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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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スマイルプリキュア! 第20話「透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?」

2012年06月30日 | スマイルプリキュア!感想
【今週の鳥】

日向さんがブラウン管に帰ってきた!



日向さん:
 「舞!大ニュースだよ!」
 「ふたりはプリキュアSplashStarがDVDBOXで発売だって!」

ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX vol.1 【完全初回生産限定】

「舞」と呼びかけているのは、樹元さん・榎本さん自身による発案だとか。
おそらく次回は美翔さんverと思われます。期待が高まりますね。
そして同時に「あ、2週間しかCMないのかな?」とか、別の期待も高まります。がんばれ、美翔さん!

真面目な話、これまで販売されてこなかった「マジドキ」が搭載されるのは凄まじいです。
この日のために温存してきたと言わんばかり。
これで後は、幻のコミックス第2巻さえ発売されれば。。

■スマイルプリキュア! 第20話「透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?」

例によって例のごとく。
キャンディが落ちてたカメラで撮影したところ、被写体の星空さん・日野さんは透明人間になってしまいました。
果たしてこの手の悲劇は何度目か。今やこの街は最終兵器が気軽に落ちてる無法地帯と化した。

そして例によって例のごとく。



奇行を晒す星空さん。

彼女の学校生活が崩壊しました。またしても。
もはやクラスメイトからも「ああ、またあのメルヘン脳が…」としか思われてません。
世界以前に、星空さんの人生が破壊されていく。

取り返しのつかないほどのダメージを通してることなど露ほども知らず。
遅れてやってきた魔女婆さんは、透明カメラを取り戻すと、自らに使って戦闘を挑んできました。
実際のところ、プリキュア娘を激写して透明化し、放置するのが最善手かとも思います。星空さんの破滅ぶりを見るに。
手段に固執するから目的を見誤るんだ。

とはいえ、見えない敵はそれはそれで脅威。
当初こそ、シャドークリーチャー同士で向き合えてた透明星空さんも、再度カメラを使われ透明化が解除。
場に残るは右往左往するプリキュアさんたちばかり。
さりげなく大ピンチです。姿かたちを隠し、格闘戦で圧倒的な優位を構築。
しかも青鼻アカンベェにすることで、苦し紛れの必殺技乱射による事故も防止。完璧だ。

絶体絶命かと思われましたが、青木さんの機転で事なきを得ました。
ていうか冷静に考えたら、下手に姿を隠さず、必殺技連射させた方が強かったんじゃなかろうか。
この子ら、いまだに学習せず早打ちしまくるし。

そして戦いが終わり…。
例によって例のごとく、道に落ちてたカメラを再度拾って撮影したところ、姿がフェードアウト。
以下、エンドレス。


(左画像)
スマイルプリキュア! DXガールズフィギュア 全2種セット

(右画像)
スマイルプリキュア! DVD Vol.2


どうでもいいですが、2段目の文字数が最長の回候補。

【今週の青】



やたらに可愛い。知性あふれて駄々漏れてる感じ。

【蛇足】

見えない敵。恐怖です。
スマイルさんは最後の知性・青木さんの降雪により破りましたが、他のチームだったらどうしたのか。

MH:
 どうしようもないですね。頑健さを武器に骨を切らせて肉を断つか、ルミナスさんの自暴自棄バリアに巻き込むか…。
SS:
 バリア張って持久戦しか思いつきません。鳥バリアはカウンター特性を持ってるっぽいですけど、使用者が美翔さんでは正直信用が…。
GoGo:
 アクア姐やミルミルさんで、青木さんと同じことができるんでしょうか。出来ない気がする。知性的に。
フレッシュ:
 割とどうしようもない…と書こうとして、目をつぶって戦闘した桃園さんの存在を思い出した。
HC:
 陽光さんの多弾道を連射すればどうにかなりそう。
スイート:
 音楽がテーマなだけに、音響探査とかやれば出来そうな気もします。北条さんは意外と知恵がある。戦闘に関しては。

…こうして見ると、スマイルさんは案外強いように見えてきた。まぁ青木さんが一人で気を吐いてるだけですけど。気の毒に。。
コメント (1)
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スマイルプリキュア! 第19話「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」

2012年06月10日 | スマイルプリキュア!感想
【今週のプリキュアさん】

[大塚監督のTweetより引用]
 大塚隆史_φ(・_´・‏@takaswy1981
 
 親父からメールが。長々と妹の命名の時の話。おい親父、そこは俺の名前の由来の話にしとけよ!と突っ込んどいた。どうやら娘の名前は特別らしい。(*´∇`*)
[引用終]

何というか、実に素敵な親子だと思いました。

■スマイルプリキュア! 第19話「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」

宿題が出されました。
自分の名前の由来を聞いてくること。
桃園さんが、シンプルかつ熱く語りそうなお題です。

早速調べてくる良い子のプリキュアさんたち。
「いつでもハッピーを見つけられるように」「真直ぐになるように『なお』」等々。
名は体を表す方たちばかりです。
というか、名が体を表すように、企画されたのでしょうし。
舞台裏の思惑が、さりげなく公開されていく。

そんな中にあって、黄瀬さんはちょっぴり憂いモード。
名字の由来は明らかです。黄色いから。
しかし名前の由来は良く分からない。何で「やよい」なんだろう?

命名してくれたお父上は、彼女が幼いころに鬼籍に入られています。
母上はご存じなかったそうなので、今となっては永遠の謎。
黄瀬さん自身は、幼き頃に由来を聞いたこともあったそうですが…。

やむなく件の宿題は、「やよい=3月=草木が芽吹く」の連想で創作して答えてみました。
創作とはいえ、悪い由来ではない。そういう意味で命名した方も、決して少なくないはず。
実際、「春のイメージ」という方向性は、結果的には合っていたわけですし。

とはいえ、やっぱり黄瀬さん本人としては釈然としない。
名前の由来云々もですが、お父さんとの間に確かにあったはずの思い出が、記憶から抜け落ちてしまってるのがもどかしい。
雨は降る。ざあざあと。黄瀬さんの記憶もかき消される。

断片的なイメージを手繰り寄せていると、例によって例のごとく、バッドエンドな方々がご訪問。
依り代がスペシャルだったせいか、今日のアカンベェはやたらに強い。
赤鼻と見るやいなや、即座に必殺技を連射して案の定外してしまったせいな気もしますが、とにかく強い。
ていうか、まだ学習しないのかウルトラハッピーさんたちは…。

苦戦の最中、この期に及んでもぴかりんじゃんけんとかやってた黄色の脳裏に、在りし日の父との思い出が去来する。
昔々お父さんと結婚式ごっこをやったときのこと。
お父さんは、黄色の名前の由来をこう語った。



父:
 「ママの千春って名前は千の春」
 「ママは春のように優しいだろ?」
 「やよいにも、ママみたいな優しい人になって欲しくて、春の名前をつけたんだ」

桃園さんのように、シリーズテーマ的に意味がある名前、というわけではない。
でもそんなこととは関係なく、素直に良い由来です。
(黄瀬さんは「努力しても結果が芽吹かない」エピソードが続いているので、「やよい」(春)が来ていない=覚醒エピソードがある、のかもしれませんが)



必殺バンクもスペシャル仕様。
開戦直後に、他の人たちにつられて早打ちしてなくて良かった。
微妙に気持ちが乗ってなくて出遅れたのが、結果的にプラスだった。

自分のルーツを知るのは大事なこと。
「スマイル」テーマ的には、若干そぐわない気もするけれど(「由来は最後まで分からない」の方がらしい気はする)、美しい回だったと思う。
ここから黄色の成長が見られたりしたら良いなぁ…。


(左画像)
スマイルプリキュア! DXガールズフィギュア 全2種セット

(右画像)
スマイルプリキュア 352ピース キュアピース 352-48


安易に「お父さんがいないのはかわいそう」に作中の誰一人も進まなかったのが高ポイント。

あえて下衆の勘ぐりをするならば、黄瀬さんがヒーローに憧れていたり、一人でぽつねんとしていることが多かったのは、父の不在が影響してるのかもしれない。

【今週の鳥】



当たり前のように台所に立つスマイルの面々。
黄色の子も料理ができるとなると、星空さん以外は全員実用レベルのようです。
ちょっとお菓子が作れる程度で「お料理が得意」と言い張っていた美翔さんが、とてもとても恥ずかしい。
黒歴史として葬って、今では「人の心が読める」と強情張ってますけど、それもいつまで続くことやら…。

【今週の星】



転がる星空さん。



へしゃげる電柱。

今日の星空さんは、いつにもましてセクシーです。

【今週の星2】

星空さん:
 「れっごー・くちべに!」



誰がどう見ても口紅ではありません。
素知らぬ顔でごまかしてますが、それは口紅ではありません。
星空さんめ…。

【今週の海】

黄瀬母: 
 「はい、黄瀬です」
 「くるみ先生がこちらに…?」

イベントにやってくる謎の「くるみ先生」。
ここで最初に連想したのが、「来海さん」なのか「美々野くるみ」なのかで、所属する旗がバレます。
お二人とも超優良プリキュアなあたり、この戦いは凄惨を極めそうだ…。



まぁファッションイベントなのですけれど。
イントネーション的にもアレなんですけれど。
個人的には、「共催:パルミエ王国」なイベントなんだと思い込んでみる。

【今週の謎生物】



キャンディ:
 「だんだん集まってきたクル」

残り1個なのに、「だんだん集まってきた」。テンション低めです。
昨年の「もうすぐ完成するニャ」詐欺に対する抗議は、実に凄まじかったそうで。
今年は随分と謙虚。

【来週のプリキュアさん】

次週はお休み。
ちなみに「仮面ライダー」さんは、ゴルフ対決を放送する予定。
ニチアサスタッフ様のお約束遊びも、ここまで来たか。

【来週以降のプリキュアさん】



この日野さんは素晴らしい。とても素晴らしい。

髪型チェンジありってことは、残りの3人にも期待していいんでしょうか。
確かに、いかにも二段変身しました感を出すには、これ以上に強力な手段もなかなかない気がする。
どうして今まで気がつかなかった。

【今週のプリキュアさん2】

[境宗久‏監督のTweetから引用]
 境宗久‏@munehisa_sakai

 【今日のスマプリ余談】カンナをかけてるなおのお父さん役が神奈さんという事にどのくらいの方が気付いていらっしゃるのかw…たまたまなんですけどねww
[引用終]

今回の話は、いつにも増して製作サイドが楽しんでいらっしゃる。

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スマイルプリキュア! 第18話「なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆!!」

2012年06月09日 | スマイルプリキュア!感想
【先週の鳥】

更新が長らく空いてしまいました。

先週は2年ぶりの「TEUCHI」ライブに参加してきました。
榎本さんは以前にもまして素敵でした。そして恐怖でした。
タイミングを逃してしまったけど、感想はちゃんと書きたい。

■スマイルプリキュア! 第18話「なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆!!」

疾風怒濤の緑川さん。
このたび、大会のリレーに出場することになりました。
そこまでは良かった。何の問題もなかった。

緑川さん:
 「他のメンバーは、星空さん・日野さん・青木さん・黄瀬さんがいいです」

「星空さん」とか名字呼びされると、すごくトキメキますね。
下手に名前で呼ぶより、ずっと名字で呼べばいいんだ。
プリキュアさんには他人行儀感が足りてない。

それはともかく、緑川さんの指名により、いつもの5人メンバーでリレーに出ることになりました。

スポーツやってる日野さんはそこそこ。
星空さんも意外と足が速いらしく、青木さんと同じくらいのようです。
まぁ青木さんが意外と足遅いのかもしれませんが。

どうにかこうにか様にはなってる星青日と違い、致命的なのが黄瀬さん。
全くもって走れません。走る気もありません。
さりげなく緑川さんも言ってますが、根本的な走りこみの量が足りてません。

どうにかこうにかやる気を出して、少しずつ練習をしては見ますが…。

クラスメイト:
 「何で黄瀬?」

ごもっともな意見です。
緑川さんは「勝ち負けは気にしない」とおっしゃってますが、これはクラス行事。
仲良し5人組は良くても、他の方々にとっては迷惑極まりません。
緑川さんも、ここら辺ちょっと良くない。
本当に勝ち負けを気にしないのなら、もっとクラス全体も巻き込んで盛り上げるべきだった。

クラスメイトの本音を聞いた黄瀬さんはへこみまくり。
まぁ先日の嘘つき事件により、好感度は下がりまくってます。
美化ポスターでも、自分の趣味に走りまくって、勝ち負け度外視でしたし…。
そもそも、あの頃から友達は少なそうでした。
黄瀬さん、クラスでかなり辛い立場に置かれてるんじゃないかな。。

黄瀬さんの不安をよそに、体育祭はどんどん進み、リレーは目前。
そんなちょうどのタイミングで、いつものようにバッドエンドさんもやってきます。
そしていつものように言う。「どうせ負ける」「弱い奴は弱い」。

緑川さん:
 「違う!」
 「仲間と一緒じゃないとできないことがある!」
 「やりもしないで諦めたりしない。どうせなんて絶対に言わない」
 「リレーもプリキュアも、みんなと一緒にやり遂げたい」

みんなと力を合わせれば、できないことなんてない。

心の底からそう信じているというより、そうであって欲しいから証明してみせる。
そんな悲壮感すら伝わってきます。
現実は厳しい。分かってるからこそ、意地でも叫ぶ。できないことなんて、ない。

実際、予想された通り、黄瀬さんは惨敗なされました。
そりゃそうです。
他のクラスの人たちだって、同じように頑張ってるんだから。

黄瀬さんからバトンを引きついた緑川さんも、最下位からの追い上げという不利な立場で頑張りましたが、結果的に転倒。
黄瀬さんのビハインドを取り戻そうとして、無理をした結果であることは想像にかたくありません。
やはり足手まといは、文字どおりに足手まといだった。

だけど彼女たちの奮闘を見て、当初否定的だったクラスメイトも応援してくれました。
結果は負けでも、頑張った過程は無駄ではなかった、はず。
何故にもっと早くクラスメイトを巻き込まなかったのかとか。
努力する姿勢そのものは、足が遅かろうが速かろうが関係ないはずなのだから、勝ち負けを気にしない理由にはならないのでは、とか。
疑問点はあるにはあるけど、それこそが緑川さんの葛藤なんだろうなと思ってみた。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアマーチ (No.090)

(右画像)
スマイルプリキュア! キャラポスコレクション BOX


「スマイル」さんは、非常に残酷なテーマを扱ってるように思います。
「結果がダメでも努力を評価する」というのは、聞こえはいいし、一見優しく思える。
でもここから派生する問題も既に提示されてます。

つまり、
「結果がダメだと分かっていても、努力せねばならない」
「結果が成功でも、努力していなければ価値がない」
このふたつが浮上してしまう。

前者は星空さんの「スマイルでいないとハッピーが逃げてしまう」発言と同種。
辛くても、決定権が自分の努力にあるのなら、逃げることも諦めることもできない。
今回の件も、黄瀬さんではなく、他の級友に代わっても本質的には問題はなかったはず。
(黄瀬さんでないとクラスが盛り上がらないわけではないし、「みんなでやる」ことにも違反しない)
本人の努力で評価が決まるのなら、玉砕が明白でも特攻するしかなくなってしまう。

後者は先日の青木さん。
何をやっても標準以上にできてしまい、それがかえって己の道を見失わせてしまう。
本来なら、結果が成功ならば評価されて満足して良いのに。
苦労しなければ価値がないというのでは、本末転倒。
今回のリレーも、足の遅い人の努力が、足の速い人の努力よりも感動的であるなんて理屈はありえないのだから、黄瀬さんである理由が本来はない。

特に今回は「いつか家族はバラバラになる」ことを心の奥に抱えている緑川さんが主だっただけに、なかなか奥深い話だったように思います。
「勝ち負けにこだわらない」と言ってはいるものの、いざ実際には、本来以上の無理をして走っちゃってる。
「努力すれば評価がついてくる」ニュアンスよりも、「負けると分かっていても戦う」的印象が強かったような…。

【今週の星】



星空さん:
 「バトン、絶対落とさないようにする」

落としまくったんですね、星空さん…。

【今週の星2】



プリキュアさんは髪の毛おろすと別人のごとし。
歴代の娘さん、みんなこんな感じで集合したらいいのに。
桃園さんあたりが企画してくれないかしら。

【今週の星3】



勇ましいです。こうして見ると、ふたご姫みたい。
星空さんのポテンシャルは、まだまだ底が見えない。

【今週の青】



放送前は、星-日・緑-青みたいな雰囲気だったけど、気がつけばメルヘン星空さんと組んでる青木さん。
青木さんも頭がもにょもにょですしね…。
この流れは予想できなかった。

【蛇足】

コメントを貰ったので、遅ればせながらちょっとだけ補足。

先々週の芸人回に対して「子供が喜ぶから」という理由での肯定意見を貰いました。
これはおかしい。
何故なら「芸人回をやらないと子供は悲しむ」前提がないと、この理屈は成立しないから。
(芸人を出さなくても子供は喜ぶのなら、あえて芸人を出す理由になってない)
肯定する根拠にはなっても、否定に対する反論にはなってないんですね。

もう一つ、私としては「出すな」という意味合いで書いたのではないので、そこは補足したい。
最大の問題は「芸人が出たこと」ではなく、「使い方が下手」だと思うのですよ。
なまじ玩具やテーマを物語に組み込むスキルが凄まじいだけに、とても勿体ないと思う。

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スマイルプリキュア! 第17話「熱血!あかねのお笑い人生!!」

2012年05月28日 | スマイルプリキュア!感想
【今夏のプリキュアさん】

スマイルプリキュア!ウルトラハッピーカーニバル

今年も池袋でプリキュアさんが大活躍!
開催は8月3日から。
暑い最中、夏休み返上で働かされる星空さんたちと戯れに行こう!

例年通り「プリキュアふれあいステージ」も行われます。
あたかも動物園の「ウサギふれあいコーナー」的な意味で。
もはや小動物扱いです。その内「プリキュアの餌やりタイム」とか始められかねない。

■スマイルプリキュア! 第17話「熱血!あかねのお笑い人生!!」

テレビで人気の芸人さんがやってくる!

といったわけで、日野さんはお笑いコンテストに参加してみることにしました。
当初、相方に選んだのは星空さん。苦渋の選択ですね。
青木さんと黄瀬さんは却下。
残った緑川さん(ツッコミ)と星空さん(ボケ)のどちらと組むかは悩みどころですが、自身がツッコミをやる方を選ばれた。
それが正解だったかどうかは、誰にも分からない。そもそも出場を試みたこと自体が…。

コンテスト当日。
ただでさえ危険飛行の星空・日野コンビだったのに、件の芸人さんから勧められたため5人全員で出場することに。
日野さん、舞い上がりすぎて冷静な判断ができなくなっておられる…。貴女の書いたネタ、星空さん以外、割り込む余地がないでしょうに。

星空さんのメルヘン脳に全てを託したステージは、残念ながら破綻してしまいました。
日野さんが考えた以上に、星空さんはメルヘン脳だった。星空さん以外もメルヘン脳だった。
ていうか、このネタがネタとして成立するということは、街の人たちの間でも「あの子はメルヘン脳」と認識されてるんでしょうか。
転校してきてからのこの短い時間に、何をやらかし続けたんだメルヘン脳…。

そんなところにやってくるバッドエンドの魔女さん。
芸人さんのステージを破綻させる小細工の後、いつものようにアカンベェを召喚。
最初からアカンベェによる実力行使に出てくれていれば、星空さんたちも晒し者にならなくて済んだのに…。

魔女さんは言う。お笑いなどくだらないと。
よりにもよって、「スマイル」の名を冠するプリキュアの前で、よくぞ言えたものです。
微笑みながら彼女たちは言い返す。絶対に許さない、と。

日野さんがお笑いをやりたかったのも、笑顔が見たかったから。
当初の気持ちを思い出すのは大事です。
今まさに、何のためにプリキュアやってるかよく分からなくなりつつありますし…。

さしあたっての目標である「デコル16個回収」は、気がつけば残り2個。
同時にピエーロ様の復活も迫っていますが、あちらは残り5個。
この調子でダメージレースしていけば、一足先に達成です。この戦い、勝った…!

史上かつてないほどの楽勝ムードの中、次回は運動会。
緑の子が「勝ち負けに興味ない」とか、余裕綽々の発言もされています。
この分だと、2クール決着も、見えてきた。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアサニー (No.088)

(右画像)
スマイルプリキュア! キャラポスコレクション BOX


前々から応援してくれてる方だそうなので、特に悪い感情はないです。念のため。

ところで芸人さんのいわゆる定番の持ちネタは、どう盛り上がればいいのかがよく分からない。
「これは面白いネタである」という共通認識がないと笑えないのでは、ネタとして成立していないような…。
バンクシーンを見て歓声を上げる感覚と、同じようなもんなんでしょうか。

【今週のデコル】

14個目の戦利品は「スポーツデコル」。

これまでは物体の名が一応ついていたのに、急に不穏なデコルが飛び出ました。
これ、レッドの種的な奴ですか。
デコルが実戦投入可能なことは、デコルによって起動したと思しき簡易プリキュアが証明しています。
最終決戦が、デコル全力展開のぶつけ合いだったら、熱い。

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スマイルプリキュア! 第16話「れいかの悩み!どうして勉強するの!?」

2012年05月20日 | スマイルプリキュア!感想
【今週の青】 

[引用]

高村記念会スタッフ‏@takamurasansou

今朝テレビ朝日系列で放送された『スマイルプリキュア』の作中で高村光太郎の『道程』が取り上げられました。視聴されたお子さま方や親御さん、おおきなお友だちの皆さん等、広い世代の皆さんに光太郎を知っていただける機会をいただきました。ありがとうございました。

[引用終]

思わぬところから感謝のお言葉が。
即座に反応するとは、高村記念会の方、なかなかやり手であらせられる。
これも青の子効果か。

■スマイルプリキュア! 第16話「れいかの悩み!どうして勉強するの!?」

先日、テストが行われました。
我らのスマイルさんは、ことごとく玉砕なされました。
嘆かわしい限りです。



青木さん:
 「元気を出してください」
 「次はいい成績が取れますよ」

今日も今日とて、青の子がフォローに回る。
大変な毎日です。
青木さんと愉快な仲間たち状態を、早くなんとかして欲しい。

ところがスマイルさんたち、「勉強して何になるの」と言い出す始末。
困った子らだ。
本当に、困った子らだ。

星空さん:
 「れいかちゃんは、どうしてそんなに勉強するの?」

それどころか、引きずり込もうとしやがった。

素直な青木さん、ダメな友人の言葉に影響され、悩むことしきり。
私は何のために、勉強とか生徒会とか弓道とか家事手伝いとか早朝ランニングとかプリキュアとかやってるんだろう?
ていうか青木さんの私生活が苛烈すぎる。優秀な子になるわけだ…。

思えば何でもかんでも、勧誘されたからやってただけ。
てっきりお家が弓道やってるのかと思ってましたけど、単に部活に誘われただけだそうです。
惜しかった。最初に勧誘した部が、弓道部ではなくファッション部だったら、愉快なコスプレした青木さんを拝めたのに…。

何をどうしたらいいか分からなくなった青木さんは、お爺さんにご相談。
そこで「ならば一旦、全部やめてみよう」と提案されました。
豪快な爺様です。よし、勧められた通りに、やめることにしてみよう。



青木さん:
 「私、やめます」

ざわざわざわざわ……!



