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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第44話「出てきてくれたらイイナ!」

2007年01月29日 | アニメ・日曜朝 感想その他
歌ちゃんの中の人・片岡さん
最近、サンリオを裏切ってコナミに加担してる彼女ですが、3月21日より舞台に立たれるそうです。
暇な人は眺めに行ってみましょう。そしてぴちぴちボイスにニヤニヤしよう。

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第44話「出てきてくれたらイイナ!」

今回の大戦の黒幕が、柊弟と判明してしまいました。
それに対し、歌ちゃんは大激怒。
相手が自分に惚れてると承知の上で、酷い罵詈雑言を浴びせてみた。

その翌日。

マイメロ:
 「潤くん、おやすみしちゃったね」
歌ちゃん:
 「うん」

相変わらず冷酷な女です。いたいけな男子中学生を再起不能に追い込んだというのに…。

歌ちゃん:
 「びっくりして潤くんに酷いこと言っちゃった」

『びっくりして』じゃねぇ。
でも一応、「酷いことを言った」という自覚はあるのですね。
そんなわけで、柊弟に謝り&ギター取り上げるために、放課後に一同揃って柊邸へ。

柊先輩:
 「帰りに僕の部屋でお茶でも飲んでいかない?」
歌ちゃん:
 「そんなことより!」

『そんなことより』。
これは酷い。さっき不用意な一言で人を傷つけたことを反省したばかりだというのに。
ちょっとモテるからって、調子に乗りすぎです。

で、件の柊弟ですが、学校に来ないのみならず、自室に引きこもっていました。

歌ちゃん:
 「昨日は頭ごなしに怒ってごめんなさい」

ですが、柊弟は出てこず。
なだめすかしてみますが効果なし。
そんな中、夢前案内人クロミさんが突破口を開きます。

クロミさん:
 「そうだった。こっちの扉は開くことができるんだった」

関係者一同が見守る中、開かれる「夢の扉」。
あの、歌ちゃん…。貴女止めなくていいんですか、それ。
まぁ柊弟&悪夢魔法に対する彼女の怒りは「マイメロや私に迷惑かけて!」(前話より)であって、悪夢自体は否定してないのですけど。

こうして開かれた夢の扉、始まるのは柊弟を引っ張り出すための演芸大会。

歌ちゃん:
 「う、歌ちゃんの腹話術ショー!」

すげぇ歌ちゃん、素でうまい!
まともに歌ちゃんに感嘆したのは、シリーズ始まって初のような気すらします。
けれども、審査員は犬猿の仲のクロミさん。無情に却下され、柊弟も出てこず。

歌ちゃん:
 「こんなときは…!」

切り札としてマイメロ投入。
歌ちゃん、悪夢魔法に完全に慣れまくってやがる。
でも頼みの綱のマイメロもやっぱりダメでした。

歌ちゃん:
 「こうなったら私がやるしかない!!」

なんて歌ちゃんらしくない台詞…。
今日の彼女はいつにもなくやる気満々です。
「仕事する気ないなら、第三期は人間主役交代」とか、そんなことでも耳打ちされたんでしょうか。

歌ちゃん:
 「舞台に上がってる私を絶対に見ないで欲しいの」
藤崎さんら:
 「だめよ!?」「そんなあかんて!!」
歌ちゃん:
 「でも私はこのくらいしかできることないもん」
 「潤くんに出てきて欲しいから、私頑張る」

そんなわけで、歌ちゃんの間違った色仕掛けの結果、柊弟は無事に出てきました。
卑怯すぎる。最後に武器にするのはやっぱりそれか。
彼女の狂った説得もあり、柊弟はあっさりと日の当たる道に復帰することに。

柊弟:
 「俺、(悪夢魔法の)充電やめるよ」

「おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル~」完。

…となったのも束の間。

その夜、些細な行き違いで、再び柊弟はダークサイドへ。
次回は「キスできたらイイナ!3」改め「チュウできたらイイナ!」。
フラットくんネタだったら、スタッフ様に文句を言おう。


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」ベストアルバム

(右画像)
【送料無料選択可!】おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!~ キャラクターソングアルバ...

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つうか柊弟、「大臣が黒幕化してる」ということを皆に伝え忘れてる。まぁ、この辺が「所詮柊弟」と言われる所以か。

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さよならさよならプリキュアさん

2007年01月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
明後日は「SplashStar」の最終回。
美翔さんの大活躍が拝めるのもこれで最後です。
そんなわけで、今のうちに言いたいことを言ってすっきりしておこう!

