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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

今年の目標:『ぴっち第三期の実現』

2007年01月03日 | アニメ、ゲーム・全般
懲りもせずに帰省中。
たまに帰る地元はなんだかんだで落ち着くものですが、
一つだけ非常に不愉快かつ不満なことがあります。

 な ぜ 、 こ の 土 地 は き ら レ ボ が 支 配 し て い る ん だ 。

先日も書きましたが、私の地元はテレビ東京系列が入りません。
したがって「きらりん☆レボリューション」は放送されておらず。
それにもかかわらず、お店に行くと「きられぼ」グッズをやたらと見かけます。

雑貨屋さんでは「きられぼ」ティッシュを見かけ、
スーパーではお菓子コーナーにはびこり、
本屋には特集コーナーまで…!

地方ローカル局で放送してるかとも思いましたが、別段そういったわけでもない模様。
条件は「ぴっち」と同じはずなのに、認知度が随分と違うのがどうにも解せません。
タカラトミー様の精力的な広報活動の成果なのか、はたまた、「ちゃお」(きらレボ)と「なかよし」(ぴっち)の実力差なのか。

そんなことを思っていたら、本日謎が解けました。
どうも「きらレボ」はBSジャパンで放送されてるんですね…。
それなら田舎でも入ります。
地方ローカルだった人魚さんと違い、きらりさんは宇宙に進出。
つくづくタカラトミー様の差別政策に腹が立って仕方が無いです。


【追記】
私は重度の「ぴっち」脳なので、「きらレボ」は無闇に敵視することに決めました。
ええ、ぶっちゃけ八つ当たりです。
「きらレボ」ファンの方には大変申し訳ない。

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毎年の恒例行事

2007年01月02日 | アニメ、ゲーム・全般
相変わらず帰省中。暇なので、近所の神社に初詣に行ってみました。
とはいえ、私は無宗教。
おみくじを買うだとか、賽銭入れて詣でるとか、そういった宗教行為には参加できません。
そんな人間が神社に行くお目当てと言えば一つですね。
そう、アニメ系の人ならみんな大好きなアレ!

 
 

お祭り時には屋台で大活躍!
「プリキュア」お面に、「プリキュア」綿菓子です。
いたいけなお子様のお年玉や、お正月気分で財布も緩みがちな保護者様から、毟れるだけ毟らないといけません。
みんなが休んでるときにこそ働く!ここが最後の稼ぎ時!
そんなわけで、屋台の玩具の前でうろうろしてみました。

まずは綿菓子屋さん。

保護者様:
 「どれにする?」
お子様:
 「 こ れ が 欲 し い 」

ぐわしと握ったそれは、プリキュアさんの綿菓子でした。
素晴らしいお子様です。
プリキュアさん、愛されてる。

保護者様:
 「じゃあ、それを二つください」

一人で二つも!
保護者様が太っ腹です。
さすがは魅力的コンテンツ「プリキュア」。

まぁ、それもそのはず。
うちの実家は田舎なので、テレビ東京系列が入りません。
「ふたご姫」も「マイメロ」も放送圏外。
「プリキュア」さんが独占排他しています。

続いて、お面屋さん。

並んでた商品:
 ファイン、レイン

何故だ。
上述の通り、この近辺では放送をやってません。
業者さんは何を考えて入荷しやがったんでしょうか。
完全アウェイでしょんぼりしてるファインさんが、とても気の毒でした。

最後に、風船人形屋さん。
おなじみの鳥キュアさんや花キュアさんに混じって、何故か黒キュアさんの姿が…。
嗚呼、美墨さんが過酷な負け残りゲームで泥沼にハマっていらっしゃる。

そんな美墨さんをよそに、白キュアさんや黄色の姿は見かけませんでした。
…まぁ、昨年の状況を見るに、大人気で売り切れた白キュアさんと、
そもそも入荷されてない黄色、と両者にはかなりの溝があると予想されますけど。

なお、その横には、申し訳なさそうな顔をした春風どれみさんの姿も。
おそらく去年見かけたのと、同じ個体なんでしょう。
1年ぶりの懐かしの再会ですが、来年も同じ場所で出会えそうで、今からとても楽しみです。

…こうやっていつまでも売れ残り続けるのと、
「どれみ」と「プリキュア」の間に存在したはずの誰かさんのように、
端から舞台に上がらせてもらえないと、どっちが不幸なのだろう。

新年早々、いい感じで気持ちが沈んだところで、今年も初詣は終了。

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「レ・ミゼラブル」、ついでに「赤毛のアン」

2006年12月28日 | アニメ、ゲーム・全般
「世界名作劇場」10年ぶり“復活”
公式ページ

何を血迷ったか、題材は「レ・ミゼラブル」。
なんたる無常。
レ・ミゼラブルなんて「コゼットお嬢さんの母親が、貧困で自分の歯を売る」シーンくらいしか記憶に残ってません。怖いよ怖いよ。

評判を見ようとネットを回ってみましたが、あからさまに狙いまくってるコゼットさんのビジュアルに、反感持ってる意見がちらほらと…。
でも正直、元々「名作劇場」ってそんな傾向があったと思うので「何をいまさら」な気がします。
てか、あの番組に高尚な何かを期待してる人は、「名作」って名称や「懐かしアニメ特集」の「感動のあのシーン」とかに騙されてるだけだと思う。

例えば、私がリアルタイムで見て、一番記憶に残ってるのは「愛の若草物語」です。
ワニに喰われるエイミーとか、他の姉妹が男と遊んでる中、一人本を読んでるエリザベスとか、放送事故とか、エイミーの勝利宣言エンドとか、ろくでもないことばかりが記憶に焼きついてる。
(つうか、「エイミーが主役」な時点で何かが間違ってる)
他のシリーズも、魔女と戦うピーターパンだの、性転換してるレミだの、「それは今やったら犯罪だ」なあしながおじさんだの、ろくでもないものばかり。
そもそも、娯楽小説である「赤毛のアン」や「あしながおじさん」と、教育書である「若草物語」を並列に扱ってる時点で、かの番組の立ち位置に気づくべきかと。

で、せっかくなので名作劇場版「赤毛のアン」の紹介ページを見てみたところ、
少ないキャラ紹介の中に、しれっとルビーギリスが混ざってた。
すげぇ、ジェーンやプリシラを差し置いて、何でお前ごときが!

ここしばらく、ハンドルで「RubyGillis」を名乗ってる私ですが、元ネタは「赤毛のアン」のルビーギリスです。
一言でいえば黄色。九条さんとアルテッサのダメなところを、「ぴっち」のココにぶち込んで煮込んだ感じの娘さん。
作者からまで「いらない子」宣言をされ、哀れ3巻で退場することになる面白キャラです。

「赤毛のアン」は100年前の話ということもあって、割と「真面目な話」扱いされがちですが、
実際に読んでみると現代の学園ものの先駆者と言えるような愉快な話です。
「ふたご姫Gyu!」を初めてみたとき、「ああ、『アン』みたいだ」と思ったくらいだし。

例えばこんな感じ。

 アン・シャーリー:(建前上の主人公。妄想家)
  「私、体罰って良くないと思うの!」

 ジェーン・アンドリュース:(生真面目。現実家)
  「でも、口で言っても分からない子もいるじゃない」

 ダイアナ・バーリー:(無能。三度の飯より食事がすき)
  ばくばくばくー!むしゃむしゃむしゃー!(我関せずとひたすらケーキの大食い)

 ジェーン:
  「世の中、そんなにうまくはいかないって」
 アン:
  「愛をもって接すれば、きっと分かってくれるわ!」
 ルビー・ギリス:(才色非兼備)
  「愛?そうよね、愛って大事よね!そういえば私、この間、隣の男の…」
 アン:
  (ルビーの戯言は無視)
  「子供だってちゃんとした人間として扱わないと」
 ジェーン:
  (同じく無視)
  「そう?まずは、きちんと躾けるべきよ」
 ダイアナ:
  (当然、無視)
  ばくばくばくー!むしゃむしゃむしゃー!
 ルビー:
  「ちょっと、少しは私の話も…ぅきゃー!」(←何もないところで脈絡なく蹴つまづき、顔面殴打)
 アン:
  (いつものことなので無視)
  「初めからあきらめてはダメよ!」
 ジェーン:
  (やっぱり無視)
  「だったら、やってみなさいよ!」
 ルビー:
  「転んだ!鼻打った!痛い痛い痛い痛い!!」
 アン:
  (それでも無視)
  「ねぇ、ダイアナはどう思う?」
 ダイアナ:
  「…え?ああ、うん、このチョコレートケーキ美味しいよね♪」
 アン:
  「…」
 ジェーン:
  「…」

…後日、「結局、ジェーンの言ってたことが正しかった」と頭を抱えるアンでオチ。
(体罰の実際の是非については時代性を考慮してください)
そして、全員から「あの娘はダメだから」と無視されるルビーにときめき。

「名作劇場」版は、そんな原作の爛れた部分をうまく料理してていい感じです。
「不運の白百合姫」の回とかお勧め。
一応「アン」の映像ものとしては実写の劇場版のが有名ですが、あれは「アン」に対して高尚な何かを見出してしまってる勘違い作品という気がする。
(アン・シャーリーを、素敵な想像力を持つ理想的なお嬢さん扱いするのは、レイン姉さんをそういうキャラだと思うのと同レベルで間違ってる。
あの「想像力豊か」描写はギャグでやってるんであって、それを「少女の理想像」みたいな解釈をしたらダメ)

まぁ、そんなわけで新シリーズ「レ・ミゼラブル」もちょっと楽しみ。
なんか公式ページのあらすじ読むに、「小公女セーラ」の焼き直しなんじゃないかとも思えますが…。
とりあえず放送局がBS。どうしたものか。

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2006ベストアワード

2006年12月27日 | アニメ、ゲーム・全般
今年のまとめ的記事を書こうと思いつつ、仰々しくやるのもアレな気がしてきたので、
リアル友人が放置してたバトンもどきを拾ってきました。
まぁ、私がやると原則アニメネタになるわけですが…。

対象は概ね今年放送かつ感想を書いたアニメで。

 「おねがいマイメロディ」「ふたりはプリキュアMaxHeart」「ふしぎ星のふたご姫」「Fate stay/night」「シムーン」「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」「きらりん☆レボリューション」「ネギま!?」「銀盤カレイドスコープ」「味楽る!ミミカ」「おとぎ銃士赤ずきん」「韋駄天翔」

…意外と多かった。

■ベストOP(動画込み):ふしぎ星のふたご姫Gyu!「キミのアシタ」

 

前にも書きましたが、このOPには心底度肝を抜かれた。
泥水を啜りながら、それでもなお立ち上がるふたごの姿が目に浮かびます。
失敗はサクセスのもと!分かってる!!(←逆ギレ)

■ベストOP(曲単体):おねがいマイメロディ くるくるシャッフル「コイ♥クル」

 

私はアニメソングの良さは、「番組の内容を的確に表現しつつ、歌単体として聴いても成立する」にあると思ってます。
番組と無関係ならタイアップする意味がないし、かといってキャラ名や技名を連呼するのも品がない。
「DANZEN!ふたりはプリキュア (Ver.MaxHeart)」まで行くと、「うん。分かった。君、自棄だろ?」と微笑みたくなりますが)

で、「コイ♥クル」。
「おねがいマイメロディくるくるシャッフル」という題名を織り込み、「ウサギと音符」なテーマまで表現しつつ、かつ「マイメロ」を知らなくても歌として成立する作りには素直に驚嘆します。

 『君の心が聞けるウサギの耳が欲しい そっとソラミミ キキミミ
  マイメロディうまく弾けるかな? 本当の気持ちだけ隠して
  おねがいマイメロディ 届いてマイメロディ
  女の子は恋ですぐに変わる くるくるシャッフル!』

「マイメロディ」をキャラ名ととっても普通名詞としてとっても、ちゃんと意味が通る。
前OP「オトメロディ」もその傾向がありましたが、2年目になって磨きがかかってます。
ついでに、二番の歌詞も神がかり的。

 『トーストくわえ突撃!かすりもせずに激突!そして今日も枕パンチ…!』 

意味不明な歌詞なはずなのに、嫌というほど情景を理解できるのは何故だ。
「行間を読む」という言葉の真の意味を味わった。

■ベストサブタイトル:おとぎ銃士赤ずきん「花嫁はラプンツェル」

 『花嫁はラプンツェル』

全ての内容をたった一文で言い尽くしてます。
どんな話か容易に想像できるだけに、「本当にそれでいいと思ってるのか」とスタッフに詰め寄りたくなる、そんなサブタイトル。
蓋を開けてみたら普通の話ではありましたが、はったりとしては最強。
「赤ずきん」は時々、こういうろくでもない飛び道具を打ってくるところが好きです。
(前回の「七人の小人」とか)

■ベストストーリー:シムーン「第14話 冒さざるもの」

 

「信仰など幻想に過ぎない」「そして、だからこそ信じることに意味がある」。
絶対的な庇護を離れたときの喪失感は、かつて人類が近代に進んだときに味わったもの。
この辺は歴史として好きな分野ということもあり、真っ向から描いてくれたこの回はとても印象に残りました。

■ベスト挿入歌:おねがいマイメロディ(第50話より)「シアワセの羽」

 

…まぁ、このシーンではハミングですけど。

「シアワセの羽」は歌詞に合致するキャラは一人もいないのに、状況には異様にしっくりくる、という反則ソング。
カオス展開ばかりが注目される「マイメロ」ですが、馬鹿なギャグをそのまま感動要素に持ち込む力技こそが真骨頂だと思ったり。
電波ソング扱いの「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」も、よくよく聞くと、ちゃんと「夢野さんが柊先輩を救う歌」として成立してますしね。
(ていうか、今、前作のラスト付近を見返すとありえない勢いで感動するから!頭おかしいよ「マイメロ」!)

■ベスト変身バンク:ふたりはプリキュアMaxHeart

美墨さん&雪城さん:
 「デュアルオーロラウェーブ!!」

 

美墨さんの縦回転や雪城さんの横回転の豪快さは頭がおかしいです。
ぶっちゃけ、当時はそんなに熱心に見てたわけでもなく、「ああ、2年目もやるのね」くらいの意識だったのですが、新バンクを見て惚れました。
なんつうか「1年契約って言われたから全力疾走したのに、なんで2年目!?いい加減、私も倒れるよ!!」的なことを心で叫びつつ、ヤケクソになってる美墨さん、な妄想が止まりませんでした。。
毎度毎度、着地失敗してよろめいてる雪城さんとか、バンクのくせに突っ込みどころが多すぎる。

■ベスト玩具:ふしぎ星のふたご姫Gyu!「ハッピーベルン」

 

EDの、画面端からすっ飛んでくるシーンが結構好き。

前に「玩具を売らないアニメはダメだ」的なことを書いてしまいましたが、かなり言葉足らずで、読んでくださった方に不愉快な思いをさせてしまったような気がします。申し訳ないです。
文意としては「玩具をいかにうまく売るか」を面白さのポイントの一つとして見てる、ということで、「そういったシーンのないアニメはダメなアニメ」ということが言いたかったわけではないです…。

■ベスト台詞:劇場版ふたりはプリキュアSplashStar

風月キュアさん:
 「だから、プリキュアはふたりなの!!」

「ふたりはプリキュア」、頭が悪いことこの上ないタイトルに、きっちり意味を持たせやがった…。
人は一人では生きていけない。それは依存なのかもしれない。でもそれが人が人である所以であり、素晴らしさ。
だから、プリキュアはふたり。

…そんな感動的な思いと、「次回作に対する抗議かよ」というどんより感が合わさって、えらく心に響いた。

■ベスト必殺技バンク:ふたりはプリキュアSplashStar

風月キュアさん:
 「プリキュア スパイラルスター スプラッシュ!!」

 

頻繁にキャプ画像張ってる気がしますが、このシーンがとても好き。
直撃決めた後に広がる謎のスパイラルスターが格好いいです。
てか、何なの、アレ?

■ベスト最終回:ふたりはプリキュアMaxHeart

 

「プリキュア」は日常シーンと戦闘シーンが完全に断絶。
それだけに、「変身姿で自宅」「変身姿に家族が話しかける」このシーンは結構感動しました。
2年間、ギャグかと思うほど「うやむや異空間」で正体をあやふやにしてきたのは、これをやらんがためかと勘ぐりたくなるほどに。

■ベストED(動画込み):ふしぎ星のふたご姫Gyu!「チュルッチュ☆ロック」

 

玩具の項でも書きましたが、冒頭の心底楽しそうなダンス&ねじ込んでくる販促カットが熱い。
わずか1分30秒の間に、ふたごのキャラ描写に販促、コスプレ、別れと再会、変身、
そして「みんな仲良く」の番組テーマまで表現しきってるあたり、ほとんど狂ってる。

なお、私の脳内ではファインが歌ってることに変換されてます。

 『踊ろうよ 照れないで 抱きしめてあげるから Gyu!』

手をさし伸ばしてくるファインお嬢さんが激烈に可愛い。

■ベストED(曲単体):ふたりはプリキュア SplashStar「ガンバランスdeダンス」

 

 『手のひら太陽向けて ふりふり体揺すれば 光のシャワーを浴びて今日も一日ピカピカ
  そしてガンバランスでダンス そんでもってナーバスもリラックス』

一見、明るいダンス曲、でもそこはかとなく悲しい気分になるのは何故?

