つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

人間だもの

2011-03-15 | Weblog
とにもかくにも自分だけは安全でありたいと思うのが人である。
人というのはかくもそういうものだと知りながらも、そういうものではないという
人を求める。
人という姿と名を持つのなら、利己的であってはならない。
人間だものというのは、機械的確実さに非情を認める揺らぎの無さを嫌った言葉、
温かみのある癒しの言葉、正義の言葉である。
自分のために生きてこそ人の真実、だからこそ、利他に励んでその真実が守られることを、
浅はかながら知らないものである。

弱っている人の足許を見て私利を図れば、何をしても共倒れ。
利欲をなくして事に当たれば、初めて未来は開かれていく。
なりふり構わず手をつくして好まれて、そして、
人間だものと誇って言える。
人間だものは、謙虚であって頼もしい、そういう意味の言葉で遣う。
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