改めて・・・感心しています。

飲食店は3年持てばラッキー、とか

野球でプロになったからって喰っていけるのは一握り、とか



同じように本もミリオンセラーなんて夢の世界で、多くの人は数千部も売れないそうです。

私の知っている人達の出版でも、やはり、です。


先月9日に出た竹内香奈子さんの「男のためのハズさないワイン術」は、その例を打ち破って一か月で10,000部に到達しそうです。

	男のためのハズさないワイン術 (フォレスト2545新書)
	竹内香奈子
	フォレスト出版

私のところにも少し置いておりましたが「あっという間」に無くなって追加しています。


そむりえ亭は彼女の勤務先と近いという事もあり、共通のお客様がいたり「あ、あの店行ったことがある」「良いワインを勧めて貰った」という人もいらっしゃるので当然のことかもしれません。

また価格や装丁も影響するのでしょう。

しかし、何より真面目な人が真面目に書いた、という事だろうと思います。

会社からの指令もあるでしょうが複数のSNSで様々な情報を発信していますので、どういう人かはご存知の方も多いと思います。

「高額に走らない」

「普段の食べ物と合わせる実践的実験を真面目にやっている」

「味わい以外の楽しみのポイントを収集している」

などなど、かなりの勉強家なのですね。


今回の本は「難しいワインの知識でなく、ええカッコしないほうがええカッコやで」的なことでワインが普及すればいいと教えてくれます。

特に男性は「他人に聞けない」とか「自分でやらねば」という気持ちが強く「知ったかぶり」になりがち。

それを修正してくれる本です。


そむりえ亭にももう少しの間は置いておきますし、ポチッとしたりして「まずは手に取って」みてください。

あ、「俺は大丈夫」って方ほど読んだほうが良いような気がしますよ。



　　　　　　　　　　　樋口誠