38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ほぼ終日、机しごと。

2008年11月16日 | 農と暮らしの日記
体菜(たいさい)と呼ばれる葉もの。
自分が小さいころ、こういうのをよく食べていたような気がするが、野菜の名前がわかるようになってからは、スーパーなどでも「小松菜」のほうが普通に売られている。ところが、野菜セットで小松菜を入れると、よく「小松菜はどうやって食べるのか」と聞かれる。こちらが思っているよりも小松菜は一般的ではないのかもしれない。とすると、体菜のタイプの葉ものはいまも家庭菜園で小松菜よりも多く作られているのだろうか。

そんなことを思い、今年は体菜を昨年より増やしてみた。
それでもやはり畑のメインは小松菜で、たぶん野菜セットには月1回入るかどうか。タァサイと同じように、「珍しい野菜」の扱いになりそう。写真のものはすでに丈が小松菜より大きい30cm級だけれど、実はまだ「間引き菜」で、仕上がりは1株1kgくらいにまで大きくするらしい。



日曜、昨夜からの雨は朝にほぼあがった。日中くもり、ごく弱い小雨あり。
朝:7時頃から収穫、朝ごはん、市街スーパー出荷、買い物。
午前中:臨時の野菜セット出荷。以降は午後も机しごと。
夕方:西条市長選挙の投票に行ってから、その足で明日出荷する人参の収穫。
夜:引き続き机しごとで日付が変わる。
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終日、さつま芋掘り。

2008年11月15日 | 農と暮らしの日記
紫芋(さつま芋)をすべて掘りきった。
昨年とは違う品種で、それは「色より味」を重視した選定。といっても紫芋だから紅東や金時のような甘さはやはりなく、主にスイートポテト、茶巾しぼり、タルトなどのお菓子用。芋の天ぷらをするときに紫のもちょっと揚げると彩りがよく、まあまあおいしい。今年も昨年に続いて「ゆうき生協」を通して県内のみなさんにお届けする予定。18日からの注文票に入ります、よろしくお願いします!



雨予報の出ていた土曜日、しかし朝から晴れ。
朝:6時に市街スーパーに出荷。
午前:7時からは地域の飯盛会の行事で、さつま芋オーナーの芋掘りの手伝い。こちらは金時。つる切り、マルチはがし、堀り上げの手伝い。薫は昼食用のおにぎりを作ってから、公民館で天ぷら、味噌汁の準備。
午後:今度はうちの芋掘り。先に同じ畑でレタスの定植を少し。そのうち、ご近所のお客さんKさん親子とおなじみSさん一家が援農に来てくれて、畑に残っている紫芋すべて(約70mぶん)を掘り上げ。小さめだけれど形はまずまず。何本かを組み合わせて「1kg入り」をセットするのにもちょうどいいサイズだ。子どもたち計5人もよく働いてくれた(うちの2人は数に入ってない。困ったものだ)、ありがとう。残るは金時1列のみ。来週中には掘ってしまわないと。

夜、芋掘りの打ち上げ。
お客さんを招いて食べ、飲むのは久しぶりだ。新米のおにぎりに、小松菜のおひたし、人参ピクルス、葱餅、ふかし芋、大根の煮物、水菜スパゲティなど、いつもながらの“植物性”の食卓に、ビールと日本酒、差し入れの泡盛。ああ、極楽。



夜遅く、雨が降り始める。
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週末は、また雨?

