ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

来るときは来る。

2017年10月24日 00時52分57秒 | ちょっと休憩
何回もブログで書いた大阪市民の自然災害への軽視。

あまりにも長い間、大きな被害もない「オオカミ少年のような」台風やその他の自然災害のせいかもしれません。


しかし、私の小さな頃の「台風は怖い」というイメージはずっと頭にありましたので、ことある毎に書いていたわけです。


で、昨晩の午前1時過ぎと4時頃。


マンションの4階の窓を閉め切った私の部屋でも壁が揺れるような、耳に振動を伝えるような風の音が聞えるではありませんか。

本当に久しぶりです。


しかし、来るときは来るんです。


私の店や知り合いの店の何軒かも早仕舞しておりましたが、少し判断が遅れていると帰れなくなっていたかもしれません。


いや、仮に帰れたとしても、飛んできた看板や傘の骨で怪我をしていたかもしれません。

また、そういう時でも看板などの「飛ばされる可能性のあるもの」をしまっていない店も多々。


どうぞ大阪の皆様、台風など報道には充分に注意して、早い決断をお願いします。

「少し被害が小さくなった」が肝要です。


しかし、かなりのエリアで甚大な被害もありました。

心よりお見舞い申し上げます。


「高を括らない」

大事なことだと思います。


          樋口誠

「男のためのハズさないワイン術」

2017年10月23日 00時01分46秒 | ニュース
男のためのハズさないワイン術
竹内香奈子
フォレスト出版
↑をクリック。

そむりえ亭から徒歩5分。

大阪ミナミはど真ん中の周防町にあるワインショップ「MISTA」(ミスタ)で勤める竹内香奈子さん。

近所という事やイベントでご一緒したりと色々と接点がありますが、圧倒的に年齢が上の私も頭が下がる努力家です。

店での仕事のみならず、取材に応えたり、本を執筆したりと大忙し。

過去に2冊の本を書かれていますが、なんと3冊目を出版されます。

「男のためのハズさないワイン術」です。

女性に比べてワインを苦手とする男性が色々なシーンで遭遇するワイン。「そういう時こそ」手助けしてくれる一冊です。


彼女の良いところは「高い、有名、カッコばかり」のワインを前面に出さず、日常で楽しめるワインを勧めるところです。

今回はビジネスの現場などでの活用も書かれていますので「安いばかり」ではありませんが、お役立ち間違いなし。

お手頃な価格ですので是非手に取って活用してみてください。

予約受付は今日10月23日。

実売は11月9日。

ポチッとお願いいたします。


ちなみに過去に書かれた2冊は・・・
味もセンスも絶対外さない! 美女のワイン手帳
竹内 香奈子
河出書房新社

おうち飲みワインレッスン
竹内 香奈子
ベストセラーズ


「別嬪さんやから応援するんやろ‼‼」って言われそうですが、いや、確かにそうですが(笑)、真面目な方なので応援するんです。

沢山のファンの方、ご安心を・・・・

              樋口誠

今日22日の件

2017年10月22日 01時44分49秒 | ニュース
大阪にいると「台風なんて脅しだけで来ないもんだ」と思いがちです。

しかし、私の経験では危ない時もあったのです。


ですから、今日も油断はなりません。

現状では、今日の夜22時くらいからは「強雨」の予報です。

その後、段々と強くなる・・・・・と


そむりえ亭としては今日夕刻18時の時点で出ている予報が「強雨」が続くようでしたら、皆様や従業員が無事に帰えられる時間に閉店する決断をするかもしれません。

どうぞ、皆様も無理をなさらないで決断ください。

既にご予約いただいている方が2組ありますが、電話でご一報いただければキャンセルも問題ありません。


夕方までは大丈夫そうですので選挙はお出掛け頂けるのではないかと思います。

皆様の清き一票を‼‼



               樋口誠

11月22日(水)シャンパーニュ「セレック ワインメーカーズディナー」のご案内

2017年10月21日 02時16分00秒 | ワインメーカーズディナー
めっきりと秋めいてきました。

皆様方はいかがお過ごしでしょうか?

有難いことに11月もワインメーカーズディナーのオファーを頂きました。

シャンパン地方の「第三世代」と呼ばれる「JMセレック」です。

所謂RM=レコルタンマニュピュラン=自分の葡萄で自分で造るシャンパンの若き旗手のジャンマルク・セレックを迎えて開催。

彼の造る珠玉のシャンパンとその葡萄からできたラタフィア(甘口の酒精強化ワイン)の計5種を坂本君の料理と楽しんで頂きます。

どうぞ万障繰り合わせの上、ご参加頂けますようにお願い申し上げます。




日時:11月22日(水) 19時~

場所:ダイニングウィズワイン そむりえ亭

会費:15,000円(税込)

