つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

思うように

2011-03-28 | Weblog
長く道義をわきまえ生きて、
ある日、不思議なことに出会う。
正しいことと正しくないこととの区別がつかなくなった人達に出くわしたとき、
そこは一面曇り空で暗かった。人々は迷走していて、いつも悩み迷っていた。彼らが何かをしようとすれば、
その行いを拒むように辛く雨が降った。
一事一事において暗雲たちこむのである。
正しくないことが正しいことと堂々として行うが、行いながらも後ろめたく、なぜそう思うのかも辛い。
何事か行うにおいて不遇になるのである。なぜなら、間違っていることをしている為をわからない
いつもいつも迷い悩む人達は間違ってしまい、その間違いは、自分を損得に入れてしまう明らか。
ついにいつも損をした。
そんな人達の間にあって
道徳を為して生きている人を見る。誰彼の好き嫌いを行わず、来るものに対して精一杯つくす。
器量を分けることも無く、その人のためを見抜いて接する。我が身の損得を抜くために迷うことが無く、
不測の事態も福に転じて、まさかもすべて福のまさかとなっていた。
ある日、雨が降った。道義をわきまえた人のところだけ雨は避けた。
行くところ進むところ雨は止んで、その人の行いを助けた。不思議となった。
思うように!
コメント
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