漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

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2010年11月05日 | 消え行くもの
 
 僕がウィリアム・ホープ・ホジスンのファンサイトとしてもう十年近く前に作ったホームページが、インフォシークのホームページのサービス終了とともに閉鎖となった。それで、今利用しているプロバイダーのホームページサービスに移転作業を行っているのだが、そもそも最初にホームページを開設した当時は、そのときのプロバイダーはDIONだったのだが、容量が本当に少なくて、仕方なく50Mの無料のホームページサービス(hoopsだった)を申し込み、二つのサービスに渡ってサイトを運営していたのだった。そのうち、hoopsがgooに、それからinfoseek、楽天へと引き継がれて変っていったのだが、とうとうそのまま置いておくわけには行かなくなってしまった。当時のままのツギハギ状態を放置していたため、移転するといっても、そう簡単にはゆかない。リンクがあっちこっちに散らかっていて、何がなんだかよく分からないことになってしまっている部分もある。そのせいで、移転するのにも時間がかかる。最近は放置していたし、いっそ閉鎖してしまおうかとも思ったが、ひとつのものに特化したホームページは不完全なものとはいっても残しておいたほうがいいだろうと思うので、面倒だと思いながら随分久々にタグやスタイルシートをいじりつつ、少しづつやり直している。一応「seaside junk foods」のトップページからはリンクを貼っているが、まだ工事中である。
 サービスの終了について、infoseek側は時代の流れだと説明しているが、たしかにそれは感じることで、今ではほとんどみんなホームページなど作らずにブログでサイトを運営しているし、最近ではそれがtwitterに移ってきている。べつにそれはそれでいいのだろうが、色々と調べるときに、ほんとうにわかり易いのはやはりホームページだとも思う。ブログは、自分でもこうして日常的に更新していて、扱いやすいのだが、「知りたいこと」があるときに検索してたどり着いたのがブログだと、独特の使いにくさを感じることが多いのは確かだからだ。まあ、作るのは本当に面倒なんだけれども。

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2 コメント

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Unknown (玉青)
2010-11-06 17:37:51
本来、機能差であるはずのものが、時代差とくくられると違和感がありますね。

私事ながら「天文古玩」なんかは、内容からするとホームページ的なものでしょうけれど、それを無理やりブログの体裁に押し込んでいるので、過去の情報を利用しにくいことこの上ないです。当然ツイッターには全く移行できません。何事も適材適所。

牛丼とスイーツと焼酎、みんなあって初めて豊かな食だと思うんですが(本当?)、世間の風潮は、つまみもなしに焼酎ばかりあおっているような…。

長文でひとりごちてしまい、すみません。最近思っていることが、記事に触発されて思わずあふれました。

移行作業、大変でしょうけれども、頑張ってください。それだけの価値のある苦労だと思います。
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玉青さんへ (shigeyuki)
2010-11-06 22:59:25
ありがとうございます。そう言っていただけると、やる甲斐があります。

適材適所というのは、本当にいろんな場面で感じることです。例えば、玉青さんのブログでも書いておられましたが、電子書籍のことにしてもそうですね。全部電子化で皆が満足なんてことがあるはずはありませんよね。

ブログを始めたのは、ホームページで旅行の記事なんかをちょっと書いたりしていたときに、「でもこんなの書いてもすぐに情報は古くなるんだから、あんまり意味ないよなあ」と感じていたときにブログというものが登場して、ああこれならまさにちょうどいいと思ったのがきっかけでした。進行形の記事に向いていると。でも、まとめの為の記事なら、ブログでは次々に過去に追いやられていってしまうので、これは向いていないともずっと思っていました。なので、ホームページを捨てる気持ちにはなれませんでした。

今自分がいろいろな活動をやっているなら、きっとよりリアルタイムなtwitterをやるのでしょうけれど、今の自分にはtwitterをやる必然性がないので、そちらに手をだすことは今のところないでしょうね。
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