38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

足あと、だれだ?

2006年09月07日 | 農と暮らしの日記
4日前に播いた蕪が芽を出した。
……のに、さっそく歩いたの、だれだ? ときどき見かける猫かな? ずぼっと踏んでいるので、足あとはわからない。この足の運びかたでわかる方いますか? 教えてください。



9月の雨はしつこく、今日もしとしと降り続く。
午前中、野菜セットいくつかの収穫と荷造りを済ませ、昼まで、育苗スペースづくり。冬の育苗ハウスの隣に、1m×の10mほど草を刈り、そこに寒冷紗のトンネルをはる。すでに本葉が出ているものを中心にその中に苗箱ごと移してやると、家のまわりが片付き、また次のを播こうという気に、ようやくなってきた。

午後は渚の授業参観。
夏休みの体験作文発表みたいな時間で、ひとりひとりが教室で発表する。渚は紙粘土で作ったクマさんの貯金箱について淡々と語る。廊下の窓越しに、遠くうちの田んぼが見える。

夕方、空芯菜の種播き。
この野菜、夏のものと思うけれど、いま播けば10月はじめごろに収穫できるそうだ。ただし、問題はその時期にこんなのを食べたいかどうか。そろそろ秋冬野菜が登場している季節だけれど、もしかするとまだできていないかもしれない。そんな微妙な時期の備えに播いたわけだが、微妙であるがゆえにその運命も微妙。この空芯菜が重宝されるようだと、秋冬ものが不調ということだし、秋冬ものが好調なら彼らの出る幕はない。さて、どっちが「いい」か?

いったん上がった雨が日暮れてまた少し降っている。
明日の天気予報もすっきりせず、場合によっては一日雨。この先一週間も晴れが続かない見込みとなっている。畑の準備はかなり危うい雲行きになってきた。9月中に播くべきもの、植えるべきものがうまく進行する可能性は低い。優先順位、割り切り、保険、そして徒労もあるだろう。

ちょっと手間のかかる秋になりそうだ。
コメント
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