【心残りその1】
毎回毎回書いてる気もしますが、属性入れ替えが見たかった。
月キュアさんな美翔さんとか。
まぁ前シリーズでもやりそうでやらなかったので、なさそうだと諦めてはいましたが…。

【心残りその2】
「SS」はクラスメイトを始め周囲の人にもスポットが当たったシリーズ。
なので、正体バレはちょっと期待してました。
それをやってしまうと、霧生さんたちの話をやる枠がなくなってしまいますけれど。

…てか、実は民間人を一番巻き込んでるのは「無印」だったりする。

【心残りその3】
私が「ふたりはプリキュア」シリーズで一番好きな台詞はこれ。

美墨さん:
 「雪城さんとはプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!!」

嗚呼、これと同じことを日向さんに言って欲しかった。

日向さん:
 「美翔さんとはプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!!」

…多分、翌日から美翔さん、学校に来なくなると思う。

【劇場版】
「チクタク危機一髪」には特に不満もなし。
でもそれとは別にもう一本、「仮面ライダー」でお馴染みのいきなり最終回編が見たかった。
同じ東映系列ですし。

例1:ダークフォールとの最終決戦に敗れたプリキュアさん。
   生き別れになったふたりは死の世界でそれぞれレジスタンス。
   見せ場は、日向さん(生身)がウザイナー相手にズタボロになりながらも連戦、
   やがて半分壊れかけてる美翔さんと再会し、数年ぶりの変身能力起動、とかそんな感じ。

例2:平和になってから10年余。
   精霊と別れ、変身能力も失い、それぞれの道を進んでいたふたりが偶然邂逅。
   そしてたまたま巻き込まれるハプニング。(遭難とか犯罪とか)
   ぎりぎりまで生身で頑張り、最後の最後で一瞬だけ変身能力が復活、とか。

まぁ「いい年してプリキュア変身させられるふたり」が見たいだけな気もする。

【敗因その1】
商業的&第三者的には前作に負けてしまった美翔さんたち。
一番の問題点は、スタッフ様が「王道」を意識してしまったことのような気がする。
そもそも「プリキュア」って、元々「嗚呼、なんだこの馬鹿なアニメは」な評価で成功してたと思うのに。

例:OPとED。比較してみるとカラーが違い過ぎる。
  OPの生きるのに必死な美墨&雪城さんが悲惨すぎるし、
  EDで、美翔さんが眼鏡やチアリーダーのコスプレしてる状況は想像できない。

例:決め台詞。
   日向さん:「絶好調ナリ!」
   美墨さん:「ぶっちゃけありえない」
  開始早々いきなり後ろ向きかよ、美墨さん。

中盤以降、独自色を掴んでからは凄かっただけに、序盤はちょいと残念。
キャラが分かってる今見ると、最初期もなかなかいいノリしてるんですけどね…。

【敗因その2】
玩具をもうちょっと工夫してくれ、開発スタッフ様!
いくら大人気のコミューンシリーズでも、3年も同じコンセプトで出し続けたら失速します。
そりゃ保護者様的には「前ので我慢しなさい」で終わってしまいますよ。

…というか、お子様は違いを把握できてない気もする。
未だに旧なりきりシリーズのドレスを着てる娘さんたちも見かけますし。

【次回作その1】
私が「プリキュア」を「プリキュア」として認識する最大の要因は「ふたり」なところ。
「セーラームーン」や「おじゃ魔女」との最大の区別要素はそこだと思う。
「SS」も4人になりましたが、あくまで「ふたり×2組」だったし。

でも次回は「5人」。

個人的には、頑なに「ふたり」で変身する展開を希望。
5人の内、誰でもいいからふたりいれば変身できるとかそんな感じで。
それだと『奇数』なところがとても熱くていい感じ。

【次回作その2】
もっと言えば、どうせ人数増やすなら「プリキュアオムニバス」が見たかったです。
ふたり×4組くらいで、週代わりで主役交代するイメージ。
始めはお互いにお互いのことを知らないまま、独立して話が展開。でも、徐々に合流したり敵対しつつ、ラストへ。
人数が増えれば実験的な組み合わせにも挑戦できそうですし。
最後までガチで仲の悪いプリキュアコンビとか、社会人プリキュア組とかとても見てみたい。

…それだと、美翔さんたちも特別出演できそうですし。

【最終回】
最終回といえば特殊OPに特殊ED。
「OPを変えるくらいなら死を選ぶ」で有名な「無印」「MH」と違い、「SS」は今まで妥協してきてくれてます。
ある意味、結果が分かってる本編よりも楽しみ。


