38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏の終わりの畑。

2006年09月08日 | 農と暮らしの日記
学校横の畑の最近のようす。
茄子のサブの畑で、左側はゴーヤのカーテン。茄子はサブのこの畑のほうが、いまはメインの茄子畑より好調である。とはいってもサブはサブなので株数が少なく、やはりメインのほうの復調が待たれる今日このごろである。



「藤田家族の食卓から」、レシピ追加しました。
今日の追加は、まびき人参、ピーマン、じゃがいもを使った料理です。



今朝は朝食後に収穫開始。
まだ雨模様だったのと、収穫の手順から言って今日は先に行く畑での作業が長くなりそうで、学校が始まってから6時半ぐらいになった渚たちの朝食開始に間に合わなそうだったので。久しぶりに、朝、のんびりした。

で、そのおかげで、あとは大忙しだ。
野菜セットと単品の注文の収穫と荷造りを午前中に完了。出荷・配達の帰り、いつものように田んぼのポンプをあけ、それから昼食。今日は茄子とつるむらさきのスパゲティ。つるむらさきは、いま出荷中の緑のものとは違い、やっとこさ伸びてきた紫色のつるの品種。もう秋の風だというのに、いまごろ伸びてきてどうする? でも食べてみておいしかったので、来週あたり、セットにも入れてみます。

午後は薫と大根の寒冷紗トンネル張り。
今日は学校横の畑に播いた大根で、こちらも発芽はきれいにそろっている。トンネル用の細い支柱を畝をまたぐように差し込み、そこに寒冷紗をするすると引っ張りかけて裾を土で留める。補完的にパッカーというプラスチックの留め具で頂点部分をおさえてできあがり。

作業中、近所の方が通りかかる。
野菜を毎週お届けしている方で、「葱は、ないんですか?」とのこと。真夏の葉葱は終わり、冬の葱は成育中……と説明し、そうだそうだと思い出したように(忘れていたわけではけっしてない。忘れたい気になっていただけ)、そのあとは葱の除草と土寄せを行う。

といっても、忘れたい状況の葱である。
葱の除草をする前にそこに至るまでの畑の除草をしなければならない。刈り払い機に燃料を満タン入れて、ブンブン振り回す。約1時間、燃料切れまで振り回して、やっとこさ葱の除草に取りかかる。

こちらは手除草。
4月始めに播き、7月上旬に移植した太葱の根もと近くの草をぐしゃぐしゃと引き抜き、そのあと鍬で土寄せする。写真がないのが残念(幸い)である。ちなみに、移植したときの写真はこれである。みなさまには、この状態のまま葱が順調に成長しているようすをご想像いただき、現状の画像に代えさせていただきます。

それにしても、9月の雨。
予報を見ると、週末から来週も降ったり、曇ったり。畑が乾く間がない。

稲作米糠スポンサーの大西さんより連絡あり。
出穂期が予想より早く、このままいけば稲刈りも早まりそうとのこと。10月末ごろと思っていたのが、10月上旬かも……と。たしかにこのところ急に穂が実ってきて、まわりの田んぼに追いつく勢いになっている気がして、気にはなっていたところだ。何を焦っているのか、我らのヒノヒカリ。あんまり早いとまわりと重なり、機械などが借りられない。ゆっくりでいい、丈夫に育ってほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まびき人参の常備菜

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
少し暑さがやわらいで、夕方、子どもたちと人参畑へ。
2人は、「世界一大きいかえる(または「おすもうさん」)やら「世界一小さいかえる」を捕まえて、大騒ぎ。それに飽きると、渚が人参のまびきを真に指導し、作業が始まったかと思いきや、今度は、うさぎちゃんごっこで、まびき人参をぽりぽりかじりだしました。まるで、マックレガーさんの畑のピーターラビットみたい。

●材料
人参のまびき菜 ひと束
ちりめんじゃこ 適宜
ごま 適宜
しょうゆ、みりん 大さじ1~2杯
油 適宜

●作り方
①人参の間引き菜は、人参をつけたまま、細かく刻む。
②フライパンに油をひき、まびき菜、ちりめんじゃこ、ごまを炒める。
③しょうゆと、みりんで味付けしてできあがり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じゃがいものパンケーキ

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
じゃがいもだけで作る、シンプルなパンケーキ。
うちは四人とも、朝食もしっかり食べるから、朝から少し油っこいものも、作ります、食べます。一枚焼いて、四等分。一番大きいのを取ろうと、渚と真の目が光っています。写真は、カラーピーマンの焼き漬けを添えていますが、ソーセージなんかだったら、どんなに子どもたち(+夫)が、喜ぶだろう。

●材料
じゃがいも 大4個
塩 小さじ1/2
油 適宜

●作り方
①じゃがいも2個は、千切り、残りの2個は、すりおろす。
②塩を加えてよく混ぜる。
③油をひいたフライパンに②を流し入れる。
④片面を焼き、少し油を足して、裏面も焼いてできあがり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラーピーマンの焼き漬け

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
カラーピーマンが甘くて美味しいけど、茄子、かぼちゃ、ししとうなどもOKです。
写真は、それら夏野菜の焼き漬けです。濃縮ソーメンつゆは、しょうゆ、みりん、各1カップを煮立て、その中にかつおを入れて作ります。残りは、冷蔵庫で置いておけます。煮物にも使えて便利。この夏、遊びに来てくれた友だちに教えてもらいました。

●材料
カラーピーマン(ピーマンあわせて) 5個
濃縮ソーメンつゆ 1/4カップ 
酢 大さじ1~2杯

●作り方
①カラーピーマンは、種をとって、縦に8つに切る。
②網を熱して、カラーピーマンを両面焼く。裏面は、ほんの軽く焼くだけでよい。
③ソーメンつゆに酢、水1/4カップを混ぜ、焼けたカラーピーマンを漬ける。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーマンの常備菜

2006年09月08日 | 藤田家族の食卓から
ピーマンとじゃこを炒めたもの。
以前から我が家の“定番”常備菜でしたが、今年はとくに頻繁に作りました。変形していて売りものにならないものや、直売所に並べて売れ残ったのを、20個分、30個分と、大量に使いますが、気がつくと、もうなくなっています。酸味と辛みが、ごはんと相性がいいんです。

●材料
ピーマン 10個
しょうが ひとかけ
赤とうがらし 1~2本
ごま 適宜
しょうゆ 大さじ2杯
みりん 大さじ1~2杯
酢 大さじ2杯
塩、こしょう、油 適宜

●作り方
①ピーマンは、半分に切って種をとり、横に細かく切る。
 横に切る方が、くたくたになる。
②しょうがは、千切り、赤とうがらしは、小口切り。
③油をひき、しょうがと赤とうがらしを、焦がさないように炒め、
 ピーマンを入れ塩、こしょう。
 水が出てくるので、強火で。
④ピーマンが、しんなりしたら、ごまを入れる。
⑤調味料を入れて、汁気がなくなるまで、炒める。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする