【こんな赤ずきんが見てみたいその14】
深い深い森の中、当て所もなくさ迷う二人の兄妹。
グレーテルさん:
「うぅ、お腹が空いた…」
ヘンゼル兄さん:
「あ!あの家は!」
そこにあったのは、素敵な素敵なお菓子の家。
ばくばくばくばくばくー!!
むしゃむしゃむしゃー!!
嬉々として貪り喰う二人。
お菓子に夢中な二人は、オーナーが帰ってきたことにも気がつきません。
そしてそれが、長い長い虜囚の日々の始まりでした。
・おとぎ銃士 赤ずきん 第14話「おかしな森の記憶」
…と、まぁそんな感じのお話を、赤ずきんたちはどこぞの森で聞かされました。
樫の木おじさん:
「…その後、二人の姿を見たものをはいなかったとさ」
か、樫の木おじさん!?
20年近い時を経て、放送局の枠も飛び越え、我らの樫の木おじさんの復活です。
これはあれですか。
おかしな森でお菓子の家の話をする樫の木おじさんという洒落ですか。
そんなくだらないことのために、こんな重鎮をヘッドハンティングするなんて。
番組スタッフの間違った熱意が伝わってきます。
一方、シンデレラ城のグレーテルさん。
赤ずきんたちがお菓子な森に入り込んだとの情報を得ました。
あの森でならサバイバル経験があります。まさにホームグラウンド。
グレテルさん:
「あの頃は楽しかったな…。お兄様も優しかったし」
しょんぼりしながら、拉致ってきたフェルナンドさんにお食事を用意します。
フェルナンドさん:
「君が作ったの?美味しいね」
私だったらグレーテルさんの手料理なんて勘弁願いたいところですが…。
この料理のために、何人の無垢な人たちがオーブンに放り込まれたことか。
恐ろしい話です。
が、危機感ゼロで飯を食うフェルナンドさんを見ながら、グレーテルさんはあることを決意。
おかしの森に赴くと、お菓子の家にて赤ずきんたちを待ち伏せ。
さすがは究極のデストラップ。ほどなくして一行がやってきました。
草太くん:
「ここは君の家?」
さりげなくタブーに触れる草太くんはひとまず無視。
今日の彼女は戦うつもりはありません。
一行を招き入れると、交渉を持ちかけます。
グレテルさん:
「フェルナンドを引き渡すから、私とお兄様を逃がして欲しい」
最近冷たいお兄様と、愛の逃避行。
シンデレラの元を離れれば、きっと優しいお兄様に戻ってくれるわ!
そして二人っきりで楽しく暮らすの!!
明らかに壊れてるグレーテルさんに、赤ずきんたちは不信感バリバリ。
そもそも「お菓子の家で接待するグレーテル」なんてシュールすぎます。怪しすぎます。
油断したらいつ焼き殺されることか。
結局交渉は決裂してしまいました。
必死になって取りすがるも、可哀想な娘を見るような視線を返されるばかり。
嗚呼、どうしてこの番組の登場人物は、みんなしてグレーテルさんを追い詰める…。
挙句の果てには、お兄様が襲来。
全てがぶち壊しです。
私はただ、お兄様と二人っきりで愛の営みを築きたいだけなのに!
でも番組的にはそんな爛れたエンドを認めるわけにはいかないのです。
お兄様と赤ずきんたちの激突は両者ノックダウン。
倒れ伏すお兄様に悲鳴をあげて駆け寄ると、泣きながら撤退。
……これって、シンデレラ城から逃げ出す大チャンスだった気がするのですが。
パニックに陥ったグレーテルさんにそんな判断が出来るはずもなく。
再び城に引きこもってしまいました。
こんな調子じゃ、魔女の呪縛から抜け出せる日はいつになるやら…。
次回はトゥルーデ登場。
みんな薪にされてる!?
