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穴にハマったアリスたち

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Go!プリンセスプリキュア 第22話「希望の炎!その名はキュアスカーレット!!」

2015年07月06日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年の映画】

ニュースサイト等で秋の映画の情報が諸々公開されだしました。
新EDもそうですが、何かかなりの冒険心を発揮していますね…。
正直言ってあまり展開が予想できませんが、はるはるの吸収力と成長力を鑑みるに、チャレンジするには良い人選かもしれない。

■Go!プリンセスプリキュア 第22話「希望の炎!その名はキュアスカーレット!!」

七瀬さんは寮で待ち続けました。敵地突入した友の帰りを待ちました。ただひたすら待ちました。1ヶ月ほど待ちました。
嗚呼これがプリキュアになれない女の子の姿。
実に健気です。ハブられても放置されても、それでも待ち続ける。

そこに春野さんたちが戻ってきました。見たところ誰一人欠けていません。
それどころか一人、増えています。
え?

七瀬さん:
 「みんな!無事で良かった」
 「…その人は?」
天ノ川さん:
 「トワイライトだよ」

っ!?
何で拾ってきてるの、そんなの!!

平然と敵国の姫を連れ込む様に、七瀬さんは言葉もありません。
これがプリキュア伝統の4人目探し。
この後、民間人には見せられないような凄惨な洗脳が行われ、新しいプリキュアが誕生するのです。

あくる朝。
トワ様は見知らぬベッドで目を覚ましました。
頭が痛い。とても悪い夢を見ていた気がする。そう、4人目になるような、そんな夢を。

朦朧としたまま、何かに導かれて外に出ると…。
そこにはバイオリンを弾く春野さんの姿が。
トワ様自身が気づいたかは不明ですが、先日の二人の初邂逅と同じ構図です。
どうせなら、対比構図を意識した はるはるが、やる気満々で仮面とかつけてたら愉快だったのに。
あ、対比だから脱ぐ方が正しいのか。昼日中に半裸でバイオリンを弾くはるはるの図。

とりあえず春野さんはバイオリンをトワ様に託そうとします…が。
トワ様は断固拒否。ご自分の罪を責めておられます。
彼女の罪と言えば「敵の言葉に騙された」が主。どこぞのヒメルダ姫と同レベルなのですが、随分と悩んでおられます。

さてどう説得したものか。はるはるが小首を傾げたその時に、突然にディスピア様が襲ってきました。
本当に突然です。カナタ王子の足止めは何だったのか。幾らなんでも空気を読めてません。
何故にいきなりラスボス戦の連撃なんだ。

戸惑う二人に立て直す隙など与えず。ディスピア様はトワ様をぎゅっと抱っこすると、絶望の何ちゃらに閉じ込めてしまいました。
そこに駆け付ける海藤さんに天ノ川さん。
何があったの?
よく分かんない!
うん、確かによく分からない。

とりあえず変身して殴りかかりますが、ディスピア様はとてもお強い。
というかこれで勝てるのなら、カナタ王子を犠牲にした意味が分かりません。
ただそれを抜きにしても異常に強い。多分、トワ様を捕獲してるからだ。

そう結論付けた一行は、はるはるを敵さんの体内に放り込む作戦を決行。
技を各種連打して活路を切り開き、はるはるを送り込みます。
後先考えずに力づくでぶん投げた美翔さんとか、腕力で引きちぎって突入した愛乃さんとは違いますね。さすがはお姫様。

侵入したはるはるは、すぐにトワ様とご対面。さあ一緒に外に出よう。やだ!
取り立てて拘束されてる風でもないのに、トワ様は脱出を拒否。
どうやらご自分の責任をいたく痛感されているようです。ヒメルダとかいう姫を見習えばいいのに。

トワ様:
 「出てどうなると言うの?」
 「一度絶望に染まり、罪を犯した私には何もない」
 「帰る場所も、夢も。グランプリンセスに…」

はるはる:
 「なれるよ」
 「心から望めば、きっと夢は叶う」
 「カナタはもう一度貴女とバイオリンを弾くのが夢だと言っていた」
 「だからもう一度、前を向こうよ」

トワ様:
 「…怖い」

はるはる:
 「大丈夫だよ」 
 「どんなに失敗したって、一歩ずつ取り返して行けばいいんだよ」

それは昔々、お兄様と行った対話の再現。
更には、はるはる、バイオリンを弾きはじめます。
お兄様が行っていたように。

もしも今ここにカナタ王子がいたなら、事はもっと簡単に済んでいた。
でも現実として今はいない。
その彼の代わりに、はるはるは演奏する。トワ様に語り掛ける。

トワ様もそれにバイオリンで応える。
グランプリンセスとは「常に人々の夢を照らし続ける希望の光」。
ええ、分かっています、お兄様…。

2つで一つの曲を弾き終わり。
トワ様は絶望の淵から立ち上がりました。

トワ様:
 「一度犯した罪は二度と消えない」
 「でも心から望めば…」
 「ならば私はこの罪と共に」
 「この罪を抱いたまま」
 「もう一度、グランプリンセスを目指す」

パッションさんは形式的には一度死亡し、罪を償われた。あと石積み。
ビートさんは「キュアビート」として戦うことで、贖罪としていた節がある。

一方のトワ様。
彼女の罪が「夢に挫けたこと」「それにより王国民を絶望させたこと」ならば。
「希望の光」たるグランプリンセスを目指す流れは、筋が通ってる。
通り過ぎていて、お話的にグランプリンセスになれなかったらどうするんだというくらいに。

壮大なる覚悟を決めたところで、現れたるは4人目ことキュアスカーレットさん。
由緒正しい「色」を名に持つ系譜のプリキュアさんです。
これが「キュアフェニックス」とかだったら、美翔さんに鳥仲間が増えたんですけどね。
いまだに「鳥」「動物」系はひとりぼっちですよ(「マーメイド」はいますけど)。
察するに「花のプリンセス」の「裏切った鳥」モチーフかなと思うのですが、だったら尚のこと鳥キュアを名乗ってくれても。。

スカーレットさんは一人でゴリゴリとディスピア様に襲い掛かります。
さすがは公式ページで「炎の力で敵を一網打尽にする謎のプリキュア」とか物騒なことを書かれるだけはある。
近づくものを片端から燃やし尽くし、育ての親を容赦なくモードエレガントなさりました。ごきげんよう。

いっそこのまま改めて敵地に追撃かければいいんじゃ?とも思いましたが、心身の傷は深かったようで。
深追いすることなく、一旦、休息&親睦を深めるようです。
次回サブタイトルは「ず~っと一緒!私たち4人でプリンセスプリキュア!」。七瀬さんの立場がますます悲しくなってくる。。


(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)

(右画像)映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪! プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今年の4人目】

初見ではトワイライト様の「罪」と「償い」が良く分からなかった。

国民が絶望に沈んだことそのものは、彼女に責任があるわけではない(病死とかでも同じことだもの)。
トワイライトとして悪さをしたとも思われますが、あんまりはっきしりした描写はない。
どちらかというと敵でありながら堂々としていたので、「悪党」ってイメージはないですし。
町をジュースまみれにして喜んでいたイース様とは違うのですよ!

そうすると、「罪」があるとすれば、ディスピアを解き放った(?)こと。
ただこれはヒメルダさんとほぼ同じ。
あの姫さんはあんま深くは悩んでなかったこともあり、トワ様が悩むことなのかちょっと難しい。
夢原さんなら「騙す方が悪いに決まってる」と言うはずです。
(ヒメルダさんの悩み描写が深くないのは、「ハピネス」さんがプリキュアオムニバスの性質があったので尺を割いてないだけ、とも)

…と思っていたのですが。

見返してみると、一番気にしていたのは「国民を絶望させたこと」のようですね。
「自分が夢を諦めたことが、周囲を絶望させる」とも言える。
そういえば海藤さんや天ノ川さんにも当てはまることなのか。もしも天ノ川さんが夢を諦めたら、お母さんの夢も破れて悲しむはず。
春野さんもそうですね。彼女の「プリンセスになる」という愉快な夢は、ご家族の夢でもある。
「自分の夢が、周囲の夢でもある」「自分が絶望すると、周囲も絶望する」ことは、今後も重要なポイントになるのかも。

「グランプリンセス」になる事実上の必須条件である「プリキュア」に、当たり前のように変身したのも良いな。
私はグランプリンセスになる。ならばプリキュアにくらいなって当然である、の発想。強い。
「春のカーニバル」の「なぜかカギが壊れて変身アイテムが飛んできた」と同じ現象ですよ。これほどの覚悟がある娘さんならば、プリキュアにくらい当然なれる。

【今年の4人目その2】

最近我が家で「お覚悟はよろしくて?」が日常語になってる。
主な用法は、赤ちゃんが粗相をしたオムツを取り替えるとき。
お覚悟はよろしくて?オープン!ぎゃあ!!

