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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

片岡あづささんを崇めてみる。もしくは歌ちゃんをおちょくってみる。

2008年03月11日 | アニメ・日曜朝 感想その他
昨日は久住さんこときらりさんをネタにしたので、今日は歌ちゃんこと片岡あづささんをネタにしてみる。
大変失礼な連想で申し訳ない。
でも私の中で最近、あづ子株は上昇中なんで勘弁してください。

とりあえず遅ればせながら買った。

 
 片岡あづさ/Sweets Paradise(初回生産限定盤/CD+DVD)(CD)

「おねがいマイメロディ」の歌ちゃんや「セイントオクトーバー」の葉山さんでお馴染み、片岡さんの初アルバムです。

【宣伝文より】
 新人としては型破りの主役として注目を浴びる声優の片岡あづさのファースト・アルバム。ふわりと甘い、マシュマロキャンディボイスをお届け。キャッチーでエッチーな等身大のあづさをご堪能あれ!初回限定盤としてメイキング映像他を収録したDVD付き。

マシュマロキャンディボイス…。
物は言いようというか、キャッチコピーってのはこうやってつけるもんなのかというか。
要するに「ぴちぴちボイス」なんですけどね。ぴちっ!ぴちぴちっ!
こう書くといきなりダメな香りが漂うなぁ。

第三期になってから「マイメロ」の感想を書いてないですけど、視聴だけは続けてます。
あの番組の成功要因の一つは、間違いなく片岡さんのボイスにあると信じてる。
何せ彼女のボイスのせいで、歌ちゃんの性格が全決定してしまってるもの。ていうか、おかげで歌ちゃんの一挙手一投足がエロスに満ちていて大変困る。

それと先日コメントいただいて気がつきましたが、「マイメロ」ってバンダイさんが提供についてなかったんですね。
道理で歌ちゃん、玩具の販促にやる気がないわけだ。
あの娘はサンリオ様にだけ尻尾を振ってる。

で、そのサンリオさんのお膝元・ピューロランドでイベントが。

おねがいマイメロディ すっきり♪ ふぁいなるいべんと
 日時: 2008年3月23日(日) 18:30開演 (約50分間の予定)
 会場: ピューロランド1F メルヘンシアター
 出演: 置鮎龍太郎、前田登、片岡あづさ、黒木マリナ、ナナカナ (敬称略、順不同)、マイメロディ、クロミ、ウサミミ仮面、羊ダンサーズ、MC YUTA、MC くめっち
 料金: 全席指定 お一人様 3,000円 ※3才以下は膝上なら無料
 (ピューロランドイブニング入場料 + イベント入場料 + 参加特典料)
 定員: 315名
 販売開始日:3月8日(土)からチケットぴあにて
今日存在を知ったので、早速チケットを申し込んで見ました。
そして「取り扱い終了」の死刑宣告を下されあっさり撃沈。
わずか3日で完売か。正直、歌ちゃんのことなめてた。

悲しみにくれながら、別のイベントにも申し込んでみた。

GIRLs-RockPop stadium vol.26~春よコイコイ!春到来スペシャル♪~

 開催日:2008年3月16日(日)
 第1部/開場:14:30 開演:15:00
 第2部/開場:18:00 開演:18:30
 会場:aube shibuya
 第1部
  スペシャルゲスト : BIRTHDAY LIVE・片岡あづさ with FANTASISTERS
  出演 : リトル☆レンズ/Chu!☆Lips/FEAM/TEAM WEST WIND/愛舞/森沢音
  MC : 林紗登未
  Opening Act : erica
 第2部
  スペシャルゲスト : FANTASISTA
  出演 : リトル☆レンズ/Saori@destiny/mimika/Chu!☆Lips/FEAM/TEAM WEST WIND
  愛舞/森沢音/erica/楠山歩
  MC : 林紗登未
開催日まで1週間ないというのが不安ですが…。
とりあえず注文はしましたが、チケット手続きは手動で行われてる気配がバリバリするので買えたかどうだか分からない。
猛烈にあづ子分を補給したいときに限ってこの様です。ちゃんと情報は集め続けてないとダメだなぁ。。

最後にもう1個。


片岡あづさ1stDVD「Sweet Box」発売記念イベント

 日時:2008年03月29日(土) 午後 03:00~
 場所 :SOFT 1 3Fホール
 イベント内容:トークライブ
 その他 さらに、お楽しみ会(「片岡あづさクイズ」(←クイズ全問正解者は片岡あづさと2ショットチェキ予定)や「あづさ 必殺七変化仕置き人!」(腹が立ったこと、腹が立つものを、あなたに代わって、しかもあなたからのリクエストのキャラになりきって片岡あづさが叱ってあげるというコーナー)採用者には『片岡あづさミニポスター』プレゼント♪
 撮影条件:撮影・録音不可
 参加方法:3月26日発売DVD「Sweet Box」を石丸電気各店にてご購入のお客様先着ご招待
やっぱりとりあえず申し込んでみた。
そして仮に全部参加できたら3月が全部あづ子に潰されることに気がついた。
これだから歌ちゃんは困る…。

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炎神戦隊ゴーオンジャー 第1話「正義ノミカタ」

2008年02月17日 | アニメ・日曜朝 感想その他
第1回ですし感想を書いてみよう。
でも第1回なので適当に。
そして第2回があるかは定かではない。

・炎神戦隊ゴーオンジャー 第1話「正義ノミカタ」

 

始まりはカーレース。そして結婚式。
なんだろう、製作者さんはデカレンジャーに何か希望を見ていたのか。
直近で一番成果を挙げたのは彼らだったのか。

というか、黄色がレッサージャスミンにしか見えないのは私の心が腐ってるからでしょうか。
私みたいに年をとると、人の識別が髪型とカラーでしか出来なくなるのです。
困ったなぁ。

今年のテーマは働く車。その上、戦う人たちも諸に車パワー全開です。
武器は給油ホース。原動力は車のエンジン。だから炎神戦隊。
原油高と車離れが叫ばれるこのご時世に、随分と豪華な戦隊さんだ。

 

そしてお約束の合体巨大化の時点で、もはや車も何もない。
敵さんの台詞、「まさか2本足とは!」がちょいと受けた。
前提ぶち壊しだよね、2本足…。最後まで車を貫く勇気が欲しい。


(左画像)
炎神戦隊ゴーオンジャー 炎神ソウルセット


(右画像)
炎神戦隊ゴーオンジャー セルフ変形銃 マンタンガン


あと女敵幹部さんが古いような。デザイン的にも中身的にも。
前番組の緑が反則だっただけに、何かが後退してるように見えてなりません。
ま、まぁこれなら、敵ヒロインと主人公ヒロインが喰い合って、黄色がいらない子になる展開は避けられるか。あは、は…。

敵さんの目的は謎ですが、環境破壊をやりたいようです。
しかし排ガス問題や水質汚染系は古くないか。
今なら温暖化や放射能汚染の方がポピュラーなのではないか。
もしくは煙草。あれが身近で一番の環境汚染。
排ガスとかは改善されてきてるからなぁ。戦え、ゴーオンジャー!主にJTと!

何かタイミングが古いというか、同じキャスト、同じ設定、同じ技術力で10年前に放送出来てたら…と思った第1回。

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獣拳戦隊ゲキレンジャー 第49話(最終回)「ズンズン!獣拳は、ずっと…」

2008年02月14日 | アニメ・日曜朝 感想その他
ここまで来たらついでだ。最終回の感想も書いてしまおう。

・獣拳戦隊ゲキレンジャー 第49話(最終回)「ズンズン!獣拳は、ずっと…」

特殊OPはなんだかんだで格好いい。

 

 『獣を心に感じ、獣の力を手にする拳法・獣拳
  獣拳には相対する二つの流派があった
  一つ 正義の獣拳 激獣拳ビーストアーツ
  一つ 邪悪な獣拳 臨獣拳アクガタ
  二つの流派は一つに帰り
  最後の戦いが今、始まる』

先週最終回を迎えた本番組ですが、放送スケジュールの関係で今日は追加のラストバトルです。
しかし、思わぬボーナスステージに、カクシターズも困惑を隠せません。
なにせ、最強の戦士二人・緑と黒は既に退場の身。こんな状況でラストバトルか…。

 

でも消えていったカメレオン姐さんの導きもあり、主人公さんたちは奥義を身につけました。

 

そして悪い龍の兄さんは退治され、世界は平和になったとさ。めでたしめでたし。


…ちなみに決め技、というか唯一効いた技は臨獣拳から伝授されたものでした。
やっぱ緑と黒だけいれば良かったんじゃなかろうか。。
あ、いや最後の格闘戦は素直に格好よかったです。いえ、フォローとか、そんなんじゃなくて。


(左画像)
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズSP リンライオン&リンカメレオンセット


(右画像)
平田裕香 MAI MALU!


まともに(?)特撮の感想を書いたのはこの番組が初めてだったような気がする。
おかしいな。それほど大好きだったわけでもないのだけど。
カメレオンパワーは凄いなぁ。もうカメレオンしか見てなかったし。

姐さんのこの↓エピソードがとてもお気に入り。

 『ショーで子供達が「メレ~!」と呼んでくれるのがとても嬉しい。
  でも、悪役というメレの立場上、手を振ったり笑顔で返すことができない。
  とはいえキャラに成りきって無視するのも心が痛い…。

  だから上の人に相談して、僅かに微笑んで小さく手を振ることを許してもらいました』

最後のショーにはなんとか参加して、生姐さんを拝んでみようと思う。そして元気いっぱい手を振ってみるんだ。メレ~!メレ~!

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獣拳戦隊ゲキレンジャー 第48話「サバサバ!いざ拳断」

2008年02月05日 | アニメ・日曜朝 感想その他
先週の土曜日、所用で東京ドーム付近に行きました。
せっかくなのでショーを見てこようと思ってたのですが、時間的にアウト。
生カメレオン見たかったのに…。

・獣拳戦隊ゲキレンジャー 第48話「サバサバ!いざ拳断」

とうとう協力体勢をとることになった黒と緑。
でも、青と黄色はとっても微妙な気分です。
あんなに悪さしてた黒緑を、あっさり許していいものなのか。

まぁ黒も緑もいたって普通に悪事を働いてたので、そう言いたくなる気持ちは分かります。
ていうか、これであっさり二人を受け入れてしまったら、ますます青と黄色の立場がありません。
ただでさえ役に立たなくて影が薄いってのに…。

 

仕方が無いので、贖罪イベントとして黒緑VS青黄で勝負をすることに。
死ぬ気か、青黄…。
勝ち目が無さ過ぎる。。

 

絶望的な戦力差にもめげることなく青黄は戦闘開始。
これって本来、「ボロボロになりながらも諦めない黒緑」とかそういうので罪を購うんじゃ…。
どちらかというと、青黄の不屈の闘志に注目というか同情が集まる気がする。

が、戦闘の最中、不意に構えを解く黒と緑。
二人は罪を受け入れ、戦って死すおつもりだったようです。
理央さまがその決断をしたのは分かりますが、言われもせずに彼の心を理解してたメレ姐さんがさすが。

けれどそこに横槍が。
先週倒されたはずのラスボス・ドラゴンが生きていてリベンジにやってきました。
ぶっちゃけ蛇足というか、たいして感慨も驚きもな…

 

姐さんが食われた!!

 

 「理央さま、すみません。メレは先に参ります」



 「ああ。だが一人にはさせん。あと少しだけ待っていろ」

姐さんが…。

 

姐さんの最後を見届けた理央さま、赤たちに自分らの流派の全てを託すと特攻。
俺たちの技を、お前たちの手で正しい未来に連れて行ってくれ…。
そして巨大ドラゴンと、見事に相打ちに持ち込みました。


 

あの日から降り続いていた、心の雨はやんだ。さらば理央さま。さらばメレ姐さん。


(左画像)
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズSP リンライオン&リンカメレオンセット


(右画像)
平田裕香 MAI MALU!


とても良い最終回でした。正直、ちょっと涙が…。


……え?最終回は来週?次回、ゲキレンジャーが最後の大活躍?あ、そう。。
コメント (2)
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ぐだぐだとプリキュアさん

2008年02月02日 | アニメ・日曜朝 感想その他
溜まってた感想を消化したりしてるうちに、気が付けば明日が「プリキュア」さんの新番組。
夢原さんが微妙に手を抜いた感もあったせいで、いまいち切り替わりの感慨がないですが、それでもここは大きな節目になるはずです。
そんなわけで、今のうちに去年度分の雑記を書き殴っておこうと思ってみた。本当に単なる雑記なので、あまり深く考えない。

■プリキュアさんのお歌

まぁ私は重度の「ぴっち」脳なので、1話につき最低1回は挿入歌が流れないと落ち着かない…という病気を患ってます。
なので、春日野さんに対するがっかり感は計り知れない。
もっと歌えばいいのに!無意味に、背景のテレビから歌が流れてくるとかさ!