ぽかんとする星空さんが良い味出してます。
この完全に依存しきっている表情…。成長しようという意思を感じず、いつまでもおんぶに抱っこ状態。
うん、青木さんの立場なら、誰だってやめたくもなる。

とはいえ、いきなりやめてしまうのは、ちょっとまずい。
精神的に参ってるときは、やめる前にまず休養。
それでもダメなら、それからやめればいい。

周囲の説得に応じ、まずは一時休養を取ることに。
早朝ランニングも断られました。
家事手伝いからも、やんわりと外されました。



後ろ姿が妙に寂しい。腫れもの扱いです。
あれ、私そんなに病んでましたか?
休んでみてわかる。今までどんだけ無理してたかを。



勉強も一休みし、ぼんやり。
後ろに映っている男子生徒3名が、目をつぶって寝ているように見えるのはご愛敬。
大丈夫かなこのクラス…。

休んでみても、やりたいことが出てこない。
そこで他の4名の趣味を覗き見てみました。
皆さま個性的に楽しんでおられます。この結果が、あの惨憺たる学力か。



その頃のバッドエンドさん。
いつまでたっても成果を上げない三幹部に、ジョーカーさんは再び秘策を授けました。
対プリキュアについてまとめた、分厚いレポートをプレゼント。
前回の青鼻に続き、恐ろしく優秀な幹部です。
「友情や努力を馬鹿にしてはいけません」「絶対に許さないと叫びだしたら、全力で逃げましょう」etcetcetc...

だけどそんな重要情報も、勉強苦手な赤鬼さんには釈迦に説法(間違い)。
難しいこと考えず、殴ればいいんだ。
そんなわけで、とりあえず出撃。

一方のスマイルさん。

皆さま:
 「プリキュアをやめるなんて、一時的だよね」
 「いつ戻ってきてくれるのかな…」

ぐだぐだに甘えきっておられる…。

今、敵が襲ってきたらヤバイ。
戦力減なんて次元じゃない。もはや戦力としての体裁を保てないレベル。
それくらいの判断は、この子らにもできるようです。
かつて黄色の子がやめようとしたときとは、反応がまるで違います。
早く戻ってきて…。

そこにやってくる赤鬼さん。
真っ先に青の不在に気がつきました。優秀です。
レポートを読まなくても、スマイルさんの急所を分かっておられる。これが戦闘本能か。



本日のアカンベェは問題集。
次々と出される問題の前に、スマイルさんたちは崩壊。
弱すぎます。勉強できないとこうなるのです。

そこに遅れて青木さんがやってきた。
希望の星・青木さんが。
スマイルさんの心臓部にして頭脳にして手足である青木さんが…!



赤鬼さん:
 「遅刻オニ。道にでも迷ってたオニ?」
青木さん:
 「確かに私は迷いました」

噛み合っていないようで噛み合っている。青木さん、可愛い。

何をやりたいのかは分からなかったけど、でも今やりたいことは分かる。
理不尽な悪は見逃せない。そのために戦う。
ややこしいことは後からでもいいんです。今、奴を殴りたい。だから変身しよう。



青の子:
 「プリキュア・スマイルチャージ…!」

凛々しいお顔から放たれる「スマイルチャージ」の掛け声。
改めて考え出すと、なかなかに趣深いです。
この表情で、「スマイルチャージ」か…。

迷いをふっ切った青木さん、たった一人でアカンベェと渡り合います。
ただただ、それを応援するだけの4人娘。
なんでしょうかこの状況。早く誰か青木さんを支えてあげて…。



青の子:
 「僕の前に道はない」
 「僕の後ろに道は出来る…!」

もう誰にもこの子を止められない。

結局、アカンベェは青の子単体で撃破してしまいました。
しかも戦闘終了後、「なぜ勉強しないといけないか」を一人一人教え諭してくれる親切対応。
例年、謎生物はお世話されるのが定番でしたが、今年はプリキュアさんまでお世話されてる。
早く独り立ちしてください。
このままでは、最終決戦でまで「私の後ろに道ができる」とばかり、一人で決着させてしまいかねない…。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スマイルプリキュア! キュアビューティ (No.091)
スマイルプリキュア! クリーナー付きストラップ/E キュアビューティ

(右画像)
スマイルプリキュア! デコステッカー/E キュアビューティ


青木さんの言う「私の知らないことをみんなが教えてくれる」発言が、子から学ぶ母親的で、なんともかんとも…。

【今週の彩お姉さん】

本日は池田彩さんの2回目のワンマンライブでした。
とても良いライブだった。
またあとで感想書きたい。

【今週の青】

青木さんは、兄持ちプリキュアだった…!



どうしましょう美翔さんどうしましょう(おろおろ)。

長らく保ってきた兄妹プリキュアの座が脅かされてます。
妹属性の薄い明堂院さんと違い、今度はあからさまです。
また一つ、美翔さんの立ち位置が…。

【今週の星】



星空さんがお読みになっている本、表紙が左側についてます。
日本語の本だと一般的には右側。
もしかして原文読んでるんでしょうか。英語はダメだけどドイツ語ならいけるとか、実はそんな設定が…。

【今週の星2】

勉強なんて役に立つのか?とのことですが。
ちゃんとレポートを読まなかった赤鬼さんを見てたら明白です。
傾向と対策は大事なんです。真面目に勉強しない子は、プリキュアに勝てないぞ!

それはともかく。
思うに学校教育も、相当に実生活で役に立ちます。
学びの方法を学習するとか、幅広い選択肢を持つためとかもありますが、もっと直接的にも役立つと思う。

数学だったら、確率計算とか。
中学理科なら、実験手法とか。
歴史ならばフランス革命を強く推したい。

役に立たないと感じてしまうのは、どちらかというと、「活用の仕方を分からず腐らせてしまってる」のではないかなと思ってみる。

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スマイルプリキュア! 第15話「ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!」

2012年05月13日 | スマイルプリキュア!感想
前回・前々回の感想を書かないまま、今回分を書いてみる。
何故なら外出している間の録画に失敗し、いまだ見られてないから。
なんてこった…!

仕方がないので、星空さんたちは修学旅行に行けなかったことにしました。
キャンディをいかにして輸送するかに悩んでる間に、バスに置いて行かれたんだ、きっと。
お気の毒クル。

■スマイルプリキュア! 第15話「ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!」

本日は母の日。
星空さんは忘れていました。完全無欠完璧無比に忘れていました。
だけどそこで挫けないのが星空さん。

星空さん:
 「でもまだ間に合うよ」
 「お母さんのために、素敵なプレゼントを買っちゃうもんね」

今からでも間に合うはずです。さあ買ってこよう!

