38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風を前に、ひと仕事。

2006年09月15日 | 農と暮らしの日記
朝ごはんに、黒ごま。
今日、野菜セットに初めて入れたので、自分たちも再び味見。白いのは白ごまではなくて、黒ごまなのに白いのが混じっているようだ。ごまはほとんど放任でできたけれど、収穫してからが大変(なようだ、薫によると)。乾燥と選別だけで出荷しているので、フライパンで軽く煎って(2~3粒がパチパチとはぜるくらいまで)からお使いください。フライパンから出して冷まし、元の袋に入れて保存できます。セットにプラスしてのご注文も承ります(白・黒とも1袋50gで250円)。単品での注文もご相談ください(安く送る方法を調べます)。



昨日に続いて晴れ。
下旬までトラクタは無理だとあきらめていたので、本当にありがたい。午前中に野菜セットなどの収穫と出荷を終えて、午後から畑へ。トラクタで耕耘し(やや水分が多すぎるが)、管理機で畝立てし、夕方、種播き。大根、小松菜、パクチョイ、玉葱(苗づくり)など。日没までやって、なんとか終了。それにしても、この2日間の晴れ間は思いがけぬ僥倖だ。感謝感謝。

明日からの週末、台風13号が接近する。
現時点での予報によると、九州の西側をまわってくれる可能性がやや高そうだけれど、予報円には完全に入っているので、どうなるかは予断を許さない。明日は風が強くなる前に、畑でできることをできるかぎりやってしまいたい。
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思いがけぬ、晴天。

2006年09月14日 | 農と暮らしの日記
うちの玄関の土間に掛かる時計。
結婚祝いで友人からいただいたもの。というか、正しくは、選んだのは僕と薫で、それをお祝いということにしてもらった。珍しく12月に雪の積もった飛騨高山の骨董屋さんでこの時計と出会い、一度は吉祥寺、二度目は逗子のいずれも古い時計屋さんで修理してもらって、今日もカチコチと動いている。

夕方、ラジオを聴いていたら、秋川雅史くんが出ていた。
テノール歌手で、今日のラジオは川中美幸の番組「人・うた・心」(文化放送)のゲスト。最近は「千の風になって」というのを歌っているらしい。秋川くんは小中学校の同級生だけど、卒業以来、会ってない。顔は昔のままで、声はかなりたくましくなって、あの頃よりはなんか、がんばってる感じ。もちろん、いい意味で。



今朝は起きたら、晴れていた。
何日ぶりだろう。予報が外れて気温も上がる。午前中は出荷に費やし、午後から畑しごと。といっても、まだ機械は入れられないので、蕪や人参の除草、薩摩芋のつる返しの続き、など。明日もなんと晴れが続くらしい。9月は下旬まで畑に入れないかと思っていたので、これはかなりありがたい。播けるものは播き、さらに次に晴れたときのための畑の準備もできる限り進めておくつもり。次に晴れるのは、台風のあとだろう。今後の進路が気になる。
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間引き人参、二種。

2006年09月13日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットに入った間引き人参。
左は8月に播いた人参の一回目の間引き。まだ人参の部分が赤くなっておらず、ちょっと早いかもしれないけれど、この長雨が開けると人参どころではなくなるので、少しずつ前倒しで間引きを始めてみた。

右は7月に播いたほうの2回目(最終)の間引き。
これももう少し大きくなってからでもよさそうだけれど、同じ理由で早めの作業。こちらは葉がだいぶん固くなり始めているので、人参の部分だけ切ってお届けすることにした。いずれも、日ごとに大きくなっていくので、同じ状態で野菜セットに入ることはまずない。調理はちょっとめんどうかもしれませんが、年に一度のめぐり合わせということで、お楽しみいただければ幸いです。



今日もまた雨で夜が明ける。
収穫はあとまわしにして、朝食前にタアツァイの播種。本来は直播きがいいようだけれど、畑の準備が進まないので苗を作ることにする。

朝食後、収穫と荷造り。
オクラがついに収穫ストップ。このところ調子が悪かったのだが、今朝はまともなものが全然とれず。自家用に5本ほど持って帰る。いつものようにNHKラジオを聴きながら荷造り。昼前後、出荷を兼ねて薫と一緒に街へ出て、図書館、ホームセンターをまわって用事を済ませる。ホームセンターの店頭では、植え時を逃しかけて大きく葉を広げている白菜やキャベツの苗が、静かな雨に濡れている。

午後、じゃがいもの整理。
収穫時に選別して随時出荷していたものが少し減ってきたので、コンテナや置き場所を有効に使うためと、その後の腐りや傷みをチェックするために、すべての在庫を一度ひっくり返してみる。幸い傷みの進んでいるものはほとんどないが、まともに出荷できる大きさのものが予想より少なくなっていることがわかった(自家用には便利な”ミニミニ”ポテト、”穴あき”ポテトは山ほどある)。プラスに考えれば、在庫がはけて万々歳ということだけれど、「セットをつくる」という観点から考えると、この先、里芋、さつま芋へのつなぎが心許ない状況。

夕方、レタスの播種。
これまでに何度か播いてみたのだけれど、どうも「休眠を破るために冷やす」というのがうまくいかず、まともに育っている苗がないので、またまたのチャレンジ。時期的にはもうあとがないので、なんとかうまくいってほしい。

きのう少し乾きかけた畑も今日の雨で元の木阿弥。
週間予報にさえ、おひさまマークが見えない日が、まだまだ続く。
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人参、すくすく生育。

2006年09月12日 | 農と暮らしの日記
7月に播いた人参はいま、こんな感じ。
きのう一回目の間引きが終了し、人参の部分は長いもので約10cmになっている。左側の小さいのは8月に播いた列。こちらもそろそろ間引きを始めないといけない。



「藤田家族の食卓から」、
レシピ紹介を追加。しょうが、ごぼうを使った料理を新しく入れました。レシピを”だあーっ”と読むには、(←)左側の「Category」の一番下、「藤田家族の食卓から」をクリックしてください。レシピの一覧は上記の「藤田家族の食卓から(目次)」にあります。



今日も朝から小雨が降ったりやんだり。
野菜セットの収穫、荷造りをしてから、大根の間引きを開始。本葉が4~5枚になって、1か所に4粒播いたのがそろそろ込み合ってきた頃合いなので。寒冷紗のトンネルを張った畝も張れないままになっている畝も、同じように虫に食われている。なぜ?

家に戻って裏庭の苗場を見ると……。
なんと寒冷紗のトンネルの中にアゲハチョウが1羽。どこから入ったんだろう? というか、最初からいたのだろう。さなぎか何かの状態で、苗箱を載せる板かコンテナかにくっついていたと思われる。うまく脱出させてやったが、生まれてからしばらく羽ばたくことができずにいた蝶は、果たしてしっかりと飛ぶことができるのだろうか……というのをじっくり見届けるような余裕があるわけもなく、とっとと仕事に戻る。

午後いちばんは人参畑の除草。
人参そのものではなくて、畑のすみの畦畔際の草が伸びて一段高い隣の田んぼに種を落としそうになってきたので、緊急作業。田んぼの水をとめてから、蕪の間引きを少し。

お茶のあと、薩摩芋の除草。
7月に一度、つるを返しながら除草したのだが、収穫までこのまま草だらけにしておくのもちょっとはばかられるので、再度のつる返しを兼ねて。ちょっと試し掘りしてみると、芋ができてる、できてる。でもまだ小さい。この雨のあいだになんとか除草を終えられれば、収穫が楽しみ……ということになる。終わらなければ、気の重いまま月日が流れ……。

