38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

産業祭、二日目。

2008年11月09日 | 農と暮らしの日記
この冬の人参が、ようやく「人参」として入り始めている。
7月末に播いたものは発芽が揃わず、8月上旬に播いたものが連日の水やりの末にやっとこさ発芽したのが、これ。10月には「人参まびき菜」あるいは「まびき人参」として入っていたものが、いまは1本100~120gくらい。例年より「人参」としての出荷開始は遅くなってしまった。このあと、9月上旬に2度、別々の畑に播いてあり、そちらはおそらく年を越してからの出荷になる。



日曜の今日も、昨日に続いて西条市産業祭で石焼き芋。
朝4時半起床、今日も渚を連れて5時半過ぎに家を出、6時にスーパー地産地消コーナー出荷。焼き芋を包む新聞紙が足りないとのことだったので、新聞販売店に寄ってみる。店の前で電話をかけると、配達中だったらしい店の方が「すぐ戻るけん、待っとって」。忙しい朝の配達時、しかも今朝は雨模様でなおさら大変ななか、「ピカピカの古新聞」を分けてくださった。ありがとうございました!

加茂川河川敷の臨時駐車場に軽トラを停め、土手を越えて西条農業高へ。
すでに市のHさんが豆炭の火おこしを進めている。
9時販売開始、今日は市内で東予米まつりもあり、要員が少ないが、みなフル回転で焼いては売り、売っては焼いての一日。午前中まだ雨が降ったりやんだり。

昼ごはんは、渚と一緒にちらし寿司とコロッケ。
その他、焼いている最中には差し入れで、鶏唐揚げ、瀬戸焼(大判焼き寸のお好み焼き)、焼き豚、Tさんのトマト、米食推進の胡麻塩おにぎり、それから試しに芋と一緒に並べてみた「焼き玉子」?(意外といい感じに火が通っておいしかったです)など、非日常の食に溺れる。

16時終了、片付け。
ドラム缶など道具一式をお借りした倉庫に返して帰宅。本当はこのあとに打ち上げがあったのだが、明朝出荷の準備などがあり、欠席させていただく。本来ならちゃんと顔を出して、事前の段取りから大道具・小道具、要員の手配など奔走くださった事務局(市、県)のみなさんと大いに飲んで食べて(まだ食べる)感謝の姿勢?を示すべきところだし、まあとにかく飲んで食べる場を断ること自体が残念だし、なのだが、やむをえず。
コメント
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