38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

終業式も、雨。

2006年07月20日 | 農と暮らしの日記
降り出したら、やまない雨である。

小学校とは今日が一学期の終業式。
渚もずぶ濡れになり、とっとと帰ってきた。

そういえば、4月の始業式も雨だった。
渚にとっては新しい学校に初めて通う日。「学校を変わらなくていいように、できれば小学校入学のタイミングで就農を」という計画は計画に終わり、僕も薫も経験していない「転校」を余儀なくされた渚は、それをどう受け止め、処していくのか。一学期が終わったいまの姿を見て僕が抱く思いは、「ありがたい」のひとことだ。



朝、給食の納品とJA直売所の出荷。
直売所にはトマトに加え、初めて茄子とピーマンも出してみる。昨日のトマトの成果がわりとよかったのと、週の後半に入ってそろそろ買い足しの需要があるだろうという読み、そして、畑の事情、要するに収穫を待つ野菜がどんどん出てきているということ。そんなあれこれによって、本降りの予報にもかかわらず、ちょっと強気の出荷をしてみた次第。

日中、トマトの誘引と茄子の整枝。
雨降りでもこれくらいならできる。ただ、野菜の病気は水を通して感染するものが多いと言われるので、本当はやりたくない。のだが、目の前のものすごい状態の畑を見ると、そんなことも言っていられない。

夕方、JA直売所の結果は惨敗。
「敗」とか「勝負」とかは使いたくないと前に書いたけれど、気分的には「やられたー」というのが偽らざるところ。だいたい営業時間中なのにお客さんの姿が全然なかったので、そもそも悪条件だったわけだが、そこへ強気の値付けと数量で持っていったのだから、当然といえば当然かもしれない。しかし、どうする、この野菜。やはり豚の一頭でも飼わなきゃダメかも。

天気予報は明日も雨。
コメント
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