例えば。
春日野さんのライブ会場に敵出現。檸檬以外の4人が舞台裏で応戦。檸檬、一人熱唱。
彼女のお歌をバックに戦闘シーン…とか、見たかったなぁ。

■プリキュアさんのお歌その2

でも、一連のイメージソング自体はお気に入り。
特に好きなのは「夢みる女の子」「笑ったら最強!!」「プリキュアfly」あたり。
檸檬ソングの「夢みる女の子」は、良いところもダメなところも全部含めて、とても檸檬らしいと思う。「勇気の扉」で感じた違和感を払拭してくれた感じ。

ちなみに今現在、目覚まし時計代わりにタイマー設定して毎朝流してる。
おかげで朝っぱらから、どんよりした気分になる。
檸檬うぜぇ…。

■プリキュアさんのお歌その3

初めて「グリーンノート」を聴いたとき、「やすらぎグリーンノート」が「八つ裂きグリーンノート」に聴こえてとても怖かった。
いまだにそう聴こえる。緑の姐さんを怒らせたらダメだ。

同じく、夏木さんの「情熱」を聴いたとき。歌詞に「孤独をなめるな」という部分があって、なんだか猛烈に泣けてきた。
まぁ「努力をなめるな」の聞き間違いだったのですが、キャラ的に意味が通ってしまったせいで、長いこと気が付かなかった。夏木さん…。

■年下の姉最強理論

私が一番贔屓にしてるのはレモ子さんです。
奴は私の中ではのポジション。
「あなたが姉に欲しいキャラは誰ですか?」という質問には、ノータイムで「檸檬」と即答できる。

劇中ではたまたま最年少なんで下手に出てるけど、この娘は妹的キャラなのではなく、単に上下関係に敏感なだけだと思う。

根拠:
 謎生物形態のココナツに対しては、途端に態度がでかくなる。
 設定年齢的に同年代と思われるミルミルに対しては、特段の敬意を払っていない。

夏木さんの弟妹に対してはどういう態度だったっけか。

■はじけて消えた

基本的に、檸檬さんの「おちゃらけ」は、空気を読みきったその上で、「ここは私がボケなきゃ!」的行動のような気がしてならない。
便宜上、「はじける」プリキュアをやってますけど、実際に「はじけた」ときって、19話のカレー販促回と20話のドレス、後は劇場版で歌を馬鹿にされたときだけのような気がするし。
(つうか、「はじけた」というか「キレた」というのが正な気もする)

で、仕事に対しては無駄に理想と責任感を持って臨んでるせいで、いまいちブレイクしきれてない。
20話で「女優目指してるのに歌ってる場合か」と悩んだり(きらりさんなら「これはチャンスだ!」と考えそう。これが売れる人とそうでない人の差だ)。
後半妙に出番が減ったのも、「嗚呼、檸檬がなんか遠慮してる。主に夏木さんと秋元先輩に」とかついつい思ってしまいます。

■そんなわけで

次回作の紫娘がどういうポジションなのか知りませんが、春日野さんと同い年か後輩を希望。
今までブラウン管に乗せたことの無い顔をして、がっつり後輩教育に勤しむ檸檬が超見たい。
夢原さんと紫小娘に対してでは、同じことを相手が言っても、「はい!のぞみさん♪」 ⇔ 「…あなたね、少し自分の立場を考えた方がいいよ。今、自分が何を言ったか、ちゃんと分かってる? ……返事は!?」くらいの温度差を見せ付けて欲しい。

■はいはい檸檬檸檬

そういえば春日野さんて、目指してるのはアイドルなのか女優なのか。
なんか後半の役者に燃える彼女を見るに、アイドル辞めて劇団員になった方がいいような…。
思うに、檸檬的な「空気を読んでボケる」タイプは、大衆受けするキャラとしては大成しない。うん。

あと、私が檸檬に望むのは、仕事の出来る格好いい姿なんです。守られキャラとかじゃなくて!
41話の黄・緑メイン回の「この人たち、全然役に立たない…」と、一瞬、地が出たああいう檸檬がもっと見たい。
大体、レモ子さんだけ、「他のみんなが力尽きてるけど、一人頑張る」系の話がなかったのがとてもとても不満です。

■結局、一番の負け組は誰だったのか

振り返ってみると、メイン回に意味が無かった度数は、春日野さんが断トツなような…。
しばしば揶揄される夏木さんも、幽霊騒ぎでアクセサリ貰う→結婚式で自分のアクセサリが採用される→って流れで一応つながってます。最初の恋話でも、ちゃんとアクセサリ出てきてるし。
ビーズメーカーは、なんだかんだで一本筋の通った話を提供してくれた。

春日野さんの仕事は、「勇気の扉」の販促と、対月島きらりだったはずなんですが、途中から何かを躊躇してしまった気がするなぁ。
プリキュアさんの最大の欠点は、「5人全員で集まって『仲間』や『夢』を連呼する」ことだと思うのですよ。
「仲間を信じてる。だから助けに行かない。私は私の仕事を頑張る」みたいなのもアリだと思うんですけど、そういう展開になかなかなってくれない。
せっかく単独変身できるようになったのだから、極論、変身するのは5人中1人だけ、みたいな回もあって良いと思う。
(先輩方の大事なイベント事を守るため、たった一人で戦う檸檬とか。死ぬ思いをして全部片付けた後も、いつもの営業スマイルで苦労はおくびにも出さないとか)

■気が付いたら檸檬話になってた

上述の檸檬ソング「夢みる女の子」の話に戻りますが。
作詞家さんが意識したのかどうか分かりませんが、周囲に対する感謝を歌うだけで、何かを返す歌じゃないんですよね。
(それが悪いと言ってるわけではないです)

「プリキュア5」は構成的に、「夢原さんによって救われた4人が集まってプリキュアやってる」わけですが、檸檬以外の3人は独自の形で周囲にその恩(?)を還元してるんですよね。
対して檸檬だけ、一方的に享受するだけで返せてない。
なにせ、歌の仕事が来たときに「なんで女優目指してるにこんなこと。私は何をやってるんだ」と悩むくらいだし。

