
特にY君はNHKの「のど自慢」の本放送にも出たことがあるほど歌が得意なので、なるべく早く誘ってあげたいと思っている。

M氏のほうは、私よりも後に来たこともあってずいぶん頼りにしてもらっているという感覚はあった。
朝の始業前でも休憩時間でもだいたいは私の近くに来て話をしてくる。
私は私で、年は上でも同期の気安さで思ったことをズケズケと言えるからありがたい存在であることは事実だ。

しかし、どうもここ最近は図々しいというのか横着というのか少しイヤな面が見えてきた。
年が年だけにかつての環境ではそれなりの地位にいた可能性はあるのだが、言葉ではなく手招きや指差しで何かを伝えようとしたり、急に周囲を仕切るような行動に出たりと、ややもすると勘違いかとも思うような振る舞いが増えてきた。
口を開けば自分の担当エリアの話ばかりを延々とすることも多く、そのエリアの経験のない私には分からないから反応ができない。
おまけに口先だけでモゴモゴと話すクセがあるので半分くらいはマトモに聞き取れないからやはり反応できず疲れる。

数日前には、昼ごはんの時に私が使っているナイロンのゴミ袋についでに捨ててくれとばかりに自分のゴミを黙ってポイと入れてきたので思わず大きな声を出してしまった。
気安さが高じて「甘え」に近い感覚がM氏に出てきているとすれば、八つも年下の人間に甘えて恥ずかしくないのかと言いたい。

先々週の土曜に先輩のTK氏と飲んだときにM氏の評判を聞かされたが、年長の社員の間では「金魚のフン」ということらしい。
もちろん私にいつもベタベタとくっついていくからそう思われるのだろう。
おまけに最近の横着な言動が加わって、もはや金魚のフンを通り越して「寄生虫」に近いイメージだ。
ほうっておくと本当にいつでもくっついてきて、時には人の仕事にまで首を突っ込んできたりするので今は意識してやや距離を置いている。
いくら夏とはいえ、虫にたかられるのは気持ち悪い。
職場で孤立させない程度にテキトーに付き合うのがいいようだ。

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