38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ちろりん農園。

2007年01月09日 | 農と暮らしの日記
丹原(たんばら)町にある「ちろりん農園」を久しぶりに訪問。
ここの主、西川則孝さんには就農計画中からいろいろと話をうかがい、また僕の話を聞いていただいた。しかし実際に畑に立ち始めると時間がとれず、ほぼ一年ぶりの訪問と、ずいぶんごぶさたしてしまった。今日は丹原方面への納品ついでに立ち寄らせていただいた次第。

丹原町は西条市の西端に位置する。
合併前は周桑郡丹原町で、市内の東端にある飯岡地区のわが家との位置関係は、まさに西条市の西と東の端っこどうし。直線距離でも20km近く離れているのだが、さすがにクルマだと早い、30分ちょっとである。自転車で行き来したのが懐かしい。

写真はご自宅裏の傾斜地にある小さな畑。
ここには平飼いの鶏舎も建っていて、まさに山の中の農園という感じなのだが、少し離れたところには広々と整地された圃場もあり、うちとは比べ物にならないくらい多種多様な野菜やハーブなどを栽培されている。冬の畑やハウスの様子を見せていただき、大いに刺激を受けた。やらなきゃいけないことが山積みの僕に、さらに多くの課題がのしかかり、忙しい中にも出かけていけば収穫も多いことを今日も実感する結果となった。



今日もいつもと同じく、朝の出荷のあと、追加の収穫と荷造り。
午後に上記の納品と農園訪問、その足で市街地にも納品、その他の所用あれこれ、家に戻ってお茶を飲んで、日没まで明日出荷ぶんの収穫。それにしても、日暮れが遅くなった。クリスマス頃には5時を過ぎたら収穫も厳しかったのだけれど、いまでは、6時の晩ごはん(と、うちでは一応決まっている。子どもが眠くなるので)に間に合うようにしようと思うと、明るいうちに仕事を切り上げなければいけないくらい。季節の移ろいに、少し名残惜しさも感じる。

大根の大きいものが残り少なくなってきた。
ずらして播いた作のは十分に大きくなっておらず、この先の出荷がやや不安。白菜も同様に、4か所に作付けているうちの2か所がほぼ終了し、追いかけて成長している別の畑で比較的早めに締まってきているのを探して取り始めた。大根も白菜も、先口の畑では全体の2/3くらいを出荷できたか、どうか。あとはうまく育たず、そのまま畑で一生を全うしようとしている。

寒さが厳しくなる予報だった今週。
しかし、週間予報は日ごとに寒さが先延ばしになり、陽射しの暖かい日が続きそう。
コメント (2)
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