goo blog サービス終了のお知らせ 

穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

スイートプリキュア♪ 第32話「オロオロ~!ヒーリングチェストが盗まれたニャ!」

2011年09月25日 | スイートプリキュア♪感想
【今冬の池田彩さん】

[公式ブログより引用]

 池田彩 ワンマンライブ 〜episode0〜

 日程:2011年11月19日(土)
 場所:大塚Deepa
 時間:OPEN/START 17:00/18:00
 料金:ADV/DOOR ¥2000/¥2500(共にドリンク別¥600)

[引用終]

「episode0」という副題に悲壮な覚悟を感じます。
「複数シリーズのOPEDを唄っている」という点では、五條さん・くどまゆさんと並ぶ経歴の池田彩さん。
今回のワンマンライブでの客入り如何で、今後の活動の方向性を決めるそうで。

「達成できなかったら●●」というのを前面に出すのは失礼ではありますが(同情で聴きに行きたいわけではない)、「池田彩さんは好きだけど、ライブは何となく面倒だからいいや」とか「ああ、ライブやってたんだ。行けばよかったな」と後から思うとか、そういう方は是非とも参加されて欲しいです。

■スイートプリキュア♪ 第32話「オロオロ~!ヒーリングチェストが盗まれたニャ!」

今日はフリーマーケットの日。
北条さんも全力で出店してました。
何故かヒーリングチェストも陳列して。



ハミィ:
 「ハミィもヒーリングチェストも間違えて売ったりしないでニャ」
くどまゆ:
 「僕らも売らないでドド」

言うまでもないはずのことなのに。
恐怖にかられてくどまゆ達も念押しする。
う、売らないでドド。というか、何で大事なアイテムを剥き出しで持ち歩いてるドド…!

「商売上手」の隠れスキルを持つ北条さん、使える者は何でも使い、おかげで人も集まります。
その宝石箱ください。売り物じゃないです。その猫ください。売り物じゃないです。その綺麗な宝石箱を…。売り物じゃないです。
売り物じゃないなら何故そこに並べるのか。

追加アイテムを客引きに使う強かさを発揮し、北条ブースは大盛況。
その宝石箱ください。売り物じゃないです。その猫ください。売り物じゃないです。その綺麗な宝石箱を………っ、盗られた!!
こうして客寄せに使っていたばっかりに、チェストは盗みとられてしまいました。誰も悪くない。北条さん以外。

そんな本日のネガトーンは、黒川さんの手作りウサギネガトーン。



可愛らしいぬいぐるみ相手に、洒落にならない勢いで戦闘が展開されます。被弾したところが完全に変形している…。
挙句には目隠しして動きを制限したところに、必殺技を乱射の構え。
もはやどっちが正義か分かりません。メイジャーだからって、正義とは限らないんだ。



女児様:
 「ミミちゃんをいじめないで!!」

たまらずお子様が飛び出してきた。
本能的に、このコスプレお姉さん達の方が悪と見抜いたようです。非常に大事なシーンですね。
もはやプリキュアだから正義と、無条件に信じてもらえる時代は終わった。北条さんのせいで。

幸い、説得が通じて女児様は北条さんの言い分を信じてくれました。
でもわざわざこの1シーンを入れたということは、制作サイド的にもフォローが必要と感じたのでしょうか。
個人的にも確かに今回は、「ウサギにそこまでやっていいのか」と多少感じたので、すかさず注釈が入ったのは流石だと思いました。

さして深い意味なく入れたシーンだったのか、たまたま今回だけ製作者様的にも思うところがあったのか、それとも何かのクレームがついたのかは分かりませんが…。
「マイナーだからと言って悪ではない」な展開になりそうな本シリーズ的には、「プリキュアだから正義とは限らない」を示唆する演出は怖い。
まさか劇場版CMのように「黒幕はアフロディテ様」なんてことにはならないでしょうけれど、可能性としてはありえます。「言われるがままに変身してみたけれど、実は悪の片棒を担がされていた」パターン。