この長雨の前に播いた3回目の人参の発芽を確認。
上の写真の人参畑と違って草が格段に多いので、ここからはとくに早め早めの草対策をとらなければいけない。すでに人参より草のほうが一歩先んじている感もあり。救いはこの畑がひと目につく道路脇だということ。おのずと作業の優先順位は高くなる(まあ、それを念頭に、ここに播いたわけですが)。

今日一日、結果的には雨はぱらぱら程度。
明日もこんな感じなら、なんとか畑の準備を進められるかも、ただし、トラクタはこわいので、すでに耘(うな)ってあるところに管理機を入れて畝立てするくらいか。
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ごぼうと秋刀魚の炊いたん

2006年09月12日 | 藤田家族の食卓から
秋刀魚がおいしい季節。
塩焼きは定番だけれど、煮てもおいしいですよね。ちょうど、ごぼうを食べたくなった涼しい日には、しんみりこんな味もいいもの。熱燗で一杯やりたくなります。(敏)。

●材料
秋刀魚 2本(4人前)
ごぼう 適量(お好みで)
昆布 ひと切れ
しょうが 適量

●作り方
①ごぼうはたわしで泥を落とし、適当な大きさに切って水にはなつ。
②秋刀魚は1尾を4~5切れにする。
③鍋に水、醤油、みりん、お酒、昆布、千切りのしょうがを入れて煮立たせる。
④秋刀魚とごぼう(固ければ下ゆでする)を入れて10~15分(ごぼうが柔らかくなるまで)煮る。
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しょうがごはん

2006年09月12日 | 藤田家族の食卓から
新しょうががとれたので、ごはんに炊き込んでみました。
秋刀魚の塩焼きに、ぴったり(ぴったりすぎて、秋刀魚の”わた”は写真を撮る前にぺろり!)。ぴりっと辛くて、さっぱりして。子どもたちには、普通のごはんを用意していたけど、2杯目、3杯目(!!)は、しょうがごはんを食べていました。ぜひ、秋刀魚と一緒に召し上がってくださいね。

●材料
新しょうが 1~2片(20~30g)
塩 小さじ1/2杯
お米 3合

●作り方
①新しょうがは、千切りにする。
②お米に、①と塩をのせ、普通の水加減で炊く。
 簡単でスミマセン、できあがりです。
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秋刀魚と生姜ごはん。

2006年09月11日 | 農と暮らしの日記
夕食は生姜ごはんと秋刀魚の塩焼き。
秋刀魚は今季初。すでに”わた”を食べてしまったあとで思いついて撮ったので、こんな写真。生姜ごはんは野菜セットに入れた新生姜の残りで。さらに、「ずいき」も食卓に載った。おとといの「いもたき」のときにいただいたのがおいしくて、そういえばうちも植えていたことを思い出したので、里芋の収穫はまだ先だけど、植えたときに記録したノートを開いて、どの列のどの辺りかを確かめてから畑に行くと、いちばん草とりが遅れて芽が全然出なかったところだ、がっかり。

それでも数株は育っていたので、大きめのを2本を刈り取り持ち帰る。
灰汁抜きをして……のレシピは薫がまた書いてこっちに載せる予定。あ、だけど今年の里芋は来年の種芋をとるつもりで植えたんだった。ずいきで食べてしまったんではダメなのだ。もうやめとこう。



曇り空のもと、午前中はいつものように収穫と出荷。
薫はその間、ピーマンの除草。午後からは二人で人参の間引き。7月に播いた第一回分の人参はこれで一回目の間引きがようやく完了。この間引き菜は最近、野菜セットなどに入れて食べていただいており、できれば出荷に合わせて間引いていきたかったのだけれど、もう根っこ(人参の部分)が10cmくらいに伸びているものもあり、葉も固くなってきているので、時機を失しないように片付けてしまった次第。

それでも二回目の間引きまで、そう時間はない。
こんどの間引きのときは、”ミニ人参”的な感じでみなさんにお届けする予定です。お楽しみに。それから、今回の間引き菜を食べてくださったみなさん、ありがとうございました。(まだ8月播き、9月播きのぶんの第一回の間引き菜がこれから出ます)

