38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大根、そろそろ。

2008年11月10日 | 農と暮らしの日記
9月半ばに播いた大根が収穫の時期を迎えている。
毎年この時期の大根は虫害を避けるために寒冷紗をトンネル掛けしており、虫についてはそれなりの効果が出ているようだが、草の管理はかえって手間がかかることになって後手後手にまわる。そのせいもあるのだろう、生育があまりよくなく、長さはそこそこでも太さが6~7cmと細めでのしあがり。もう土の上にどんどん首を出してきているので、これ以上おいておくよりいまが食べどきと考え、今週後半には野菜セットに入れ始めるつもり。ちょうど、ずっと「大根まびき菜」で出していた畑のまびきが終わるので、切り替えで。こちらが終わる頃、そのまびき終了のほうが立派な「大根」になっていれば成功。



大根の値段は難しい。
大根まびき菜は最初の小さいものは1000円/kgで出し、2本を1本にした「まびき大根」は400円、そして仕上がりの大根は葉つきの目方で150円/kg。上の写真くらいのだとまだ軽くて1kgほどだと思うので、おそらく1本150円か、大きめでも200円にはならないはず。

実は「150円/kg」は今年値上げした価格。
昨年までは120円/kg。いずれにしても葉つきの重量だけれど、厳冬期、葉がほとんど食べられない状態になったものは葉を落としてセットに入れることがある。それでもkg単価は変えないので、大根の部分に価値があって葉は「おまけ」という感じで捉えると、葉なしの大根は「お得」な値段になる。これはお客さんそれぞれの受け止め方だと思うのだけれど、単純に「kg単価」というのもちょっと……という気持ちになるのが、そんな、大根の黄色っぽい葉を落としてはかりに載せるときだ。



また一週間の始まり。月曜、くもり。
朝6時半から収穫、朝ごはん、収穫、午前中にセットづくり~市街・小松方面に配達。スーパー地産地消コーナーも好調、ほぼ完売。
野菜が豊富になってきたので、久しぶりに小松のデイサービス「池さん」にも納品。変集長の力作新聞と大ちゃん作の「増刊」のいずれも最新版をゲット。
午後:早めに人参収穫してあがり。土日フル回転だったので少し休む感じで机しごと。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン、葉つき小蕪または中蕪、まびき大根、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(水菜、壬生菜など)、などから。
コメント
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