「自分たちの方が間違っているかもしれない」というのは、先輩プリキュア達を引き合いに出すと、夢原さんが非常にマズイ。
「こちらの価値観を認めない者とは、話し合ったところで理解できない」「価値観の多様性を守るためには、こちらの価値観を侵害してくる者は叩き潰すしかない」という恐ろしく尖った神キュアさんの思想的には、「実は立場が曖昧」は危険な香りがします。
まぁそこできっちり「正しい」かどうかを本能的に見極めるのが夢原さんの能力ですし、今回の一件自体が、事実「ウサギをいじめていたわけではない」ので余計な話ではありますけれど。

閑話休題。

追加玩具に端を発した戦闘でしたが、追加玩具を必要としないまま倒しきってしまいました。
「楽勝で倒した」わけではなく、工夫や根性を見せつけまくってるのが逆にまずいです。
北条さんが玩具パワーでぶいぶい言わせるタイプじゃないだけに、チェストの存在意義が見えません。
北条さんは劇中では商売上手なのに、本当に行うべき商売は全く分かっておられない。
いっそ伝説のダンベルとかだったなら、物凄く有効利用してもらえたんじゃなかろうか。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


今回のことの起りは、北条さんがチェストを丸出しで持ち歩いていたこと。
美翔さんが得意気な顔をされています。
だから玩具はバッグに入れて持ち運ばないといけないと思うの。

【今週のくどまゆ】



吹き飛ばされるプリキュアさんを見て、唖然とするドドリーかわいい。
あっけなくやられたドド。
何をやってるんだかさっぱりわからないドド。

【今週の4人目】

失くしたチェストを保護したのはミューズさん。
極めて怪しくアコさんとの入れ替わりも見せています。
ここまで怪しいと、逆にミューズ犯の容疑者から外したくなってくる。

「誰の味方でもない」理由も、彼女が正体を明かせない理由もいまだに謎のまま。
伏線らしきものすら不明の異常事態です。
まぁチェストの偽物のびっくり箱を持ち歩いていた理由も謎のままですが。
単に「引っ込み思案のお茶目さんだから、名乗り出るのが恥ずかしかった」が理由だったらどうしよう。
それはそれで、そう言われてしまったら納得するしかないところが怖い。

ミューズさんが未来から来たアコさんだとすると、クレッシェンドトーンが察知してる理由が不明。
あの方は未来を見通してるとか、一目見て状況を把握したとかの可能性はありますけれど。
ミューズさんが現代のアコさんそのものだとすると、隠す理由が不明。
あの年で「過去に何かがあった」とか「メロディさんが信用できないから」でもないでしょうに。
いえ、後者の理由はありそうですけれど。

一連の描写をそのまんま見ると、「チェストのせいで何か不幸な出来事が起こる」ように見えます。
北条さんたちがチェストを使わずに敵を倒せているのも、その辺が絡んでるのかもしれない。
ああもう、どうして「スイート」さんはこう、信用ならないんだ!

【今週のマイナーさん】

玩具の奪取に成功したなら!即、逃げる!!

今までに出来なかったことを実に手際よく達成しました。
そこで欲を出して戦ったりするから、今までの敵幹部は失敗してきたんだ。

玩具を奪うのに成功したこと自体も快挙です。
かつてここまで間抜けな理由で、決定的に奪われたプリキュアさんがいただろうか。
海キュアさんの例はありますが、今回の例でいえば「うっかりミラージュを盗まれた」ようなものです。
同じことを花咲さんがやらかしたら、月光さんからどんなお仕置きを受けたことか…。
すみません、鉢代わりにお花を植えて外に出してたらなくなってました……って、ひぃっっ!!

【来週の北】

北条さん:
 「あたしの夢はピアニストになること!」

忘れてなかったのか北条さん…。
本編でも久々にピアノ能力を発揮して見せました。
果たして「体育以外は苦手」というレベルの音楽スキルでプロになれるのか、これからの頑張りに期待。



そして謎の緑の子。
誰かの変装なのか、新キャラなのかすら分かりません。
オレンジや黒ならまだしも、ここで緑。
いつになったら「スイート」さんを安心して見られるのだろう…?
「先行きが不透明だったプリキュア」として、後々まで語られそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする