blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

しがらみ・・・。

2007-07-06 21:06:09 | 日記
昨日で国会が閉会し、事実上の選挙戦突入となった。
日頃それほど政治に関心は持っていないのだが、投票には必ず行くようにしている。
頻度は極めて低いと思われるが、当ブログでも政治のことを取り上げないとは限らない。
自分が投票にも行っていないのに政治のことをああだこうだと言っても説得力がないし、何となく後ろめたい感じもするだろう。
せっかくの国民の権利なのだし、ものの5分で済む用事である。
最近は朝早くからも受付しているから、投票にはぜひ行くべきである。

勤務先で昼食を食べていたら、ある社員の方から声がかかった。
今回の参院選で富山県選挙区から出馬予定の某候補者が印刷された応援ハガキに名前を書いてくれというのである。
いちおうは受け取ったが、まだ何も決めていない段階でそんなものは書けないので、その社員が場を去ってから元の位置に返しておいた。

仕事のことなら仕方なくでも指示は聞けるが、たとえ冗談半分でも思想・信条に関わる事柄にまで介入されてはたまらない。
まして私はこの会社の正社員ではないので、その候補者との利害関係は何もないのである。
仕事の指示の延長線上のつもりで声をかけたのかもしれないが、勘違いも甚だしいと思う。

大きな会社ともなるといろいろなしがらみがあって、まさに会社ぐるみで特定の候補者を応援することはよくある。
実際にどれほど会社の締め付けが効いているのかは知らないが、中には、候補者がよく分からないから会社の言うとおりにしようという人もいるかもしれない。

本来、投票行動は個人の意思に任されるべきものであることは言うまでもない。
そこそこ締め付けをしてたとえその候補者が当選しても、議員1人でできることは多寡が知れている。
選挙の結果にもよるが、野党側になった場合は与党の答弁に野次を浴びせるのが関の山だ。
私もよくお世話になっているライブハウスに某M党の衆院議員がお客さんとして来ていたことがあったが、その議員は最近の国会中継で野次の急先鋒になっていた。

この現場は物流倉庫のわりにはと言っては失礼だが、品のいい方が多く仕事はやりやすい。
ただ会社としては、やや古い体質が残っているのかもしれない。

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