お茶のあと、里芋の除草。
草が里芋の背丈を超える勢いなので、いよいよ待ったなし。約3時間、ノンストップで鎌をふるい、なんとかひと通り終了。まわりの畑の里芋に比べると小さいけれど、とりあえず里芋畑らしく見えるようになり、ひと安心だ。この芋で「いもたき」ができる日はいつのことやら。楽しみ、楽しみ。

今日はほとんど降らず。
しかし、明日はまた雨になるらしい。このままいくと、9月下旬まで畑の準備は進まない見込み。この辺りの人たちはみなどうするんだろう? ちょっと調査が必要だ。
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”牛蒡抜き”って?

2006年09月10日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットには、牛蒡(ごぼう)が入った。
正しくは、通称「サラダごぼう」。長くても40cmくらいにしかならず、収穫もしやすいということで春に播いたもの。なかなか収穫する手間がなくてそのままにしておいたのだけれど、薫が「雨が降って地面が柔らかくなっているから、抜きやすいんじゃない?」というので、「そうかなー」と思いつつ、「じゃあ、抜いておいて」と言ったら、写真のようにたくさん持って帰ってきて、「やっぱり抜きやすかった。”牛蒡抜き”って、こんな感じなんやー」と感激していた。で、僕もじゃあ、ていうことで今日抜いてみたら、確かに引っ張るだけでスポッと抜けた。固い土にスコップでよいしょこらしょ、あの苦労は何だったの?



今朝は7時前に昨日の「石鎚ふれあいの里」を出発。
霧雨の山道をひたすら下り、約30分で自宅に到着。でも、朝食の備えが何もなかったので、なんと渚と一緒にコンビニに行きました。ふわふわの食パンとぶどうパン、それに牛乳500ccを買って帰る。冷蔵庫にあったソーセージを炒めて、なんだか素敵な朝ご飯。

日曜で宅急便の出荷も午後でよいので、収穫ものんびり。
今日は3軒分の野菜をまとめてひと箱で送ってくださいという注文。雨が降り続いていることもあり、途中、机しごともしながら荷造りする。一時、雷が鳴り、激しく降る。雨だからパソコン、と思っていたけれど、雷が鳴るとパソコンもこわい。

夕方、近所にお出かけ。
就農以来お世話になっている方のところに研修に来ている学生さんが、僕に話を聞きたいとのこと。有機農業に関心があるということで、始めたばかりの”新規参入”では参考にもならないだろうと思ったけれど、これも自分の勉強なので、喜んで出かけた。現在の耕作内容や販売の実績、就農に至る過程などをかいつまんで話す。ときどきこういうふうに振り返りをすることはとても大切だと思う。

それにしても、若いっていいな。
何だってできてしまいそう。去年の研修中に出会った多くの学生さんや若い就農者たちもそうだけど、あんな年頃でよく有機農業なんていうテーマに出会ってピンと来て体がもう動いている彼ら。感心するやら、うらやましいやら。まあでも、僕はこの歳でここにたどりついたんだから、それはそれ。今日も力をもらった、がんばろう。

帰り際、その研修受け入れ農家さんと立ち話。
うちの田んぼの出穂が早くて稲刈りも早そう、田植えは遅かったのに、と話したら、「田植えが遅かっても、籾播いたのが早かったら稲刈りも早いよ」とのこと。はー、なるほど。そう言われれば、そうかも。JAで買った苗だから、標準の暦で籾播きされている。だから稲刈りも標準。まわりの田んぼに追いついてきたように見えたのは間違いではなく、たしかに追いついてきたのだ、スタートが一緒で途中の田植えが遅れた”だけ”だから。……というほど単純じゃないとは思うけれど、田植えの時期しか考えていなかったのが間違いのもとだ。

