38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

お日待ち、自治会総会。

2007年01月28日 | 農と暮らしの日記
年明けから収穫している9月末播きの大根。
ここには約500本あり、太くなってくる時期に冬に入ったためか、それ以前に播いたところに比べて生育のばらつきが目立つ。とはいえ、毎日の出荷量(あれこれの経路を通じて買ってもらえる量)から見れば、比較的太いの(1.5kg前後)を選んで収穫する余裕がある。……というのでは本当はいけないのだけど、幸いといえば幸い。



朝のスーパー出荷のあと、午前中は地域の行事。
たぶん回覧板が来ていたと思うけれどすっかり忘れていた、いわゆる「お日待ち」。実はこの行事についてはまったく知識がない。同じ市内の実家のある地域でも昔から行われているということで(日はこの辺りとは異なる。神社が違うからか)、子どもの頃に体験しているはずなのだが、記憶がない。言葉自体が新鮮。先日の「とうど祭り」(どんど焼き)もそうだが。

で、忘れていたので出荷に出ていて留守だった。
その間にうちにもまわってきて(どうやら地域の人たちが何やらをかついで来て、その下をくぐるとかなんとか?)、家族はしっかりと体験したようだ。

そのあと、自治会の総会だという。
それも忘れていた。たぶんこの日に合わせて毎年行われているのだろう。こちらは家に戻ってきてちょうど間に合ったので、集会所に走って(40秒ほど)座る。昨年度の決算と新年度の予算、祭礼関係、その他あれこれの議事が滞りなく進行し、それが終了したあと、たぶんこれもお日待ちの関連なのだろう、神社から神主さんが来て、お祓い。

そして、ここでようやく酒と料理が出て……。
という展開のようだったが、すでに正午を過ぎてしまっていて、他のわりと若い人たちはお札とお土産?のお菓子だけ受け取って帰っていったので、僕もそれに倣って辞去。内心では「昼から酒かぁ。午後しばらくクルマに乗れないけど、まあ今日は事務仕事をやらなきゃと思っていたから、ちょっとくらいいいかな」と思っていたのだが。戻って家族で昼食。

午後、予定通りの事務仕事。
納税関係を含めて、とにかく経営全般の情報の整理に手をつける。本当は雨の日とかにやりたいと思っていたのだけど、平日だと雨でも出荷があって時間がないし、ただでさえ雨が少ないので、「週末に雨」なんて巡り合わせは確率的にかなり低いし、たとえ「週末に雨」だとしてもその時間だけでは終わらないだろうし……というわいえで、子どもたちの遊ぶ傍らでこたつに入って、まるで日曜の午後のようだ。あ、日曜の午後だ。

夕方、明朝出荷ぶんの収穫に出る。
とりあえず人参、白菜、大根。人参は、ついでなので分量もはかって新聞紙に包むところまで仕上げておく。

晩ごはんはお好み焼き、その他。
今日のお好み焼きには、ついに白菜が入った。薫によると、キャベツをいつもの半量にして、そのぶんを白菜に代えたとのこと。水っぽくなるかと思ったけれど、以外とシャキシャキ感が残っていて、これはこれでおいしい。というか違和感がなさすぎ? たぶんソースとマヨネーズがあれば、なんでもお好み焼きになってしまう。つくづくお好み焼きとは妙な食べものであると思う。



予報では明朝未明に「湿雪」。
この表現はこの冬初めて見た。気温自体はさほど低くないようだけれど、野菜はどうなるのだろう、ちょっと心配。
コメント
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