38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

少しだけ、冬らしい一日。

2007年01月29日 | 農と暮らしの日記
今朝9時頃の畑のキャベツ。
ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、霜がおりて野菜も凍っている(先日の白菜も同じ感じ)。写真の段階では、葉ものはパリパリに凍っているわけではなく、蕪や大根は白い部分が煮たように透き通っている。陽が射してきてしばらくすると、解凍されて見た目は元通りになる。あまり強く凍っ
てしまうと(というのがどういうことか実体験としては理解してないのだけれど)、元通りにはならず、出荷もできないようになるらしい。この冬はいまのところまだ、それほどの寒い朝はない。



今朝は都合により、いつもより早く7時に家を出る。
スーパー、保育園とまわって8時前に帰宅。そのあとすぐでは上記のように畑が目覚めていないので、そのあいだ、昨日のうちにとってきておいた野菜の荷造りなどをして、9時頃から収穫に出たが、それでもまだ日陰になっているところは真っ白いままなので、とれる野菜だけとっていったん戻り、前半の荷造り。

10時頃にとり残しをとりに行く。
生協と個人の野菜セットをあわせて収穫、荷造り。午前中になんとか仕上げ、早昼のあと正午前に出発。

午後は、所用で今治へ。
帰りの電車で高校の同級生にばったり会う。このあいだの秋祭りで20年ぶりくらいにたまたま会って以来。西条から今治に電車通勤しているという。「クルマだったら、運転しよるあいだ何にもできんだろ」という彼は、耳はi-pod(たぶん)、目は分厚い本に落とし、朝に晩にと有意義な時間を過ごしているようだ。「ほうよ、ほうよ。僕も東京でサラリーマンしよったときは片道1時間、電車に乗っとったけん、よう本も読めたけど、いまは全然じゃ」。都会とは違って電車もせいぜい1時間に一本(特急ならその間にもあるけれど)なので、それなりに苦労はあるだろうが、本を読む(しかない)時間があるというのは羨ましい。本を抱えてトラクタに乗るってわけにもいかないし。



家に戻ると、家族は晩ごはんも終わっている。
さて、ひとりご飯の前に明日の伝票書きでも……と思って、ふと気づいた。明朝出する「サニーレタス1kg」の収穫を忘れている。慌てて懐中電灯を持ち、畑へ。幸い歩いて3分ほどの畑、ただ薄暗がりで大きさを厳密には見極めできないので、コンテナに軽く山盛り、念のために多めにとって、たぶんこれで1kgは確保。

今日はそれなりに冷えて、冬らしい陽気。
それでも平年に比べれば暖かいはずだ。明日の朝はどうだろう。空模様自体大きな崩れはない見通しのまま2月に入っていきそう。
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