明日からの一週間も雨が続く予報。
秋冬野菜の苗の管理もしっかりしていかなければ。
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菊の節句、いもたき。

2006年09月09日 | 農と暮らしの日記
西条名物(らしい?)「いもたき」。
夕方から、市内山間部、大保木(おおふき)地区の「菊の節句」に青年農業者協議会の一員として家族で参加、鍋を囲んで交流させていただいた。

会場は「石鎚ふれあいの里」。
飯岡から車で約30分、市街地からなら約20分、加茂川を遡る。あと数キロ走ると、石鎚山に登るロープウェイ乗り場だ。ふれあいの里はひとことで言えば、清流沿いのキャンプ場。昭和61年(1986年)に閉校した高嶺(たかね)小学校の校舎・校庭を利用し、新たに建てられたログハウスっぽいケビン数棟と旧校舎にも宿泊できるほか、日帰りでバーベキューや釣りなども楽しめる。僕は初めて。

いもたきは本来、河原など屋外でやるものだけれど、雨模様のため室内で。
窓を全開し、扇風機もフル回転しているが、蒸し暑さで汗だく。そこへ鍋、なので、もう大変な状況だ。標高の高い山里で初秋の風を感じながら熱燗を……なんて感じでは全然ない。

菊の節句ということで、菊の花びらをお酒に浮かべて乾杯。
いもたきは里芋をたっぷり食べる鍋料理で、芋のほかに、人参、牛蒡、大根、もやし、こんにゃくなどを鶏の出汁(醤油味)で煮ていただく。防災○×クイズ、地区のご婦人がたによる大正琴の演奏(が、なぜかカラオケ代わりになっての大熱唱)と続いて熱気がものすごい。

栗ご飯、鮭のちゃんちゃん焼き、ずいき(里芋の茎)の酢の物も運ばれる。
さらには、青年農業者の会長T氏が、自ら漁に出たというスズキやチヌを差し入れ、その場で刺身にして供されたものだから、もう満腹の上限を越えつつもまだまだ食べまくりながら、山間部と平野部の交流、地区の活性化に向けての意見交換が活発に行われた(これは本当です。西条市は標高1982mの石鎚山から瀬戸内海まで、山、平野、海がそろった町。山はいま過疎がどんどん進んでいるけれど、後背地あっての西条である。農業者は豊かな水をはじめとして山の恵みを大いに享受しているので、山の将来は他人事ではないのです)。



朝から野菜セットなどの収穫と荷造り。
夕方から雨の予報なので、昨日に続いて午前中にできる限りの草刈り。午後、トラクタで秋冬野菜向けの畑の耕耘。三角ホー(くわ)で人参の条間の中耕。……までで上記の菊の節句に出かける時間となり、今日の作業は終了。

明日は雷をともなって大雨の予報。
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夏の終わりの畑。

2006年09月08日 | 農と暮らしの日記
学校横の畑の最近のようす。
茄子のサブの畑で、左側はゴーヤのカーテン。茄子はサブのこの畑のほうが、いまはメインの茄子畑より好調である。とはいってもサブはサブなので株数が少なく、やはりメインのほうの復調が待たれる今日このごろである。



「藤田家族の食卓から」、レシピ追加しました。
今日の追加は、まびき人参、ピーマン、じゃがいもを使った料理です。



今朝は朝食後に収穫開始。
まだ雨模様だったのと、収穫の手順から言って今日は先に行く畑での作業が長くなりそうで、学校が始まってから6時半ぐらいになった渚たちの朝食開始に間に合わなそうだったので。久しぶりに、朝、のんびりした。

で、そのおかげで、あとは大忙しだ。
野菜セットと単品の注文の収穫と荷造りを午前中に完了。出荷・配達の帰り、いつものように田んぼのポンプをあけ、それから昼食。今日は茄子とつるむらさきのスパゲティ。つるむらさきは、いま出荷中の緑のものとは違い、やっとこさ伸びてきた紫色のつるの品種。もう秋の風だというのに、いまごろ伸びてきてどうする? でも食べてみておいしかったので、来週あたり、セットにも入れてみます。

