ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

「3パーセントもない」そうです。

2018年12月11日 00時28分30秒 | ちょっと休憩
昨晩、岡山での協会行事を終え帰宅すると「クローズアップ現代」の放送中でした。


滅多に見ない番組ですが、今回のテーマは「終末医療」に関わるもの。

まさに今の私の置かれる状況ですので、じっくりと見入りました。


そこで出てきたデータが「家族で【自身の終末の措置をどうしたいか】の意思確認や話をしているか?」のアンケートの結果。

60パーセント近くの家族が「全くしていない」で

充分していると答えた家族が2.7パーセント。

3パーセントもないのです。


では私は母と話したか?というと「軽く話した」程度です。

母曰く・・・・

「延命はするな」

「お前たちに迷惑はかけたくない」


なのですが、実はそれだけでは本当の終末が近づくと役に立ちません。

番組で取り上げられていた旦那様が死に瀕している奥様は「延命はしない」で話をしていたそうですが、「いざという時は救急車を呼んでしまった」とジレンマに襲われたのだそうです。

そりゃそうです。

本当に難しい話です。


ちなみに私は独身ですから、いざという時に医者に何と伝えればいいのでしょう?

いや、意識があれば伝えられますが認知症にでもなれば、自分では判断できませんね。


「随分先の話」と思っていれば、策は講じられません。

ボチボチと周囲の人を困らせないような支度が必要なのかもしれません。


            樋口誠