…さあ言いたいことは全部言った。
なお便宜上「MH」と比較してますが、話が分かりやすいのでそうしてるだけで「SS」が劣ってると言いたいわけではないです。
逆に「SS」に比べて「MH」のココがダメだ的記事も書こうと思えば書けますし。(単に視点の問題)

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レジェンズ ~甦る竜王伝説~

2007年01月24日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「セイントオクトーバー」に触発されて、猛烈に「レジェンズ」が懐かしくなって引っ張り出してみた。

 な ん て 頭 の 悪 い ア ニ メ だ 。

思わず数話分一気に再視聴してしまった。
「セイントオクトーバー」とは、敵であるところの謎の大企業の描写(というか雰囲気)がかなり似ています。
全編から漂う、「嗚呼、やる気がないんだな」というスタッフ様の気合ぶりも含めて。

【参考】
 OP:第1期第2期
 ED:第1話より(総集編タイプなので、どんな話か伝わる気がする)

元々の放送枠は日曜朝9:30。スポンサーはバンダイ。
当時の裏番組は「マシュマロ通信」(「マイメロ」の前番組)。
平均視聴率6.2%とさりげなく健闘しましたが、玩具は全く売れなかったので1年で放送を終えました。

スポンサーから分かるとおり、玩具を売ることを至上命題とした土日朝のお馴染み形式。
扱ってた商品はタリスポッドという名のオリジナルゲーム機器で、
任天堂の「ポケモン」と、コナミの「遊戯王」への対抗意識をバリバリ感じるアニメです。

…だったのですが。

第1話でタリスポッドを投げ捨てる主人公から始まり、玩具様を鼻であざ笑うかのような展開が目白押し。
特に、お約束の夢のパワーアップアイテム回は必見です。
単なるギャグ以外の何者でもない展開で登場した挙句、「使えない」「ヘボい」とコケにされまくり。
しかもそのパワーアップ版商品は、劇中では「海賊版」玩具との設定。
本当にそんな展開で、バンダイ様にご満足いただけると思っていたのだろうか。

が、そんな適当ギャグは途中から一転し、猛烈な勢いで欝展開に突入。
なぜ、爽やかな日曜の朝から、こんなにダークな気持ちにならないといけないのか。
なぜ、シュールギャグアニメだったはずなのに、こんな救いのかけらもない話になってるのか。

市民から石をぶつけられ迫害される主人公&家族。
心のトラウマをガリガリと開き、戦闘よりも精神的自滅に追い込まれる登場人物。
無垢な一般子供たちが、タリスポッドを使って行う虐殺シーン。
裏切り、洗脳、再起不能のオンパレードで中盤以降はどこまでも泥沼に。

そんなどうしようもない状況を、それまでにやってきたくだらないギャグが伏線となって次々と突破。
単なる馬鹿なネタを感動の大ネタに昇華する展開は素直に見事でした。(この辺、第一期「マイメロ」に通じるものがある気がする)
特にマックさんの格好良さにベタ惚れですよ。

ちなみにコミック、小説でもシリーズ展開されてました。
 
コミック版

原型を留めちゃいねぇ。アニメ製作陣のチャレンジ精神には感服です。
コメント (2)
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第43話「OKだったらイイナ!」

2007年01月21日 | アニメ・日曜朝 感想その他
去年の今頃。無印「マイメロ」第43話は「告白できたらイイナ!」。
歌ちゃんが柊先輩に告白し、クロミと彼が繋がってることを小暮くんが突き止めた回です。
…思えばあのとき、いい雰囲気だった歌ちゃん達のところに小暮くんが飛び込んでこなければ、話がさっくり終わってたんじゃなかろうか。

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第43話「OKだったらイイナ!」

前々回、夢野さんに告白してみた小暮くん。

小暮くん:
 「夢野に告ったことを『みんなに』からかわれるに決まってる…」

前回の次回予告での台詞は「夢野に告ったことをからかわれるに決まってる」。
てっきり「夢野さんに」からかわれるのを恐れてるのかと思ってましたが、「みんなに」だったのですね。
そうですよね。いくら歌ちゃんが冷酷だからって、そこまで酷い娘さんじゃないですよね。残念。

一方の夢野さんもガチガチに意識しまくり。
心なしかいつもよりお胸も増量で、無駄に色香を発散させまくってます。
そんな歌ちゃんを支援すべく、マイメロは小暮くん用のお弁当を作ってくれました。

マイメロ母:
 『相手を見定めるにはランチから。ディナーはいきなりすぎる』
歌ちゃん:
 「わけわかりません!」

いやこの娘は絶対に意味が分かってる。
結局、マイメロ作のお弁当は放置されましたが、それ小暮くんに手渡してたら、発狂するほど喜ばれたと思う。
告白してきた男に、別の女の手作り弁当を渡す歌ちゃん、というのはなかなかに真っ黒でいい感じ。

登校した教室では、周囲は既にほのぼのモード。
クラスメイトの前で告白、などとヤバイことをしたにも関わらず、クラスの話題は柊弟のことばかり。
とはいえ当事者はやっぱり引きずっており…。

夢野さん:
 「お、おはよう…」

物凄く微妙な顔をして登校。授業中も激しく上の空。
ぼんやり外を見上げた挙句、私物の別の小説を広げてて怒られる始末。
どこまでやる気無いんだ、歌ちゃん。

お昼休み。そんな歌ちゃんを囲んで、いつもの面々で作戦会議。

歌ちゃん:
 「男の子の気持ちって謎…」
藤崎さん:
 「端から見てる単純すぎて分かりやすいけどな」

全くです。
鈍感なんてレベルを軽く通り越してる歌ちゃんのために、藤崎さんたちは小暮くんの今までの行動を力説。
ほらあの時も、この時も。彼は頑張ってたじゃないか。

【例1:前回の最終決戦】

歌ちゃん:
 「あの時はお父さんも真菜も守ってくれたし…」

あの時はみんな必死でした。
小暮くん、彼女が鉄塔から転落したとき、きちんとキャッチできなかったのは痛手だった。
どっちかというと藤崎さんの方が歌ちゃんを守り抜いてるイメージありますし。

【例2:柊先輩にフラれたとき】

桜塚さん:
 「本当ならあの場にいたくなかったんだろうけど…」

待て。
何故お前がそのことを知ってる。
もしかして友人連に話しまくったのか歌ちゃん!なんて悪い娘。

…総じて、1年前の回想ばかりなあたりが「今年一年はなんだったんだ」感を漂わせます。

微妙に微妙な雰囲気の中、そこに柊弟登場。
今度こそ勝負をかけようと、歌ちゃんと放課後の公園で会う約束を取り付けます。
嗚呼、何度目になるか分からぬマジ告白。

歌ちゃん:
 「それはないよ。この間断ったばかりだし」
 「きっと柊先輩のことで何か悩みがあるのかもしれないよ」

軽く酷いことを言い放ちつつ、それでも約束の場所に。
そこでは前回のコンテストで大好評だった曲を弾く柊弟の姿が。
何をやっても大不評な彼が、初めて認められたあの曲です。

歌ちゃん:
 「…この曲、とっても好き」
 「てっきり潤くんが作ったんだと思っちゃった」

血も涙もないことを平気で言う女だ、歌ちゃん。
こんな娘がどうしてこうもモテるのか。
容姿か。そしてぴちぴちボイスか。ついでにこのダメな性格か。…うん。それはモテてもしょうがない。納得。

歌ちゃんのさりげない毒も何のその。恋に狂った柊弟は極めて前向きに受け止めました。
自分の中で何やら色々解決すると、歌ちゃんに向かって何度目かの真剣な告白。
さしもの歌ちゃんも、ようやく真面目に受け止めてくれました。

柊先輩:
 「……頭痛がする吐き気がする」

そしてその様子を、柊先輩に見られた。
前にも似たようなことがありましたが、この公園は何か呪われてるのか。
でもその反応は歌ちゃんにも脈アリです。やったぞ歌ちゃん、本命をゲットだ!

一方のマイメロ&フラット組。
ようやく今回の事件解決に乗り出し、クロミさんの潜伏場所を突き止めました。
場所は昨年と同じく、柊邸。歌ちゃんを呼び出して、突撃したそこに居たのは…

歌ちゃん:
 「潤くん!どうして!?」
歌ちゃん:
 「マイメロと私を困らせるクロミの手助けをしてたなんて!!」

「世界の平和を~」「みんなの夢を~」ではなく、「私を困らせるクロミの~」。
完全に自己中です。自分の都合しか考えてません。
さすがだ歌ちゃん。それでこそ歌ちゃん。

かくして前シリーズと全く同じタイミングで、告白&正体発覚イベント勃発。
1年前と同じく、お弁当イベントで話が始まり、歌ちゃんが泣きながら柊邸からダッシュ!&ダークパワーの精登場、で幕。
見事にセルフパロディの今回ですが、ここからの展開に期待します…。


(左画像)
「おねがいマイメロディ」~ハートの五線紙/ときめきドキドキハッピーラブ

(右画像)
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なお今日の悪夢魔法のターゲットは加納さんの浮気の現場を目撃した森内くん。
お約束どおり、相手方の男は加納さんのお兄さんで、勘違いオチ。
とはいえ、加納さんが「お兄ちゃん」と言うと、そういう悪いプレイの匂いがしてなりません…。

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ふたりはプリキュア Splash Star 第48話「最終決戦!奪われた緑の郷!」

2007年01月21日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「ふたりはプリキュア SplashStar」、次回でいよいよ最終回。
思えば通年で最初から最後までちゃんと見たシリーズは、これが初めてです。
1年間、拙いながらも感想を続けて、多くの方とも知り合えました。
スタッフおよび出演者の皆様、そしていつも読んでくださる皆様、本当にありがとうございました。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第48話「最終決戦!奪われた緑の郷!」

先週から引き続いてラストバトル。
ダークフォールから場所を移し、緑の郷での大決戦です。
正体を現したゴーヤーンVS風月キュア&霧生さん。

風キュアさん:
 「やぁああぁぁぁ!!」

嗚呼、プリキュアさんが殴りまくってる。
しかも拳骨です。今まで掌底で誤魔化してた努力は一体なんだったのか。
もう精霊バリアとか、そんな後ろ向きなものも使いません。

月キュアさん:
 「はぁああぁぁぁ!!」

その上、はしたなくも空まで飛んでます。
空に逃げても追いかけてくるプリキュアさん。ちょっとしたホラーです。
第2話で飛んで以来、大して役に立ってなかった飛行能力ですが、ようやく日の目を見ました。

吹っ飛ばされても立ち上がり、投げ飛ばされても突撃し。
オープニングで見せてた「気合一閃、オーラ纏って突撃」映像も繰り出しての猛攻撃です。
(オープニングのそれは花キュアモードなので、微妙な間違い探し臭さが可愛い)
東映アニメの経営者様いわく「これからの『プリキュア』は男の子もターゲットにとる」そうですし。
今までの「暴力シーン厳禁」の鬱憤を晴らすように、飛んで跳ねての大乱闘。

四人がかりで必死に喰らいつき、相手の動きが止まった一瞬に霧生さんたちが飛び道具攻撃。
あっさり止められるものの、根性で押し込みます。
そこに…

風キュアさん:
 「風よ!!」

止められた飛び道具を風力で押す風キュアさん。
なかなか斬新な「風」の使い方です。
まぁ風単体じゃダメージ通らないしね…。

月キュアさん:
 「光よ!!」

そこに月キュアさんの「光」攻撃。
風キュアさんを押しのけると、代わって霧生弾と共にゴーヤーンを攻撃。
なんというか、頑張って「風」で押してたのに、月キュアさんがエネルギーチャージする時間稼ぎ程度の役にしか立ててません。
いえそれはそれで大事なお仕事なので否定はしませんけど。
でも「風よ」が毎回バンクなのに、「光よ」は毎回書き下ろし。この待遇の違いは何を意味するのかしら?ニヤニヤ

懸命に奮闘する四人ですが、悲しいかな、地力に差がありすぎました。
全力攻撃もさっくりと耐え切られ、逆に反撃。
ぼひょんめひょんと跳ね飛ばされる四人がとっても可愛いですが、このままでは世界が滅んでしまいます。

もはやどうにもならない大ピンチ、と思われたところに、ようやく王女様も参戦。

フィーリア王女様:
 「キャラフェよ!!」

魅惑の販促アイテム・キャラフェを使ってバリアを展開。
が、そんなもので対抗できるなら、そもそもプリキュアさんは苦戦していません。
ゴーヤーンさんの気合の前に、あっけなく跳ね飛ばされます。

フィーリア王女様:
 「キャラフェが!?」

お前は本当にキャラフェが大好きだな。
吹っ飛ばされたキャラフェは海の中にどぼん。
と、たちまち海が奇妙な輝きを見せ…

ゴーヤーンさん:
 「なるほど。…こんなところに隠すとは王女も人が悪い」

この戦乱の要、今まで場所が謎とされていた「太陽の泉」。
その隠し場所は、現実世界の海でした。
これにはプリキュアさんたちもびっくり。思わずフィーリア王女を問いただします。

フィーリア王女:
 「そうです。命の源である海こそが太陽の泉なのです」
 「それがこんな形で見つかってしまうとは」

風キュアさん:
 「お前のせいだ」
月キュアさん:
 「お前のせいだ」
霧生さん(赤):
 「お前のせいだ」
霧生さん(青):
 「お前のせいだ」

 お 前 の せ い だ 。

何をしに出てきた王女様。状況が絶望的に悪化してしまいました。
フィーリア王女からの頼もしい援護を受け、ゴーヤーンさんは嬉々として太陽の泉を攻撃。
嗚呼、大空の精霊と大地の精霊が悲鳴をあげている…!これはまずい!なんとかしないと…!

