ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

腑に落ちる形容

2017年10月11日 01時51分37秒 | ワインの事
ワインに限らず、モノには形容詞が付き物です。


男前なら「かっちょええ」とか「シュッとした」とか・・・

でかい奴なら「山のような」とか「象みたい」とか・・・

別嬪さんには「バラのような」とか「おにんぎょさんみたい」とか・・・・


ま、人それぞれで形容も違うのでしょうが、それがないと「程度」が判りにくいかもしれません。


さてワインの世界は形容詞のオンパレードです。


それは他の飲み物や食べ物に対して莫大な種類があるのですから「仕訳」の為に必要だったんですね。


しかも、今のご時世では「プロ用」と「日常用」が交錯していますので難しくなっているかもしれません。


しかし、どの分野も専門用語と言われていたものが「いつのまにか」一般化しているという事もある訳で・・・・




さて、最近気に入っている、というか「ストンと腑に落ちる」言葉を知りました。


ZESTY(ゼスティ)

あるオーストラリアのワインのラベルに書かれていた表現です。

つまり「柑橘の皮の爽やかな風味」というような意味です。

和の世界では柚子をおろし金で擦って刷毛で料理にはたくようにかけるアレなど・・・

或いはマティーニの仕上げにピールを「サッと絞る」なども・・・


ソーヴィニヨンブランやリースリングで柑橘の皮の風味を感じるときに「それなりの」表現=形容をしていましたが

「ゼスティ」は私的には「ストン」です。

「いやあ、英語は判りにくいやろ」と叱られるかもしれませんが、これからは多用しそうです。


っていうか、既にあった言葉なんでしょうが、何故か頭に入っていなかったんですね(汗)

いや私の英語力がないだけかもしれませんね(笑)


爽やかでフレッシュな柑橘のような香り=ゼスティ

まるで貴女のようですね‼‼‼

なんて言ってみたいですね・・・・・・


           樋口誠