38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

間引き人参、二種。

2006年09月13日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットに入った間引き人参。
左は8月に播いた人参の一回目の間引き。まだ人参の部分が赤くなっておらず、ちょっと早いかもしれないけれど、この長雨が開けると人参どころではなくなるので、少しずつ前倒しで間引きを始めてみた。

右は7月に播いたほうの2回目(最終)の間引き。
これももう少し大きくなってからでもよさそうだけれど、同じ理由で早めの作業。こちらは葉がだいぶん固くなり始めているので、人参の部分だけ切ってお届けすることにした。いずれも、日ごとに大きくなっていくので、同じ状態で野菜セットに入ることはまずない。調理はちょっとめんどうかもしれませんが、年に一度のめぐり合わせということで、お楽しみいただければ幸いです。



今日もまた雨で夜が明ける。
収穫はあとまわしにして、朝食前にタアツァイの播種。本来は直播きがいいようだけれど、畑の準備が進まないので苗を作ることにする。

朝食後、収穫と荷造り。
オクラがついに収穫ストップ。このところ調子が悪かったのだが、今朝はまともなものが全然とれず。自家用に5本ほど持って帰る。いつものようにNHKラジオを聴きながら荷造り。昼前後、出荷を兼ねて薫と一緒に街へ出て、図書館、ホームセンターをまわって用事を済ませる。ホームセンターの店頭では、植え時を逃しかけて大きく葉を広げている白菜やキャベツの苗が、静かな雨に濡れている。

午後、じゃがいもの整理。
収穫時に選別して随時出荷していたものが少し減ってきたので、コンテナや置き場所を有効に使うためと、その後の腐りや傷みをチェックするために、すべての在庫を一度ひっくり返してみる。幸い傷みの進んでいるものはほとんどないが、まともに出荷できる大きさのものが予想より少なくなっていることがわかった(自家用には便利な”ミニミニ”ポテト、”穴あき”ポテトは山ほどある)。プラスに考えれば、在庫がはけて万々歳ということだけれど、「セットをつくる」という観点から考えると、この先、里芋、さつま芋へのつなぎが心許ない状況。

夕方、レタスの播種。
これまでに何度か播いてみたのだけれど、どうも「休眠を破るために冷やす」というのがうまくいかず、まともに育っている苗がないので、またまたのチャレンジ。時期的にはもうあとがないので、なんとかうまくいってほしい。

きのう少し乾きかけた畑も今日の雨で元の木阿弥。
週間予報にさえ、おひさまマークが見えない日が、まだまだ続く。
コメント (4)
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