2008年11月14日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の“サブ”的な畑。
といっても秋冬野菜はこちらも“メイン”の小学校横の畑と同じくらいの作付け面積になっているかもしれない。写真は、手前から水菜、ロメインレタスと玉レタス、チンゲン菜など、大根、蕪、またレタス類、その先は発芽し始めたほうれん草と小松菜、レタス類と春キャベツ、そしていちばん奥のもしゃもしゃした葉は、まだ残っているさつま芋。

この畑は東西(写真の左右)が約40mある。
小松菜やほうれん草など定番の野菜はめいっぱい4条播きで1列または2,3列を作付けるとたっぷりとれて便利。一方で、チンゲン菜や水菜など、毎週セットに入れなくてもいいという野菜は半分の20mにしたり、2条ずつにして1列を4種類の野菜で使ったりしている。



週末に雨の予報が出ている金曜。
朝:6時半から机しごと少々、朝ごはん。
午前:7時半から収穫、野菜セットづくり、市内配達、種の買い物など。
午後:小松菜と蕪を少し播く。雨予報を前にさつま芋掘り少し。上記の畑を三角ホーでサクサク中耕・除草、日の入り後に明朝出荷ぶんの収穫。
夜:晩ごはんのあと、明朝出荷の荷造り。21時すぎ終了。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン(または万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらし)、オクラ、葉つき小蕪、小さめの大根、サンチュ(赤と緑)、小松菜、壬生菜、水菜、まびき菜各種(蕪、白菜など)、などから。
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野菜セット、ますます秋色。

2008年11月13日 | 農と暮らしの日記
ようやくブログが「今日」に追いつきました!



今日の野菜セットの材料。
朝に収穫したもので、このほか昨夕とってきてある人参と、在庫のさつま芋が入る。写真左上のキャリーが体菜まびき菜と白菜まびき菜、以下時計まわりに、蕪の最初のまびき菜とピーマン、小松菜、葉つき小蕪、右下がサンチュ(赤・緑)とグリーンリーフ、葉を落とす中蕪、そして左下が小さめの葉つき大根。

茄子はそろそろ終わり。
実はなっているけれど皮が固く、灰汁が出るらしい。オクラも昨年より長くとれているが大きくはならず、終期が近い。万願寺とうがらしとピーマンはまだ霜が降りるころ(11月下旬)まではいけそう。空芯菜はとれるけれど冬の葉ものが出てきたらもう「お呼びではない」感じ。秋どりのいんげんは収量が少なく、思い出したようにセットに入るかも。

今日のセットは以下のようなお客さん。
毎週3~4軒相乗りの関西宅配便、隔週2軒相乗り関西宅配便、隔週の市街配達、月1回の大盛り関東宅配便、前金で何回か頃合いを見てお届けする関東宅配便。野菜セットもいろいろある。



ようやく晴れが続きだした木曜。
朝:6時半から机しごと、朝ごはん。
午前:7時半から収穫、出荷荷造り、市街出荷と配達、種の買い物。セット仕上げ。
午後:トラクタ耕耘、畝立て、空豆その他の播種、明朝の人参収穫、日没で18時前あがり。
夕方:渚がバレーなので机しごと(真は昼寝してバレー休み)、20時前から晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、ピーマン、菜なし中蕪または葉つき小蕪、小さめの大根、辛味大根、サンチュ(赤と緑)、グリーンリーフ、小松菜、まびき菜各種(体菜、白菜など)、などから。
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小松菜、最盛期。

2008年11月12日 | 農と暮らしの日記
出荷中の小松菜。
3本くらいで200g1束ができ、丈が30cmを超えるものもあって「市販の小松菜」からすると明らかに大きくなりすぎている。けれど、大きいからといってとくに固いとか大味だということはないように思われる。いま、写真の青いキャリーいっぱい収穫すると約5kgになる(写真は2kgほどか)。この量をとるのに畑では4条播きしてある列(畝)を1~1.2mほど刈り進む。とすると計算上は1列25mほどで100~120kg収穫できるわけだが、実際は……。

ま、とれるのだろう。
それより大事な計算は、たとえば1日に2キャリー約10kg出荷すると、10日で1列がなくなる。ということは1か月ぶんとして25m×3列を用意しておかなければいけない。……が、いまの畑には収穫適期の小松菜がそれほどない。次の作は仕上がりがもう少し先になりそう。この辺りの計算が毎年、出荷量の増加を読んで作付けるのだけれど、なかなかぴったりは合わない。

