38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

低気圧去り、強風落ち着く。

2012年04月04日 | 農と暮らしの日記
いちばん早いじゃが芋、品種はキタアカリ。
今日また少し中耕と土寄せをして、引き続いてトンネルを被せて。この時期にこの生育状況、しかも草がこんなふうに処理できているじゃが芋を見ると心安らぐ。まだ植えていない種芋もあるから油断はできないけれど、この春作のじゃが芋は例年よりも手がかからずにある程度の収穫を見通せる感じ。なんだか意味曖昧な表現ですが、とにかく、野菜がいろいろ畑にあるなかで、そのうちひと種類についてでも、「あー、この畑のこれはなんとか手がかからずにまあまあ採れそう、かも?」というのを畑からの帰り際に見てから軽トラに載ってライト点けてエンジンかけると、ちょっと心穏やかに帰宅できる。



水曜、セット出荷のない曜日。晴れ時々曇り。
記録的な“列島縦断”強風は一段落したけれど、思ったよりもまだ強く終日吹き荒れる。

朝:8時台に市街に出てスーパー出荷。
午前:あちこちの畑でトンネルや寒冷紗などの掛け直し、同時に気温が上がるので裾上げなども。机しごとも少し。水やりなど温室管理も少し。

午後:あちこちの畑でのトンネル、寒冷紗の掛け直し。
薫も畑に来てくれて協同作業で。2人いれば30分で終わることが、ひとりだと1時間では終わらない、というか全然できない、ということが多々ある。とくにこんな、プーさんがふくろうさんちに飛び込んでしまっても不思議でないような強風の日には。

夕方:明日出荷分の収穫を少し。
朝スーパーに持っていく葉ものと、日中に仕上げるセットのうち鮮度の心配の少ない根菜類、今日は人参、大根を。19時前に帰宅して野菜の収納、道具類の片付け。

夜:19時半から、市街の図書館でゆうき生協の地区会運営委員会。
4/29(日祝)に出店する産業文化フェスティバルの打ち合わせ、21時半まで。図書館で返して借りて、10時過ぎに帰宅。



昨日の強風はこの季節にしては記録的だったようだ。
うちの場合は露地栽培だから、風で飛ばされるのもこの季節ならせいぜいトンネルとか寒冷紗とかで(夏場はゴーヤーの支柱が倒れたり茄子、ピーマンが傾いたりするけれど)、被害は軽く済んでいると思う。温室などを使う施設栽培の農業には影響が出ているようす。コスト&ベネフィットとかいうけれど、「自然」というものを日々感じていれば、ハイリスク・ハイリターン的なものを望む心情は生まれにくいんじゃないかと思う。どうだろ、なかなか一般化しにくいテーマですね。
コメント
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