38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

トマトの支柱、固定。

2006年07月03日 | 農と暮らしの日記
予報通り、雨のない月曜日。
「曇り」とあればこの辺りでは「晴れ」と思って間違いない。

朝一番で、JA水都市と施設給食用の収穫に出る。
モロヘイヤ、人参と間引き人参、キャベツ。急いで調整・荷造りし、朝食後に軽トラで出荷と配達。帰り道に田んぼの水をチェック。畦際でモグラが穴をあけたようで、予想以上に水が減っている。穴を埋め、ポンプを開ける。

戻ってから個人の野菜セットの準備。
ピーマン、大玉トマトなどを収穫し、試し掘りしてあったジャガ芋も加えてセットを作る。途中、田んぼのポンプを止めに行くと、隣の田んぼのおばあさんらがひと休みしている。挨拶がてら、近々播く種のことを少し尋ねる。秋冬の人参、大豆など。「金時人参は8月に播こ思いよるんよ。正月にあったらきれいなかろ」。

そうだ、そういう野菜もあったほうがいいな。
だけど、正月前の野菜セットって、どんな感じなんだろ。年末年始は野菜セットも休みかな……なんて、まだ半年も先のことだけれど、種を播くなら、そろそろ準備しなければ。今日もある種苗会社からカタログが届いた。白菜、大根など冬の主役ももう種の手配を始める季節。



午後、トマト支柱の補強を始める。
大玉トマトはもう3~4段目の実も大きくなり始め、重みで支柱が1時から2時くらいに傾いている。借家の納屋から2mほどの木の杭と3~4m前後の竹を取り出す。納屋や倉庫にあるものはなんでも使っていいと大家さんから言われているので、これまでも何やかや取り出しては使わせていただいている(そもそも、日常最もよく使う鍬さえ、まだ自分のを買ってない)。

トマトの列に数mおきに杭を打つ。
そこに竹の棒を縛り付け、さらにその竹に支柱を固定する。そして、やや暴れ気味になってきた上部の脇目をかき、支柱に結わえて、一応完成。同じ畝に植えているバジルもぐんぐん大きくなって(写真)出荷が追いつかない。

その後、トラクタで畑の耕耘を約1時間。
梅雨の晴れ間でなんとか土が乾いてきたので、人参を播いたり葱を定植したりするための場所をつくるため。

日が傾き、JA水都市に引き取り。
今日はモロヘイヤを少しだけ出し、完売。もっとたくさん出荷できればよいのだが、「朝どり」をうたって出しているし、そもそも株が100ほどしかないので、限界がある。収穫を30分早く4時半から始めれば倍は出せるかもしれないけれど。

明日いっぱい天気はもつという予報。
あれもこれもと仕事が待っている。
コメント (2)
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