で、その過程で気付いたのですが、この台詞って自分自身を鼓舞する意味合いが強い。
相手への宣戦布告&威圧行為もあるにせよ、OPEDの「初めてで不安な場所も、ドレスかえて気持ちあげて踏み出すの」とか「もう逃げないわ」に通じるものがあります。
今週のスカーレットさんの「お覚悟を決めなさい」には、「夢や罪から逃げない、その覚悟はあるか」と自分に問いかけるニュアンスもあるんじゃないかな。

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Go!プリンセスプリキュア 第21話「想いよ届け!プリンセスVSプリンセス!」

2015年06月29日 | Go!プリンセスプリキュア感想
先週のプリキュアさんはお休み…でしたが。
その間、くどまゆさんのワンマンライブやら、TEUCHIライブやらがあったおかげで、あんまり休みだった感がしない。
むしろ普通の1週間よりも早く過ぎ去った気がする。良い意味で疲れた。。

■Go!プリンセスプリキュア 第21話「想いよ届け!プリンセスVSプリンセス!」

カナタ様と再会しました。おめでたい。
そのまま敵陣に突入しました。おめでたい。
そこに立ちふさがるはトワイライト様。おめでたい。

しかしそこでカナタ様が「あれは妹だ」と訳の分からぬことを言い出しました。実におめでたいです。
さすがのはるはるも、ちょっと怪訝な顔を隠しきれません。
カナタ様、逃亡生活が長かったからお疲れなのね…。

しかるにそこにディスピア様が現れ出て、彼女が妹御であることをお認めになりました。
ここで「カナタよ、お前は何を言っているのだ?」「絶望のあまり、己を見失ったか?」とでも言っていれば、更なる混乱を招けていたのに。
嗚呼はるはるの王子への視線が、どんどん痛ましいものになっていく…。

ディスピア様が言うには、大きな夢に悩んでいたトワ様を唆し、何だか良く分からない森に誘い込み、王国崩壊の引き金にしたそうな。

ディスピア様:
 「王女はそれで用済みだったが」
 「面白い使い道を思いついた」
 「私は王女の記憶も心も」
 「そして夢も全てを消し去り、育てた」

『育てた』ってのが良いですね。
魔法的なもので培養したのではなく、ちゃんと教育して手塩にかけた感があります。
トワイライト様も洗脳されてるというより、記憶を消されて成長したニュアンスなのかしら。

まぁ何はともあれ、妹君であらせられることは分かった。
だったら取り押さえて洗脳し返せばいいだけです。
抵抗力を奪い、取り囲んで「貴女は四人目。貴女は四人目」と認めるまで延々繰り返せばいいのです。それ、得意。

ですが当然のことながら、トワイライト様は大変にお強い。
必殺技をバスバス受けても、平然とした顔で反撃なさります。恐ろしい。
必殺技をバスバス打ち込むプリキュア共も恐ろしい。

苦戦する中、はるはるは何かを悟り、怖い笑顔を浮かべながら語り掛けます。

はるはる:
 「夢は、あるよ」
 「夢も希望も、まだ消えてない」
 「今、私の目の前に!」

はるはる:
 「心のない人に、あんな素敵な演奏はできないよ!」
 「あなたの心は無理やり閉ざされているだけ」
 「あなたの夢も、カナタへの想いも」
 「その中で生きている!」

まぁトワイライト様、割と普通に夢見てる感じしてましたしね。
別に、絶望に染まって無気力な風ではありませんし。社員が絶望しきってたナイトメア社とは違う。
逆に凄いな。どういう教育をして育てたんだろう、ディスピア様。

カナタ王子らにとっても、生存が絶望視されてたトワ様の無事が確認されたのですから、それほど嘆くことでもない。
単に取り押さえて洗脳し返せばいいだけです。さあプリキュアの出番だ。四人目になるがいい。
そして王子自らバイオリンを取り出して、援護射撃を始めます。カナタ様は素晴らしく優秀だ。

猛然と立ち上がった一行は、再度の捕獲を試みます。モードエレガント!
そのまま全力で攻撃をぶちかまし、一気呵成に押し切ります。
なんか途中で黒いキーが増えたりしたのが見えた気もするけど、まぁ気にしない。力技、最高。

怒涛の攻撃はトワ様を打ちのめし、溢れかえる奔流にその姿は掻き消え…。
冷静になってみれば、こんなことしたら無事では済みません。ちょっと心配になってきた。
が、幸いにして見た目には無傷の赤髪の娘さんがそこに。

まぁ率直に言って、銀髪トワイライト様の方が美め麗しかったのは事実ですが…。
シャットさんのがっかり感はとてもよく共感はできますが…。
それはそれとして、赤髪トワイライト様もお美しいです。意外とあのドレスが似合う。

急展開についてこれず、幹部二人はどこぞに退散。
ならばディスピア様まであと少し。このままの勢いで突入して首を取れば、これにて戦乱も幕。
と、勢い込みはするもののさすがに疲労は濃く。
猛り狂うディスピア様の魔力に追われ、逃亡することになりました。
気絶してるトワイライト様を、物理的に抱えて。なんとはなくシュールな絵柄。

出口まであと少し。といったところで。
ふとカナタ王子は立ち止まる。プリキュアの3人と、再会を諦めかけていた妹のトワ姫を見つめながら。
そしてくるりと反転すると、ディスピア様を迎え撃つ。

カナタ王子:
 「先に行ってくれ」
 「君たちが飛んだ後、この扉を破壊して閉ざす」
 「すぐに行くよ。まだ叶えたい夢もあるからね」
 「会いたいと心から望めば…きっと…」
 「はるか。また会おう」

さすがは希望の国の王子。最後のお言葉も力強い。
これほど優秀な王子がいて、何故にこの国は絶望に染まったのか理解に苦しみます。
どんだけ慕われてたんだ、トワ様。

こうして黒いキーの危機は防ぎ、ついでにトワ様も奪還。代わりにカナタ様を失うことに。
これは勝ったのか負けたのか。戦力的には出陣前よりも有利になったはずだけど、全くもって喜べない。
とりあえずこの子を4人目に洗脳するとして、さてどうしよう…。


(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)

(右画像)映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪! プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


「敵を解き放った」という意味ではヒメルダ姫と同じなのに、印象が全然違うのはなぜだろう…。

【今年の4人目】

そして来週いきなり4人目です。予告のネタバレぶりに遠慮がなさすぎる。

東映アニメ様のページによればこんな方だそうです。

[引用]
 キュアスカーレット

 “スカーレットバイオリン”を武器に、
 炎の力で敵を一網打尽にする謎のプリキュア。

[引用終]

炎の力で敵を一網打尽にする謎のプリキュア…。
物騒なことこの上ありません。
出来る限り近づきたくない感じの子。

【今年の敵】

ディスピア様の発言「育てた」が結構ひっかかった。

「プリンセスになりたい」と春野さんが言った時、誰もが「それは王家に生まれなければ無理」とツッコんだ。
紛れもなく王家の血筋である正統なプリンセス・トワイライト様が登場してからは、特に。
平民生まれの春野さんでは、たとえプリキュア能力を極めたとしても、定義としては本物にはなれない。
(厳密にいうなら不可能ではないですけれど。手っ取り早いところでいえば、独立して国家宣言すればいい)

ですが逆にトワ様は紛れもなくプリンセスなのに、「プリンセスプリキュアしかグランプリンセスになったことがない」事実にコンプレックスを持っていらっしゃる。
定義上はプリンセスであっても、彼女らが目指しているのはそんな辞書的な立ち位置ではなく、もっと本質的なものなんでしょう。
ここらをどう乗り越えるのかが今後のカギだとは思うのですが…。

この関係性は、ディスピア様とトワイライト様にも当てはまる。
ディスピア様は親ではない。が、ちゃんと育ててるんですよね、トワ様を。
「王家に生まれたらプリンセス」であるように「産みさえすれば親」。
同時に「王家に生まれさえすればプリンセス」ではないように「産みさえすれば親」でもない。

今回の話ではトワ様を躊躇なく使い捨てにしようとしてましたけど、何か親としての自覚に目覚めるような、そんな展開になるのに密かに期待したい。

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Go!プリンセスプリキュア 第20話「カナタと再会!?いざ、ホープキングダムへ!」

2015年06月14日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

次回のプリキュアさんはお休み。ということで、多分これが最後の宣伝。
みんなでくどまゆさんを応援しよう!そして癒されよう!
くどまゆさんの歌声には、何か妙な力があると思うんですよ。具体的に言葉にできないのがもどかしいですけれど。

■Go!プリンセスプリキュア 第20話「カナタと再会!?いざ、ホープキングダムへ!」

なんだかんだでドレスアップキーが大量に揃ってきました。意外とちょろいぞこのミッション。
戦利品を並べてにんまりしていると、唐突にキーが光ると、ホープキングダムに放り込まれました。
寮に残されたのは七瀬さん一人。ぽつん。変身できなくても主要メンバーとして活躍できる、そんな儚い望みが侘しく佇んでる…。

三人バラバラに飛ばされた先は、ただ単に暗い森の中。
仕方がない。歩こう。てくてくてくてく。
その先にはゼツボーグが。とりあえず応戦してると、通りすがりの馬に乗った人が助けてくれました。

もちろんこの人は、所在不明だったカナタ王子。あっさりと再会してしまいました。
幼少のころから月日は流れ、一際ご立派になられています。何せ普通に戦力になるし。
一方の春野さんも、ドレスの裾をつまんで優雅に一礼。
あの日あの時。プリンセスに憧れていた少女は、不断の努力を経て、ここまで成長した。

物語的には大きな山場のはずなのに、なんかなし崩し感があるようなないようなそんなまま。
再び唐突に光ったキーに導かれるまま進んでいくと、謎のお屋敷がありました。
先日のトワイライト様といい、この国にはこの手の建物ばかりか。

中に入るとこれまた唐突に声が。先代のキュアフローラだそうです。
なんてこった。
「キュアフローラ」って、代々受け継がれるものだったのか。

言われてみれば「伝説の戦士」なんですから、以前にも同じ名前のプリキュアがいても不思議はないのですが…。
なんとなく毎回違う名前だと思い込んでいたな。
じゃあパルミエには数百年前に、夢原さんではない「キュアドリーム」がいたりするんでしょうか。
数百年後には美翔さんが「私は先代のキュアイーグレット」とか、お澄まし顔で語りだしたりするんでしょうか。
夢、膨らむ!

[追記]
 指摘をいただきました。先代様は「キュアフローラ」とは名乗っていません。なんてことだ。
 じゃあやっぱり「キュア」名は単発物なのでしょうか。2代目キュアイーグレットとか、そんなのはいないんでしょうか。
 夢、しぼむ!

[追記の追記]
 29話にて「先代キュアフローラ」と判明しました。
 じゃあやっぱり「キュア」名は継承されるのか。2代目キュアイーグレットとか、そんなのもいるんでしょうか。
 夢は消えない!

先代フローラさんによれば、もう一つのキーが危機にあるとのこと。
そんなわけでいきなりの敵本拠地への攻撃決行となりました。
お澄まし声で語っていましたが、この先代フローラさんも大概に脳筋タイプですね。

戦略性皆無の突撃攻撃は凄惨なる被害を出し…となるかと思いきや、案外に居城は静か。
まぁ幹部さんは途中で撒いてきましたし、ゼツボーグ兵は数少なそうだし、スナッキー的雑兵もいないし、幹部は一人殺戮してるし、トワイライト様には傷を負わせてるし、あれ?意外と格好のタイミングだったのかもしれない。

が、当然そんなにうまくいくわけもなく。
気高く尊く麗しく、トワイライト様が立ちふさがってきました。
その立ち姿を見るや否や、カナタ王子は一言。

王子:
 「行方不明になっていた、妹のトワ!」



正直言って、あんまり似ていません。どうして断言したのか謎です。
そして当たり前に当たり前なことに、トワイライト様は一瞥して言外に却下。
そりゃそうです。いきなりやってきて「私の妹!」なんて言ってくる奴がいたら、普通に通報です。

訳の分からぬことを叫ぶ愚民を前に、トワイライト様は優雅に玩具を取り出すと、美麗に変身。



正直言って、あんまりお美しくありません。どうして仮面をつけちゃったのか謎です。
好きなんですかね、仮面。前に春野さんに会った時もそうでしたし。
なんか妙な性癖があるんだろうか。。

とりあえずあの仮面を毟ろう。そして取り押さえて「お前は妹だ」と洗脳しよう。
一同がそう決意したところで次回。
うやむやの内に、えらく話が進展した気がする。これで首尾よくトワ様を籠絡できたら、そのままの勢いでディスピア様も倒せるんじゃ…?


(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)

(右画像)映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪! プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


妹さんのお名前はトワ。「遥」や「彼方」がいるのですから、漢字をあてると「永遠」かな。
プリキュアさんでは「永遠」はかなり強力なワード。
「トワライト」にひっかけるためだけなのかもしれませんが、かなり気になる名前だな…。

【555回目のプリキュア】

冒頭はるはる:
 「放送555回ありがとう!」
 「これからもプリキュアを応援してね」
 「夢に向かって」
 「Go!」「Go!」「Go!」
 「プリンセスプリキュア!!」

通算ファイズです。おい知ってるか?夢ってのはな、時々すっげー熱くなって、 時々すっげー切なくなる。 らしいぜ。
冒頭に挨拶をする形式だと、こういう時に織り込めて良いですね。
前作「ハピネス」で学んだ知恵かしら。

また「555」といえばみんな大好き・夢原さん。
前回使われた555回記念のロゴをよーく見ると、リスペクトされてます。
言われるまで気づかなかった口だけど、これは地味に嬉しい。

【今週の姫】

カナタ王子の妹君・トワ様。
小さい頃に行方不明になり、それがきっかけでホープキングダムは陥落したそうです。
襲撃を受けたタイミングがいつなのかが不明ですが、随分と愛されていたんですね。
若干、王子の立場がない気もする。
あと、何でプリキュア不在だったのかも気になる。

また回想によれば、グランプリンセスになることができたのは、プリンセスプリキュアだけとのこと。
非常に不可解な設定です。
真のプリンセスになれるのは、プリンセスプリキュアだけ…?

番組当初は「平民だからプリンセスにはなれない」というツッコミも見かけましたが、まさかの逆とは。
では生まれながらにしてプリンセスであるトワ様は何なんだろう?
彼女が自分を「プリンセス」と殊更に呼ぶのは、その辺のコンプレックスに由来してるんでしょうか。
「天ノ川さんが努力に努力を重ねても、オーディションに受かった最後の一押しはプリキュアだった」ってのと同じ流れなのかしら。

改めて思えば、海藤さんや天ノ川さんも、ある程度のステータスが生まれながらに決まってる。
適当に生活してても、二人ともそれなりの社長や、それなりのモデルには多分なれるはず。親が社長やモデルだから。
「生まれながらにしてプリンセス」「でもそれだけではダメ」に通じるものがあるのかも。

本シリーズは「アナと雪の女王」を意識した、とも聞きましたが、あちらは「持って生まれた能力を恐れずに受け入れる」話(なんですよね?見てないけど)。
対してこちらは「持って生まれた能力で決まるのではなく、後からの努力が必要」ってところなんだろうか。

「プリンセス」という新しい概念が追加されたおかげで、「プリキュアとは何か?」がより深く目立ってきた気がする。
ここからの展開が楽しみ。

【今週の姫2】



この間キーを手に入れたので、気が付けば三連装。
ドレスの裾に弾丸隠してるのは普通に物騒で、普通に格好良いです。
クライマックスではガンガン換装しながら、バシバシぶっ放しまくって欲しい。

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Go!プリンセスプリキュア 第19話「はっけ~ん!寮でみつけたタカラモノ!」

2015年06月07日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

8月のCureMetalにもゲスト出演されるのですね。
ていうか、CureMetalのことに気付いてなかった…!
最近この手の情報に物凄く疎くなってしまったな。。

■Go!プリンセスプリキュア 第19話「はっけ~ん!寮でみつけたタカラモノ!」

今日も天気は雨降りくまのこ。春野さん達もお部屋でもんにょり。
日課のバイオリン練習を続けるも、いまいち調子が出ません。
話の流れで「カナタ王子には妹がいる」と知りましたが、特に気にも留めません。
いやそれかなり大事な情報でしょうに。
ネコ先生の口ぶりから、既に他界されているとでも察し、追及は避けたのかしら。

そこに副会長様がやってきました。宝探しのイベントを開くそうです。
こういうのは寮設定だから出来る技だな…。
サンクルミエールとかだと、まず学生が揃わない。

3人毎に班を分け、寮母の白金さんの出すクイズに従って探索開始。
この手の展開にしては珍しく、いつもの3人とは違う面子で行動です。
そしていつもと違う顔ぶれだからこそ聞こえてくる色々な声。

はるはるにも「規則を変えた人は初めて」「テニスであそこまで食らいつくとは」と賞賛や畏怖が届きます。
冒頭でも「バイオリンやバレエの練習を続けている」ことが示されていましたし、紅茶や洋裁スキルも当然維持しているでしょう。
恐ろしい勢いで成長なさっていっています。
本人のスキルだけでなく、周囲の人脈も広がってます。今日一緒に行動したふたりだって、元はそこそこ敵対関係にあったのですし。

更に学内を回るにつれ、これまでの成長を再確認。
良いイベントです。副会長発案とはなっているけれど、恒例行事なんじゃないかしら。
本当に突発イベントだとしたら、機会を逃さず、こういうカリキュラムにしたこの学園の体制が凄まじすぎる。

そこに襲来するシャットさん。今日は一人です。トワイライト様のお怒りに触れたせいです。
しかしそこで拗ねたりはしないのが忠臣の鑑。
心酔するトワイライト様の笑顔のため、単騎で突撃するとは、なんと熱い方だ。結果は伴わないけれど。

そのトワイライト様は、馬に乗ってどことも知れぬ宵をうろうろと。
同じころ、カナタ王子も馬に乗ってどこぞを転戦中。
馬、大活躍。

トワイライト様が辿り着いたのは謎のお屋敷。
特に気にせずズカズカと土足で上がりこむと(トワ様は偉いのです)、そこには見慣れた玩具が。プリキュアのだ!
思わずトワ様の目が輝きます。そしてガシリと掴むとニヤリと微笑みます。
これで私もプリキュアの力が…。
いやプリキュアに負けたわけじゃないし、あんな力が必要なわけじゃないけど、とにかくプリキュアの力が手に入ったわ!

前回、お母様から貰ったお手製玩具をあっさりと壊しちゃっただけに、市販玩具に目を輝かせる様がなんとも言えない感はあります。
まぁ女児様的にはそうだものな。お母さん、頑張って作ったのに…。

春野さんたちにとってはプリキュアであることはさほど重要ではなく、プリンセスになることを目標にしている。
一方、既にプリンセスであるトワイライト様は、プリキュア能力に興味を示している。
この逆転現象はちょっと面白い。


(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)

(右画像)映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪! プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


敵の領地内に玩具をばら撒いておけば、女性幹部が勝手に転んでプリキュアになってくれる。恐ろしい戦略だ…。

【今週の会長】

ゼツボーグ襲来時に、副会長に向かって「後を頼む」。

これ、実際にはその後ろにいる七瀬さんに向かって言ってるんですね。
確かに七瀬さんに直接「後を頼む」と言うのは不自然だものな。周囲からしたら「え、あの子誰?」となる。
かといって、事情を知ってる七瀬さんをスルーするのは物語として変。

こういう細かい描写はとても良いな。

【今年のプリキュアさん】

ここまでのシリーズの流れは、プリキュア=社会人(主婦/主夫も含む)と考えると、なんとなく分かるものがある気がする。

「MH」や「SS」はまだ学生で、社会人としての自分はあくまで脇。
休日に遊ぶことの方に遥かに重く比重が置かれている。

「5」や「GoGo」の頃に、価値観の相違や絶望を経験して悩み、「フレッシュ」や「ハートキャッチ」で悩みながらも楽しみを見出し、「スイート」や「スマイル」になると、働くことで逆に救いを得られたりもする。
この辺は感覚として分かる。仕事そのものに救われたというより、仕事を通じて得たもの(機会とか能力とか単純に金とか)が役に立つことはあるものな。
出張で行って縁ができた土地に旅行に行くとか、疎遠になってた学生時代の友人と再会したりとか、そういうの。

「ドキドキ」になると改めて疲れも見え始め、「ハピネスチャージ」で総まとめ。

今作の「プリンセス」では「社会人(プリキュア)」であることは大前提であり、別のステータスである「プリンセス」を目指すと。
実生活でいえば、子供ができて親になるとか、実の親を支えられる人間になるとか、そういうのか。

私も子供が産まれて親になった。「親になる」こと自体は、定義上は子供が出来さえすればいい。
「プリンセスになる」ことが、定義としては「王家に生まれる」ことだけなのと同じ。
でも目指したい「親」(プリンセス)像はそんなのじゃなくて、「ああなりたい」「こうなりたい」みたいなのはあるわけで。

春野さんが「プリンセスになる」という非常に漠然とした夢に対し、バイオリンやバレエの練習を続ける等、極めて地道で現実的な努力を積み重ねてるのは、参考になるかもな…。
年を取ると「成長した!」と実感することはなかなかない。そもそも「何のために成長するのか?」が曖昧だったりするし、「成長すること」を目的にすり替えちゃってるケースばっかり見かけてゲンナリするし。
(「成長」とはやりたいことを達成するための「手段」であって、「目的」ではないはずなのに、「成長したから嬉しい」みたいな目的不在の話ばかり聞く)

春野さんはバイオリンやバレエやってるけど、バイオリンそのものが特段に好きなのではない。
もちろん好きは好きだけど、バイオリン奏者を目指すとか、そういう意識じゃない。あくまでプリンセスを目指すための、一手段。
彼女にとっては「プリキュア」も同様の位置づけなのかしら。

改めて考えると、「立派なプリキュアになる」ことを目標にした娘さんはいないかも。
会話の流れでそういう意味合いのことを発言した子はいるけど、幹となる目標として掲げた人はいない…と書こうとして「プリキュア5つの誓い」からの特訓とか何とか脳裏に浮かんだな、うん。
まぁ大筋では外れてない、と思いたい。

「ハピネスチャージ」では、大いなる願いによる直接の目的達成は放棄し、「プリキュア」という手段を得ることで解決を目指した。
今やっている「プリキュアを手段とし、プリンセスになる」を目指す展開は、それをなぞっているのかもなぁ。

【蛇足】



世界制服作戦 ハートキャッチプリキュア!

花咲さんや来海さんのが出るのか。欲しい!

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Go!プリンセスプリキュア 第18話「絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」

2015年06月02日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

気が付けば6月です。くどまゆライブの月です。さあ行こう。みんなで行こう。

■Go!プリンセスプリキュア 第18話「絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?」

はるはるのバイブル「花のプリンセス」の作者様がサイン会を開くことになりました。
数十年間、謎のベールに包まれていた素顔がついに明らかに…!
私らでいえば東堂いづみ先生がサインしてくれるようなものですね。いつかそんな日が来るといいなぁ…。

春野さんは勿論のこと、絵本作家を目指す七瀬さんも大はしゃぎです。やった!今回は私も話に参加できる!
そこで皆でぞろぞろとイベント会場に馳せ参じてみました。
着いた先には予想以上の人人人人。さすがは先生。数十年たっても色あせぬこのご人望!