ポジティブで良いことです。
しかしながらですね。星空さんの貯金箱は財政赤字。
こんな有様で何をお買いになるのでしょうか。

星空さん:
 「何にも買えません」

そうですか。ではどうなさるので?

星空さん:
 「どうにもなりません」

詰みました。残念です。
世の中有料なのです。対価も払わず未来は手に入らないのです。
だけどそこで挫けないのが星空さん。

星空さん:
 「別に何かをあげるんじゃなくても、喜んでもらう方法はあるよね」
 「もっといっぱいお手伝いしたら、もっと喜んでもらえるかも」

金がなければ労働だ。さあ働こう!

ポジティブで良いことです。
しかしながらですね。星空さんの家事スキルはいかほどのものなのか。
戦力にならないものが急に手伝うと、むしろ足を引っ張るんじゃないかしら。

星空さん:
 「砂糖と塩、間違えた!」
 「洗剤と間違ってお風呂の入浴剤入れちゃった!」

詰みました。残念です。
どうして今まで、こつこつとお手伝いしてこなかった。
だけどそこで挫けないのが星空さん。

星空さん:
 「そうか、自分で作ればいいんだ」
 「お母さんに素敵なものをプレゼントして、ウルトラハッピーになってもらおう!」

金も労働もダメなら自作だ。さあ作ろう!

…でも何を?

青木さん:
 「というわけで、みゆきさんも何か自分の特技を生かしてはどうでしょうか」

良い案です。
では、その特技ってなんでしょうか。
例えば、なんでしょうか。

青木さん:
 「………。。」
緑川さん:
 「………。。」
黄瀬さん:
 「………。。」
日野さん:
 「………。。」

星空さん:
 「………。。」

………。。
………。。
………。。

詰みました。残念です。

直感的に「絵本を作る」とか思いましたが。
よくよく考えてみれば「読む」のが好きなだけで、「作る」スキルは出てきてない。
あ、あれ…。歴代ヒロインには皆あった固有スキルが、この子には、ない…?

恐ろしく絶望的な現実を目の当たりにしつつも、でも星空さんは挫けない。
よし、アクセ的なものを作ろう。
そして作った。うむ、不格好だ。

星空さん:
 「………。。」

作ったアクセを手に、星空さんは悟りモード。
参った。何でこんなスペック設定なのか分からない。
とにかく参った。

そこで「メ、メッセージカードとかつければ恰好がつくんじゃ…」とのアドバイスをもらい、街に出てみたところ。
例によってウルフルンさんが襲来してきました。
そして例によって、星空さんアクセがオオカミさんの手に。

悪いオオカミさん:
 「手前が作ったのか。道理でやたらへたくそだと思ったぜ」
 「こんなもの、貰って喜ぶ奴がいるのかよ」

やっぱり、そうだよね…。
星空さんも立ちすくむ。怒るでも泣くでもない。
ただ笑顔で立ち尽くし、ぽつりと呟く。
やっぱり、そうだよね…。

これほどきつい状況でも、星空さんは笑顔。
それが物凄く悲しい。
この子のハッピー理論は「世の中いつでもハッピーがある」じゃない。
現実は厳しいと分かった上で、無理くりに笑う。笑ったら、笑いたくて笑えたなら、それが最強理論。
でもそれは、物凄く悲しい。踏みとどまれなくなってしまった時、崩壊してしまう。

ここまでポジティブに行動し続けてきた星空さんも、ついに限界。
努力したところで、現実にハッピーエンドがやってくるとは限らない。
どんなにプロセスを重視したところで、結果が伴わなければ、心が折れる。

だけど。

日野さん:
 「ハッピー、それはちゃうで」
 「それ、返してくれんか?」

ここで日野さんか…。これは熱い。
てっきり仲間みんなで口々に褒めそやす展開かと思いきや、日野さんが突出。
そういえば「頑張っても結果が出るとは限らない」は、日野さん回でも出てきてます。

遅れて残りのスマイルさんも参戦。
通常攻撃に、炎や冷気の属性攻撃を混ぜての戦闘が恰好いいです。
そういうことしたら、ハッピーさんの立場がますます危うくなるのですが、とりあえず恰好いいです。
またハッピーさんが「あたしの特技はなんだ」と悩んだらどうするんだ。
来週から、拳に『ハッピー』を纏って攻撃し始めたらどうするんだ。

戦闘も無事に終わったその後。
ただでさえ不格好だったのに、壊れまでしたアクセを、星空母は喜んで受け取ってくれました。
大事なのは、物の善し悪しじゃない。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち 特装版 【Blu-ray】


「頑張れるということ、それ自体がハッピーである」が今シリーズのテーマの一つかと思います。
でもそうすると、最初から高スペックの青木さんの立ち位置が面白い。
酷いスペックの連中の中、ここまで頑張ってきた青木さん、とうとう来週、何かを吐露されるらしい。

【今週の謎生物】

キャンディ:
 「これは何クル?」
星空さん:
 「洗濯物だよ」

キャンディは「洗濯物」の概念がないのでしょうか。
そういえば奴は裸体です。服を着る習性がない=服が何かを知らないのかも。
奴の目には、我々の纏う何かは、どのように映っているのだろうか…。

…と思ったけど、お着替えアイテムを使われています。
では単に「着た物を洗う」発想がないのか。
どこまで役に立たない謎生物なんだ。

【今週のバッドエンド】

赤鼻アカンベェの能力は花粉攻撃。
毒系の攻撃は何気に珍しいかも。

【今週の星】

プライベートを大公開。御母上も大変に美しいです。

それはそれとして、星空さんはぬいぐるみ好きなんでしょうか。
部屋に謎の物体が色々と…。
あと壁にはしごがあるのだけど、ロフトか3階でもあるんだろうか。

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スマイルプリキュア! 第12話「目覚める力!レインボーヒーリング!!」

2012年04月22日 | スマイルプリキュア!感想
【今週の鳥】

本日22日10時より、TEUCHIライブのチケットが販売開始です。

 日時:2012年6月2日(土)12時30分/17時00分
 場所:原宿アストロホール
 出演:五條真由美、うちやえゆか、樹元オリエ、榎本温子
 ローソンチケット Lコード76069
 
オールスターズはここから始まったと言っても過言ではないはず。2年ぶりのライブ、楽しみです。

■スマイルプリキュア! 第12話「目覚める力!レインボーヒーリング!!」

学生イベントの花形・修学旅行がやってきた。
楽しい楽しい2泊3日の京都旅行です。星空さんたち大はしゃぎ。
ひみつ図書館でどこにでも行ける彼女らですが、そういうのとはやっぱり違うんです。ビバ修学旅行!



盛り上がる一同の横で、キャンディさんは一人ぽつん。
行けないクル。ナチュラルに置いていかれる流れクル。
どうしてこんな扱いクル…。

キャンディさんは、正真正銘ひとりで遠征してきてます。
今までの謎生物は、少なくとも相棒がいた。
見知らぬ戦場に一人…。プリキュア達からの扱いは妙に軽い…。

思えば今まで、あまりにも役に立てなかった。
貴重な情報を与えることもできず。戦況の説明もうまく出来ず。
日常パートで助言をするわけでも、精神的支柱になるわけでも、目標があるわけでもなく。
成果と言えば、入れ替わった星空さんの人生を台無しにしたことくらいです。できる指示と言えば「気合クル」オンリー。ダメマネジメント。
これでは「居てもいなくても同じ」と思われるのも仕方がありません。



修学旅行の夢を見て、すやすやと眠る星空さん。
その横で、灯りもつけずに本国に電話するキャンディさん。
切ないです。
カメラに映る限り、星空さんたちに対してはあまり駄々をこねなかったあたりも切ない。
分かってるクル。自分がハブられてることは、自分が一番分かってるクル。

一方その頃、バッドエンドさんたちは対プリキュアの新方針を固めました。
キュアデコルを動力に使うアカンベェは、毎度プリキュアさんの必殺技に敗北してます。
そして貴重なデコルを奪われ、敵の首領の復活条件が満たされていく。
しかし、ならば。
キュアデコルを使わずにアカンベェを作ればいいのでは?