なので次回作では真面目に、成長した彼女が見たい。
現状、一番不要なキャラは檸檬になってしまってるのが、とても残念。
なにせ、彼女がいなくても話に影響ないものな。

■現実はナイトメア

檸檬話ばかりしてても仕方が無いので、敵キャラのナイトメアの話。
夢原さんたちって、敵の動機も個体識別にも全く興味が無く、「あんた悪い奴!プリ・5・エクスプロ…!」でしたが、もうちょっと絡んで欲しかったなぁ。
安直ですけど、社会化見学で遭遇するとかナッツハウスと競合して勝負するとか、あっても良さそうだったのに。(まぁ、SSのシタターレ姐さんで似たようなことはやってしまってますけど)

で、ナイトメア社は社会人の悲哀を体現してましたけど、彼らを一番理解できる立場にいたのは檸檬だと思う。
おそらく、相手方の事情を知ったところで「それでも真面目に正しく生きるのがプロです!」くらいのことはいいそうなのが檸檬ですが、悲哀そのものを感知できるは春日野さんだけじゃなかろうか。
夢原さんだと、それの何が悲哀なのかすら気が付けない気がする。
下手したら、檸檬がナイトメアに寝返っていても、そんなに無理はないんじゃないかな。
仕事で致命的な失敗するとか、あまりにも理想と違う仕事ばかりさせられるとかで。

…あ、また檸檬話になってた。
仕事の悲哀という流れで思うのですが、檸檬が自分のポリシーとは真逆のキャラを演じる話とかは、彼女の性格を描く上で、ぜひ欲しいです。
「夢なんて下らない」みたいなことを叫ぶ役とかどうだろう。あの娘はどう遂行するんだろう。「仕事なんだから」と割り切るのか、役作りとプロ意識で悩んだ末に壊れるのか。どっちもありそうな気がする。

とりあえず、劇中で「明日のナージャ」の舞台劇とかやろうよ。もちろん、ロズマリ役は檸檬で。
ロズマリは一応、夢追い人で「夢は自分の力で見つけ、叶えるもの」というお人なんで、そんなに違和感もないでしょ。
まぁそんな役をやらせたら、「私が売れても、その影で泣いてる人がいるんじゃ…」とか、また檸檬が悩んで自滅しそうですけど。基本的にあの娘、ネガティブだからなぁ。

 

私が檸檬のイメージとして思い浮かべるのは、41話の思い悩んでる姿。
(20話の、仕事の方向性で悩んでるシーンでも可。あるいは、29話の先輩相手に完全に気が引けまくってる姿や、いい加減すぎる現場と自分の扱いに涙でそうになってる姿とかでも可)

1年間の放送で、他の皆様は色々成長されたけど、春日野さんだけ単に疲弊しただけに見える。
あの娘は絶対、いまだに友達の一人もできてない。しかも、「それはそれで夢のためには仕方が無い」とか思ってる。
彼女は間違いなく、局所最適解にハマって自滅するタイプだ。もっと広い視点をもてないと、遠からず壊れてしまう。せめて「何をすればファンが喜ぶのか」とか、そういったファン視点に気が回らないと…。

そんな檸檬の行く末が、とてもとても楽しみです。
いや本当に、これで放送終了だったら、あまりにも消化不良だった。
2年目こそ檸檬に何か変化があることを(いっそ、敵に回って粉砕される役とかでもいい)、切に祈っています。
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獣拳戦隊ゲキレンジャー 第47話「ピカピカ!俺の道」

2008年01月30日 | アニメ・日曜朝 感想その他
毎年この時期になると、最終回と新番組が入り乱れて何やら無意味に感慨深いです。

・獣拳戦隊ゲキレンジャー 第47話「ピカピカ!俺の道」

すったもんだあった末、一番悪いのは幻獣拳のドラゴン兄さんということになりました。
兄さんの目的は、理央さまを破壊神に仕立て上げること。
そのために、理央さまの最後にして最大の心の拠り所、メレ姐さんを拉致監禁、抹殺することに。

 

姐さん:
 「私を餌にしたところで、理央さまはこないわよ!」

愛しの理央さまに実は大事に想われていた。
普通なら狂喜乱舞しそうなところですが、自分のせいで理央さまが苦しむのは全力でイヤ。
姐さんは本気で愛に生きる女だからなぁ。もし自分が人質に取られて理央さまピンチ!なんて状況になったら、一瞬の迷いもなく自害すると思う。

姐さん:
 「私は理央さまに助けて欲しくなんか、ない」

発狂しそうな勢いで抵抗しますがどうにもならず。
もはや絶体絶命のところで、カクシターズが助けに現れました。
嗚呼、カクシターズ。敵のはずの姐さんを助けに来てくれるなんて…。

 

姐さん:
 「ゲキ…レンジャー…」

初めて(?)名前を読んでみた。
でも悲しいかな、格下であることは何も変わらず。
時間稼ぎの役にしか立たない青と黄色。

 

でも理央さまがやってくるだけの時間は稼げた。

姐さん:
 「理央さま…どうして…!」
理央さま:
 「俺に理由を言えというのか」

 

まるで主役みたいに格好いい。

 

47話目にして、5色勢ぞろい。
そのままの勢いで、ドラゴン兄さんから与えられた謎の邪悪パワーも根性で吹き飛ばし。
理央さまがそれを出来るのは、まぁ納得ですが、迷いなく追随できてる姐さんの実力が計り知れない。

 

メレ姐さん:
 「理央さま、お供します」

本当に、その一言だけで奥義も奇跡もあっさり乗り越えるなこの姐さん。

ドラゴン兄さん:
 「馬鹿な…なんでメレまで」
姐さん:
 「これが私の愛!」

納得できない兄さんの気持ちは、すげーよく分かる。

かくして始まる最終決戦。
理央さま&メレと赤はドラゴン兄さんと、残りのカクシターズはその配下と。
それぞれ最後のバトルです。

理央さま:
 「猛きこと獅子の如く。強きこと、また獅子の如く!」
メレ姐さん:
 「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブウォリアー!」

何度聞いても、姐さんの名乗り台詞は頭が膿んでる。

 

しかも無駄に強すぎる。
紫や白が大苦戦しまくってた相手を、実質一人で粉砕しやがりました。
カメレオンと獅子だけいればいいだろ、この番組。

ちなみに、姐さんは当初、理央さまを援護するためにドラゴン兄さんと戦ってましたが、格下どものが余りに役に立たないのでそっちに参戦してくれました。
借りはちゃんと返す女・メレ。

 

お約束の巨大戦闘も、極小のカメレオンがえらく頑張ってる。

そんなわけでラスボスも倒して平和になりました。

 

メレ姐さん:
 「まさか、両想いだったなんて…♪えへらげへら♪」

姐さんも本格的に壊れて、めでたしめでたし。


(左画像)
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズSP リンライオン&リンカメレオンセット


(右画像)
平田裕香 MAI MALU!