パフ:
 「で、どんなお話なんだパフ?」

この犬、今の今まで全く気にも留めてなかったのか…。
春野さんが散々リスペクトしてるんですから、普通の人なら自分から読むと思うんですよ。
所詮は犬。プリンセスの機微など分かるまい。

はるはるは滔々と語ります。
曰く、ある所にプリンセスあり。されど妬んだ鳥の奸計にはまり魔女に捕らわれたそうな。
しかし姫は優しく鳥に微笑み、籠絡すると、窮地を悠々と脱出。
圧倒的なる包容力と慈悲の心で鳥を許し、その寛大なる御心は周囲に花咲かせ、やんややんやの大喝采。
そして姫は王子を目指して旅を続けるのです。めでたしめでたし。

そうこうする内に、春野さんのサインの番が回ってきた。
わざわざ一人ずつ別室でサイン、というなかなかにエレガントな企画。
廊下にいても漂ってくるオーラに、春野さんはガチガチです。

恐れ戦きながら扉をくぐると、そこにいたのは品のよさげな老婦人。
絵本のイメージ通りです。東堂先生もこんな感じなんだろう。
持参した年季の入った絵本にサインを貰いつつ、春野さんは長年の質問を投げかけます。

はるはる:
 「プリンセスは王子様に会えたんですか?」

しかしながら作者様は答えません。
ストーリーは考えていたそうですが、いろんな空想を膨らませる娘や読者を見て、発表するのを止めたそうです。
人それぞれ、いろんなプリンセスのお話があっていいじゃない。

釈然としない春野さん、出待ちまでして問い詰めます。
どうして!どうして!どうして!?
警備員さんが無言で近づいてきたところで、今日も今日とてトワイライト様がやってきました。

真なるプリセンスであるところのトワイライト様。
今日はお母上から貰った玩具を振り回し、艶やかに艶やかに艶めかしく、偽物プリンセス相手に御自ら大立ち回り。
お美しい。実に実にお美しい。やっぱり本物と偽物は違うんですよ!



有無を言わせぬ勢いで愚民どもを黙らせると、身の程知らずの小娘を焚書の刑に処して見せます。
このような愚書があるから、民がいらぬ夢を抱くのだ…。
が、それがちょっとやりすぎだった。眼前の横暴に、無知蒙昧なる民は怒れる群衆と化したのです。

はるはる:
 「わたし、あなたと出会ってから」
 「プリンセスってこんな人のことを言うんだって思ってた」
 「でも望月先生の話を聞いて、それだけじゃないと思った」
 「同じプリンセスでも」
 「皆の中にいろんなプリンセスがいて」
 「わたしにも、わたしだけに目指せるプリンセスがあるかもしれないって思ったの」

それは春野さんの理想。強く。優しく。美しく。
小さい頃からずっと憧れてきた「花のプリンセス」にも込められたキーワード。
そして「花のプリンセス」と同じように、いろんなプリンセスの道があるのです。

春野さんのプリンセス魂が火を吹いて、念願の新玩具も絵本から出現。
出現したら、即、装填。情け容赦のない同時攻撃で、トワイライト様を地に叩き伏せます。
ふふ、そんなに汚れちゃってどうしたのかしら。あらあら、ごきげんよう。



下賤の者共の暴挙に、トワイライト様は怒り心頭。
汚らわしき愚民の分際で、この私に泥を…!
しかしそこで挑発に乗らないのがトワイライト様の高貴なところ。
手ぐすね引いて待ち構えてる暴徒を前に、ぐっと感情を押し殺し、栄誉ある撤退を選ばれました。
ここで特攻していたら、哀れ捕らわれ徹底した洗脳教育をされ、4人目にされたりしたんだろうな…。

強敵を撃退し、何かを掴んだはるはる。これでまた一つ、プリンセス道が極まりました。主に火力の面で。
なおそんなこんなに巻き込まれた絵本作家様。なんでもノーブル学園の創設者様だったようです。
理想のプリンセス像に捕らわれた挙句、三次元に実現しようと考えたのか。このお方もかなりの飛び抜けた発想のお方だ。。



(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今週の鳥1】

「花のプリンセス」をなぞる展開になるとしたら、「鳥が裏切る」んでしょうか。アロマめ…。

【今週の鳥2】



超絶端っこですが、ちゃんと美翔さんもいます。良かったですね。

【今週のプリンセス】

トワイライト様は海藤さんのことは高く評価してる節がありますね。
まぁ立ち位置は一番近いわけですし。

あとちょっと気になるのが、トワイライト様が盛んに才能や能力の高さを誇っておられたこと。
本来、プリンセスとは生まれながらにしてプリンセスであり、能力の高低は無関係のはず。
それこそ春野さんらがどう頑張っても越えられない壁です。
それなのに何故か能力合戦に走ってしまっている。
「春のカーニバル」の展開を思い返すに、もしかして重要なポイントだったりするのかもしれない。

【今年のプリキュアさん】

昔のプリキュアソングを聞いたりしてて、ちょっと思った。
MaxHeartやSS、GoGoくらいまでは「プリキュアであること」はあくまで避けたい非日常であって、重要なのは本来の日常。
例えば「好きなのに…ビミョー!!」とか。

 『地球の危機を救うためなら私が私でいられるのに』
 『愛することは止められないの 手におえない恋心』

命がけの世界規模の戦いの方が軽く見られてる。(というか日常が凄まじく重い)

これに対し「フレッシュ」や「ハートキャッチ」は変身することを心の底から楽しんでるような気配が漂います。
まぁ桃園さんとか過労で倒れてますけど、お唄を聞く分には底抜けに楽しそうです。はっぴーかむかむ!
更に「スイート」「スマイル」に進むと、プリキュアに変身することが救いになってる。

 『いくよ BeatLove 守りたいから BeatLove つながれるから』
 『そばにいてくれてありがとう ずっと刻もうね希望のビート』

北条さんはプリキュアにならなかったら色々と終わってたし、ビートさんもビートさんになれなかったら後悔で自害してたんじゃないかしら。

そこから「ドキドキ」「ハピネス」に時代が進むと、「プリキュアになったが、それがどうした」感が強くなってるように思う。
純然たる手段の一つに落とし込まれているというか。

で、今作。もはやプリキュアのワードすら出てこない。お唄ではどうかわかりませんが、少なくとも本編では。
今回みたいな逆転劇では「絶対に諦めない!」「だってプリキュアだから!」みたいなノリがあってもよさそうなのに、はるはるが重度なプリンセス脳なせいでほとんど意識されていません。
プリキュア放棄してプリンセスに走ってることを、果たして「現実を直視している」といった表現をするのが適切かは悩ましいですが、とにかく何か違います。

散々「プリンセスとは」を語ってるだけに、では「プリキュア」の位置づけはどうなのか?は今後気になるなぁ。

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Go!プリンセスプリキュア 第17話「まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!」

2015年05月24日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

2010年発売の「My sweet days」と2014年の「my partner」を聞き比べると、この間の苦労と成長が伝わってきます。
「どんな日が私を待っているのかな?」「立ち止まる日もあるけれど、心はもう明日に向かってる」と唄っていたころから、
「諦めちゃダメとか言われたって立ち上がれない日もある」「戻れない昨日に置いてきたもの振り切ってここまで来た」と唄う今。

「My sweet days」で無邪気に信じていた未来に、実際に現在がいたり、改めて未来について唄っている感じ。
好みの問題はあるとはしても、個人的には「my partner」の柔らかさが好き。

■Go!プリンセスプリキュア 第17話「まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!」

天ノ川さんが御母堂と共演することになりました。
お母さん大好きっ子ですしね。今頃リハーサルとか頑張ってるのかな?
え?頑張ってないよ?暇だもん。じゃ会場見に行ってみる?

