38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

晩秋の、野菜セット。

2008年11月28日 | 農と暮らしの日記
本日の野菜セット、その一例。
10月下旬の野菜セットと比べると、夏の名残が完全に消え、冬の色が濃くなっているのがわかる。

写真は「大セット(通常1,800円前後)より多め」のお客さんで、今日は2,030円。
左下、秋じゃが0.62kg・250円、さつま芋0.4kg・200円、人参0.65kg・320円。
右下、大根0.9kg・130円、中蕪(白と赤)計1.2kg・480円。
真ん中の細長いのが壬生菜0.18kg・140円、上段は葉もので、左から、大根まびき菜0.25kg・150円、小さめの小松菜0.3kg180円、赤サンチュ約10枚0.07kg・80円、リーフレタス1株0.13kg・100円。

大根と蕪は、なるべく葉や茎など緑色の可食部を残すようにしている。
昨日までは「葉つき」だったが、葉がだいぶん傷んできたので、今日からは葉の先のほうを切り落として茎を多く残すやり方に変えた。

今日の通常の大セットは、じゃが芋や人参などが上のセットより少なめ。
セットによっては、壬生菜の代わりに水菜が入っているなど、畑の都合その他により多少の違いがある。同じ日に大セットがいくつかあっても、目方を全く同じにはできないので、基本的にはセットごとに各野菜の価格を積み上げて総額を計算する。

根菜類はほぼ毎日、同じ内容。
一方、葉ものは日によって、またはセットによって変化がある。いまは小松菜がほぼ毎回入っていて、その他に、水菜、壬生菜、体菜、白菜菜などから1~2品加わる。レタス類は玉レタスやロメインがまだないので、リーフかサンチュの片方または両方が入っている。里芋は不作のため出し惜しみ中。太葱もちょっと不足気味なので12月に入ってからと思っている。

そんな畑の事情、野菜セットの見込みを、季節の変わりめ(2か月おきくらい)に一覧にして、セットに添えるようにしている。
そうすれば、お客さんのほうでも、「あー、また今年もキャベツがないのかー。ま、しょうがない、お好み焼きのときはどこかで買おう」とか、「お、里芋は去年飽きるほど入ってきたけど今年はさつま芋が飽きるほど入るんだろうか……」とか、あらかじめ見通しを立てることができると思うので。本来はそんな気苦労をかけないように、「おー、これがそろそろ来ると思ってたんだよ!」というようなセットを次から次へと繰り出すのが理想なのだが。



雨は暗いうちにあがり、夜が明けて陽も射している金曜の朝。
6時半から出荷準備、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、追加の収穫、10時半から再び市街配達。帰りに図書館。
午後:茄子、ピーマンのサブの畑の片付け(紐を解いて支柱を抜き、束ねて持ち帰る)、トンネル掛けする予定のレタス類と蕪の畝に支柱だけ差し込む。
15時半戻り、早いけれど今日はこれであがり、机しごと。



何か月ぶりかの図書館。
薫が予約していた絵本が入ったのでその引き取りだったのだが、一歩中に入ると、それだけでは帰れない。で、5冊借りた。
あめんぼ通信の水田さんが11/21にブログで紹介していた、そがしんいち『がちんこ農業生活』のほか、岩崎政利・関戸勇『つくる、たべる、昔野菜』、大原悦子『フードバンクという挑戦』、村上春樹『走ることについて語るときに僕のかたること』、松本清張『点と線』。さて、問題はいつ読むか、だ。



<本日の野菜セット>は、上記のとおり。
コメント
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