 『…でもね マジ落ち込んで ため息出ちゃう日もある
  うつむく目線をあげて 涙に青空映そう』

それはこれが、「悲しみ堪えて、笑って踊ろう」な曲だから。

 『手のひら太陽向けて ふりふり体揺すれば 光のシャワーを浴びて今日も一日ピカピカ
  明日は絶対!いい日になる!!
  そしてガンバランスでダンス そんでもってナーバスもリラックス…!』

「ラストまで聞くと歌詞の意味が変わる」、まさかプリキュアソングでそんなテクニックを使われるとは思いませんでした。
(特に、歌詞の『そして』の部分が無性に泣ける)

■ベスト次回予告:おねがいマイメロディ くるくるシャッフル「第18話予告」

歌ちゃん:
 「マイメロ、お願い、寝癖が直んない、なんとかして~
  マイメロ、制服のシャツがない! なんとかして~
  マイメロ、朝ごはんまだ?
  紅茶入れて!

  次回、『おねがいマイメロディ くるくるシャッフル』!

  

 『マイメロが帰ってきたらイイナ!』

  そんな、家出だなんて、どうして…!?」


 お 前 が コ キ 使 っ た か ら だ 。

歌ちゃんが、この上なく歌ちゃんしてる素敵な次回予告。
この娘は基本ステータスは高スペックなはずなのに、いつからこんなキャラに…。


以上。
なお「ぴっち」は除外しました。だってそれ含めると、全部「ぴっち」で埋め尽くしかねないし。
そんな相も変らぬ2006年。今年も残りわずかですが、みなさま良いお年を。

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それでも世界は回ってる

2006年12月15日 | アニメ、ゲーム・全般
ここしばらくで経験した、一記事書けるほどでもない小ネタをつらつらと。

1.
 電車に乗っていたら、隣に座っていた品のいい着物の老婦人が、にこにこと漫画を読んでいた。
 「DEATH NOTE」だった。
 高齢化社会に一抹の不安を覚えた。

2.
 近所の古本屋に、週一で「なのは」車がやってくる。
 小さい本屋なのに、何故。
 つうか、こういう車は、何故にことごとくPCゲームか深夜アニメなんだ。

3.
 うちの会社の玄関にはキティのぬいぐるみが飾ってある。
 しかも、わざわざうちの社章やら何やらのついた特注品。
 別段、サンリオ様と業務上の関わりはないというのに。
 我が社はいつの間に白猫に植民地化されたのか。

4.
 駅に向かって歩いていたら、前を歩く小学生男子が元気に歌を唄っていた。

 小学生:
  「ライダ~…ジャーンプ! ライダ~…キーック!」

 タイムトラベラー発見!

5.
 昼、飯を食いに外に出たところ、近くの公民館に母娘が入っていった。
 手にビデオテープを持っていたので、何気なくチェックしてみた。
 「スーパードールリカちゃん」って書いてあった。
 世の中、タイムトラベラーばかりだ。

6.
 道行く女児がプリキュアグッズを持ってた。
 なんて素晴らしい。
 でもそれ、どう見ても黒白キュアにしか見えないんだ。


そんなしょうもないことばかりの日々。
日本が腐ってるのか、私が腐ってるのか。
でも大丈夫。間違ってはいない。

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PSP「ジャンヌ・ダルク」感想その4 「オルレアンの真実」

2006年12月14日 | アニメ、ゲーム・全般
なかなか進めることができていないPSP「ジャンヌ・ダルク」。
現在、オルレアン市のトゥーデル砦で戦闘中。
とうとう敵側にロングボウが登場し、相も変わらずにやにや笑い。

ロングボウは当時、イングランドが開発した最新鋭武器で、
従来のクロスボウと比較して、射程・連射速度ともに数倍という凄まじい性能を誇りました。
おかげで王太子側はずたぼろに負けに負け、完全なワンサイドゲームに。

そんな王太子軍の逆転の契機となったのがオルレアン戦。
ですが、勝利の原因は対抗兵器の開発でも、何か対策を練ったからでもなく、純然たる「偶然」でした。
経緯はこう。

   砦に立てこもるイングランド側と、それを攻撃するジャンヌ軍
 → 戦闘が長引き、お互いに兵を引いてしばし小休止
 → そんな中、ジャンヌの旗を誰かが盗んで持ち運ぼうとする
 → ジャンヌ:「泥棒!旗を返して!」。そして猛然とダッシュ
 → それを突撃の合図と勘違いした兵士連が、一斉に攻撃再開

これが意図せず完璧なる奇襲として成功し、オルレアンは解放されました。
こんなのが「神の奇跡」でいいのかとも思いますが、完全なる偶然だからこそ「奇跡」としか言いようがないとも。
(ちなみにジャンヌの旗好きエピソードも、概ねこれに由来してます)

