38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

保育園で、野菜直売。

2006年07月16日 | 農と暮らしの日記
昨日は「出荷以外は完休」と書いたが、その選択は正解だったようだ。
各地で軒並み気温が上がり、ここ西条では37.1℃を記録したとのこと。とにかく朝食前の時間帯からすでに汗が噴き出すほどの暑さで、「収穫は朝のうち」と言われるが、普通に「朝」ではダメで、やはり「朝めし前」、少なくともいまの時期なら7時頃までにとっておかないと、目に見えて野菜に勢いがなくなる。とくにいまは茄子、ピーマンでそのことを顕著に感じるし、5時に収穫に行ったキャベツが、「ゆうべは寝苦しくて、もうへとへと」というような張りのない肌をしている(もとより当地ではもうキャベツの季節は終わっているのだろうけど)。



午前中に収穫と、大セット4つ分の荷造り。
到着後にみんなで分けるからと、ひと箱にまとめての発送依頼で、これなら負担していただく送料も相対的に安くなるので、送るほうとしても少し気が楽になる。が、しかし、セットの内容にもよるけれど、どうやら「大セット4つ」はクール便の重量制限ぎりぎりのようである。クロネコヤマトの規定では15kgとのこと。配送車の冷蔵庫の容量が限られていることと、受付の方によると、「箱のサイズが大きいと中までしっかり冷えないおそれがあるので」とのこと。クール便でお送りしたみなさん、野菜の様子はいかがですか? お気づきの点がありましたら、ぜひお声をお寄せください。

それと、野菜セットの送料が以前予告した金額より高くなりました。
当面は関東950円、関西740円。申し訳ありません。なお、すでにご注文をいただいているぶん(1回)については予告通りの金額で結構です。



今日は、給食用の野菜を納品している保育園の「夕涼み会」。
ありがたいことに、「金魚すくい」や「ヨーヨー」、「ぐるんぱのクッキー」などに混じって、「藤田家族の野菜」コーナーも設けてくださったので、ジャガ芋、茄子、トマト(大玉、中玉、ミニ)、ピーマンを数袋ずつ用意した(写真)。分量を少なめに設定したうで、「お祭り」なので若干気前よく袋づめし、買いやすい「100円均一」で販売開始。

午後6時の開会から1時間弱で完売できたのは、調理の方々のおかげ。
「子どもたちの食べてる野菜ですよ」「無農薬ですよ」「○○にするとおいしいですよ」とみなさんに声かけしてくださった。野菜が売れたこともありがたいけれど、そういう野菜を作り(藤田家族)、調理し(調理の方々)、食べる(子どもたち、その親たち)というそれぞれの立場が、お互い顔の見えるところにいるのだとあらためて実感することのできた時間だった。

風の強い一日で、暑さは少し和らいだ感がある。
明日はいよいよ天気予報に傘マークの見える日。さてさて。
コメント (2)
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