38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春の嵐、超大型の台風並み。

2012年04月03日 | 農と暮らしの日記
写真はこれくらいのソフトなので勘弁してください。
野菜そのものの被害は今夜20時現在でとりあえずなし。だけれど畑のトンネルやら寒冷紗やらはかなり痛手を受けた。ま、そんな写真を載せてもしょうがないし。

昨夜のうちに今日の大風はわかっていた。
ネットの記事に、1950年代に大きな被害を出したメイストームと同じタイプというのがあってこれは大変と思いつつ寝て、今朝起きたらまだ雨が降っていなかったからこれ幸いと、畑を見回ってあちこち手当てをした。

台風なら「超大型」に相当するという。
気象庁の数値で、当地・西条では夕方16時台に最大瞬間風速29.2mとか。



そんなわけで風対策の作業がほぼ終日。
野菜セットがひと月ぶりに昨日ようやく再開したところだから出荷作業もあり、その合い間にトンネルをかけ直したり、あきらめてこの写真のように風下側にすっかり下ろしてしまったり、寒冷紗や不織布をかけ直したり、こちらもやはりすっかり取り除いて持ち帰ったり。

朝一番で見に行った畑では不織布がひと畝ぶん消滅していた。
抑えの金具は残っているのに。とりあえず他の畝のトンネルを直したり作業したあとに、いったいどこに飛んでしまったのか探していたら、風下50mほど離れた道路の歩道の柱にひっかかっているのが見つかった。トンネルの支柱(ダンポール)も何本かなくなっていて、それも20m、30m離れたところに飛んで落ちていた。

明日の朝は一転して冷え込む予報。
最低気温6℃というから、雨のあとのこの強風なら大寒は2、3℃くらいかもしれない。トンネルを掛け直せなかったところはかなりの寒さのダメージを受けそうだ。ズッキーニのホットキャップも飛びかけていたから、どこかに飛んで迷惑をかけてはいけないから外して回収した。白菜もトンネルのかけ直しが難しい状況だったから不織布のみで明朝を迎える。



火曜、猛烈な風で県内全域は暴風警報。最高気温は20℃近くまで上がった。

午前:8時台に市街スーパー出荷。
戻ってセット荷造り。早々に畑に出て風の対応、上記の通り。

配達は薫が新居浜方面へ。
渚は暴風警報でバレーボールの部活動が休みになり、真ともども配達に同行。

午後:宅配便や来訪のお客さんのセット仕上げ。
それと並行して追加の収穫がてら畑の風対策。風がどんどん強くなり、さっき万全にしたと思っていたトンネルや不織布が簡単に飛んでしまっている。それでも傷の浅いうちにまた元に戻しておかないと、あとでゼロからやり直そうとしても無理なので、何度手間になろうとやるしかない。

17時半頃とりあえず帰宅。
19時頃から晩ごはん。渚がグラタンを作ってくれた。風は相変わらず強い。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、大根、里芋、葉つき新玉葱、小松菜、蕪まびき菜、菜の花。
セットによって、サラダからし菜。
コメント
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