ジャンヌ姐さんの関係した大きな戦闘はもう一つ、パティの戦いがあるのですが、こっちもやっぱり偶然が勝因を握ってます。
まぁ、後から見ればしょぼい話ではありますが、当時の人間からしたら不可解な勝利なだけに畏怖の対象になりえたんじゃなかろうかと。
特に敵兵にとっては。実際、「敵にジャンヌがいる」と聞くと、逃亡する者が多数出てたそうな。


…ついでなのでオルレアンの名物を紹介しておこうと思った。

日本ではあんまり有名な街でもないですが、ジャンヌ好きの人間にとってはお約束のような土地です。
観光名所として有名な「ジャンヌ像」と「ジャンヌの家」の画像は前の記事で載っけたので、
今日は以前に旅行したときに買ったお土産の紹介を。

 

…いかがわしい表紙ですね。
中身は成人漫画です。日本の同人誌の。
ページをめくると「エヴァ」や「セラムン」の方々がとんでもないことになってる。

これがオルレアン駅の売店で売ってありました。
(もちろん路上販売などでなく、普通の店舗の本棚に、いたって普通に置いてあった)
駅で日本の18禁同人誌を販売する街・オルレアン。
凄いぜ、当の日本よりも進んでやがる。

これが歴史ある「ジャンヌの街」の実態。
このゲームで初めて知った、という人にも、これで少しは身近に感じてもらえたでしょうか。
今頃遠い空の下、ジャンヌ姐さんも街の堕落振りに涙してることでしょう。
コメント (2)
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名前ランキング2006 (もしくは裏人気投票)

2006年12月12日 | アニメ、ゲーム・全般
みんな大好き「たまごクラブひよこクラブ」から、恒例の名前ランキングが発表されました。

たまひよ2006年名前ランキング

…まぁ、こういうのを見たら、やることは一つですね。

 7位 ほのか
 14位 さき
 40位 まい

ほのか先輩はつくづく偉大でした。

美翔さん:
 「…っ! …っ!」

ええ、分かってます。
だからといって、安直にどこぞの雪城さんの手柄にするのは横暴ですね。
慌てず騒がず過去のデータを見てみましょう。
(注:明治安田生命(2003年)、ベネッセ(2004・2005・2006年)調査より)

(読み仮名ランキング)
「ほのか」順位

 2003年:16位
 2004年:14位
 2005年:4位
 2006年:7位

(漢字表記ランキング)
「ほのか」順位

 2003年:圏外
 2004年:圏外
 2005年:56位
 2006年:圏外

一体、2005年に何があったのか。
無学な私にはさっぱり分かりませんが、日本人が馬鹿だということだけはなんとなく分かりました。
まぁ、2000年、2001年にいきなり「さくら」が1位になるような国民性です。諦めましょう。
コメント (6)
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PSP「ジャンヌ・ダルク」感想その3 「ポワティエは省略」

2006年11月29日 | アニメ、ゲーム・全般
毎日ちまちまと進めてるPSP「ジャンヌ・ダルク」。
前半の山場であるオルレアン攻防戦にまでたどり着きました。
で、相変わらず突っ込みどころが多すぎて素敵です。

『シノン城にて王太子と面会』

 シャルル王太子:
  「戦争などもうどうでもいい」
 ジャンヌ:
  「いえ、フランスを救えるのは貴方だけです」
 シャルル王太子:
  「そうか!神は私を選んだのか!よし、戦おう!」(いきなり超やる気満々)
 ジャンヌ:
  「さあ、次はオルレアンに入城するぞ!」

『特に説明もなく、舞台はオルレアンへ』

…説明を潔くカットしたスタッフ様に感動。
「オルレアンくらい知ってるよね?」的豪気な態度に痺れまくりです。
これ、背景を知らない人はついていけたんでしょうか。
なんだかスルーするのもアレなので、ゲームをやって頭を抱えた人向けに補足してみます。

【やる気のない王太子】
前提として、シャルルのやる気がなかった理由は以下です。

まず、戦局が絶望的に過ぎたこと。
ジャンヌの登場時点でフランスの騎士団は既に壊滅、主力を傭兵部隊に頼っている状況でした。
(ゲーム中にも出てきた「投げやりな兵士」はまさにそれ)
当時の戦力は「イギリスの補給部隊に奇襲をしかけて返り討ちにあう」くらいの体たらく。かなり終わってます。