けれど、そこは野菜セットの強み。
小松菜が不足気味になったら余裕のある他の野菜を多めに入れて調製するということができる。そんな事情でお客さんの献立が左右されているというのも申し訳ないような、でも、なんだか「つながっている」のをちょっと実感できるような。



野菜セットのない水曜。
朝:6時半から机しごと、ごはんのあと市街出荷。
午前:田んぼの稲木の片付け。軽トラぬかるみにはまり、たまたま通りかかって車を降りてきた同級生Kくんのお父さんに助けを求めて脱出。
午後:人参まびきと除草の続き。Tさん来訪、まんばの苗を少し持っていっていただく。渚と人参収穫、18時あがり。
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自家用野菜も、順調。

2008年11月11日 | 農と暮らしの日記
わけぎがすくすく育っている。
野菜セットのお客さんに種の球をいただいたもので、とりあえず今期は自家用プラスアルファくらいのつもりで。うまく育ちそうなら殖やしていきたいところ。



セットの多い火曜日。
朝6時半から収穫、ごはん。
午前:セット荷造り、新居浜方面の配達、13時もどり。
午後:9月播きの人参のまびきと除草。明朝出荷ぶんの野菜の一部収穫。18時前あがり。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン(または万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらし)、葉つき小蕪、まびき大根、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(体菜など)、などから。
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大根、そろそろ。

2008年11月10日 | 農と暮らしの日記
9月半ばに播いた大根が収穫の時期を迎えている。
毎年この時期の大根は虫害を避けるために寒冷紗をトンネル掛けしており、虫についてはそれなりの効果が出ているようだが、草の管理はかえって手間がかかることになって後手後手にまわる。そのせいもあるのだろう、生育があまりよくなく、長さはそこそこでも太さが6~7cmと細めでのしあがり。もう土の上にどんどん首を出してきているので、これ以上おいておくよりいまが食べどきと考え、今週後半には野菜セットに入れ始めるつもり。ちょうど、ずっと「大根まびき菜」で出していた畑のまびきが終わるので、切り替えで。こちらが終わる頃、そのまびき終了のほうが立派な「大根」になっていれば成功。



大根の値段は難しい。
大根まびき菜は最初の小さいものは1000円/kgで出し、2本を1本にした「まびき大根」は400円、そして仕上がりの大根は葉つきの目方で150円/kg。上の写真くらいのだとまだ軽くて1kgほどだと思うので、おそらく1本150円か、大きめでも200円にはならないはず。

実は「150円/kg」は今年値上げした価格。
昨年までは120円/kg。いずれにしても葉つきの重量だけれど、厳冬期、葉がほとんど食べられない状態になったものは葉を落としてセットに入れることがある。それでもkg単価は変えないので、大根の部分に価値があって葉は「おまけ」という感じで捉えると、葉なしの大根は「お得」な値段になる。これはお客さんそれぞれの受け止め方だと思うのだけれど、単純に「kg単価」というのもちょっと……という気持ちになるのが、そんな、大根の黄色っぽい葉を落としてはかりに載せるときだ。



また一週間の始まり。月曜、くもり。
朝6時半から収穫、朝ごはん、収穫、午前中にセットづくり~市街・小松方面に配達。スーパー地産地消コーナーも好調、ほぼ完売。
野菜が豊富になってきたので、久しぶりに小松のデイサービス「池さん」にも納品。変集長の力作新聞と大ちゃん作の「増刊」のいずれも最新版をゲット。
午後:早めに人参収穫してあがり。土日フル回転だったので少し休む感じで机しごと。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン、葉つき小蕪または中蕪、まびき大根、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(水菜、壬生菜など)、などから。
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産業祭、二日目。