…で、ラスボス倒したのに、あと2話もあるのですが。
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Yes!プリキュア5 第49話(最終回)「夢と希望のプリキュア5!」

2008年01月27日 | アニメ・日曜朝 感想その他
夢原さん:
 「大きくなったら何になりたい?」

毎週毎週繰り返される夢原さんの問い。
私は何になりたいのだろう。私の夢は何なのだろう。
よくよく考えてみれば、自分が子供のころから何も見えていなかった気がする。

今から1年後、10年後、20年後、なりたい自分はどんな自分なのだろう。
それを考えることが大事なのは、何歳になっても変わらないはずだ。
だから改めて自分に問いかけてみたい。

『大きくなったら、何になりたい?』

・Yes!プリキュア5 第49話(最終回)「夢と希望のプリキュア5!」

デスパライア様との最終決戦。
不老不死を手に入れ、数多のコワイナーを操る相手に、でも夢キュアさんたちは怯みません。
躊躇することなく応戦に出ます。

 

とりあえず、どうでもいいことですが。
デスパライア様とコワイナーの組み合わせ、どこかで見た絵面だと思ったけどミストレス9とゲルマトイドだと気づいた。
それは勝てるわけがない。

 

檸檬キック!檸檬キック!檸檬キック!!
どの辺が檸檬かというと、絶妙に攻撃を防がれてるあたりがとっても檸檬。
派手に交戦してますけど、お互いに決定打に欠けてるせいか微妙に微妙なまま長期戦に突入してしまいます。

 

どうにも埒が明かないので、デスパライアさま自ら戦闘に参加。
夢キュアさん、包囲されて大ピンチです。
そのまま物量で圧倒すれば……と思いきや、デスパライアさまが何故か対話モードに。

 

デスさま:
 「お前が絶望すれば全てが終わる。希望の源を断ってあげよう」
 「現実を見ろ!」

今さら夢キュアさんに精神攻撃か…。
思わず失笑。デスさま、ちょいと時代遅れですよ。
これだから年増のお姉さまは…。

 

案の定、夢キュアさんはあっさりと粉砕。
え、あ。絶望、しないの?あれ、切り札だったんだけどな…?
デスさまも、これで部下の苦労を少しは分かってくれたんじゃなかろうか。

かくしてデスさま、いきなり打つ手がなくなりました。
無力だ…。
まぁラスボスだからって戦闘力が高いとは限らないですしね。まして企業のトップなのだし、殴り合いが得意でも困りますしね…。

 

デスさま:
 「なぜだ!お前たちは、怖くないのか!」
 「老いることが怖くはないのか!力が衰えるのが怖くないのか?」

怖くないよ?だってまだ中学生だし。
今はまだ言えないけど、人気の方だって衰えるどころか来年度だって放送が…。
美翔さんたちには通用したかもしれないですが、その手の悩みは夢原さんには無縁です。

しかし夢原さん、何か思うところがあったのか。

 

変身解除。

夢原さん
 「こうすれば、貴女と話せると思ったから…」

そしていきなり対話を開始した。
ば、馬鹿な。あのプリキュアさんが会話をしようとしてる!
この夢原さん偽者だ!どこの誰だこの女!

プリキュアさんといえば

 夢キュアさん:
  「あんたの話なんて聞きたくない!」

 夢キュアさん:
  「絶対に許さない!」

 敵さん:
  「この人質がどうなっ…」
 夢キュアさん:
  「みんな!変身よ!!」

会話ができないことが売りだったんじゃないのか…。
そうか…。成長したなぁ夢原さん。。
できれば、もうちょっと早く会話の大事さに目覚めてたら、いろんな人たちも爆殺されないで済んだのに。

 

デスさま:
 「仲間がいるから、恐れをしりぞけ、希望を持てるのか?」

きらきらした瞳に、デスさまも懐柔され気味。
プリキュアさん、初の和平エンドです。
こんな日が来るとは夢にも思わなかった。

 

カワリーノさん復活。でも即座にブラッディさんに喰われた。
彼は本当にデスさまに忠実なナイスガイでした。
最後の最後、喰われていくカワリーノさんにデスさまが手を差し伸べようとしたのがせめてもの救いか。

まさかのラスボス・ブラッディさん。これには夢キュアさんも唖然。
さりげなく理性が残ってる(少なくともカワリーノさんを認識できる程度には)あたり、ブラッディさんはできる社員だった。
ここで改めてプリ5エクスか…。それともデスさまもパルミエ王国パワーで蝶々がつくのか…。なんて思ってたら。

 

デスさま:
 「お前たちの力でこの世界ごと私を封印してくれ」
 「私の最後の願いだ。頼む」

封印だなんて器用なことが、この腕力娘らにできるとでも…。
再び失笑しそうになりますが、夢キュアさんは軽々しく承諾。
やおらシンフォニーセットを取り出すと、なんだかそれっぽいポーズをとってみた。

 

封印発動。凄いなシンフォニーセット。凄いな夢キュアさん。成長しまくってる。

 

デスさま:
 「こんなときに何を言うべきなのか、私は分からない」
 「…すまなかった」

こんなことなら、とっとと会談してればここまで大事にならなかったのになぁ。
まぁ一度「不老不死」という願いを叶えてからでないと、会話にならなかったのでしょうけれど。
散っていった社員の皆様が浮かばれません。

 

さりげなくドリームトーチを振る仕草が熱かった。萩歩さんによると、あれ、振らないと効果ないそうで。

 

封印が展開され、何故か周囲にはオフィスビルが。

 

潰れた。夢のブラック企業、悪夢と共に去る。


そして平和がやってきて。謎生物たちも祖国に帰っていくことに。

 

春日野さん:
 「元気で、頑張ってくださいね」

 

ミルミル:
 「(無視)かれんはきっと、いいお医者さんになれるミル」

檸檬…。
微妙にミルミルと仲が悪かったし、ココナツとも特段に関係があるわけでもないからなぁ…。
この1年間かかって彼女が証明したのは、「やっぱり黄色はいらない子」ということだった気がする。

 

