38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

四国、梅雨明け。

2006年07月26日 | 農と暮らしの日記
九州と四国で梅雨が明けたそうだ。
今日の青空はまだ湿っぽさが残っているが、この先しばらく晴れマークが続くようなので、このタイミングでの「宣言」は妥当なのだろう。

昨日と同様、朝食前に出荷を済ませる。
JA直売所(水都市)、保育園、個人の野菜セットを5時から収穫・荷造りし、7時半に軽トラで出発、約1時間で戻りがてら田んぼのポンプを開け、朝食をとってからポンプを閉めに行く。この流れは動線的にもなかなかいい。一人遅れての食事となるのが難点と言えば難点だが、子どもたちにあれこれうるさいこと(行儀が悪いだの、あれも食べろこれも食べろだの)言わなくて済むのはお互いにとって幸せ、なのだろう。

で、写真は今日の夕食。
中央上の「トマトごはん」から時計まわりに、「茄子のソテー、特別にチーズ載っけバジル添え」「長茄子の焼き茄子」「ゴーヤチップス」「胡瓜の酢醤油漬け」。それと写真には出てないけど「ピーマン炒め常備菜風」。



午前中、薩摩芋除草の仕上げ。
小学校横の薩摩芋はこれで完了し、あとは桃の木の畑の薩摩芋もやらなければ。こちらは小学校横より株数が多い代わりに、草の少ない畑なので作業的には楽だろう。いますぐやれば。

昼まで少し時間があったので、茄子の除草。
これは幼稚園近くの畑で最後に植えた茄子の一列で、麦藁を敷く時間がなかったので、株もとが草だらけ。約40m、70株ほどをおよそ30分、畝間に這いつくばって刈り進む。

さすがに真昼は暑いので、昼食後少し休憩。
10分ほど寝転がったあと、銀行やら郵便局やらで用事。家の目の前がJA、さらに自転車で1~2分の距離に金融機関が複数あるという、ぜんぜん「田舎暮らし」っぽくない環境が、こういうときはとてもありがたい。

午後、牛糞堆肥をいただきに行く。
堆肥化施設のある近くの山はさらに緑濃く、こんな施設があると知らなければ、弁当持ってハイキングに行ってしまいそうな気持ちよさだ。久々の4WDモードで泥道をざぶざぶ走る。その足で午前中の幼稚園近くの畑に行き、茄子各種の畝の脇に堆肥を播く。しばらく雨が降らない予報だし、それでなくても肥効はきわめて緩やかと言われる牛糞なので、目立った変化は起きないだろうけど。

夕方、小学校横の畑で長茄子の整枝。
伸びた枝からダランと茄子がぶら下がり、地面についてしまう株が多数あるので、畝の両側にマイカ線(黒いビニル紐みたいなの)を張って下から支えるかたちにする。プロの長茄子づくりはもっとしっかりした支柱を組むようだけど、まあ今年はこれでいいかな。

夕方、JA直売所に引き取り。
ピーマンが半分残ったほかは、ほぼ完売。値付けから考えてほぼ予想通りだ。頼みの綱のピーマンも直売所の相場がかなり下がってきている。といってもそれに迎合するほどの値下げは、うちはしない。でも売れなきゃ我が家の「常備菜ふう」が本当に常備菜になってしまう。ま、それはそれで素敵。いやいや、いけない。

明日も好天の予報。
畑が乾いてきたら、やることはまだまだある。ガソリンや軽油を燃やしまくるのだ。
コメント
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