2008年11月09日 | 農と暮らしの日記
この冬の人参が、ようやく「人参」として入り始めている。
7月末に播いたものは発芽が揃わず、8月上旬に播いたものが連日の水やりの末にやっとこさ発芽したのが、これ。10月には「人参まびき菜」あるいは「まびき人参」として入っていたものが、いまは1本100~120gくらい。例年より「人参」としての出荷開始は遅くなってしまった。このあと、9月上旬に2度、別々の畑に播いてあり、そちらはおそらく年を越してからの出荷になる。



日曜の今日も、昨日に続いて西条市産業祭で石焼き芋。
朝4時半起床、今日も渚を連れて5時半過ぎに家を出、6時にスーパー地産地消コーナー出荷。焼き芋を包む新聞紙が足りないとのことだったので、新聞販売店に寄ってみる。店の前で電話をかけると、配達中だったらしい店の方が「すぐ戻るけん、待っとって」。忙しい朝の配達時、しかも今朝は雨模様でなおさら大変ななか、「ピカピカの古新聞」を分けてくださった。ありがとうございました!

加茂川河川敷の臨時駐車場に軽トラを停め、土手を越えて西条農業高へ。
すでに市のHさんが豆炭の火おこしを進めている。
9時販売開始、今日は市内で東予米まつりもあり、要員が少ないが、みなフル回転で焼いては売り、売っては焼いての一日。午前中まだ雨が降ったりやんだり。

昼ごはんは、渚と一緒にちらし寿司とコロッケ。
その他、焼いている最中には差し入れで、鶏唐揚げ、瀬戸焼(大判焼き寸のお好み焼き)、焼き豚、Tさんのトマト、米食推進の胡麻塩おにぎり、それから試しに芋と一緒に並べてみた「焼き玉子」?(意外といい感じに火が通っておいしかったです)など、非日常の食に溺れる。

16時終了、片付け。
ドラム缶など道具一式をお借りした倉庫に返して帰宅。本当はこのあとに打ち上げがあったのだが、明朝出荷の準備などがあり、欠席させていただく。本来ならちゃんと顔を出して、事前の段取りから大道具・小道具、要員の手配など奔走くださった事務局(市、県)のみなさんと大いに飲んで食べて(まだ食べる)感謝の姿勢?を示すべきところだし、まあとにかく飲んで食べる場を断ること自体が残念だし、なのだが、やむをえず。
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雨の産業祭、石焼き芋。

2008年11月08日 | 農と暮らしの日記
県立西条農業高等学校で行われている西条市産業祭。
今年で51回目だそうで、子どものころ、僕も父に連れられて毎年のように行っていた。そこでの「石焼き芋」参加も就農初年度から連続3回目。

今年のさつま芋は良品ぞろい。
雨が少なかったためか、それとも他に好条件があったのか、大きくなりすぎて使えないような芋がほとんどなく、焼き芋として1本100円前後で販売するのにちょうどいいサイズの芋がそろっている。



朝4時半起きで、久しぶりのフジグラン出荷。
渚もこれに同行して、さらに産業祭の準備に6時過ぎ合流。豆炭をおこし、ドラム缶の石焼き窯を熱していく。渚は豆炭を追加したり、営業開始後は焼き上がった芋を店頭の窯に運んだり、ぼんやりと休んだり。途中、小中学校の作品展の教室をのぞいたり。ありがたいことに、真の絵画(虫取り)と渚の図工の作品(夢の水族館)も選ばれて並んでいる。

昼ごはんはバザーのうどん。
午後からもどんどん焼く。あいにくの雨天だが、お客さんは多く、用意していた芋の半分は初日で焼いてしまった。明日残りが売れればいいのだが、初日よりは客足が落ちるのが常だそうで、ま、多少は残ってもしょうがない。

16時閉店、片付け撤収。
戻って明朝出荷ぶんの野菜の収穫。
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壬生菜と、水菜。