踊る天ノ川さんに連れられて、はるはるらは明日の会場に物見雄山に。
なお、先日に引き続いて七瀬さんは置いて行かれました。
なまじ正体を明かしてるだけに、この待遇は切ない…。

会場についたところ、ちょうど同じくやってきた天ノ川母と鉢合わせ。
お母様は大変にフレンドリーな方です。
天ノ川さんもそんなに距離を感じてないご様子。北条さんとは違う。

会場は準備の真っ最中。試しにお母様が練り歩いてると、場の空気が一変。さすがはトップモデル様。
そこで天ノ川さんもやってみましたが、完全に気迫に圧され、膝が笑いっぱなし。
こんなので明日の本番を迎えられるのか…。

そんな心配を知ってから知らずか、天ノ川母は、はるはるらをお家にご招待。
今夜泊って行ってよ。寮には連絡しておくからね。あ、白金さん?わたしわたし~。
これで外泊許可が下りるのだから、セキュリティが厳しいのか緩いのかよく分からない。

天ノ川さんとしては、明日に向けて色々と集中したい。
だけど母御は空気も読まずにはしゃいでいます。だって私、天才だし?
これには天ノ川さんもブチ切れになりあそばされ、はるはるらに盛大に愚痴りまくり。
大体ね、あの母はね!
う、うん、そうだね。。じゃあ明日の朝までその愚痴きくよ…。

翌日。呪詛の全てを吐き出した天ノ川さんは、すっきりとした顔で会場へ。
おかげで無用の緊張からは解き放たれました。なるほど、これが母の狙いか。
天ノ川さんは少し根を詰め過ぎるのかもな。先日のオーディションでもそうでしたし。
100点は取れるが、120点は自力で取れないタイプ。

そんな良い雰囲気の中、いつものようにトワイライト様がご降臨なさりました。
お美しいです。事情を知らぬ観客も口々に褒め称えます。まるで本物のプリンセスのようだ!
さすがファッションショーに来てる客層なだけあって、異常に眼力が高いな。。

今日のターゲットは天ノ川母。夢は、娘と一緒にショーに出ること。
具体的かつ叶う直前の夢は始めてかもしれない。
(いつぞやの執事さんのように「この状態が継続すること」を願った例はあるけど)

やたらに細かい攻撃をしかけてくるゼツボーグさんに、一同は苦戦しきり。
だけど母の夢を見せられたこの状況で、天ノ川さんが折れるはずもなく。
発奮しまくった結果、新しいキーが顕現。それを使って新技もご披露。
大量の星がわらわらと飛び交う、実にウザい感じの技です。親子そろって、繰り出す技が細かい。。
そこはかとなく初期レモネの多弾道蝶を連想します。レモネの立場がまた一つなくなっていく。

戦い終わって、ステージも終わって。
これで夢がかなったでしょと胸を張る娘に、母は「次の夢は共にトップモデルになること」と語る。
一つの夢が叶ったら、すぐに次の夢。素敵な母娘だなぁ…。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


ショーには七瀬さんも連れて行ってもらえました。
昨夜は、急にお泊りした春野さんのせいで、疎外感に胸を焦がしながら、一人寂しい夜を過ごしたのでしょう。
開口一番「昨日はごめん」と謝る春野さんの姿が生々しいです。謝らなくていいよ、それよりも今度からは私も呼んでね…。

【今週のはるはる】

番組冒頭で海藤さんとバレエレッスンなさってました。
いまだに講習は続いているようです。春野さんは努力家だ。
一日でなし崩しにした愛乃さんの空手入門とは違い過ぎる。

【今週の星】

いたって普通に天ノ川父に言及されました。
家族デーで話題にならず、天ノ川姓が母方の姓っぽかったので、何か事情があるのかとも思ったのですが…。
「天ノ川」はただの芸名で本名は違うのかしら?(他の可能性も色々ありますが)

【今週の玩具】

新しいキーはお母さんから出現。
描写をそのまんま受け取るなら、このお母さんもプリキュアなんじゃなかろうかとも思えますが、多分関係ないんだろうな。
「プリキュアだから」というより、「母と娘の夢に呼応した」と考えた方が綺麗ですし。

ただそれはそれとして、あの学園の女生徒なら当たり前の如くプリキュアに変身しそう。怖い。

【今週の姫と下僕】

新技に巻き込まれそうになったトワイライト様を、即座に身を挺して守りに行ったシャットさんが格好いいです。
そして特に問題なく自力で身を守るトワイライト様。
結果、姫を庇うどころか、トワイライト様が呼び出した謎バリアに巻き込まれてダメージを負った挙句、トゥインクルさんの新技に被弾する羽目に。
実に優秀です。こんなに健気に忠誠を尽くす幹部がいるなんて。役には立たないけれど、なんて優秀なんだ。

ゼツボーグが敗れた後、すぐに「もう一度キーを!」と戦い続ける意思を見せてるのも良い。
この手の戦闘のお約束では負けるとすぐに撤退しちゃうけど、幹部は無傷なんだからその必要はないんですよね。
それにトワイライト様の御前である以上、おめおめと自分から逃げ出すわけにもいかない。

その上で、トワイライト様の余裕の一言で幕になるのが、主導権を握ってる感があって良いなぁ。

【今年の敵】

ディスピア様の目的が良く分からない。
絶望を口にしてはいるけれど、配下に絶望は強いていません。トワイライト様も部下の忠誠にちゃんと応えてくれてます。
同じく絶望を社是とし、本当に社員を絶望に追い込んでいたナイトメア社とは違い過ぎる。

これまでのシリーズを振り返ると、親玉の発言と実際の言動が食い違っていた例としては…

・アクダイカーン
 「滅び」と言ってはいるが、配下を直接滅ぼそうとは考えていない。
 身を案じる発言をしているし、部下の能力も「滅び」ではない。
 (本当に「滅び」の力なら、モエルンバは冷気使いになってるし、キントレスキーは腐食を操ってる。木や水を枯らしてはいたけど、描写から見て異常成長の結果として枯れてるだけに見える)
 おそらくはゴーヤーンに騙されて、本人たちも勘違いしていたんだろうと思う。
 美翔さんがこのことに気づいていれば、和解の道もあったんでしょうね…。実際にやったことは、遠距離からの問答無用の報復爆撃でしたけど。

・ノイズ
 「音を消す」のが目的ならマイナーランドではなく、沈黙の王国を作るのが正道。もしくは名前通り、音楽ではない雑音の国。
 この違和感が、最後の最後のカタルシスに繋がるのは見事でした。
 彼の本性は「悲しみ」であり、それは「笑顔」と組み。
 当初は「音を消す」と叫んでいたノイズ様が、メロディさんらの呼びかけに応えて「悲しみで染めてみせる」と自らの音楽を鳴らしだしたラストバトルは本当に美しかった。

・ピエーロ
 「バットエンド」を目標にしているけれど、本心は別のところにあったように思う。
 理由の一つ目は、最終決戦で戦闘不能になった星空さんらに対し、止めの一撃を待ってあげてるようだったから。
 その気になればすぐに終わるのに、彼女たちが決意を新たに立ち上がるのを、見守ってるように見える。
 理由の二つ目は、彼の名前そのまんまから。
 つまり「ピエロ」の名前の通り、メルヘンの倒され役を演じている道化。悲しくも優しい存在だった気がする。

…と、これらを踏まえると、ディスピア様も裏に何かあるんじゃなかろうか。

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Go!プリンセスプリキュア 第15話「大変身ロマ!アロマの執事試験!」

2015年05月10日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

連休中、公園に行きました。女子学生二人組がダンスの練習してました。ハートキャッチパラダイスだった。
かなり真面目に練習してたので、何かの余興で踊るんですかね。年齢的に懐かしアニメの再現とか、もしくは投稿とか。
私たちの身近に、くどまゆは潜んでいる。

■Go!プリンセスプリキュア 第15話「大変身ロマ!アロマの執事試験!」

ミス・シャムールのお力により、動物どもが人化しました。執事試験のためです。
試験ならば、通常形態での動きを見なければ意味がないように思うのですが…。
どちらかというと内面のテストのようなので良いのか。
学園内で自然に活動できるように、人化してくれたのかな。ミス・シャムールは細かな配慮が出来る方です。
女子寮に男が紛れ込んだらどうなるか、に気が回らないのはどうかとは思いますが。ひぃっ!男子!?

