blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

歴史の目撃者?

2008-05-13 23:59:59 | 日記
予定通り、富山アルペンスタジアムの広島×阪神戦に行った。
昼頃までは快晴だったが、球場に着いた午後4時頃は上空が雲で覆われていた。
球場に入ろうとしたら、かつての「代打の神様」八木裕さんが、解説の仕事であろうか入り口に向かっていくのを見た。

何とか雨だけはと願ったが、7回くらいからけっこうな降りになってきた。
傘を持っていったのは正解だった。
選手の皆さんは大変だったろう。

それにしても、今回あえて広島サイドである1塁側を取ったのは間違っていなかった。
試合が始まる頃には、外野席はもちろん3塁側の内野席もほぼいっぱいになっていて、多くの阪神ファンが応援グッズを持ってジャンジャンやっていた。
私は阪神は好きだが、周りがうるさいのはあまり好きではない。
1塁側は広島ファンも数としてはわずかで、私たちの近くには阪神ファンもいた。
座席もすいていて、動こうと思えばどこにでも行ける状態であった。
静かに観戦できたということではよかったと思う。

試合のほうは、9-3で広島が勝った。
リードを許す展開で「JFK」が1人も出てこないなど、阪神らしいゲームが見られなかったのは残念だったが、最後に大きな見せ場があった。
9回の最後の攻撃で、金本選手が通算400本塁打を達成したのだ。
敗色濃厚で雨も強い中、さっさと三振して帰ろうと思ってもおかしくないところだが、そこはプロ中のプロ、意地の一発といったところだ。
記念の一撃が、かつての古巣相手であったことも何かの因縁か。
これだけでも今日行ったかいがあった。
金本選手には本当にありがとうと言いたい。

私もスポーツ観戦が好きなので、けっこういろいろな名場面を目の前で見てきた。
野球では、野茂投手(当時近鉄)が新人のときに西宮球場で達成した1試合17奪三振、松坂投手(現レッドソックス)の高校3年夏の甲子園決勝での無安打無得点など。
競馬では、去年の日本ダービーでのウオッカは実に64年ぶりの牝馬の優勝であった。
今回の金本選手の400号も、新たな思い出として刻まれた。
自分の地元でのことだし、なおさら忘れることができないだろう。

これからも、地元・遠征を問わず、ひょこひょことライブ観戦を続けていきたい。
きっとまたいい場面に出会えることだろう。

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