内容:セレックのシャンパン4種とラタフィアの計5種とそれに合わせた料理

募集人数:18名

締切:満席になり次第

お申込み:お電話06-6484-0530 若しくは樋口のFacebookメッセンジャー 或いはメール sommelier-tei@woody.ocn.ne.jp

どうぞ宜しくお願いいたします。


                  樋口誠

打ち合わせ

2017年10月20日 01時40分28秒 | ワインメーカーズディナー
正確には数えていませんが、声までに開催したワインメーカーズディナーはホテル時代も含め100回は下りません。


特にホテル時代などは「大手」とか「有名産地」が多かったわけですが、そむりえ亭になってからはそうとは限りません。


ちなみに昨日の「テッラダリージ」は中でも「田舎」で「小規模」


という事は、ワインメーカーズディナーとして扱うのは初めてくらいの地方であり、価格帯です。



だいたいワインメーカーズディナーを行う際は会場に先に来られて打ち合わせをするもです。


「え~~、私樋口が挨拶をして、その間に最初のワインを注いで・・・・」などと言いながら、彼らの意向も確認。

「こんな紹介でいいか?」「お客様の中に同業(ソムリエやワインショップの方)ががいるから云々」

「ちょっとワインを知っている人なら、こういうことを聞きたいんじゃないかな」などと私から投げかけます。


しかし、有名産地や大手の場合、よどみなく流暢ではあるものの「真剣みに欠ける」という事も少なくありません。


そういう点ではアブルッツオというところは「おらが田舎にきてくんさい」的な素朴さが体中から醸し出され・・・・

また、事前の私からの投げかけにも真剣すぎるほど応えてくれています。



さてアブルッツオは多くは1,000円台の中盤の価格帯。

高くても2,3000円。(昨日は4,200円が最高値)

しかし、多くの方の印象はもう少し高いと思ったようです。



あの素朴な彼らが作れば、安くても良いワインが出来る、と思わせる「テッラ,ダリージ」


11月も彼らの計5種をグラスで開ける予定ですので一口でお分かりいただけると思います。


あ、この地方のワインは飲食店でなくてもコンビニ、スーパーでも沢山でています。

高級店で飲むワインとは違う、と言わず、試してみるのもワインライフの世界が楽しくなりますよ‼


           樋口誠

あそこでも、あの葡萄が?

2017年10月19日 01時59分27秒 | お勧めワイン
御存知のようにそむりえ亭では国にとらわれずにワインを使います。

で・・・

〇〇の国のあの地方はこの葡萄

どこそこではあの葡萄

ココではこの葡萄が有名のように見えて、実はあの葡萄が昔からあって・・・


などなど、網羅しているはずなんですが、グズグズしていると時代は変わっていきます。


勿論、無理にそれを追いかける必要もないのですし、見つけるつもりはなくても向こうからやってくると拒めないものです。


例えばピノノワール。

ブルゴーニュは勿論、オレゴンやニュージーランドは既に市民権を得ています。


他にも沢山の地域で造っていますが、中でもドイツが秀逸で「昔のブルゴーニュ」を彷彿させるのです。

「あ、それなら知っている。バーデンでしょ?」って声が聞えてきそうですね。

そう、バーデンはフランスに国境を接するところですので「アリ」なはず。



しかし、ベルンカステル、ピースポーターなど昔の「ドイツワインは白の甘い奴やね」と言われたワインを生み出し、それなりの存在感を持っている産地=モーゼルで素晴らしいピノノワールが出来ているとなると我々の世代は驚くはずです。


しかも「意外に安い」のです。


今月使っているものは、ある評論家の言を借りれば「ドイツのエシェゾー」となっていますが、私の印象「それも大袈裟ではないな」です。

ま、そむりえ亭ではワインは料理のお供ですから、一度お試し頂きたいと思います。


と言っても、今日19日は「テッラダリージ ワインメーカーズディナー」の為、貸切です。

お申込みも皆さまは19時前にご到着頂ければ幸いです。

ドイツのピノノワール。

明日以降にお試しください‼‼


          樋口誠


デキャンタ

2017年10月18日 01時49分29秒 | サービス
ソムリエ協会では現在の例会として「デキャンタージュとアエラシオン(エアレーション)」をテーマに全支部共通で開催しています。


一昨日は大阪でありました。

私は行きませんでしたが、開催場所が私の前職場である日航ホテルでしたから、終了後そむりえ亭まで何人かの聴講者がお越しでした。


素晴らしいセミナーだったようですが、2時間内で実技とテイスティングを兼ねながら、デキャンタのすべてを語るのは無理があります。

(デキャンタと一言で書くと「それはエアレーションと言ったほうが良い」「いやカラファージュだ」と言われるかもしれませんが、今回は「デキャンタ」で統一させてください)