明確に変身アイテムを手放したのはシリーズ初なんじゃなかろうか。
さようならピンキーキャッチュ。貴女のおかげで一年間、戦えた。
あと、蝶はああいう羽ばたき方はしない。あれは蝶以外の何かだ。

 

夢原さん:
 「私ね、将来の夢を見つけたの」
 「私、学校の先生になりたい」

「Yes!プリキュア5」、プリキュア史上初の和解による終戦。
そして戻ってくる日常と夢に向かう日々。
ど派手なラストバトルも、特殊EDもなかったけど、これはこれで大団円…ということで。


(左画像)
映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! アニメコミック

(右画像)
Yes!プリキュア5 ピンキーキャッチュ


で。

夢原さん:
 「私たち、普通の女の子に戻ってたのに、フローラさんって人から不思議な手紙が…」

 

平然と2年目突入です。
いや夢原さん、あの…正直言って、途中からもう「どうせ2年目があるし~」て態度だったでしょ…。
ステージ裏で「完結おめでとう!」の花束持った美翔さんが震えてます。そか、2年目あるんだ…。そうよね。プリキュアなんだから2年目くらい当たり前よね…。

 

ロゴを見るに、今度のテーマはバラです。
蝶はバラにはつかないと思ってましたが、この酷い相性をどうする気なのか。
ていうか事実上の2段変身な新コスチュームにどぎまぎします。無駄に装飾が増えるって素晴らしい。

 

必殺の先行入力。余裕でCM開始です。みんなで買おう。
2年目開始に浮かれてる場合じゃない。今のうちに、3年目を見据えて戦わないと…。
仲間がいるから、恐れをしりぞけ、希望を持てる!主に売上面で!

さりげなく「ケータイ」とか「電話してね~」と言ってる上、ゲーム画面に「もしもし。ドリーム」なんて絵が出てますが、まさか電話機能があるんでしょうか。
ああ、ついにプリキュアさんに携帯電話が支給される日がやってきた。
それがないばっかりに、美翔さんや美墨さんは不必要に苦労したからなぁ…。

「またみてね」ならぬ「まだまだみてね」。

 

紫の小娘が格好いい。
ポジション的には攻撃型ルミナスなんだろうか。(それはもはやルミナスじゃない)
また1年間、来週を楽しみにしていよう。
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あの素晴らしい愛をもう一度

2008年01月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
記事の本題と無関係の上、横合いからネタを奪うような形で申し訳ないのですが…。

三十路さんの「おジャ魔女どれみ」感想から:
 
 >もっとハジケろ、瀬川おんぷ。

ハ、ハジケたら番組が終わ…!
忘れかけていた恐怖がまざまざと蘇り、ついつい見返してしまいました。
そして懐かしさのあまり、誰かに語りたくなってしまった。ごめんなさい。

・明日のナージャ 第38話「ローズマリー笑顔の陰謀」

【あらすじ】
 今から100年と少しむかし。
 孤児院出身のナージャお嬢さんは、旅芸人の一座にご就職、ヨーロッパ各地を旅して回っていました。
 その途中、彼女は自分がオーストリアにあるプレミンジャー公爵家の娘であることを知ります。
 
 が、それと前後して。
 ナージャの幼馴染・ローズマリー嬢(声優:瀬川おんぷ)もそれを知ることに。
 プリンセスに病的な憧れを抱いていた彼女は、「私がナージャだ」と偽って貴族の家に入り込んでしまいます。

で、そのことに気が付いたナージャは舞踏会に乗り込むと、偽ナージャ=ローズマリーを問い詰めることに…。

 

ナージャ:
 「…見つけた」

 

ナージャ:
 「あちらで一緒にお話しませんか?」

 

 ずぎゃうん(SE)

 

 ずぎゃうん(SE)

 

 ずぎゃうん(SE)

ローズマリー:
 「…ええ。行きましょう」

 

ヘルマン伯父さん:
 「ん?ナージャ?」

 

 くるり×2

同時に振り返るナージャ×2人が怖すぎる。
一触即発、下手なバトルシーンよりも緊迫しきった恐怖展開。
この後、小部屋に舞台を移して直接対決になるのですが…。

 ローズマリー VS ナージャ(動画)

ローズマリーが語る打ち明け話は、「いじめられていた」こと以外は嘘です。
いじめられていたのも、ローズマリーが真性の電波でリアルに危なかったからです。
でも愚かなナージャ嬢はあっさりとローズマリーに騙され、大事な母の形見のドレスを奪われた挙句、屋敷から叩き出されてしまいます。

状況が飲み込めず、屋敷の前で右往左往するナージャが見たものは…

 

 「これは…。お母さんのドレス…」

 

 「!!」
 「ローズマリー…!」

 

 「ローズマリー?それ、誰のことかしら?」

 

 「私はプレミンジャー公爵の孫娘。ナージャ・プレミンジャーよ」

 

 「想像もしてなかったでしょう?このお人よしが…!」

 

 「優しくて可愛くて、誰からも好かれてるってだけじゃ…」

 

 「幸せになんかなれないのよ!」

 

 「さようなら。どこの誰だか分からないお嬢さん」

 

 「お母さん…お母さんのドレスが…!」

ローズマリーが怖すぎて、もう惚れるしかない。
これで13歳設定なのだから何かが終わってます。
プ、プリキュアさんと同い年か…。そんな馬鹿な。

大敗北を喫したナージャは、その後、数話分を費やして「自分こそがナージャである」という証拠集めに走ります。

破かれた母のドレスは繕いなおしました。(いわゆる二段変身)
母から送られた日記帳やバッグを用意しました。
自分が小さいころから歌っていた曲は、音楽家の父がナージャのために作ったものだとも知りました。

さらには新聞記者や貴族の息子もたらし込み、バックアップも万全。
まぁ、彼女の生い立ちを知る孤児院のみんなは、不可解な事故死や失踪を遂げており、直接証言できる人間が集まらなかったのは痛かったですが…。
なんにせよ、準備万端整えて、いざ決戦!

