38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏休み初日、鰻丼。

2006年07月21日 | 農と暮らしの日記
雨は峠を越えたようだ。

朝食の前後に、収穫と納品。
今日は給食と個人の単品、セットなど。オクラを初めて入れる。キャベツはいよいよ終わりに近づいている。野菜セットを買ってくださった方はご存じの通り、現在の「藤田家族」のキャベツは何枚も外葉をむいてつるつるの状態になっている。かなりかっこ悪い。まだ畑にはかなり残っているけれど、収穫・調製の手間と、仕上がりの品質とを考え合わせると、ぎりぎりという感じ。

午後、茄子とピーマンの畑の草刈り。
小雨のなか、畑に這いつくばり、鎌で地際をシャカシャカと刈り取っていく。3時間もこれをやると、地下足袋とズボンが泥でコーティングされて一体化する。これで自転車に乗っての帰り道、駐在所のお巡りさんに挨拶しても違和感はない。そんな農村だから。

今日の夕食は、鰻丼。
土用は23日らしいけれど、わざわざその日に鰻を食べるような藤田家族ではない。節分の日には「恵方巻き」をやりますが。

で、鰻丼。
鰻は純国産、大阪は泉州の工場地帯のコンクリート岸壁でとれた貴重なもの。薫の父が釣って焼いて送ってくれたのだが、これが大きくて肉厚で、しかも僕が夜釣りに同行したらきっと「悲しい色やね」を口ずさんでしまいそうな大阪湾であるわけなので、「油」が乗ってそう……と思われるのにそんなことはなく、あっさりしたなかにも「脂」の旨みがもうたまらないので、おかわり。ご飯は私の”母校”神奈川県の相原農場から玄米で送っていただいているもので、白米に見えるけど5分搗き(JAの精米機)。贅沢の極みです。

明日もまだ雲の多い予報。
しっとり始まる夏休みもいい。
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