午後は薫と大根の寒冷紗トンネル張り。
今日は学校横の畑に播いた大根で、こちらも発芽はきれいにそろっている。トンネル用の細い支柱を畝をまたぐように差し込み、そこに寒冷紗をするすると引っ張りかけて裾を土で留める。補完的にパッカーというプラスチックの留め具で頂点部分をおさえてできあがり。

作業中、近所の方が通りかかる。
野菜を毎週お届けしている方で、「葱は、ないんですか?」とのこと。真夏の葉葱は終わり、冬の葱は成育中……と説明し、そうだそうだと思い出したように(忘れていたわけではけっしてない。忘れたい気になっていただけ)、そのあとは葱の除草と土寄せを行う。

といっても、忘れたい状況の葱である。
葱の除草をする前にそこに至るまでの畑の除草をしなければならない。刈り払い機に燃料を満タン入れて、ブンブン振り回す。約1時間、燃料切れまで振り回して、やっとこさ葱の除草に取りかかる。

こちらは手除草。
4月始めに播き、7月上旬に移植した太葱の根もと近くの草をぐしゃぐしゃと引き抜き、そのあと鍬で土寄せする。写真がないのが残念(幸い)である。ちなみに、移植したときの写真はこれである。みなさまには、この状態のまま葱が順調に成長しているようすをご想像いただき、現状の画像に代えさせていただきます。

それにしても、9月の雨。
予報を見ると、週末から来週も降ったり、曇ったり。畑が乾く間がない。

稲作米糠スポンサーの大西さんより連絡あり。
出穂期が予想より早く、このままいけば稲刈りも早まりそうとのこと。10月末ごろと思っていたのが、10月上旬かも……と。たしかにこのところ急に穂が実ってきて、まわりの田んぼに追いつく勢いになっている気がして、気にはなっていたところだ。何を焦っているのか、我らのヒノヒカリ。あんまり早いとまわりと重なり、機械などが借りられない。ゆっくりでいい、丈夫に育ってほしい。
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まびき人参の常備菜

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
少し暑さがやわらいで、夕方、子どもたちと人参畑へ。
2人は、「世界一大きいかえる(または「おすもうさん」)やら「世界一小さいかえる」を捕まえて、大騒ぎ。それに飽きると、渚が人参のまびきを真に指導し、作業が始まったかと思いきや、今度は、うさぎちゃんごっこで、まびき人参をぽりぽりかじりだしました。まるで、マックレガーさんの畑のピーターラビットみたい。

●材料
人参のまびき菜 ひと束
ちりめんじゃこ 適宜
ごま 適宜
しょうゆ、みりん 大さじ1~2杯
油 適宜

●作り方
①人参の間引き菜は、人参をつけたまま、細かく刻む。
②フライパンに油をひき、まびき菜、ちりめんじゃこ、ごまを炒める。
③しょうゆと、みりんで味付けしてできあがり。
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じゃがいものパンケーキ

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
じゃがいもだけで作る、シンプルなパンケーキ。
うちは四人とも、朝食もしっかり食べるから、朝から少し油っこいものも、作ります、食べます。一枚焼いて、四等分。一番大きいのを取ろうと、渚と真の目が光っています。写真は、カラーピーマンの焼き漬けを添えていますが、ソーセージなんかだったら、どんなに子どもたち(+夫)が、喜ぶだろう。

●材料
じゃがいも 大4個
塩 小さじ1/2
油 適宜

●作り方
①じゃがいも2個は、千切り、残りの2個は、すりおろす。
②塩を加えてよく混ぜる。
③油をひいたフライパンに②を流し入れる。
④片面を焼き、少し油を足して、裏面も焼いてできあがり。
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カラーピーマンの焼き漬け