風月キュアさん:
 「大地の精霊よ!」「大空の精霊よ!」
 「プリキュアスパイラル…!」

瀕死の精霊たちを容赦なくコキ使うと、最後の一撃を発射。
これがなかなかいい線行って追い込みますが、途中でガス欠。
精霊の力を元から断たれ、変身まで解除。

抵抗手段がなくなったプリキュアさんたちの目の前で、太陽の泉は崩壊。
星全土がたちまちの死の世界に。
うやむや異空間とはいえ、派手に壊れすぎです。本当に戦い終わったら元に戻るんだろうな、これ。

絶体絶命の中、霧生さんらが死力を振り絞ってなんとか一時離脱。
(ちなみに王女様は横で見てただけでした。本当に役に立ちません)
精霊の力も奪われ、もはや成す術なし。

フラチョピ:
 「…まだ土が残ってるラピ」
 「…まだ空があるチョピ」

死に絶えたかに見えた緑の郷に、まだ命の輝きを発見。

日向&美翔さん:
 「花が枯れてなっても、花を咲かせる大地はまだ残ってる」
 「鳥がいなくても、鳥が飛べる大空はまだ広がっている」

嗚呼、ここで花鳥キュアに再変身する流れか。
ってあれ?でも「花鳥はいない」って言ってるんだよな。
その流れなら「最初は花鳥→最後に風月」の方が良かったんじゃ…?

些細な疑問を持つ暇もあればこそ。精霊さんたちは最後の力をかき集め、変身能力を起動。

ムプフプ:
 「月の力!」「風の力!」
フラチョピ:
 「大地の力!」「大空の力!」

お子様:
 「ねぇねぇ、フラッピは花の精なのに、どうして『大地よ』なの?」
保護者様:
 「いいところなんだから黙って見なさい」

そう、くだらない茶々を入れてる場合ではないのです。
三年に渡って禁じ手だったまさかの展開。
霧生さんたちが風月キュアに大変身!

 

…そうか。今まで風キュアさんが弱かったのは、中の人が本職じゃなかったからなんですね。
美翔さんは全然悪くなかったのです。
なぁんだ、そうだったのか。じゃあ本職の鳥キュアさんになったら大活躍だね、美翔さん!

あと月キュアさん(霧生さん赤)の衣装が質素でいい感じのものになってたのがとても残念です。
あのフリフリドレスを着てくれるものだと思ってたのに…!
そしてニヤニヤ笑いを向けてやるつもりだったのに…!
「これ本当に戦闘服…?てかマジ…?」と戦慄きながらも、半年間似合わない格好をしてきた日向さんの立場がありません。
そっか、アレ、抗議したらデザイン変えてもらえたんだ。はは、我慢して損した。ははは…。

これでゴーヤーンを迎え撃つ体勢は万全。
滅び行く世界を舞台に、正真正銘のラストバトル。
花鳥風月キュアが揃ったところで、次回、最終回。


(左画像)
プリキュアSS キャラクターハーフケット 100×140cm 昼寝に車に、勉強に

(右画像)
映画 ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪(初回限定生産)

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なお、噂の新番組の宣伝は今日は激ショートバージョンでした。
夢原さんは空気が読める良い子のようです。

で、来週はいよいよ最終回。
唯一の心残りは、コスチューム交換がなかったことですが、(美翔さん→月キュアとか、日向さん→鳥キュアとか)、
今回の真・風月キュアで納得しました。

…真面目に考えると、「風月キュア+霧生さん」から「花鳥風月キュア」ではパワーダウンのような気がしないでもないですが。
ああ、霧生さんたちが普段の力にプリキュアパワーが乗ってさらに強くなってるから大丈夫か。
やべぇ、ただの花鳥キュア、ちゃんと活躍できるのか。

【蛇足】
今回のサブタイトル「奪われた緑の郷」。
ほんの2ヶ月前の41話は「奪われたキャラフェ」。
色々と大事なものを、あっさりと奪われすぎだプリキュアさん。
コメント (8)
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夢の扉、三度

2007年01月19日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「マイメロ」の雇われ主人公・夢野さんの中の人こと片岡さん。
公式ブログによると、3月に演劇出演されるそうな。(詳細)
リアル歌ちゃんを眺め倒すチャンスです。奮って野次馬しにいきましょう。