やっぱりちゃんと元ネタを意識してくれると、話が盛り上がると思ってみた。
スタッフさまは、ぜひその方向で突き進んでくださいな。
深い深い森の中、当て所もなくさ迷う二人の兄妹。
グレーテルさん:
「うぅ、お腹が空いた…」
ヘンゼル兄さん:
「あ!あの家は!」
そこにあったのは、素敵な素敵なお菓子の家。
ばくばくばくばくばくー!!
むしゃむしゃむしゃー!!
嬉々として貪り喰う二人。
お菓子に夢中な二人は、オーナーが帰ってきたことにも気がつきません。
そしてそれが、長い長い虜囚の日々の始まりでした。
・おとぎ銃士 赤ずきん 第14話「おかしな森の記憶」
…と、まぁそんな感じのお話を、赤ずきんたちはどこぞの森で聞かされました。
樫の木おじさん:
「…その後、二人の姿を見たものをはいなかったとさ」
か、樫の木おじさん!?
20年近い時を経て、放送局の枠も飛び越え、我らの樫の木おじさんの復活です。
これはあれですか。
おかしな森でお菓子の家の話をする樫の木おじさんという洒落ですか。
そんなくだらないことのために、こんな重鎮をヘッドハンティングするなんて。
番組スタッフの間違った熱意が伝わってきます。
一方、シンデレラ城のグレーテルさん。
赤ずきんたちがお菓子な森に入り込んだとの情報を得ました。
あの森でならサバイバル経験があります。まさにホームグラウンド。
グレテルさん:
「あの頃は楽しかったな…。お兄様も優しかったし」
しょんぼりしながら、拉致ってきたフェルナンドさんにお食事を用意します。
フェルナンドさん:
「君が作ったの?美味しいね」
私だったらグレーテルさんの手料理なんて勘弁願いたいところですが…。
この料理のために、何人の無垢な人たちがオーブンに放り込まれたことか。
恐ろしい話です。
が、危機感ゼロで飯を食うフェルナンドさんを見ながら、グレーテルさんはあることを決意。
おかしの森に赴くと、お菓子の家にて赤ずきんたちを待ち伏せ。
さすがは究極のデストラップ。ほどなくして一行がやってきました。
草太くん:
「ここは君の家?」
さりげなくタブーに触れる草太くんはひとまず無視。
今日の彼女は戦うつもりはありません。
一行を招き入れると、交渉を持ちかけます。
グレテルさん:
「フェルナンドを引き渡すから、私とお兄様を逃がして欲しい」
最近冷たいお兄様と、愛の逃避行。
シンデレラの元を離れれば、きっと優しいお兄様に戻ってくれるわ!
そして二人っきりで楽しく暮らすの!!
明らかに壊れてるグレーテルさんに、赤ずきんたちは不信感バリバリ。
そもそも「お菓子の家で接待するグレーテル」なんてシュールすぎます。怪しすぎます。
油断したらいつ焼き殺されることか。
結局交渉は決裂してしまいました。
必死になって取りすがるも、可哀想な娘を見るような視線を返されるばかり。
嗚呼、どうしてこの番組の登場人物は、みんなしてグレーテルさんを追い詰める…。
挙句の果てには、お兄様が襲来。
全てがぶち壊しです。
私はただ、お兄様と二人っきりで愛の営みを築きたいだけなのに!
でも番組的にはそんな爛れたエンドを認めるわけにはいかないのです。
お兄様と赤ずきんたちの激突は両者ノックダウン。
倒れ伏すお兄様に悲鳴をあげて駆け寄ると、泣きながら撤退。
……これって、シンデレラ城から逃げ出す大チャンスだった気がするのですが。
パニックに陥ったグレーテルさんにそんな判断が出来るはずもなく。
再び城に引きこもってしまいました。
こんな調子じゃ、魔女の呪縛から抜け出せる日はいつになるやら…。
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次回はトゥルーデ登場。
みんな薪にされてる!?
やっぱりちゃんと元ネタを意識してくれると、話が盛り上がると思ってみた。
スタッフさまは、ぜひその方向で突き進んでくださいな。