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ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

「お客様が・・・・」という言葉

2015年06月28日 23時00分08秒 | サービス
「お客様が話しかけて来られるので、その場を離れられない」
「お客様がゆっくりされているので次の料理がお出しできない」
「お客様が望まれたのでそうした」
「お客様が帰られないので閉店できない」
「お客様が・・・・・・」


これだけを読んでいると「お客様本位の良いサービス」かも知れません。


しかし、そうでしょうか?


お客様はこう思っているかもしれません。

「従業員が話しかけてくるから、料理が食べられない」
「お蔭で商談が出来ない」
「時間制限があるのに~~~! 食べるのが遅い相手先にそれとなく知らせてくれたらいいのに・・・」
「何を食べていいんか判らないから、取り敢えず言ったけど、意図と違うなあ・・・。ちゃんと勧めて欲しい」
「従業員が教えてくれないから終電に遅れた」
「接待してるから相手先には言えないのに、気が利かないなあ・・・」

つまり、私達の仕事では日常的に「お客様のせい」が簡単に行われています。

しかし・・・

話を聞きながら次の作業に移ることはお客様にとって嫌な事では無いはずで
「お口に合いませんでしたか?」とか
「そろそろお肉が焼きあがりそうです」とかの言葉で「あっ、食べるの忘れてた!!」「連れを待たせちゃった」
となるはずですし
「今伺ったご注文は肉系が多いですが魚介はお苦手ですか?」と聞いてあげれば、後で「うわ、肉ばっかり頼んでた」と後悔しなくて済みます。
「お客様はどちらからお越しですか?」とお声掛けすれば終電の事に気が及ぶわけです。


「お客様が・・・」というのは簡単ですし、「気が利いているつもり」になります。


しかし、本質は「なるべく全員の幸せ」を演出しないといけません。


ま、しゃべり過ぎる私が言うのもなんですが、その辺は気を付けたいですし、結果的にお客様に大きな損害(終電を逃す、バランスの悪いオーダーに終わる、etc)を与えないことが大切ですね。


              樋口誠

幹事さん的な・・・・・・

2015年06月28日 02時51分03秒 | ちょっと休憩
昔から、と言っても高校生くらい位からのことですが・・・・


なにか人と人を繋げて楽しいこと、役に立つことを画策したり、司会的な事をしたりするのが大好きでした。


そう言えば亡くなった父もそういう仕事でした。


生徒会の仕事が大好きで、社会人になってからは慰安旅行の「しおり」や「歌集」を頼まれてもいなのに作ったり・・・・


或いは宴会の時に役に立ちそうな「グッズ」をカバン一杯に詰めてたり・・・・


性分なんですね。


7月19日に予定してる「チャリティコラボディナー」も、そういうハートが疼いています。



昨晩は実は45分ほど早めに店を閉めました。

坂本君と鹿子木君には親しくしている店の5周年に向かわせ、私は上記のコラボディナーの「ネタ」の仕込みと打ち合わせに出掛けました。

やるからには「無条件で楽しい」「気が付いたら笑ってた」「お腹いっぱいでワインも楽しんだ」と三拍子そろって完成させたい訳です。

私一人ではとても出来ませんが、そんな「幹事さん好き」な仲間がいると話が早いんです。




な~~~んて書くと来られる予定の方々には過剰な期待を抱かせそうですね(汗)


しかし、期待してください!!!


周到な用意に至るまで「コチョコチョと」仕込むのが「幹事さん好き」の楽しみなんです。


ああ、待ち遠しい(笑)・・・・・・・・



          樋口誠