で、件の「おねがいマイメロディ」は第三期がめでたく決定。
競合他社がごたごたしてる間に、気が付けば三年目です。
歌ちゃんはあんなにやる気がないというのに…。世の中、何が勝負の分かれ目になるか分かりません。

「マイメロ」が「プリキュア」や「ふたご姫」と決定的に違うのは、玩具を売ることに拘らないって部分ではなかろうかと勝手に思ってます。
彼女たちのスポンサー・サンリオ様は既にキティという化け物を抱えています。
キティの酷いところは、ある種のブランドとして確立されてしまってるところ。
いい年した大人がプリキュアグッズを下げてたらかなり奇異の目で見られますが、ご当地キティを集めてても特にどうということもなく。
その立場はずるすぎる。

ただサンリオ的にはキティ頼みのところがあるので、第二第三の柱を模索中。
新しい主軸として出したシナモンはかなり好調だったので、その勢いに乗って製作されたのが「マイメロ」なんじゃないかなと。
マイメロディは今から10年くらい前に高校生の間でプチブームを起こしてるのですが、今ちょうど、彼女たちが未就学児の親世代。
ピンポイントに知名度が上がってるところをうまく狙い打ちに来ています。

そんなわけで「マイメロ」の最大使命は、玩具を売ることよりもマイメロディの存在自体をアピールすること。
それもあってスポンサー様的には、「サンリオ枠の放送が続く」ことに意味があるのではなかろうかと妄想してます。
実際、「マイメロ」番組中のCMも、玩具のそれよりピューロランドの宣伝に力を入れてる節がありますし。

その辺のことも思うと、使ってるネタが微妙に古いのにも納得ですし、マイメロが黒いのも理解できます。
結果的にマイメロディよりもクロミの方が人気が出てる気がしますが、
サンリオ様的には嬉しい誤算、ピューロランドの動員数にも貢献してるんじゃないでしょうか。

…まぁ、この理屈だと、純サンリオキャラではない歌ちゃんの立場が全くありませんけど。
実質、色香を撒き散らして、お父さん世代を取り込むくらいしかやることがありません。(あんなに破綻した性格なのに、お父さん大好きっ娘だしな!)
そういえば、前にこの娘のフィギュアを買いましたが、箱の注意書きをよくよく読んでみると、さりげに酷いことが書いてありました。

 「対象年齢15歳以上」

R指定か、歌ちゃん!お子様番組のヒロイン様なのに、マズイ意味で身を切り売りしています。
それを反映するかのように、イベント時でも彼女はお子様から完全無視。
(上述の片岡さんのブログにその悲哀が綴られている)
ファインやプリキュアさんに憧れる幼女はそれなりに見かけるというのに…。
三年目が決まったことは素直に嬉しいですが、夢野さん的にはどんどんヤバイ状況になっていってるような気がしてなりません。。

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それでもプリキュアはふたりなの!

2007年01月18日 | アニメ・日曜朝 感想その他
プリキュアさんの所属事務所は東映アニメーション。
でも彼女たちのお勤め先は、バンダイ様およびマーベラスエンターテイメント様です。
どんなに視聴率が良くても、観客動員数が高くても、玩具やDVDが売れないとダメなんです!

そんなわけで、昨日は意外と東映アニメには貢献してた美翔さんに驚いたので、今日は出向先の様子を読んでみる。

【バンダイ】(玩具関連)

2007年3月期 第1四半期決算短信 補足資料によると、美翔さんたちに課せられた売上げノルマは70億円でした。
って70億!?
スプラッシュコミューン70万台分!
コアターゲットの4~6歳女児の人口は約180万人です。
二人に一人は売りつけないと達成できません。なんて過酷な…。

続いて、07年3月期の中間業績。


〔トイホビー事業〕
 トイホビー事業につきましては、「たまごっちプラス」シリーズが、引き続き全世界で人気となるとともに、国内においては、本体に加えて周辺商材が好調に推移しました。また、国内で大人気となっている「データカードダス」に、新たに女児向けに「たまごっちカップ」を導入し、ターゲットの拡大に成功しました。さらに、新たな遊びを提供した「トレジャーガウスト」、様々なメディア等との連動した展開で「機動戦士ガンダム」シリーズの模型が人気となるとともに、「轟轟戦隊ボウケンジャー」などの男児定番キャラクター玩具も堅調に推移しました。
(中略)
 この結果、トイホビー事業における売上高は85,784百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は8,186百万円(前年同期比2.5%減)となりました。


