小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

花子とアン、何だかんだで見ています

2014-04-08 09:37:40 | Weblog
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新しくはじまった朝ドラ、「花子とアン」。

冒頭が東京大空襲にはじまり、美輪明宏さんのねっとりしたナレーションではじまったため、積極的には見ない決心をしました。
ただ、その後チラ見していたら、思ったより造作は良いので、先週後半からはほぼ欠かさず見ています。

ただ、これはホメ言葉でもケナし言葉でもないのですが、新番組なのに、ぱっと見が再放送みたいだよね。

最近はBSで以前の朝ドラの再放送をいつも放映してるのですが、それとの区別がつかないのです。つまり、今回のドラマは先の「ごちそうさん」同様、それほど朝ドラの王道を踏襲してるとも言えるかもしれません。

これは「純と愛」の失敗からきた反省でありましょうか。また、元気と明るさの押し売りみたいなドラマを見るよりは、貧しさから身を興すドラマの定番、王道はある意味好ましいと言えるかもしれません。



そうです。遠くないその昔、日本は貧しい国だったのですね。

戦後しばらくに生を受けた私の世代は「今の子は幸せだ」「食べ物がある」と、祖父母に言われて(親は言わなかった)育った年代ですが、それでも今に比べると豊かではありませんでした。

先日、美術をやりたいという友だちのお嬢さんを家にお招きしたのですが、その時、初期のワープロが、数1000字でフリーズするといった話をしたら、そんな時代があったんだという反応でありました。

私も子どもの自分、親の時代にテレビがなかったとか、ラジオの初期だったとかいう話を聞いて、そのことを思い出しました。

子どもの頃は遠い昔の話だろうと思っていた過去が、この年になると、実はそんなに昔のことじゃないのを実感します。

ドラマを見ながら、祖母が言った「今の子はウナギが食べられて幸せだ」「今の子はお寿司が食べられて幸せだ」と言った言葉を思い出します。

でも、私が子どもの時分は寿司は超高級食。
お若いみなさん。昔の寿司屋は、食べた数を勘定しないで、客を見て値段を決めていたって知ってますか?

だから女性同伴で行くと高くなるとか、一見さんは高くつくとか。
寿司屋に行くと、みんなドキドキして勘定を見たとか言われていたのです。それが明朗会計になったのは回転寿司の台頭くらいかなあ。

どなたかハッキリ覚えている方はご教示のほど。

写真は赤羽の老舗居酒屋まるます家です。
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愛甲修子さんの「治す」花見質問会

2014-04-07 09:25:14 | Weblog
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タイトルには「花見質問会」と書きましたが、別に花見だけしたわけじゃありません。花風社さん主催の講演会のあと、場所が大倉山だったから、近所の大倉山公園を散策しながら花見をしたというわけです。
(もちろん、ノン・アルコールね)。

例によってアスペルガーなどの障害を抱える当事者や、家族の方たちが中心でしたが、今回印象的だったのは、障害を抱えるご本人の出席と質問が多かったことでしょうか(そう見えただけかもしれませんが)。

質問の内容についてはプライベートなことなので、今回はあえて書きません。

別の機会に形を変えて記すかもしれませんが、ともかくも自閉症、アスペルガーなどの障害を持つ当事者本人が、交通機関の乗ってわざわざこういう会に出て、質問をすること自体が大きな第一歩です。

(一例としてアスペを抱える人の中には、耳がすべての音を拾ってしまい、電車に乗ればパニックを起こす人もいます)。

花風社さんの本はあえて「治る」という言葉を使っています。

自閉症というのは「治らない」ことになっていて、もちろん生まれつき備わった自閉脳自体を取り除くことはできません。

しかし、その中で症状や自閉症独特の思考回路を改善し、社会の中で生きていくようにすることは、藤家寛子さんやニキさんの例を見ても可能なことです。

藤家さんの例を見れば、10年前は1時間のミーティングにも疲労して、花風社の床に寝転がっていたのが(ちなみに室内は絨毯敷きですが)、今ではドラッグストアのスタッフとして後輩を指導する立場にいます。

