38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

里芋を、少し掘る。

2007年01月21日 | 農と暮らしの日記
里芋を1列ぶん掘る。
昨年のうちにほとんどは掘り上げ、順次出荷が終わっていて、今日掘ったぶんを除けばあと3列が残るだけ。今日掘ったのは「女早生」という品種。この季節も畑に残しておくためには、おそらく例年なら何らかの防寒を施さなければならないはず。けれど、今日掘ったものはまったく放ったらかしで(その手間がなかったので)大丈夫だった。就農1年めの藤田家族にとって暖冬で助かったことはたくさんあり、これもそのひとつ。



日曜朝の出荷はスーパーのみ。
午前中は久しぶりにトラクタに乗り、春作に向けてひとつの畑を荒起こし。ここは昨春じゃがいもを植えたところで、夏には収穫も終わっていたので、本来なら何らかの冬野菜を作付けているべき畑なのだけれど、収穫後にトラクタを入れる手間がとれず(それはそこが草だらけで、まずは草を片付けなければならなかったので))、のどかな冬の草っぱらになっていた。

午後、家族4人で上記の里芋掘り。
帰りに別の畑で明朝出荷ぶんの白菜と大根をとり、ついでにあれこれの野菜の様子をちょっと見まわっておく。まだお茶の時間だけれど今日はこれで畑仕事は上がりにし、戻って着替え、知事選挙の投票に出かける。会場は渚の通う小学校なので、歩いてすぐ。

晩ごはんは、お好み焼き。
さっき収穫ついでに畑でとってきたキャベツたっぷり、豚ばらと卵だけのシンプルなスタイル。キャベツはまだスーパーなどに出荷していないので、いわゆる「売れ残り」がなく、わざわざ収穫することになったけれど、当然ながらできのいいのをとるわけにはいかず、ちょっと病気っぽいのや小さいまま固く巻いてしまっているのを選んで。細かく刻んでしまえば味は同じ(じゃないかもしれないけど、十分おいしい)。

明日からまた新たな一週間が始まる。
1月も下旬となり、最も寒い季節のはずなのだが、週間予報の気温を見ても首をかしげるばかり。
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