穴にハマったアリスたち

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(第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想

2024年06月29日 | わんだふるぷりきゅあ!
■(第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想

ユキさんが転入なされた。そしてクラスメイトの人望をかっさらった。人はネコに支配されている。

圧倒的なスペックで旋風を巻き起こすも、彼女が興味があるのは猫屋敷さんだけ。
見かねた犬飼さんが刺繍の交換を申し出てみたところ、横にいた猫屋敷さんが激しく集中し、会話すら届かない状態に。
だけれど犬組は動じない。集中力すごいねー(にこにこ)。まぁ普段から会話が通じない生き物と接しまくっています。とっくに慣れた。

この反応に、ユキさんは猫屋敷さんの過去を語りだす。本人不在のままで。
猫屋敷さん、自分が熱中してる横で、勝手に過去話されたと知ったらどんな顔をなさるんだろう…?

ユキさんによれば、猫屋敷さんには前の学校で仲睦まじい友人がいたそうです。
だけれど彼女のペットにプレゼントを作ろうと思い立ち、凄まじき集中力を発揮した結果フルシカトしてしまい、絶縁状態になったらしい。本末転倒。

これを聞いた犬組の回答。明日喧嘩するとしても、今日仲良くしない理由にはならない。

とても前向きで素敵な思想だと思う。

絶対に喧嘩しない。でもない。
無視するのは良くなかったね。でもない。
嫌うなんて酷いね。でもない。

喧嘩はする。だけど「今」は否定されない。

大袈裟に言うなら「人はいずれ死ぬ」問題と同じです。どうせ死ぬのに人生に意味はあるのか?

言葉を話せるようになったことで諍いが起きたとの鏡石の伝承や、ED曲で歌われる「喧嘩」等々にも繋がります。
これまでのプリキュアシリーズの思想にも沿っている。

分かるようで分からなかった、わんぷりさんのテーマは、どうもこれっぽい?

【駆け抜ける犬たち】
キラリンキツネさんが大活躍なさってた。こういう本編と直接の関係はないが、絵的に激しい愉快なノリは大好き。

ただ、猫組やこむぎさんが大活躍なさってるので、犬飼さんの立場がなかなかに厳しいです。今回なんて、おいでおいでまで取られました。もういてもいなくても変わらないんじゃないかな。寝てたし。

実際には刺繍の交換を提案する等、大事な役回りをしてはいます。犬飼さんがいなかったら、今回の話は成立していない。
何せ脳が犬の犬と、基本的に自分たちの世界で完結している猫です。

とはいえ、目立ちにくい立ち位置なのも確かで。この4人だと突出した特徴がなく、固有の夢のようなのもはっきりしない。

ついでにいえば、犬飼さんの周囲にいるのは、従妹(こむぎ)を含む転校生3人です。見ようによってはクラスメイトから孤立してる。

犬飼さんは元々学校中の人気者のようですし、今回も演劇部の方を交えて昼食をとっていますから、「ああ厄介な転校生の世話をしてるんだな」と思われてそう。
こむぎさんは犬的生き物としてクラスで立ち位置を確立していそうですが、猫組も早く自立してくれないと、犬飼さんの立場が微妙な感じになりかねない。
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