こうした社会参加ができることは、「治った」という言葉を使って差し支えないでしょう。ある程度不自由なところが残るのは、定型発達者も一緒ですからね。

こうした人たちに愛甲さんが提案していることのひとつが、体の改善です。

簡単に言えば、体力をつけたり、体の歪みを治すなどバランスを整えること。
肉体は心の入れ物であり、脳もまた肉体の一部に過ぎません。

脳を含めた体全部を入れて心が形成されるのですね。

藤家さんが劇的に変化した理由はいくつもありますが、一言で言えば、1日8時間労働を5日こなす体力がついたことにつきましょうか。

そんな話をしながら、会の後半はコンディショニング講座の栗本啓司さんが参加。

愛甲さんの質問会終了後、そうした当時者に体のバランスを整える方法を伝授してくれました。実践してるうちにも、当人の顔が見る見る明るくなってくるのがわかります。



講演終了後は近くの大倉山公園でお花見。
講演会参加者、ほぼ全員がお花見にも参加です。

ソメイヨシノは終わりを迎えていましたが、そうでない山桜の種類が満開を迎えてきれいでした。
大倉山公園は12年ぶり。写真はその梅園ですが、桜も数多く植えられています。昔、この辺りに住んでいましたので、また懐かしくもありました。

「日本人でいて良かった」

桜を見ながら、みなそう口々に言う様子は講演会の客筋の良さを物語っていました。
加えて言うと、参加者のみなさまはどんなつまらない私のダジャレに笑ってくれる良い方ばかりだものね~(そこかよって・・・違います!)

40分あまりの散策のあと、大倉山駅に戻って解散。
いや~、いつもながらの良い会合でした♪ みなさま、またお会いいたしましょう!
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栗本さんのコンディショニング講座 ~ ピラティスで湯当たりの理由が氷解

2014-04-05 11:56:42 | Weblog
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前回は「栗本さんのコンディショニング高座」と書きましたが、今回は「講座」に派変えました。

というのも、今回は花風社あ@花さん主催ですが、栗本さんと愛甲さん、私の4人によるブレインストーミング(brainstorming、数人が集まって知恵を出し合うこと。三人寄れば文殊の知恵)でしたから、高座ではなく講座かな(どっちでもいいけど)。

先日のコンディショニング講座、今後もきちんと続けていくなら、プログラムの構造とインデックスの整理が必要ということで、先日と同じ和室の会場で行われました。
30畳ほどの畳の部屋で4人、与えられた空間は広く、さまざまな動きを検証できました。



その結果、体の動きやくせ、こわばりというのは、心と同一に重なっているということが再認識できました。

印象的だったのは、トラウマとは体が覚えているということでした。
この「体が覚えている」というのは比喩的な話でも何でもなく、肉体のある部位がトラウマの原因をそのまま記憶しているという意味です。

先日、ブログにも書いた「ピラティスで湯当たり」の理由も説明がつきました。

↑ 冒頭の図をご覧ください。



図に描いてある通り、私は左肩に脱臼癖があります。

高校3年の時、巴投げをかけられまいと腕をついてかわしたのがきっかけですが、キチンと治さなかったので、クセになってしまいました。

その後、外れない体の動きがわかってきたので、柔道の稽古で外れたことはないのですが、日常の生活で危険な角度で腕不用意に腕を上げると、脱臼することがあります。

痛風ほどでありませんが、脱臼も痛いもの。時に骨折より痛いのです。

栗本さん曰く。

「おお、こうやって見ていても、右と左で角度が違いますね。
 何より、顔は紅潮して緊張しています」

なるほど、体が痛みを記憶してるんですね。

そう思った瞬間、その日大丈夫だった花粉だったのに、なぜか鼻が詰まりはじめたではありませんか!

いかんいかん!

即座にポーズを止めましたが、ピラティスで湯当たりしたわけではなく、トラウマに触れるポーズをしたから、体が緊張して反応してしまったようです。

明日は大倉山でまた花風社の講座。
引き続きレポートいたしますので、お楽しみに!
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エッ、日本に鎖国はなかった!?  浮世絵で読み解く江戸時代 ~66年ぶりに公開、歌麿「深川の雪」~

2014-04-04 06:53:15 | Weblog
エッ、日本に鎖国はなかった!?
浮世絵で読み解く江戸時代
~66年ぶりに公開、歌麿「深川の雪」~


本日は久々にトカナ記事からの転載です。

今までは、西洋絵画中心に記事を描いていましたが、今回は歌麿。
幻の浮世絵として話題になっていた「深川の雪」が、いよいよ4月6日から箱根の岡田美術館で公開されます。

岡田美術館のオーナーがパチンコ王だというのが気になりますが、コレクションはなかなかのものとのこと。混雑は必至ですが、一度この目で見たいと思っています。



↓ トカナ過去の記事はこちらです。

レンブラント作品、作者は本人ではなかった!
17世紀の“ゴーストペインティング”問題とは?

芸術に“品格”は必要ですか?
カラヴァッジョ ~愛と男と激情の人生~

日本アート界にはびこる権力闘争、不正審査!