目から鱗の作戦です。
従来型アカンベェよりもパワーは劣るそうですが、対スマイルを考えると非常に有効です。
あの子ら、技に頼り切ってるし。
というか、スマイルさんの技はキュアデコルを解除してただけなのか。
では何か。おそらくデコルで変身したと思われる某女子に打ち込むと、変身解除できたりするのか。面白そう!

この斬新かつ有効な作戦を考えたのは、敵側マスコットのジョーカーさん。
優秀です。キャンディとは違います。
今年のプリキュアさんは、どう考えても敵側の方が戦力豊富だ。

場面戻って星空さんたち。
悩むキャンディのことなど眼中にも入れず、修学旅行のことで大盛り上がり。
おかげでクラス委員の青木さんはまとめるのが大変です。

よし、出番だ。

キャンディ:
 「みんな、れいかの言うことを聞くクル!!!!」

…えぅ?

凍りつく教室。今、何か奇妙な声が…。



青木さん:
 「というのは冗談ですクル~」

キャンディめ…。青木さんの人生まで残念なことにする気か…。
クラスメイトの怪訝な目が痛いです。
お気の毒に。星空さんのウルトラハッピーが伝染ったんだわ。。

その後もたびたび足を引っ張りまくり。
役に立たないどころか、いない方がマシです。
挙句は悪いオオカミさんからまで馬鹿にされる有様。

オオカミさんが連れてきたのは、作戦通り青いアカンベェ。
馬力を捨ててプリキュア対策を優先とか熱すぎます。
かつてない高度な戦略。

そんなことは予想もしない星空さんたち。
オオカミさんの思惑通り、必殺技を連打連打連打。
ダメだ…。この子ら、ダメだ…。

面々:
 「こうなったら一気に行くで!」
青の子:
 「皆さん、冷静に…!」

制止の声が虚しく響く。
一発しか打てないのに、どうしてそんなに早打ちするのか…。
あっという間にビューティさん以外が戦線離脱。何このハンデ戦。。



やむなく貴重な自分の一発を、相手の足止めに使用。



浄化効果は不発でも、技そのものをかき消されてるのではない。
ですからやりようは幾らでもあったはずなんです。
地面をえぐるとか、他の物を使って間接攻撃をするとか。

青の子:
 「ぜはーぜはー」

でも今となっては後の祭り。
技を打ち込んだビューティさんは、余力もなくダウン。
本来ならば凍らせた後、残りの4人が物理攻撃を試みるべきなのに、無駄打ちしやがった彼女らはもはや傍観態勢。
辛い。辛すぎる。
せめて一人くらいはメルヘン脳じゃない子がいてくれてもいいのに…。

そこにやってくるキャンディ。
貴重なる情報、「新型アカンベェには技は効かない」を携えて。
残念です。数分遅かった。その僅か数分で情報の価値は変動するのです。返す返すも残念だ。

スマイルさん:
 「どうしたらあのアカンベェを倒せるの?」
 「キャンディ…」
 「キャンディ…?」

そう、いま大事なのはそれなんです。
刻一刻と求められる情報は変わっていく。
前線部隊からのすがるような問いが、キャンディさんを貫いていく…。

キャンディ:
 「し、知らないクル…」

嗚呼、この言葉を何度口にしたことか。
そして何度、プリキュアさんからがっかりされたことか。
そうか知らないのか。役に立ちません。本当に残念です。

これがもしもミルクさんだったなら、即答で「殴れミル」と答えていたでしょう。
あるいはミポメポだったなら、憎まれ口で奮起させつつ「とりあえず殴るメポ」と励ましたでしょう。
ハミィだって「試しに殴ってみるニャ」と指示したはず。
技が効かないだけなんだから、殴ればいいんだ。直接攻撃、超大事。
だけどそんな簡単なことも、新人研修で甘やかされてきたスマイルさんには分からない。
便利ツールに頼りすぎるとこういうことになるんです。そしてこういう時こそ、アドバイスすべきなのに。

確かにキャンディさんに悪気はない。しかしあえて言おう。この無能と。
前線部隊が命を張ってるというのに、何の役にも立たない上に、士気まで下げる。
どうしようもありません。役立たずなんて言葉では足りません。恥を知れ恥を…



青の子:
 「お黙りなさい!」

びくぅっ!

え、あ…。いや、青木さんは頑張ってると思いますよ?
別に貴女を非難しようなんて気持ちはこれっぽちも…。
私はただ、あの役立たずの謎生物を…

青の子:
 「お黙りなさい!!!!」

ひぃっ!?

青の子:
 「どんな時でもキャンディは私たちのために一生懸命です」
 「仲間のために一生懸命になる。これ以上に大切なことはありません!」
 「キャンディはずっと一人で悩んでいたんです」
 「どうしたら私たちの役に立てるか…。仲間に入れるかを…」

青木さんは知っていた。キャンディがどれだけ悩んでいたかを。
キャンディは己の無力を悟りつつも、それでも頑張ってた。
その頑張る姿勢そのものが、こちらの励みになる。確かにそれは実感できます。

星空さんたちはメルヘンを口にするけれど、現実の厳しさもちゃんと分かっておられる。
おとぎ話のようには上手くいかない。だからこそ、頑張ることが大事だし、頑張れること自体がハッピー。
特に足手まとい4人+1匹を背後に庇いつつ戦う青木さんが言うと、説得力が違います。
思わず正座して拝聴。
申し訳ありませんでした。安易に謎生物バッシングして、本当に申し訳ありませんでした。

その他4人も口々にキャンディさんを支持。
貴女方の立ち位置は、どちらかといえばそのキャンディさん側なのですが、そこは言うまい。
もう青木さんに怒られるのは嫌だ…。癖になったらどうしてくれる。

プリキュアさんからの期待に胸を打たれたキャンディさん。
ようやく力を発揮し、謎の新玩具の転送に成功しました。
なお、この転送の余波で。
青木さんが身を削って氷漬けにしたアカンベェは、拘束から逃れてしまいました。
勝ったから良かったものの、どこまでも失策がついてまわる生き物だ。



支給されたのはティアラでした。
二段変身っぽい。
最初に支給される玩具としては、今までにないタイプの追加兵装。

打ち放った技は「レインボーヒーリング」。
根本的な「敵はデコルを使っていない」問題は解決してませんが、何故か浄化してしまいました。
一体何を「ヒーリング」したんだろう…。
先輩方の「大型兵器で圧倒」路線と違い、白光で包み込む方式ですが、シンプルなだけに怖い。あの光、何なの…。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
スマイルプリキュア! キュアドール!キュアビューティ


コメントくださった方々、ありがとうございました。
まとめての返信で失礼しますが、色んな方から見ていただけていたことが嬉しいです。
私のこの数年は無為じゃなかった…!
そして自分で思っていた以上に、見守られてたんだなぁ…。ありがたい。

来週・再来週の感想は、おそらく連休明けになると思います。

【今週の星】



髪の毛おろすともはや別人。むずむずする。

【来週の星】



来週はどん底ハッピーな星空さん。エロス。公式が、一番エロス。

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スマイルプリキュア! 第11話「プリキュアがチイサクナ~ル!?」