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
カラーピーマンが甘くて美味しいけど、茄子、かぼちゃ、ししとうなどもOKです。
写真は、それら夏野菜の焼き漬けです。濃縮ソーメンつゆは、しょうゆ、みりん、各1カップを煮立て、その中にかつおを入れて作ります。残りは、冷蔵庫で置いておけます。煮物にも使えて便利。この夏、遊びに来てくれた友だちに教えてもらいました。

●材料
カラーピーマン(ピーマンあわせて) 5個
濃縮ソーメンつゆ 1/4カップ 
酢 大さじ1~2杯

●作り方
①カラーピーマンは、種をとって、縦に8つに切る。
②網を熱して、カラーピーマンを両面焼く。裏面は、ほんの軽く焼くだけでよい。
③ソーメンつゆに酢、水1/4カップを混ぜ、焼けたカラーピーマンを漬ける。
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ピーマンの常備菜

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
ピーマンとじゃこを炒めたもの。
以前から我が家の“定番”常備菜でしたが、今年はとくに頻繁に作りました。変形していて売りものにならないものや、直売所に並べて売れ残ったのを、20個分、30個分と、大量に使いますが、気がつくと、もうなくなっています。酸味と辛みが、ごはんと相性がいいんです。

●材料
ピーマン 10個
しょうが ひとかけ
赤とうがらし 1~2本
ごま 適宜
しょうゆ 大さじ2杯
みりん 大さじ1~2杯
酢 大さじ2杯
塩、こしょう、油 適宜

●作り方
①ピーマンは、半分に切って種をとり、横に細かく切る。
 横に切る方が、くたくたになる。
②しょうがは、千切り、赤とうがらしは、小口切り。
③油をひき、しょうがと赤とうがらしを、焦がさないように炒め、
 ピーマンを入れ塩、こしょう。
 水が出てくるので、強火で。
④ピーマンが、しんなりしたら、ごまを入れる。
⑤調味料を入れて、汁気がなくなるまで、炒める。
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足あと、だれだ?

2006年09月07日 | 農と暮らしの日記
4日前に播いた蕪が芽を出した。
……のに、さっそく歩いたの、だれだ? ときどき見かける猫かな? ずぼっと踏んでいるので、足あとはわからない。この足の運びかたでわかる方いますか? 教えてください。



9月の雨はしつこく、今日もしとしと降り続く。
午前中、野菜セットいくつかの収穫と荷造りを済ませ、昼まで、育苗スペースづくり。冬の育苗ハウスの隣に、1m×の10mほど草を刈り、そこに寒冷紗のトンネルをはる。すでに本葉が出ているものを中心にその中に苗箱ごと移してやると、家のまわりが片付き、また次のを播こうという気に、ようやくなってきた。

午後は渚の授業参観。
夏休みの体験作文発表みたいな時間で、ひとりひとりが教室で発表する。渚は紙粘土で作ったクマさんの貯金箱について淡々と語る。廊下の窓越しに、遠くうちの田んぼが見える。

夕方、空芯菜の種播き。
この野菜、夏のものと思うけれど、いま播けば10月はじめごろに収穫できるそうだ。ただし、問題はその時期にこんなのを食べたいかどうか。そろそろ秋冬野菜が登場している季節だけれど、もしかするとまだできていないかもしれない。そんな微妙な時期の備えに播いたわけだが、微妙であるがゆえにその運命も微妙。この空芯菜が重宝されるようだと、秋冬ものが不調ということだし、秋冬ものが好調なら彼らの出る幕はない。さて、どっちが「いい」か?

いったん上がった雨が日暮れてまた少し降っている。
明日の天気予報もすっきりせず、場合によっては一日雨。この先一週間も晴れが続かない見込みとなっている。畑の準備はかなり危うい雲行きになってきた。9月中に播くべきもの、植えるべきものがうまく進行する可能性は低い。優先順位、割り切り、保険、そして徒労もあるだろう。

ちょっと手間のかかる秋になりそうだ。
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