お客様には申し訳ない話ですが、昨日の「スポッツウッドワインメーカーズディナー」は私にとっては感慨深いものでした。
話をして頂いたレイ.カフマンさんと通訳をして頂いた奥様恵美子カフマンさんが古いお付き合いのなつかしい方々だったというのもあります。
しかし、なんと言ってもナパのワインと言えば私の若い頃の象徴のような地域で「フランス一辺倒」な時代に風穴を開けた地域。
有難いことにその頃に沢山ナパのワインを触ったお蔭で昨日の話も「スポンジに沁みる水」のように聞いていました。
それ以外にも「フランスを中心にした古い諸国の改革」も並行して感じているから判る部分もあるんだな、と妙な関心をしていました。
何処のワインが素晴らしいと決めつけられるわけではありません。
しかし昨日レイ.カフマンさんが言っていました。
「ナパのカベルネはボルドーには成れない。」
まさにそれを自覚して前に進むのが今後の各国の進む道。
日本のワインも既にそういう舵を切っていますね。
ちなみに白ワインにシャルドネでなくソーヴィニヨンブランを選択して育ているのも最近の方向性かもしれません。
あ、スポッツウッドのカベルネ2011年のアルコールは13.9度。
難しい年だった、と現地人は言います。
が、私には望ましい印象でした。
樋口誠
話をして頂いたレイ.カフマンさんと通訳をして頂いた奥様恵美子カフマンさんが古いお付き合いのなつかしい方々だったというのもあります。
しかし、なんと言ってもナパのワインと言えば私の若い頃の象徴のような地域で「フランス一辺倒」な時代に風穴を開けた地域。
有難いことにその頃に沢山ナパのワインを触ったお蔭で昨日の話も「スポンジに沁みる水」のように聞いていました。
それ以外にも「フランスを中心にした古い諸国の改革」も並行して感じているから判る部分もあるんだな、と妙な関心をしていました。
何処のワインが素晴らしいと決めつけられるわけではありません。
しかし昨日レイ.カフマンさんが言っていました。
「ナパのカベルネはボルドーには成れない。」
まさにそれを自覚して前に進むのが今後の各国の進む道。
日本のワインも既にそういう舵を切っていますね。
ちなみに白ワインにシャルドネでなくソーヴィニヨンブランを選択して育ているのも最近の方向性かもしれません。
あ、スポッツウッドのカベルネ2011年のアルコールは13.9度。
難しい年だった、と現地人は言います。
が、私には望ましい印象でした。
樋口誠