38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

とうど祭り。

2007年01月14日 | 農と暮らしの日記
小学校前の田んぼで。
うちも注連飾りから蜜柑を外して持っていった。「どんど焼き」とか「とうど祭り」とか呼び名はいろいろとあるようだけれど、僕自身は生まれて初めて目にし、また、参加する行事。同じ市内だけれど、子どものころ同様の行事が地元であったという記憶がない。全国的に行われていることはテレビなどで見知ってはいたが、なんだか地域性のないおきまりの行事のように感じていた。祭りといえば「おみこし」みたいな。

神事のあと、小学生の代表が火を放つと一気に燃え上がった。
そして、骨組みにしてある青竹の爆ぜる音が雲一つない青空に響く。たちまち炭に変わっていく竹が煙突代わりとなり、その先端から白煙が勢いよく吹き出す。

……という様子を凝視している人は少ない。
人々はいつの間にか隣接するテントへと移り、その関心は「アツアツの炎」から「ぬくぬくのぜんざい」へと移っている(大勢に従い、僕も移りました)。



午前中はいつも通りの出荷、収穫。
午後、先日訪問した「ちろりん農園」の西川さんご夫妻が、今度はうちの畑を尋ねてくださる。畑の様子を見ていただき、あれこれの助言を受ける。本来なら人さまにお目にかけるような状況ではまったくないのだけれど、就農1年目も残りわずかとなり、恥をかくのもいまのうち、というわけである。

夕方、所用で街に出、戻って日没まで収穫。
明日までは好天、火曜から天気は崩れる予報。
コメント
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