2008年11月07日 | 農と暮らしの日記
左が壬生菜、右が水菜。
まびき出荷しながら、最後は大株にして収穫しようという畑だが、まびきしたものも2~3株で1束100~200円くらいになるので、冬野菜本番まであとまだ少しという今頃の野菜セットには貴重な彩りとなる。壬生菜は若いうちは他の葉ものと同じく煮炊きやおひたしなどに便利で、水菜はサラダにも使える。大きくなるとどちらも鍋ものによく、壬生菜は他に漬け物に使われるようだが、うちではあまり漬け物向けとはうたっておらず、もっぱら毎日の台所で使ってもらうつもりの野菜たち。



金曜。昨日の夜に雨が降り、また明日からも雨の予報。
朝、6時半から収穫。野菜セットは薫に任せる。
午前中、明日からの西条市産業祭の準備。焼き芋のドラム缶の搬出、設置など。
午後、高校の同級生で飯岡に実家がある友人Kくん一家来訪。
夕方、自給米の籾摺り。近所の農家さんで毎年お世話になっている。今日は真、渚も手伝い。仕上がりは10袋プラス、あまりよくないらしいのが3袋、コゴメ約2袋。……。やはり収量アップを本格的に考えなければならないかもしれない。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン、オクラ、小蕪、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(大根、壬生菜など)、などから。
※蕪がピンポン球サイズも混じるようになってきたので、「蕪まびき菜」から葉つきの「まびき小蕪」になり、単価が600円から400円に。
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稲藁、搬出。

2008年11月06日 | 農と暮らしの日記
赤蕪の現在。
赤蕪は普通の白い蕪と違って煮炊きにはあまり使わないらしく、うちでも赤は白よりかなり少ない作付けにしている。また、葉も少しかためのような気がするのでまびき菜の出荷は考えず、最初から粗植え気味に薄く種を播き、大きくなるまでのんびりと育てている。いまがようやくピンポン球くらい。テニスボールくらいには大きくしてから出荷する予定。主に浅漬けなどに美味。



木曜、日中は晴天。
朝6時半から収穫、午前中は出荷作業、昼までレタス類と春キャベツの植え付け。
午後、稲藁の搬出。軽トラ2杯を運び出し、ビニルシートで保管。日没まで冬野菜あれこれの定植少し。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(大根、蕪、人参、壬生菜など)、などから。
※サンチュ(かきチシャ)初出荷でセットにもレタス類が入り始める。
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自給米、脱穀。

2008年11月05日 | 農と暮らしの日記
いよいよ水稲の脱穀開始。
秋祭りの頃に稲刈りと稲木掛けが終わり、それから約3週間、そろそろ脱穀の時期、という頃に毎年、小学校の餅米の脱穀がある。これは地域の健全育成に関する組織などがお世話をされて育苗の籾播きから田植え、稲刈りを経て行われる高学年の米づくりの学習で、このときに使う動力式の脱穀機をうちは就農した一昨年も昨年もお借りし、そして今年もまたお借りすることになった次第。

写真はうちの田んぼの脱穀が途中まで終わった状態。
脱穀済みの稲藁が左のほうに見えており、これから脱穀するのが稲木に掛かっている。作業は今日の午前中で終了。やはり機械は速い。



野菜セットのない水曜日。
朝から脱穀。昼までに終了。籾袋で約20袋あり。
午後、脱穀機の掃除。冬の畑のためのトラクタ耕耘あちこち。
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冬野菜、あれこれ。

2008年11月04日 | 農と暮らしの日記
寒さが極まったころにおいしくなるタアサイ。
おとといの畑の見学で除草をしてもらったところ。冬野菜のなかでもこの濃緑色は独特で、料理法としては「チンゲン菜の応用」と考えればいろいろと試すことができる。あれこれの炒めもの、スープなど。味はチンゲン菜に近いけれど、姿がなんともいえずおもしろい。タアサイの「タア」はたたきつぶした、というような意味の中国語だそうで、そのとおりに、麺棒か何かで地面にたたきつけて延ばしたような感じ。写真ではまだ起きあがっているけれど、これからどんどん地面にはいつくばるように広がっていく。