第二に、この時点ではシャルルは王位継承権を失っており、そもそもフランスを代表する資格がありませんでした。
(彼の母親にして前国王の王妃イザボーが、「シャルルは私生児だ」と証言)
イギリスとの和平条約も締結済みで、「権威」や「筋」の意味で、シャルル側には分が全くありません。

さらに、民衆や他の貴族の支持もほとんどなし。
ゲーム中ではジャンヌが「フランス民衆を救うため云々」と言ってますが、
この時代にはまだ「フランス国」「フランス人」なんて概念はありません。
ぶっちゃけ国王が誰であろうと、一般人には関係ないわけで。
例えば、パリ市民はイギリス側についてジャンヌの軍と激しい戦いを展開しています。

(余談ですが、パリや王妃が「イギリス」側なあたりからも、
百年戦争が、いわゆる「イギリス国」対「フランス国」の戦争ではないことが分かるかと思います)

他にもペストや飢饉など、心の折れる要因が盛り沢山。
ゲーム中ではばっさり省略してますが、そういったいきさつがあったからこそ、
「神が選んだ」という言葉に、シャルルはあんなにも感動と自信を得たわけです。
(この辺を知らないと、単に迷信深い変な人にしか見えない気がする)

なお記録によると、ジャンヌが王太子に謁見したとき「シャルルに対して何かを耳打ちした」とされています。
それを聞いた途端、急にシャルルはやる気を出したとか。
このときに彼女が何を言ったのかは歴史のミステリーですが、ゲーム中でこれを演出してくれなかったのがとても残念です。

【オルレアン入城】
オルレアンはシャルルを支持していた最後の大都市で、
ここが陥落した場合、本陣のシノンまで一直線。
実質、最後の砦となった場所です。
(ところで何の説明もなく「入城」なんて表現が使われてますが、ヨーロッパの大都市は基本的に城塞都市。
いわゆる『城』があったわけではないです)

オルレアンは現在でも、ジャンヌの入城を記念して毎年お祭りをやってます(5月6日、7日)。
街には銅像が建っていたり(トップ画像)、ゲーム中にも出てきた「ジャンヌの滞在した家」があったりと、「ジャンヌの街」として有名です。

 

中央の茶色の建物が「滞在した家」。物凄く縦長い。

…ちなみに両脇の建物は普通の民家です。
日常風景に、さりげなく歴史上の建物を混ぜるなと。
擬態が完璧すぎて、しばらく存在に気が付きませんでした。。

 

中はプチ博物館になってます。
参考までに、私が行ったときには他のお客さんの姿はゼロでした。
お膝元なのに、そんなんでいいのかジャンヌ姐さん。
コメント (2)
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PSP「ジャンヌ・ダルク」感想その2 「中世は森とペストとの戦いだ」

2006年11月24日 | アニメ、ゲーム・全般
昨日に引き続き、PSPゲーム「ジャンヌ・ダルク」の話。
攻略とかやり込みとかは他所のサイトさんに任せますが、
なんだか真顔の冗談を見せられてる気分で、やればやるほど笑いが止まりません。

例:
 壊滅するヌフシャトー村

救援の連絡を受けて急行するものの、一歩間に合わず村は壊滅。
己の無力さを嘆くジャンヌ…というシーンがあるのですが、
プレイヤーとしてはにやにや笑いを浮かべることしか出来ません。

ヌフシャトーは、ジャンヌの故郷ドンレミ村から最短の駅のある街で、
ジャンヌ探訪の話題に頻繁に出てくる場所です。
(ドンレミは小さな村なので駅がない)

 【参考】:ジャンヌ・ダルクロード(ヌフシャトー~ドンレミ)

ちなみに、ヌフシャトー・ドンレミ間は約10キロ。
その間ははただひたすら土地が広がっており、ここを踏破するのは地味に大変です。
一応バスが通ってはいるのですが、週に二日しか走っていないし。

日本の場合、基本的に街と街の間も人工物が連続しているものですが、
欧州は大都市間も普通に荒野や森が広がってます。
迷ったら軽く死ねる。お外は怖いのです。

ついでに、フランス人は意外なほど英語を話せません。(ドンレミのような田舎は特に)
フランス語が出来ないならば、ジェスチャーと場の空気のみで乗り切る覚悟が必要です。
「言葉が通じない」「公共の交通手段が貧弱」「迷ったら死ぬ」、見事なまでの三重苦。

私も学生時代に一度、フランス旅行を経験しましたが、ドンレミは訪問できず。
無論、行こうとは思ったのですが、上記の問題に加え、「宿泊地がパリ限定」という制約があり、涙を飲んで断念。
体が元気なうちに、もう一度くらいはチャレンジしてみたいものなのですが…。