試験の内容は、はるはるの執事となって一日すごす事。
民間人の普通の一日に、管理すべきスケジュールなどそうそうありません。
天ノ川さん付きになる方が、やりがいはあったろうに…。

そこでアロマ兄さんは、ご自分で完璧なスケジュールを作成し、はるはるにそれを行ってもらうことに。
さあ朝食を食べるロマ。図書館にも行くロマ。次は昼食ロマ!
高性能はるはるだから良かったものの、これではご主人の方が大変だ。

そんなわけで試験には落ちました。

納得いかぬ。アロマは雄叫び、街へと飛び出します。
なぜに落ちるのだ!ご主人が、はるはるだからか!
憤懣やるかたなし。ところが勢い余って、老婦人と執事さんに迷惑をかけてしまいました。

執事さんはご主人の荷物を放り出して、道路に飛び出したアロマを助けてくれました。
「主人の荷物なのに?」と疑問を抱くアロマですが、執事さんは淡々と「それだけが仕事ではないでしょう」。
そう、主人の意を汲むことこそが執事の勤めなのです。
シュークリームが欲しいと言われればシュークリームを用意し、パンケーキが食べたいと言われればパンケーキを作る!
それこそがしもべのお仕事。そこのミルクさんとリボンさんも、ちょっと背筋を伸ばしてこの言葉を傾聴なさい。

今日一日を思い返すに、はるはるのことを全く考えていなかった。
これでは試験に落ちるのも当然です。
うなだれるアロマ。そうか、プリキュアだって人間だった…。

そこにちょうどやってきたトワイライト様。本日はロックさんをお供に連れています。
ターゲットは先ほどの老婦人…だったのですが、優秀なる執事さんが庇い、彼がゼツボーグ化。
意気の分かるトワイライト様、この献身的な行動に賞賛の言葉すら送り、老婦人は見逃してあげました。
なんていい方だ。
やはり就職するならディスダークなんだろうか。

現れたる執事ゼツボーグは渋く優秀で。応戦に出たフローラさんもいっぱいいっぱい。
さてここで、執事であるアロマの取るべき行動は?
即座に逃げる、です。
あんなプリンセスもどきと心中できるか!

はるはる:
 「違うよ」
 「アロマは、逃げたんじゃない…!」

そう。兄さんは全力で天ノ川さんや海藤さんを走って呼びに行ったのです。
踏みとどまって戦うよりも、ずっと正しい判断です。
まぁトワイライト様からすれば「仲間を呼びたいなら電話すればよいのでは?」と思うでしょうから、奇怪な行動に見えるでしょうけど。
色々事情があるんですよ!今年のプリキュアさんは、電話支給されてないんですよ!

そもそもアロマくんは海藤さんらの居場所を知っていたのか。
戦闘中の危機的状況ですから、ほんの数分のロスでも命取り。
「走って呼びに行く」絵は若干どんくさいものの、ちゃんと二人を見つけ出し、間に合わせたのはさすがです。

頼れる援軍の到着で、執事ゼツボーグもめでたく浄化。
続いてトワイライト様との戦闘…にはならず、今回もすんなり引き上げてくれました。
捨て台詞も特になく。実に優雅で雅です。

今回の活躍を称え、アロマくんは試験に合格するかと思いきや、潔く辞退。
道はまだまだ遠いのです。
プリンセス見習いと執事見習いに命運を託すのはどうかとも思いますが…。
対ディスダーク戦争が終わった後のことも考えたら、人材育成するのは大事なのかもしれない。
正式な執事を引きつれた、もっと優秀なプリンセス候補…が出てきてもおかしくはない気がするけれど、トワイライト様で枠が埋まってるのかしら。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


次回は海回。もう水着はいいです。そのような願望はありません。
ですから人魚さんを出しましょう。
夢原さん人魚とか、姫さん人魚とか、真に素晴らしかったではないですか。
せっかくキュア名に「マーメイド」を冠している娘もいるのですから、もう尾びれつけるしかないですよね。
人魚さんを出しましょう。そうしようそうしよう。

【今週のはるはる】

さりげなくアフタヌーンティー試験に合格されました。
スキルアップが留まるところを知らない。
三ヶ月前の彼女とは、もはや別人ですよ。

【今週のネコ】

ミス・シャムール、シッポが意外と立派で太いですね。。
猫というか、恐竜の類にも見える。

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Go!プリンセスプリキュア 第14話「大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!」

2015年05月03日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

しつこく宣伝します。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

先日、くどまゆさんと撮った写真を妻が発見し、「この女は誰だ」と詰め寄られた末に、「これが、くどまゆか」と唾棄され、「本当に写真撮影イベントが存在したかを確認する」とネット検索され、辿り着いた証跡が私自身のブログのイベント感想記事…というよく分からない修羅場を経験。くどまゆさんにだけ、やたら当たりが強い…。

■Go!プリンセスプリキュア 第14話「大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!」

今日は授業参観ならぬ家族サービスの日。
ノーブル学園に親御さんたちが大挙してやってきました。
全寮制の学園ですので、新入生の保護者を安心させるための、当然と言えば当然のイベントか。

春野さんのお家も両親+妹さんが来てくれました。妹いたんだ、はるはる。
お母さんにとっては久々の母校です。
妙に落ち着いているのも、勝手知ったる学び舎だからか。

ところが春野さんご溺愛の妹御は、なぜかご立腹。
浮かれる姉を冷ややかな目で見やり、言葉のナイフを突き立てます。
愚かしい姉。なんて変なことをしてるんだろう。恥をお知りなさい。

ただまぁそれもそのはず。お姉ちゃん大好きっこにとっては、全寮制の学園は切なかった。
妹のことを放置して夢を満喫してる姿に、どうにも拗ねてしまったようです。
なんて可愛らしい生き物でしょうか。さすが夢原さんヘアをしているだけのことはある。

そんなこんなでハートフルな小芝居をしていると、トワイライト様がシャットさんを引き連れてやってきました。
もう仮面は被らないようです。なんだったんでしょうか、あれ。
トワイライト様的に格好いい扮装のつもりだったのかしら。

前回と同じく、シャットさんにキーをぶすりとやってゼツボーグを大召喚。
シャットさん、実に幸せそうです。
クローズさんも伸び伸びと働いていたし、良い職場なのかもしれない。
なんだかんだでディスピア様も部下思いだしなぁ…。
「最期の忠誠を見せるチャンスを欲しい」と懇願するクローズさんに応えてあげるとか。

今回の依代は春野ファミリー。見ていた夢は「娘がプリンセスになること」。
夢の妄想の中の春野さんが、実に艶やかで艶やかです。一歩間違えればアホの子ですが。
親の愛と、妹の崇拝を感じます。

身内を汚された怒りに、春野さんは言葉もなく、すちゃりとキーを身構える。
冷静に考えればかなりの危機的状況(中ボス+パワーアップ幹部+複数素材のゼツボーグ)なんですが、怒りのままに押し切りました。
相変わらず武器破壊に走るマーメイドさんが、相変わらずすぎて怖い…。

この様子に「興が醒めた」とトワイライトさんは撤収。
いまいち描写にはないものの、春野さんの家族愛とご自分の状況を重ね合わせたとか?
トワイライト様とディスピア様は、家族仲が悪い感じではないですけど、何かあるのかもしれない。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


なお春野さんは、妹さんに「プリキュアやってる」ことは隠しておいででした。
この後、何かの拍子で「実は裏でプリキュアやってた」ことがバレた日には、再び関係がこじれそうです。
お姉ちゃん、隠し事してた…!!