・明日のナージャ 第46話「ふたりのナージャ、対決!」

ふたりのナージャのどちらが本物か。
判定は、現プレミンジャー公爵のお祖父さんに委ねられました。
彼の前でナージャのリベンジが始まります。

まずは軽いジャブ。

ナージャ:
 「新聞記者のハービーが…」
お祖父さん:
 「私は新聞記者ごときは信用しない」
ナージャ:
 「あぅ」

気を取り直して。

 

ナージャ:
 「これは私宛に届いたトランクと、お母さんの日記帳です」

 

ローズマリー:
 「お祖父さま、あれは元々私に届いたものなのです」
 「孤児院が火事になった夜、この娘が私からブローチとトランクを奪って逃げたんです!」

 

ナージャ:
 「これはお母さんのドレス。ローズマリーに破かれてしまったけど、なんとかここまで直したんで…」

 

ローズマリー:
 「ひどい!」
 「私から奪ったお母さまのドレスをこんなにしてしまうなんて!」

こうなっては水掛け論。
確かにナージャの物だという証拠なんてない以上、彼女の出自の証明にはなりません。
あっさりと追い詰められ、切り札と目されていた「父からナージャに贈られた歌」を披露しますが…

ナージャ:
 「そ、それなら私、小さいころから唄っていた歌を唄います!」

 

ナージャ:
 『静ーけきー、森の上~♪』

 

ナージャ&ローズマリー:
 『輝ーける星一つ~ 鳥の歌が~♪』

 
 
ナージャ:
 (な!?)
 (そうか、いつも孤児院で歌ってあげていたから、ローズマリーも…!)

切り札、秒殺。
繰り出される証拠という証拠を、片っ端から粉砕していくローズマリー。
即興でここまで対応できるこの女が心底怖い。

 

ローズマリー:
 (貴女が私に勝てるわけないじゃない。お馬鹿なナージャ)

ローズマリー:
 「この娘は昔から空想するのが大好きで、時々本当のことと嘘のこととの見分けがつかなくなることがあったんです」

 

ナージャ:
 (それは貴女じゃない…!)

どんなに歯噛みしても打つ手はなし。
挙句、最後の頼りにしていた貴族の息子も、窃盗容疑で逮捕されてしまいました。
彼を庇ったこともあり、ナージャも投獄。敗北にもほどがある。

 

なんかもう、勝ち目ゼロでしたが、最終的にはローズマリーの方が「貴族なんてくだらない」と見切りをつけ、去っていきました。
ナージャが実力で完全勝利したわけでも、ローズマリーに罰が下るわけでもないので、なんとも後味の悪いエンドです。
ついでに言うなら、舞台は「20世紀初頭のオーストリア」。この直後、第一次世界大戦が勃発することを思うと、とっとと新天地に向かったローズマリーの方が勝ち組だ。

ちなみに、この第46話の放送日は2003年12月28日。
次の第47話は04年1月4日放送です。
ナージャさんには年末年始休みなんてなかった。そんな贅沢は許されない。

で、その1月4日放送のラストで流れた番宣が、お馴染みのあの方たち。

 

黒白キュアさん:
 「新番組!ふたりはプリキュア!もうすぐ始まるよ!!」

事実上の打ち切りに、緊急発進する羽目になった後番組の二人組。この後の激闘を思うと泣けてきます。
ていうか、何をどう間違えれば、「どれみ」と「プリキュア」の間に、こんな恐怖番組が存在しえたのだろう。
しかも性質の悪いことに、ローズマリーの声優は「どれみ」の人気キャラ・瀬川おんぷさん。
本編ではとんでもない電波をやりながら、CMでは瀬川さんが愛らしくDVD宣伝をやったりと、何かの嫌がらせのような欝展開でした。

そんな感じで、視聴者と東映アニメとバンダイにトラウマだけを残し、ナージャお嬢さんは嵐のように去っていきました。いつの日にか戻ってきて欲しいものです。そしてまた、お茶の間に恐怖を振りまいて欲しい。


(左画像)
明日のナージャ ナージャバトン

(右画像)
明日のナージャ かたかたナージャパソコン


当たり前ですが女児さまからの人気は絶大に低く
ナージャ姐さんは『在庫』の愛称で親しまれることになりました。
ナージャバトンもカタカタレッスンも、まだまだ余裕で売ってるよ!

そんな「ナージャ」も、地元ヨーロッパでは大人気…と長らく信じられてきたのですが…。
先日、ただの都市伝説に過ぎなかったことが判明しました。
どこまでも報われない娘…。

 「どれみっちの穴」さんより
  『この通り、嘘はいつかバレる。』

私はそんな彼女が大好きです。
あと、その在庫娘ナージャに、視聴率で敗北した美翔さんも大好きです。
あの「ナージャ」以下なんて数字が出たら、そりゃお偉いさんもパニックになるわな…。
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Yes!プリキュア5 第48話「希望vs絶望 最後の対決!」

2008年01月22日 | アニメ・日曜朝 感想その他
携帯を新しくしたのを契機に、プリキュアさんの携帯サイトに行ってみました。
そこにあったクイズコーナー。
微妙に難易度調整の上手い問題の中、こんな設問があった。

 問い:うららは他のみんなと違うことをしているよ。何をしているのかな?
 選択:
  A ボランティア
  B バレエダンサー
  C 新人アイドル

『新人』は余計だと思った。
というか、まだ新人なんでしょうかあの娘。
そろそろ冠から「新人」をとって、「売れない」とした方が…。

・Yes!プリキュア5 第48話「希望vs絶望 最後の対決!」

カワリーノさんとの最終決戦。
戦力差とコレット発動に絶望してしまうものの、どうにか立ち上がったプリキュアさん、ご自慢のプリ5エクスでカワリーノさん撃破。
来週はいよいよ最終回です。

 

ちなみに、一番最初に絶望したのはレモ子さんでした。
あの子はさりげなく絶望耐性が低い。
基本的にネガティブ思考な娘ですね。

それに対し、絶望打破のきっかけとなったのは夏木さんでした。
しかもその手に握るはポップンビーズメーカー(の材料)!
あの苦しい販促の日々は、決して無駄ではなかった。
 
一人で黙々と販促した日々

放送当時は後姿が寂しいと思ったものですが、決定打になるとは。
苦労は報われる。努力をなめるな。
恋愛ネタやスポーツ少女、家族想いとかの設定は全無視ですけど。

 

サービスシーン。
以前にあった「紅キュアさんをお姫様抱っこする夢キュアさん」の逆構図。
助けられるほうから、助け起こすほうへ。夏木さんが強くなっている。

…さてこれで、絶望や苦境を切り開くキーパーソンになったことがないのは春日野さんだけになってしまいました。
ぶっちゃけ、檸檬はいなくても話の大筋に影響がないところが微笑ましい。さすが最下級生。
檸檬は真面目だからなぁ…。月島きらりさんと殴りあいながら、「こんな邪な理由でキャラ作成された私が目立ったらいけないんじゃなかろうか」とか悩んでそう。