2012年04月21日 | スマイルプリキュア!感想
大幅に遅れてしまったので簡潔に…と思ったのだけど、どこからつっこめばいいんだこの話。

■スマイルプリキュア! 第11話「プリキュアがチイサクナ~ル!?」

星空さんミニマム化。
原因は例によって例の如く、バッドエンドの魔女さんのアイテムです。
先日の入れ替わりアイテムといい、やり方によっては魔女さん一人でプリキュアオールスターズを殲滅できそうな兵力だ。

体が小さくなれば、相対的に周囲が大きくなるわけで。
キリングフィールドに放り出されたプリキュアさんたち、見渡せば周りには巨大な虫がうようよと。
普段は剛毅な緑の子も、これには思わず発狂。虫嫌いとか、そういう次元の話じゃない。

かつて夢原さんたちがそうだったように、昆虫VSホモサピエンスの決して分かり合えない死闘が始まる…かと思いきや。
緑以外の娘さんたちは、何故だか虫に寛容な姿勢。
体だけでなく脳のサイズも縮んだか…。自分と同じ大きさのアリとか、はっきり言ってライオンよりも脅威なはずなのに。

ところが昆虫たちの方も、どういうわけか星空さんたちに歩み寄りの姿勢を見せました。
虫のくせに…。奴らは一切の情もなく、マシーンのように動くところが強さだというのに。
しかもキャンディによれば、奴ら、喋るようです。おまけにバッドエナジーまで収集可能。
あれは本当に虫だったのか。どこか異世界の妖精なのかもしれない。
私たちの日常は、既に取り返しがつかないレベルで侵食されている…。

多少釈然としないものがなくはないものの、緑川さんも昆虫とコミュニケイト。
まぁ、なんだ。そういえばブッキーさんも動物と会話してたりしたじゃないか。
だから巨大な肉食昆虫と交流しても、別に不思議は…不思議は…な…い、かな。。

こうして最後の常識人であった緑までが、取り返しのつかない一線を越えてしまいました。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
データカードダス プリキュア オールスターズ おしゃれコーデバインダー 【スマイル】


私事ですが、結婚しました。生活が軌道に乗るまで、しばらくはこんなペースの更新になりそうです。

【今週の星】



直撃。

なかなかないほどの、見事な直撃ぶり。
プリキュアさんは「攻撃されたらちゃんとガードする」がお約束のはずなのに。
明らかにスタント失敗ですよ、これ。大丈夫だったかなアクターさん。

【今週の星2】

整合性を模索するための無理やり仮説。

うっかり落とした小槌は、何故かプリキュアさんの元へ。
毎度バッドエナジーは、プリキュアさんの近くで収集される。
今回のアカンベェはプリキュアさんに合わせた小規模サイズ。

以上から、バッドエンドの方々のエナジー源はプリキュアさん説。
プリキュアさんがいるからハッピーエンドもバッドエンドも存在できる。
キャラクターがいなければ、そもそもお話が始まらないから。

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スマイルプリキュア! 第10話「熱血!あかねのお好み焼き人生!!」

2012年04月09日 | スマイルプリキュア!感想
最近、日曜日に用事が立てこんでて更新が遅れがちです。
気合だ気合。

■スマイルプリキュア! 第10話「熱血!あかねのお好み焼き人生!!」

日野さんのおうちはお好み焼屋さん。
ある日のこと、お店を切り盛りするお父さんが、腰をぎっくりやってしまいました。
運悪く、今度の週末は大口のお客さんが来る予定。
引っ越したばかりのお店としては、ここを逃すわけにはいかない。
そこで日野さん、代打でお店に立つことにしました。良くできた看板娘です。

肝心の料理の腕の方もご立派。星空さん達も大絶賛。
これなら安心してお客さんを任せられます。調理師免許を持ってないことを除けば。
まぁ女子中学生様がママさんやってくれるんだ。細かいことには目を瞑ろう。

[追記]
 ご指摘を貰いました。
 調理者本人が免許を持ってなくても、調理をするのはOKなんですね。
 まぁ確かに、受験資格に「実務経験」が含まれるので、NGだったら誰も受験できなくなっちゃう。

だけどいざ試食してみたら、やっぱり親父さんの味とは違う。
どうやら秘密の隠し味があるそうで。
我が家のことなのだから聞けば良さそうなものですが、何はともあれ試行錯誤してみることに。
良くできた看板娘です。
自分で探すの大事。

ただそうは言っても、プロの味を簡単に再現できるはずもなく。
星空さん達を動員して頑張ってみますが、皆目分かりません。ていうか星空さんを動員しても役には立ちませんし。
そこで意地を張らず、素直に親父さんに質問してみた。
つくづく良くできた看板娘です。
分からないときは、ちゃんと質問するの大事。

しかしながらお父様は、すんなり教えてはくれなかった。
どこまでも良くできたご家庭です。安易には教えない。大事だ。
店の存亡に関わるかも入れない大口顧客なのに、ここまで任せるのはなかなかできません。

そこで日野さん考える。更に色々試行錯誤して考える。
でもなかなか出来やしない。
考えても考えても分からない…!



まぁそれはそれとして、星空さんが大変に可愛い。
女子中学生様を売り子として使うとか、このお店、なかなかやる。
お父さん、地域に根付くためにわざとお店休んでないか。

そんな折、巷で大人気の悪いオオカミさんが襲来。
目的はお好み焼き食べ放題。オオカミさんは飢えておられた。
もう和解すればいいんじゃないかな、バッドエンドな人たちとは。

オオカミさん:
 「こんなもん誰が作っても同じだがな」
 「一生懸命とかどうでもいいんだよ。腹の中に入ったら同じなんだよ」

確かに正論ではありますが…。
いや、しかし待とう。
このお好み焼きは、日野さんや星空さん達が、一生懸命に作ったお好み焼きなんです。

星空さん:
 「失敗作なんかじゃない!」
 「だって絶対に美味しいもん!」
 「気持ちがいっぱい詰まってるんだから!」



じたばたじたばたじたばた!

怒りのあまり、拘束された身で暴れたくるハッピーさん。
すんごい可愛いです。何これ。
こんな可愛い生き物が作った料理が、「腹に入れば同じ」なはずがあろうか。

スマイルさんは、「結果が失敗に終わる」ことを念頭に置かれてる節がある。
だけど、「現実はメルヘンのようにはいかない」と分かった上で、だからこそ気合。
たとえ失敗したとしても、頑張った過程自体にだって意味があるはず。

戦い終わって。
件の代役の日、悟った日野さんは、気持ちを込めて全力で調理なされました。
結果は大好評。



まぁ女子中学生5名が誠心誠意調理してるんだ。これで不味かったら、何が美味いのか。
調理師の資格は持ってなくても、プリキュアの資格なら持ってます。
いっそのこと、プリキュアに変身して接客すればいいんじゃないですかね。
きっと大繁盛ですよ。違う商売になってしまいますけれど。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


オオカミさん襲来の発端であるお好み焼き雑誌を、何で魔女さんは持ってたんだろう。
次回も多分、魔女さん絡み。
あの婆さんは、目を離すと何をやらかすか分からん。

【今週の星】

親父さん秘伝の隠し味とは何か?
甘いものには辛いもの。辛いものには甘いもの。
人間の味覚の不思議を念頭に、青木さん達は作戦会議。

その一方。



キャンディ:
 「ソースは辛いクル」

うむ、その通り。
そしてプリンは甘い。
よって導かれる自明の結論。



星空さん:
 「ぅきゃー!」

ダメだこの子ら…。

戦力外が2名。
もはやろくにつっこまれることもなく放置。
良いスルーです。放っておこう、あの子らは…。

【今週の青】



今週の戦闘も、美キュアさん以外、あっさりとリタイア。
スマイル組の戦力格差は深刻です。

星空さんが、じたばたと暴れてた時も。
日野さんが、お好み焼云々を言い出した時も。



青い子は健気にファイティングポーズをとって牽制を続けてた。
この苦労がいつかは報われますように。

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スマイルプリキュア! 第9話「うそ~!やよいちゃんが転校!?」

2012年04月02日 | スマイルプリキュア!感想
【今週のオールスターズ】

特殊OPもおそらく最後。



世界には伝説の戦士がいる。格好いい娘さん達がいる。
でもそれはそれとして、彼女達に憧れる自分自身はどうなのか。
憧れているのなら、どうしてあの子らのように振舞わないのか。

プリキュアになりたかった女の子・坂上さんと、彼女の歪んだ夢が巻き起こす顛末は、涙なしには見られません。

■スマイルプリキュア! 第9話「うそ~!やよいちゃんが転校!?」

ふと黄瀬さんは気がつきました。
あら今日は、4月1日じゃないですか。
そこで戯れに嘘をついてみました。

黄色:
 「ところでママ、私ボーイフレンドができちゃった」

蒼い人の教訓がまるで活かされてません。
かつてジョークで彼氏持ちであると発言し、真に受けた先輩達により懲罰会議にかけられたそうですが…。
思えばアレが、完璧mktnの始まりでした。今後の黄色の未来が心配です。



黄色:
 「おあいこおあいこ♪」(きゃっきゃっ)

はしゃいでる場合か。

自身に迫る危機になんて毛ほども気づかず。
登校した黄色は、出くわした星空さんに嘘をついてみました。
頭がメルヘンな星空さんですから、さぞかし愉快に騙されてくれるはず…!

黄色:
 「私ね、転校することになったの」
星空さん:
 「ぅえ~~!?」

一片の疑いもなく完璧に信じ込まれた。
まぁ無理もない。星空さんは、つい最近転校してきたばかりなんです。
黄色にとっては突拍子もない嘘かもしれませんが、星空さんにとっては「転校する」は極めてリアル。

星空さん:
 「あのね、ごにょごにょごにょ!」
日野さん:
 「っ!?」

最初に伝搬したのは日野さんだった。
不幸なことに、日野さんもまた転校生です。
この子ら、簡単に転校ネタを信じやがる。



情報は青や緑にも。こうなると時間の問題です。
あっという間にクラスメイトにも知れ渡りました。
こうしてデマは拡散する。

被害は留まるところを知らず。
転校したらプリキュアできないよね~。じゃあ黄色は廃枠ね。さ、スマイルパクト出して。
実に酷いです。確かに黄色は足手まといでしたが、これ幸いとばかりに押し寄せなくても…。

洒落で辞表を出してみたら、誰も止めてくれないどころか喜ばれた。
そんな悲哀を漂わせながら、黄色は一人、肩を震わせるばかり。
おかしいです。
脚本には「軽い嘘をつく→すぐにバラす→な~んだ嘘だったんだ~ひどーい」とか書いてあったのに。
このままでは転校させられてしまいます。スタッフ総ぐるみで罠にかけられた。



一計を案じて、漫画で「嘘です」と自白してみることに。
描かれたイラストが、自分ひとりだけプリキュア姿なのが、無駄に生々しいです。
自画像を描くことに抵抗があったのか、プリキュアを辞めたくないアピールなのか…。

しかし策を弄しても、事態は好転せず。
え?転校するんでしょ。どうぞどうぞ。
酷過ぎます。これが嘘つきの辿る末路。

万事休すの状況を救ってくれたのは、バッドエンドな赤鬼さんでした。
極めて的確に空気を読み、襲いかかってきてくれた。おまけに転校が嘘だと解説してくれた。
ありがとう、赤鬼さん。もっとも、他人の手により嘘がバレるというのは、最悪といえば最悪ですが。



事情を察した星空さんが、大変にエロい。

この期に及んでまだ隠そうとする黄色も、観念して自白。
実は嘘でした~。えへへ~。
即、鉄拳制裁かと思いきや、皆さま温かく受け入れてくれた。いい人たちだ。こんないい人たちを、騙したのか。

黄色:
 「私、皆からいっぱい優しさを貰った」
 「その優しさが私に本当のことを言う勇気をくれた…!」
赤鬼さん:
 「意味分からんオニ」

正論だ。
確かに、いきなりそんなことを言われても意味が分からない。
プリキュアさんは時々、自分たちだけの世界で会話をするから困る。



自己完結の感はありますが、黄色は何かをふっ切った。
これまで忌避してきていた肉弾戦も、これこの通り。
ようやく研修期間が終わったか…。

幸いにして、クラスメイトも優しく許してくれました。
ほぼ確実に、人生終わったと思われるほどの致命的な失敗だったのに、良くできた級友たちです。
前回の星空さんの恥部も生温かく受け入れてくれたみたいですし。
スマイルさん的には「友達を大事にする人」がプリキュア起動の条件だそうですが、この様子ならクラスメイト全員、プリキュアの資格保有者かもしれない。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


…そして、そんな素敵なクラスに恵まれなかった坂上さん。黙っていても受け入れてくれるほど、現実は甘くない。

【今週の青】

同じ展開を青木さんでやったら、それはそれでとても楽しそう。
先週の入れ替わりも、青木さんでやっても楽しそう。
万能だな青木さん…!

【今週の星】



日野さん:
 「転校が決まった時、なかなか友達に言い出せんかったんや」
星空さん:
 「私もそうだった~」

友達いたのか、星空さん!

先日の「赤毛のアン」のエピソードから察するに、友達のいない寂しい子かと思っていたのですが…。
まぁ良いことです。
アン・シャーリーのように、友達がいない反動でメルヘン脳になったわけじゃなかったんだ。良かった。

ところで「劇中に登場しない友達」の存在に言及されると、なんとも落ちつかない気分。
花咲さんや美翔さんにもいたんでしょうか。いたのかな。いたらいいな。
タイミングがずれていたら、その子らがプリキュアになってた可能性もあったのかしら。

【今週のスマイルさん】

プリキュアさん的には禁断のエイプリルフールネタ。
ホワイトデーやひな祭りと並んで、扱いに困る季節イベントです。
だって、劇中時間が不可解だ。

4月1日に登校していることからして謎ですが、まぁ春休みの期間は学校によって違いますし、登校日の可能性もあるので、強引に納得できなくはない。
だけど、このタイミングで「中学2年生」を名乗ってしまってるのは、さすがに謎です。
普通に考えれば、次回以降は「中学3年生」になってしまう。

仮説1:
 今までのお話は、春休み期間中のことだった。
 この学校では、1年生の3学期終了と同時に2年生のクラス分けがされ、春休み中に補習が行われるんだ。
仮説2:
 4月が年度変わりではない。
 (ちなみに年度が4月で変わらない会社は結構ある)
仮説3:
 いたって普通に、来週から「3年生」編が始まる。
仮説4:
 時系列順に放送が行われてると思うな。
 今回のは、1年後に放送される最終決戦の前日くらいの話なんだ。
 黄瀬さんの送別色紙に書かれていた事柄は、これから放送されるんだ…。
仮説5:
 そもそもこの回の存在自体が「嘘」。

次元のはざまを垣間見たような、恐ろしい話だった。

【次のオールスターズ】

「TEUCHI」ライブが告知されました。
開催予定日は6月2日。
出演者は榎本温子さん、樹元オリエさん、五條真由美さん、うちやえゆかさん。

昨年はタイミング的に開催されませんでしたが、「SplashStar」は未だ健在。ありがたいです。

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