blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

曲の誕生日は?

2008-05-28 22:25:11 | 音楽
新曲「魚津のひとよ<雨の柿の木割りⅡ>」を作り上げた時期に、お世話になっている方から「曲はわが子のようなもの」という言葉をいただいた。
私は結婚もしていないが、まさに自分が作った2曲が今は自分の子供のようなものである。
わが子にはやはりいい服を着せてやりたいので、ジャケットやラベルには気を使った。
「雨の柿の木割り」のパート1を出したときは、コピー用紙に歌詞を印刷しただけの簡単なものだったので、ずいぶん粗末な服を着せたものだと思う。

さて、昨年と今年で1曲ずつ発表したことになるが、正確な発表日はいつになるのだろうか。
「発売」ではなく「発表」という表現を使うのはいずれも無料で配る予定だからだが、曲の誕生日ともいえる日付が定まらないのは「わが子」にはやはり失礼だ。
そこで、「歌が入った状態のものを自分以外の誰かに送った(送りつけた?)日」を発表の日と定めたい。
これに基づいて調べると、2曲どちらも最初は魚津市役所の観光課にいるKさんあてにメールしていた。
「雨の柿の木割り」は2007年の7月1日で、「魚津のひとよ」は2008年の5月20日であった。

前作から1年未満で次の曲が出せたことは、何となくだが自信になる。
しかし、作るペースが問題なのではなく、大切なのは「続ける」ことなのだろうと思う。
今まで誰もやっていないことをやっているのだから、時には批判や中傷を受けることもあるだろう。
魚津市には、私の兄の同級生にあたるMさんという女性が主宰するミュージカルの団体があるが、やはりいろいろなことを言われた時期があったと聞いた。
しかし、今は誰もが認める団体に成長し、市内のホールを満杯のお客さんで埋めているのである。

「出る杭は打たれる」とはよく言うが、少し打たれたくらいでメゲていては何のための活動か分からない。
何を言われても、明るい気持ちで好きなことをやり続けたい。
やってやってやり切って、「出すぎた杭」になりたい。
出すぎた杭は、もはや誰にも打つことはできないからである。

曲の「誕生日」が決まって、少しホッとした気持ちを胸に明日を迎えよう。

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