と、そんなことをぐだぐだ思い出しつつ、ゲームを進めていってみてます。
何か起こるたびに一人でゲラゲラ笑い。ベルトランやジル・ド・レ、ジャン等々、登場人物の無意味な濃さは一体何なのか。
まだオルレアンにも到達してませんが、パティの戦いやポワティエの査問会などなど楽しみでしょうがありません。

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我が家にジャンヌがやってきた。PSPを担いでやってきた

2006年11月23日 | アニメ、ゲーム・全般
PSPを買いました。
お目当ては戦略シミュレーション「ジャンヌ・ダルク」。
さあ、とりあえずお約束は手早く済ませておこう!

【ゲームタイトル「ジャンヌ・ダルク」】
 ジャンヌ・ダルクと呼ばれたジャンヌは存在しません。
 (ジャンヌ関連の決まり文句)

 当時の人たちは「ジャンヌ」もしくは「ラピュセル」と呼称しており、
 「ジャンヌ・ダルク」はナポレオン時代についた誤った名称です。
 一応、「父親が『ジャック・ダルク』だったから」、というのが理由なのですが、
 ジャンヌの育った地方では成人するまで名字を名乗らない慣習だった上、
 女性は母方の姓を受け継ぐのが普通でした。

 そんなわけで、「ジャンヌ・ダルク」という呼び名は二重に間違ってる。
 どうしても名字付きで呼びたいなら、ジャンヌ・ロメと呼びましょう。

【男言葉を話すジャンヌ姐さん】
 実際のジャンヌは「必要があったから」男装していただけで、別段そちらの属性持ちではありません。
 もちろん男装癖があるわけでもないので、戦場以外では普通に女物の服を着てましたし、割とお洒落好きだったそうな。

【襲撃に合う村】
 ドンレミ村は実際に襲撃にあってますが、それとジャンヌの啓示はまったく別のタイミング。
 ちなみに「村はずれの教会」は実在します。

【敵はイギリスだ!】
 百年戦争はイギリスVSフランスの戦いではないです。
 当時は「国」の概念がないので(それが生まれるのは19世紀から)、
 そもそも「フランス国」「イギリス国」の発想がありません。
 
 それに、ジャンヌが登場した頃には、(今の感覚で言う)フランス貴族も多数、イングランド側についてましたし。
 元々、イギリス国王はフランスの一領主でもあるので、
 強いて言うなら内乱に近い性質の、お家騒動的な戦いでした。

【プレートメイルだ!】
 この時代にそんな重武装の兵装はない。

【金髪碧眼ジャンヌ姐さん】
 記録によれば茶髪茶眼。

【変身ヒロイン ジャンヌ姐さん】
 変身しません。


以上、突っ込みどころをとりあえず消化。
勿論、スタッフさんは、全て分かった上で悪ノリしてる気がするので、
ケラケラ笑って喜びながらプレイしてみてる。

後はゲーム開始1時間で思ったことを適当に。

【復権裁判の娘?】
 ジャンヌの幼馴染設定のリアンさん、初めて遭遇した魔物に対して一言。

 リアン姐さん:
  「ジャンヌ、逃げなきゃ…」

  (戦闘開始)
 
  [リアン]
   初期装備:棒きれ

 つったかたったったー(敵の背後に軽やかに回りこみ)
 がつん!(後頭部を強打)
 リアン、レベルアップ!

  (戦闘終了)

 リアン姐さん:
  「ジャンヌすごいよ!剣なんか扱えたの?」

 棒切れで渡り歩いてるお前の方が凄いわ。

【このゲームに期待すること】
 ジャンヌネタなら当然期待するのは、
 パリ城壁の戦い~コンピエーニュの戦い~異端審問~処刑のところ。
 ジャンヌが真に面白いのは、やっぱりその部分だと思う。

 ところで、よくジャンヌ(や聖人、聖女)ネタで、

  処刑や悲劇、悲惨な状況に陥る
 →「なぜ神は助けてくれないのか」
 →「神なんていない」

 …のような展開を見かけますが、ことキリスト教に限っては、
 そんな安直な話にはとうの昔に回答を提示しています。
 まがりなりにも敬虔な信者なら、間違ってもそんな馬鹿なことは思いません。
 (まぁ、そういう展開の方が安易にウケは取れるんでしょうけど)

 この辺をどういう風に演出するかが、このゲームの一番の見所だと期待してます。

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