【今週のはるはる】

お父さんはかなりアレな格好で来校し、どら焼きを配って回る奇異な行動をなさりました。
普通なら登校拒否しかねないほどのダメージですが、春野さんのこれまでの活躍を考えると、むしろ良いアシストをしています。
これでまた学内知名度が1ランク上がったに違いない。影ではすでに、次期生徒会長候補と目されてるんじゃなかろうか。

【今週の星】

天ノ川さんのお母さんは海外にいるため参加せず。
お父さんについては全く言及されていません。
旧姓を名乗っているところからも察するに、離婚したとかなのかな。

【今週の星2】

ももかさんは天ノ川さんのことを知らないご様子。
「ももか」の名を持つのにモデルに興味がないなんて。天ノ川さんの御威光もこんなものか。
まぁ、拗ねてる延長で、あえて「知らない」と言っただけかもしれませんが。

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Go!プリンセスプリキュア 第13話「冷たい音色・・・!黒きプリンセス現る!」

2015年04月26日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

工藤真由さんのワンマンライブ、好評発売中です。買おう。行こう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (公式サイト)

■Go!プリンセスプリキュア 第13話「冷たい音色・・・!黒きプリンセス現る!」

春野さんがバイオリンに興味を持ち出しました。
先日、崖の上で仮面つけてバイオリンを弾く銀髪の美人さんを見かけたんだそうです。
なんて綺麗な音色!あたしもやってみよう!
仮面とかドレス姿は疑問から完全スルー。まぁ最近は珍しくないですしね。そういうの。
イベントの練習とか趣味とか、そんなところでしょう。

思いついたら即実行。まず生徒会長様に聞いてみよう。
バイオリン弾けますか?弾けますよ。うむ、経験者ゲット。
バイオリンが欲しいです。職人を紹介するわ。うむ、道具もゲット。
コネって怖い。。

されど春野さんもただただ受け身なわけではない。
謎の目利きを発揮すると、数あるバイオリンの中から、職人さんの思い出の一品を見抜いてみせました。
この子のポテンシャルはとどまるところを知りません。
ていうか、そんな思い出の品を貰った以上、使い捨ての一発設定じゃないですよね。
テニスやバレエ設定も生きてるみたいですし、春野さんがどんどん化け物になっていく。

バイオリンを手に入れたなら、次はレッスンです。
猫を呼び出そう。これまた恐るべきコネです。
努力家と環境と人脈が結びつくと、こういう手が付けられない状況になるんだ。

レッスンの1回目は、残念ながら酷い有様に。
まぁド素人なんですから当たり前です。むしろちゃんと構えただけでも凄い。
平然と弾ける海藤さんや天ノ川さんの方が異常なんです。

なお、七瀬さんは動物たちと一緒に舞台下でお留守番。
レッスンを受けさせても貰えないとは、地味に格差が生まれてます。
プリンセスになりたければ、まずプリキュアになれ。

その夜。再びバイオリンの音を聞きつけた春野さんが外に転び出てみると、そこには例の銀髪バイオリニストが。
相変わらず綺麗な人です。ぼんやりしていると、何故か弾き方を教えてくれました。
外界を遮断せよ。気高く、尊く、麗しく。存在するのは己のみ。

この教えを元に弾いてみたところ、あら綺麗な音色になったではないですか。
春野さんのセンスというか成長力はやはり異次元レベル。
だけど職人さんは微妙に不服そう。音は綺麗でも、気持ちが全然伝わってこない。

そこにシャットさんが襲ってきました。銀髪仮面さんに付き従って。
彼の語ったところによれば、銀髪さんはトワイライトさん。ディスダークの姫だそうです。
そんな重要情報を、こんな一介の職人の前で公開するとは、なんとも庶民派の姫さんです。

案の定、職人さんはぽかん。最近の若い者には、こういうコスプレが流行っているのか…。
彼の夢は、若者にバイオリンを伝えることだそうですが、「仮面つけてコスプレするのが今時感覚」と認識されてしまったらどうしよう。
受ける気はする。

途方に暮れる民間人を横に置き、トワイライトさんは黒キーを起動。格好良い。
それをシャットさんにぶすりと突き刺し、強引に錠を開きます。ディケイド方式。
「敵側が錠で、プリキュア側が鍵」というのは、「敵の何かをプリキュアさんが開放する」暗示かと思っていたけれど、あっさりと姫さんがやってきました。
はるはるも強引に鍵を差し込めばいいんですよ。開けちゃいけない何かが飛び出てくるから。

現れ出たゼツボーグはそれなりに強く。
とはいえタイミングが悪かった。先日、追加玩具を得た春野さんたちは、多少苦戦するも撃退に成功。
戦闘シーンが格好いいです。飛行できないプリンセスさんたちが、相互にフォローしながら空中戦。
天ノ川さんはいつの間にあんな技を…。

意外とあっさりと倒されたものの、トワイライトさんは気高く、尊く、麗しく。
それはそれは優雅に去って行かれました。お美しい。
これまで数々のスキルを努力により得てきた春野さんですが、持って生まれた何かの差を感じます…。

その後。春野さんは「お花大好きの気持ちを表現しよう」というアドバイスの元、バイオリンを演奏。
見事、褒めて貰えました。つい最近まで初心者だったのに。
やっぱりこの子の成長速度なら、不可能はない気もする。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


トワイライトさんが仮面をつけていることに、何か意味はあるんだろうか。
すぐに正体を明かすのなら、隠している意味がないように思う。
凡庸な発想でいえば、「鍵付きの仮面をつけてて春野さんと和解した段階で解錠」とかそういうのになりそうなのに。

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Go!プリンセスプリキュア 第12話「きららとアイドル!あつ~いドーナッツバトル!」

2015年04月25日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆさん】

みんな大好き工藤真由さんのライブが決定しました。
ていうか、既にチケット販売されてます。
こぞって行こう。すぐに買おう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (公式サイト)

映画を除くと、くどまゆさんが主題歌担当していたころから既に3,4年。
プリキュア歴史の1/3が経過してるのですけど、あんまりそんな気はしないなぁ。

なまじプリキュア歴が長いだけに、ライブではプリキュアソングが多かったくどまゆさんですが、昨年ごろからオリジナル曲も強化されました。
個人的には、プリキュアソング/オリジナル曲/イベント的曲(カバーとか)の割合が、今かなり良い感じだと思う。

■Go!プリンセスプリキュア 第12話「きららとアイドル!あつ~いドーナッツバトル!」

七瀬さんにプリキュアであることがバレました。しかも謎の一大決戦に巻き込みました。
五体投地して詫びる春野さんに、しかし優しい七瀬さんは笑顔でにっこり。
友達のためだもの。喜んで協力するよ。

天使の如き優しさに胸震わせ、では早速作戦会議。現状の整理と今後の方針を共有し…あらお客さん。
天ノ川さんの事務所の社長がやってきました。新しい仕事の話をもってきたそうです。
そっかー、天ノ川さん売れっ子だものねぇ。じゃ、プリキュアの相談は終わり!以上!

ところが。世界滅亡がどうのとかの話題を切り上げて、仕事の話を始めたのに、天ノ川さんはそっけなく。
ん?モデルじゃなくてテレビ出演?断っておいて。
あなた、レモネがどんな思いして女優志望なのに雛壇アイドルやってたと思って…。。

しかし一旦は断った天ノ川さんも、お気に入りのドーナツ店の宣伝取材ネタだと聞いて手のひら返し。
さすが売れっ子様は違いますね。仕事を自由自在にお選びになる。
世の中にはですね、カレー屋の宣伝を買って出たのに、全くアイドルパワーを発揮できず、役に立てなかったレモネもいるんですけどね。

わくわくしながら迎えた当日。ところが一緒にレポートすることになったアイドル様が、物凄い勢いで敵視をなさってきた。
天ノ川さんが何かしようとするたびに割り込み、ぐいぐいと画面前面に押し出てきます。
ああこれ、レモネもやられてた奴ですよね。人気アイドルに痛めつけられ、それでも営業スマイルを浮かべてやりたくもないアイドル業をやってたやつですよね。

アイドル様は頑張ります。物凄い勢いで頑張ります。
ぶっちゃけ、アイドル業は素人の天ノ川さんより、よほど良い仕事をなさってます。
ただ彼女単独でここまでの仕事ができたか?といえば、やや疑問。
特に最後のドーナツ爆走は、相方が天ノ川さんだったからこそ盛り上がったと思われます。
ある意味、天ノ川さんが以前のオーデションで春野さんのおかげで120%を出せたように、アイドル様も天ノ川さんのおかげで120%を出せた感じ。

一方の天ノ川さんも、いまだ少しモデル業にストイックすぎる。
今回のような仕事をとってきたのは、社長さんなりに考えがあったんでしょうか。
売れっ子様には売れっ子様の悩みがあるんです。雛壇アイドルには分からない悩みが。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今年の美翔さん】

TEUCHIライブも開催されます。

「SUPER TEUCHI MIX 2015ーShooting 4 Star」
 日時:6月27日(土)13時30分/18時00分
 場所:初台ドアーズ
 (五條真由美さんブログ)

約10年が経過してもなお、進化し続けるSplashStarチーム。この自主ライブも何回目だろうか…。
そしてそのライブの大半を、妊婦として出演し続けた樹元さんが恐ろしい。
「また妊娠しました」と言われても、もはや驚かないな…。

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