漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

重力ピエロ

2010年11月16日 | 読書録

「重力ピエロ」 伊坂幸太郎著
新潮文庫 新潮社刊

 を読む。

 初めから犯人は分かっているので、犯人探しのミステリーを期待して読むと肩透かしを食らうかもしれないが、語り口がうまいので、最後まで一気に読んでしまう。最後は自殺をするのかな、と思わせておいて、後味の悪くないエンディングを迎えるのは、以前に読んだ「ゴールデンスランバー」なんかも同じで、僕は結構好き。

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