一応、他の人たちは色々と成長したりしてるけど、檸檬は変化してない気がするのです。
最初からがっつり夢を持ってたせいもあって、「夢のために日常を犠牲にしてる」最初の暗い日々が何も変わらず。
まあ緑の先輩との共演の夢はできてますが、高い夢を持ってる者同士にしか到達できない孤高に上っておられる。しかも登ったところで梯子を外されてる感じ。

思うに、どこぞのルミナスみたいに、級友と親交を深める話があっても良かったんじゃないかなー。
アイドルといっても話してみたら私たちと変わらない、普通に仲良しさんになれるよねーとか、ファンの級友に絡まれるとか、お友達をステージに招待するとかさー。
この娘がアイドルとして致命的なのは、自分の芸や芝居に対する目標ばかりで、ファンに対する視点が抜け落ちきってるとこだと思う。


【カワリーノさん】

無駄にでかくなった。
 
 

そして、でかくなったらリフレクト能力を使わなくなった。
これは「だって使われたら勝てないでしょ?」なんてお話の都合ではなく、
プリキュアさんの作戦勝ちだと主張してみる。

 

ミント姐さんはノーアクションで瞬間発動して、攻撃防いだあとは即行でバリア消してる。だから吸収できない。

 

正面から攻撃してる水キュアさん、おそらく囮として打ち込んでるんだと思う。
その後の着弾描写が何もないあたり、多分アレ、吸収されて反撃食らってるんじゃないかな。
で、そうやって尻尾の一つをひきつけてるその隙に。

 

紅キュアさんが接近して、もう1本の尻尾の上から攻撃発射。この距離なら吸収できない。

 

一瞬視界を奪ったところに、更に檸檬のダメ押し。
直撃喰らってるにも関わらず、「痛い!」ではなく「ウゼェ!」な顔してるカワリーノさん、心情察して余りある。
ウザイよね、あの技…。ねとねと張り付くし。

 

超得意げな顔。ダメージは与えてないのに。
でも頭上で誇らしげに輝くレモネードカスタネットが格好良い。
ちゃんと玩具を描いてくれたスタッフさまは、見せ場を分かってる。

 

とどめのプリ5エクスプロージョン。
正面からの攻撃なのに吸収しなかったということは、これって単なる物理攻撃なんでしょう。
謎のプリキュアパワーやバタフライエナジーではなく、純粋に重量と速度で粉砕してるんだ。えげつない。巨大兵器は巨大であるというだけで兵器だ。


【ナイトメア社】

正式な社員はブラッディさんやブンビーさん達だけだった。
道理で彼らの結束が固いわけだ。
次回のラストは、プリキュアさんに倒されて再度絶望したデスさまのところに、復活したブンビーさんたちが駆け寄るとかそんな展開希望。「まだ私たちがいます!」「またみんなでやり直しましょう」とか、「嗚呼、永遠の命なんてなくても、私の夢や希望はここにあった」みたいな。バックのお空には殉職したギリンマさんたちの顔アップでも映してさ。


(左画像)
映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! アニメコミック

(右画像)
データカードダス/Yes!プリキュア5 うたって!プリキュアドリームライブ コーディネートレッスンBOX
(ドリームライブ「SP-003 春日野うらら」付)


【今週の不満点】

仮面を着用したパルミエ王国住人。

 


仮面を着用したミルク。

 


そんなに人間形態になりたくないかミルミル。
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Yes!プリキュア5 第47話「ドリームコレットを取り戻せ!」

2008年01月20日 | アニメ・日曜朝 感想その他
うちの会社の給湯室に、プリキュア5ふりかけが配備されました。
ご家庭で余った分を、どこぞのお局さんが持ってきたらしい。
職場までプリキュアに汚染されていく。

・Yes!プリキュア5 第47話「ドリームコレットを取り戻せ!」

【カワリーノさん】

 

カメレオンだと今頃気づいた。
メレ様万歳。このあときっと不死鳥に二段変身するんだ。
東映さまやバンダイさまは、カメレオンに魂を売り渡しておられる。

言動を見るに、カワリーノさんは心底デスパライアさまを崇拝して敬愛してるみたい。
今までの敵にないパターンです。
てか、ジャアクキングさまといいアクダイカーンさまといい、歴代プリキュアボスは部下に裏切られすぎだ。

【デスパライアさま】

 

即行でコレットを使わなかった理由を考えてみたけど、彼女は多分、「絶望したくない」人なんだと思う。
でも理由は分からないけど、何かのきっかけで絶望してしまった。
そして自分が絶望してしまったこと、それ自体に絶望している。

だからこそ、プリキュアさんたちにも絶望を与えたいんじゃないだろか。
もしも彼女たちが希望を捨てなかったら、今の自分を否定することになる。
まだまだ自分も頑張れると。コレットなんて超常パワーに逃避しなくても。

で、そういう展開になってもデスパライアさま的には満足だったんじゃないかな。
プリキュアさんが絶望して「ああ、やっぱり絶望しないなんて無理なんだ」→名目がたったのでコレット使用でもよし。
それでも挫けず彼女たちが立ち上がってきても、それはそれで良し。むしろ「絶望なんかに負けない」姿を期待してたんじゃないかとも思う。

ちなみに私も、絶望を口にはするけど絶望に負けない強い姿を見たい派。だから美翔さんの心とかを戯れに折ってみたい。
ねぇねぇ美翔さん、去年の今頃って後番組の宣伝が山のようにされてたよね。それに比べ、なんで夢原さんはされてないのかなぁ?え?MHのときは私たちの宣伝が入ってたって?やだなぁもう。じゃあ最後の「またみてね!」がなんだったか、改めて思い出してみようか。
さ!絶望にめげない強い姿を見せて!……おかしいな、動かなくなった。

【コマーシャル】

 

プリキュア率の低さに感動すら覚えた。
夢原さん凄い…。玩具を売り切ってる…。
今頃はスポンサー様も、次期CMの撮影に入ってるんだろうな。


(左画像)
映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! アニメコミック

(右画像)
データカードダス/Yes!プリキュア5 うたって!プリキュアドリームライブ コーディネートレッスンBOX
(ドリームライブ「SP-003 春日野うらら」付)


更新サボってて失礼しました。ひとまず、この一週間で一つ学んだ。
自分が絶望するのを防ぐことはできるが、他人のそれはとても難しい。
夢原さんは尊敬に値する。割と冗談抜きに。
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