画家ジョット・ディ・ボントーネが見た”あの星”の謎

死体をモデルにして描かれたキリスト像~ホルバイン恐怖の絵

こんなの私じゃない! 名画をいらないと言ったわがまま娘たち
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「おにぎりせんべい」を知ってますか?

2014-04-02 10:23:00 | Weblog
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そう言って、Facebookに投稿したところ、スレッドが大変なことになりました。

「ええええーーーーおにぎりせんべいって知らない人いるんだぁ~ビックリ。関西では日常のおやつですよお~ 」

「私は芝居を観る直前にお腹が鳴らないように・・・の必須アイテム^^ ミニサイズもありますよー」

「これは全国区だと思ってましたが・・・東の認知度は低い様ですね」

「おにぎりせんべい。懐かしいです。阪神大震災後、電気も水道もない中で、しばらく主食でした。近くの店で売っていたおにぎりせんべいを大量に買って、水と一緒に食べていました。おにぎりせんべいの袋を見ると、思い出します」

「ビックリですよね。私の場合、金ちゃんラーメン、瓶のりの「アラ!」だったり、
後、日清食品の出前一丁のCMにカープの選手が出ているのは、全国区だと思ってたり、広島から出なきゃよかったと思う事がいっぱいあります」

「お菓子カバヤというこれまた姫路のお菓子屋さんが、森永、明治製菓と同じくらいの規模だと思っていたりする。あとかばやのジューシーも調べてみて」

なんか、関西の人を中心に珍しい動物でも見るような米ばかりですが、「おにぎりせんべい」はもちろん、金ちゃんラーメン、瓶のりの「アラ!」、「かばやのジューシー」も知りませんでした。

いちおうネットでチェックしたけど、かばやのジューシーは今年で50年になるのね。

お菓子のメーカーって、森永や明治製菓みたいな大きいところは別にして、首都圏以外のところで頑張ってるところが多いようで、どうやらそのテリトリーも色々なようです。

最近、知った551蓬莱の豚まんはハマりましたね。
先日も取り寄せて食べました。

おにぎりせんべいも、最初はこんなもんかと思って食べましたが、意外に後を引くお味でした。

みなさま、なにかそんな食べ物があったら教えてくださいましな♪
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ピラティスで湯当たり?

2014-04-01 10:36:54 | Weblog
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昨日はジムでピラティスのレッスンに参加。年齢と共ににヨガとかピラティスのように(別物ですが)体を弛緩させるプログラムは実にありがたくなってくるので、時間が合えばなるべく出ることにしています。

ところが、昨日は体を伸ばしてるレッスン最中に、今年は比較的おさまっていた花粉症が突然、猛威をふるいはじめました。

腕の上げ下ろし、脚の上げ下ろしをしている最中に、なぜかいきなり鼻水と涙がブワブワこみ上げてきてびっくり。ヨガなどでは、逆に鼻の通りが良くなったりするのですが、なぜか45分のレッスンの間に鼻水がいくらでも出てきます。

挙げ句の果ては・・・

「ぶへーくしょい! ぶべーくしょい!」

ついでに「コノヤロー」と言いそうになる大きなくしゃみをしたところ、顔じゅうとんでもないことに。

あわててハナを拭きましたが、レッスンを受けてる方は女性も多いこともあって、あまりブインブイン鼻を擤むのも恥ずかしい(ダジャレは平気で言うくせに)。みんな仰向けや腹這いになっているのですが、それでもお聞き苦しい音声、申し訳ございませんでした。

中途半端なハナの擤み方は、ますますくしゃみの連鎖を呼び、いやはや大変な45分間を過ごすことになりました。



それにしても、ピラティスの最中に花粉の症状が出てきたのは、たまたまか、それとも何か理由があったのか?

自分の体のことながら、理由はわかりませんが、たぶん湯当たりみたいなものでないかと思います。温泉でも比較的強い湯というのは、最初に入った時には体の弱い部分が先ず反応するような・・・

温泉の場合、それを何度か入っていくうちに、弱い部分が治癒されていくのですが、この場合どうなんでしょう。

ピラティスは従軍看護師がはじめたリハビリからはじまったそうで、最近よく言われる体幹、コアをトレーニングするものです。たぶん、これで何度も続ければ花粉症は緩和される??(でも、インストラクターの方は昨日で最後。ピラティスも終了です(涙)。

ま、私の花粉と関係あるかないかなんて、どうでも良いことですが、あのゆっくりした動きから鼻水が出てきたことは、自分の感覚として間違いありません。

これはやはりピラティスで湯当たりしたものか?

ちなみに今はほぼ鼻水はおさまっています。でも、昨日今日はけっこう飛んでますよね。
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