見かけたので、一言だけ。
●年収は、なぜ「使う財布の値段」の200倍になるか?
[引用]
[引用終]
これ、因果関係が逆なんじゃないかな。
リンク先の主張としては「財布を重視する人は年収も高い」なのだけど、ただ単に「年収が高いから財布も高い」でしょう。
多分、似たようなネタは「飲んでいる酒の値段」や「住んでいる家の値段」でもできるはず。
…まぁ筆者自身は、そのからくりを知った上で書いてそうですけれど。
占いの一種と思えば微笑ましいけれど、「この公式に当てはまらないお財布の所有者をどう判断するか」の一節は、誤った根拠による誤った判断を助長してるように思う。
「成功者は高い服を着る(ことができる)」⇒「高い服を着る人は成功する」⇒「安い服を着る人は成功しない(から信頼するな)」
いわば、こんな風に。
(最初と最後は対偶になってそうだけど、時間軸が違う)
●年収は、なぜ「使う財布の値段」の200倍になるか?
[引用]
お財布自体の値段を的中させることができ、お財布の持ち主の年収を推定できるようになったとき、私はこのふたつの間に、恐るべき関連性があることに気づいたのである。 お財布の値段×200=持ち主の年収。 すなわち、その人の年収は、持っているお財布の値段のほぼ200倍なのである。私が幾多のお財布を見てきた経験から言って、ほぼ間違いなく200倍前後の範囲に収まる。年収1000万円の人なら5万円前後のお財布を使っており、年収の2000万円の人は、10万円前後のお財布を使っているものなのだ。 |
これ、因果関係が逆なんじゃないかな。
リンク先の主張としては「財布を重視する人は年収も高い」なのだけど、ただ単に「年収が高いから財布も高い」でしょう。
多分、似たようなネタは「飲んでいる酒の値段」や「住んでいる家の値段」でもできるはず。
…まぁ筆者自身は、そのからくりを知った上で書いてそうですけれど。
占いの一種と思えば微笑ましいけれど、「この公式に当てはまらないお財布の所有者をどう判断するか」の一節は、誤った根拠による誤った判断を助長してるように思う。
「成功者は高い服を着る(ことができる)」⇒「高い服を着る人は成功する」⇒「安い服を着る人は成功しない(から信頼するな)」
いわば、こんな風に。
(最初と最後は対偶になってそうだけど、時間軸が違う)