穴にハマったアリスたち

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(第19話)ひろがるスカイ!プリキュア「 あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」感想

2023年06月11日 | ひろがるスカイ!プリキュア
■(第19話)ひろがるスカイ!プリキュア「 あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」感想


(「ひろがるスカイ!プリキュア」第19話より)

ラストシーン(画像)の軽やかさがとても印象的。
前回も感じましたが、ソラさんが随分と柔らかくなってるのが良いです。「みんなでやっている」だけでなく、ソラさんは本当に楽しそう。
あげはさんも気楽にあくびをしてるし、ツバサくんは何か苦戦してますけどそれも良し。
ほんの少し前まで、ここにはましろさんしかいなかったことを思うと、変化が胸に染みます。

居候しているあげはさんが、家事諸々を頑張っちゃうのは自然な流れ。ソラさんもそうだったように。
だけどそこは流石の「大人」。無理が発覚した時の切り替えが違う。

疲労で寝落ちした。それを見つかった。
そこで無理に頑張るのでも卑下するのでもなく、素直に「じゃあ頼ろうかな」と切り替える。

寝落ち。エルちゃんの手形のいたずら。バタフライバリアの限界。追加玩具の使い方が分からない。挙句には必殺技。

いずれも本来の「理想」とは違い、予定にもなかった事柄です。が、起きたら素早く切り替える。そして「実はこっちの方が良かった」にまで昇華する。

必殺技の火の鳥がプニ鳥になった時も、内心では「ヤベ、どうすんのコレ」と焦ったと思うんですよ。
でも一瞬の後には「これで踏みつぶそう」に切り替える。むしろこっちの方が私達らしいと前向きに。

現実でもめちゃくちゃ大事な要素なんですよね。
理想的な条件が揃い、理想的な展開で、理想的な結果になることなんてほぼない。そこに拘ると病んでしまう。
これは我慢や妥協とも違う。上手く切り替えて「こっちの方が良かった」と、より良い「理想」に自然に導く。

エルちゃんがいたずらをした。元々の予定にはなかったんだから、これは困った事態なのですけど、切り替えて絵に組み込む。
いざ切り替えてみれば、赤ちゃんの手形を使った方がずっと素晴らしかった。我慢でも妥協でもなく、軽やかにより良い未来に至っています。

あげはさんは今までも、言動にどこか幼さや未熟さが垣間見えていたのですけど、ご本人もそれを分かってて、気づいたら軌道修正できる方として描かれていたのか。
こういう人が最年長としてチームにいると、年下組は救われます。繰り返し書いてますが、ソラさんが自然に軽やかになってる。成り行き上リーダーっぽい立ち位置にいるソラさん、本来は妹分や後輩キャラでこそ活きると思うんですよね…。

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