で、その聴講者の方から聞いた話をもとに「触れていないだろう部分」を少々補足したいと思います。


1:デキャンタする時の向き
 
  澱を取り除く古めのワインの場合、デキャンタは傾けて筋のようにワインを流す。これによって過剰な酸化は避けられる。

  若いワインのエアレーションの場合、ボトルを立てたほうがデキャンタ内を薄い膜のように広がって酸化させやすい。
  (傾けていても可能ですが、慣れが必要です)

2:温度の上下にも使える

  しっかり上げたい、下げたい時は立て、そうでない時はは傾ける。
   (1と同じ原理)

3:底の広いデキャンタは早く開かせたい時に有用。

  ただし、最後の方は薄い膜のように瓶底に広がっているので酸化も温度も想定以上になりやすい。

4:白こそデキャンタに向いている。

  白は赤よりも「崩れる要素」が少なく、酸も強いことが多いので酸化負けを起こしにくく、むしろまろやかさを得やすい。

5:瓶詰直ぐ、しかも日本到着直ぐの赤ワインはデキャンタすると亜硫酸が「暴れる」と言われ硫黄臭くなりやすい。

  せめて半年以上は待ちたい。どうしても飲みたい場合はグラス一杯分位を前日にテイスティングし、軽く蓋をし自然に酸化を待つ。
  (コルクを開けただけでは表面積が小さすぎます)

6:デキャンタから話して落下させるようにデキャンタすることがある。(私も若い頃、やってました)

  それにより「早く開く」ことはなく(線のように細く落ちるので表面積は限られる)、むしろ温度上昇には効果的。

7:ワインセラーの温度次第でデキャンタの目的や方法が変わる。(上記2で解決)

8:デキャンタの首は細いほうが便利。

  1や2の「広げる」目的が達成しやすい。つまり細い首から胴体部に落ちるときに広がる。

  口から首にかけて広いデキャンタは「ストン」と下に流れるので酸化や温度を目的としない場合によい。

9:古いワインで酸化を避けたいワインでも大人数で一杯ずつしか当たらない場合は、デキャンタする。

  それにより「同じ状態」で注ぎ分けることが出来る。


まだ他にもあるかもしれません。

ま、ふと思いついた事なので、これくらいで御容赦を・・・・


あ、講師の皆様、出しゃばってごめんなさい(汗)


             樋口誠
 
  

BTC

2017年10月17日 00時56分29秒 | ワインの事
ということで昨日は福岡。


そこで行われた行事の一つが協会初めての試みとなる「ブラインドテイスティングコンクール」

略して「BTC」(笑)


私は一部だけ関わり、その後は別の催しの係をしていましたので結末までは見れなかったのですが・・・


ソムリエ資格者、エキスパート資格者の壁なく、或いは専門的な記述等はなく観衆も楽しんで見ることのできるコンクールでした。



さぞかし「バッシバシ当てる」んだろうな、と素人さんは思われるんでしょうが、そうは行きません。

知れば知るほど、選択肢が増えて間違えるのが「ブラインド」


しかし、その解答に至る過程を想像するに皆さんの実力を垣間見ることが出来ます。


こういうことは実は若い人こそ強く、歳とともに衰えていくものです。

身体を使って=目、鼻、口、喉を使ってする技術ですからスポーツマンと同じ部分もある訳です。



今後も行われる予定ですので、会員の皆様は一度チャレンジしてみてください。



あ、大事なことは「酔っぱらうとダメ」ということかなあ、と思っています。


            樋口誠

福岡で:……

2017年10月16日 01時50分17秒 | スケジュール
今日16日は福岡でソムリエ協会の行事に行って参ります。

会議二本、セミナー、賛助の皆様との懇談、名誉ソムリエの就任式、最後は九州を挙げての懇親会。
そして何と言っても初めての開催となる「ブラインドテイスティングコンクール」
これまでの「ソムリエコンクール」や「ワインエキスパートコンクール」と違い仕事の垣根なくブラインドテイスティングにチャレンジする大会です。

やったことがある人はわかると思いますが、なかなか手強い=当たらなくても当然の会。

私は日帰りですので時間の許す限り、お役に立てるように頑張ります。

明日17日、明後日18日はお席に余裕があり、その次の19日はワインメーカーズディナーで貸し切りです。

どうぞ宜しくお願いいたします🎵

樋口誠

年末年始の予定について

2017年10月15日 02時18分42秒 | スケジュール
そろそろ年末年始の問い合わせが来はじめています。


申し訳ありませんが、実はクリスマス、正月三が日、或いはその周辺の休みも正確に決まっていません。

クリスマスに関しては今年が23日24日が土曜日曜と絶好の日取り故、むしろ難しいかな?などと思っています。


ということで今月末までには決定したいと思いますので、ご容赦くださいまし。

ですので、その時期(12月20日~12月25日)と正月(大晦日と三が日プラスアルファ)辺りのお問い合わせは10月末以降にお願いしたいと思います。


勝手を申しますが宜しくお願いいたします‼


           樋口誠