3連休明けの火曜日。
朝6時半から収穫、午前中は野菜セット荷造り、新居浜方面に配達。
そのまま新居浜のイオンとユニクロで買い物。ヤマト宅急便センターに持ち込み。
午後、小学校の脱穀をちょっとだけ手伝い。そのまま脱穀機をうちの田んぼにお借りする。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋(紫芋あり)、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、オクラ、小松菜、まびき菜各種(大根、蕪、壬生菜など)、などから。
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東京から、西条再訪。

2008年11月03日 | 農と暮らしの日記
今日のお昼ごはんの一品のサラダ。
このあいだのマルブンさんのサラダ同様、市内の生産者が栽培した大根やトマト、レタスなど、まさに「西条サラダ」である。

場所は、市内喜多川の観音堂。
通称「お観音さん」で、夏の花火大会と「四国一の大ふじ」で有名なお寺である。こんな場所でなぜお昼ごはんかというと、5月に東京からうちの畑など西条市内の農家見学の旅に来てくれた小学生と保護者のグループから、何人かが西条を再訪してくださり、その帰り際のお昼ごはんに、前回の訪問先だった何軒かの農家もお招きいただいた次第。

食事の用意は観音堂地元の青年農業者Yくん中心に。
Yくんはブログにも何度か出てきている僕の高校の同級生で、たまたま僕より何年か前にUターンで就農、うちと同じように露地を中心に多品目の野菜を栽培している“先輩農家”。食前にはその圃場の見学もあり、またまたいろいろと勉強になった。メインのメニューはカレーで、こちらには藤田家族の人参も入り、にぎやかな昼食となった。トマト各種はこちらも就農前に見学させていただいたTさんの作品。



3連休の月曜、文化の日。
朝6時から収穫、セットづくり、小松方面出荷。
午前中、そのまま上記の観音堂へ。昼食、解散後、ほど近い僕の実家へ。西条まつりの様子を撮影したテレビ番組を観てから市内配達、買い物など。
戻って、冬野菜の植え付け少し、日没終了。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋(紫芋あり)、茄子、万願寺とうがらし、小松菜、まびき菜各種(大根、蕪、はくさい菜、水菜など)、などから。
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セットのお客さん、畑の見学。

2008年11月02日 | 農と暮らしの日記
ほうれん草の畑の現在。
晩夏に最初に播いた畑は発芽が揃わないうちに草に負け、ほとんど収穫できなかった。ほうれん草は小松菜などアブラナ科の葉ものと違って虫の害が少ないので、比較的つくりやすい秋冬野菜という思いこみがあったが、よくよく考えてみると、やはり暑さの残る時期に播く作型は毎年うまくいっていないし、肥料不足で小さいのしかとれない畑もわりと多い。

写真では、ほうれん草に何かが混じっている。
トマト、である。ほうれん草とトマトの混植。なんだかスパゲティにするとおいしそうな畑……。ではなくて、トマトは勝手に出てきたもの。この夏、ここがトマト畑だったからで、種が落ちたのだろう。残念ながらトマトは寒さに弱いので、ほうれん草畑に赤い実がなって……という風景は見られないはず。だけどなんだか雑草のようには抜き取りたくもない気分。



3連休の中日、日曜。
朝いちばんで収穫してきて、8時すぎから小学校のリサイクル活動。
薫は「環境委員」、僕は「1年生の保護者」ということで出動。渚はバレーボールの応援で大洲まで行っている。

リサイクルは古新聞と段ボールの回収。
各地区から軽トラや自家用車で運ばれてくるものを業者の巨大なコンテナみたいなのにどんどん放り込んでいく作業。中に入って作業するので、うっかりすると自分の足が新聞紙で埋まって脱出できなくなる。昼に終了。

午後、畑の見学あり。
たまたま2グループで、いずれも野菜セットのお客さんで子どもたちも多数。タアサイの草取り(写真左上にちょっと見えている濃緑色の葉)など簡単な援農もしてもらいながら、あれこれ話をうかがう。
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