美翔さんの名前はどこにも出ず。
あれ?美翔さんはポイントゲッターではなかったの?
…なんとなく嫌な予感がしたので、昨年度の中間報告もチェック。


〔トイホビー事業〕
 トイホビー事業につきましては、国内においては「ふたりはプリキュア マックスハート」を中心とした女児向けの玩具や子供用衣料、「たまごっちプラス」シリーズが前期に引き続き大変好調に推移しました。また、新規カテゴリーであるデジタルデータとカードゲームを融合させた「データカードダス」が好スタートを切るとともに、男児向けでは「魔法戦隊マジレンジャー」の玩具、「甲虫王者ムシキング」の子供用衣料や生活雑貨等が人気となりました。
(中略)
この結果、トイホビー事業につきましては、売上高825億3千9百万円、営業利益83億9千7百万円となりました。


なんてこった!暗に「美翔さんは売れなかった」って書いてある!?

思わず呆然としていると、「MaxHeart」時代の関連商品の紹介ページが目に止まりました。


『ふたりはプリキュアマックスハート』は、テレビ朝日系にて毎週日曜朝8時30分から放映中のテレビアニメーションで、未就学の女の子を中心に絶大な人気を誇っています。
 バンダイが毎年恒例で行っている好きなキャラクター調査では、この商品のターゲットである3~7歳を含む年齢層に圧倒的支持を得ており、女の子たちの憧れの存在となっています。
 商品に関しても、変身アイテムである「ハートフルコミューン」(3,675円・税込)が今年2月の発売以来累計販売数55万個(7月末現在)を突破するなど、キャラクターのなりきりが楽しめるものを中心に、大変好調に推移しています。


雪城さん、売ってるよ55万個。それもわずか半年で。
単価が違うとはいえ、とんでもない普及率を誇ってやがる。

先に書いたように4~6歳女児の人口は約180万。
この世代の三人に一人は白キュアコミューンを装備してる計算になります。なんて恐ろしい。
(まぁコアターゲット層以外も当然買うでしょうから、極めて乱暴な試算ですけど)

さらにはキャラクター人気調査。

<参考> 「お子さまの好きなキャラクターは何ですか?」(2005年4月 バンダイ調査)
3~5歳女子6~8歳女子
1.ふたりはプリキュア55.6%1.ふたりはプリキュア37.2%
2.それいけ!アンパンマン20.4%2.シナモロール14.8%
3.ハローキティ6.8%3.ハローキティ10.0%
4.ディズニープリンセス5.2%4.ポケットモンスター5.6%
5.くまのプーさん4.8%4.ディズニープリンセス5.6%

圧倒的にも程があります。サンリオのエース、キティとシナモンが束になっても敵わないのか。
まぁ「バンダイ調べ」なので多分に数字調整はなされてるのでしょうけど、お子様を支配しきってます。
そんな絶対的な自信と共に送られたのが、この商品。

 ふたりはプリキュアマックスハート プチセレブコレクション
 種類: 3種(NAGISA’S STYLE/HONOKA’S STYLE/HIKARI’S STYLE)
 価格: 各31,290円 (税込)

「たった1万円」のスプラッシュコミューンで色々言われた美翔さんたちとは違いすぎます。なにこの格差社会。


【マーベラスエンターテイメント】(DVD、CD関連)

玩具は売れてなくてもDVDはきっと…!
そんな一縷の望みに賭けて、07年度3月期 中間決算短信に目を通してみました。
けれど、やっぱりどこにも美翔さんの名前は出てこず。

…あれだよ。きっとマーベラスにとっては、前々から「プリキュア」さんは主力商品じゃなかったん…


(06年度3月期 中間決算短信より)
…このような状況下、当グループでは、音楽映像事業のうち映像事業及び、その他事業におけるミュージカル興業が好調に推移したものの、デジタルコンテンツ事業のゲームソフト発売が、一部下期にずれこんだことによって、当初の売上見込みを下回りました。一方、利益面におきましては、音楽映像事業において、「ふたりはプリキュアMax Heart」、「スクールランブル」のヒット、デジタルコンテンツ事業においては、上期発売タイトルの発売時期がずれたことに伴う宣伝費、及び発生予定のゲームソフト開発費の一部が下期へ移行したため、利益を押し上げる結果となりました。


…見なきゃ良かったと思いながら、大人しくページを閉じました。
大丈夫、美翔さんは悪くないって、みんな分かってくれてるよ。
悪いのは荒稼ぎした雪城さんと、彼女の魅力に取り付かれて金の亡者と化したスポンサー様。

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だからプリキュアは5人なの!

2007年01月17日 | アニメ・日曜朝 感想その他
みんな大好き「ふたりはプリキュア SplashStar」も再来週で最終回。
そんなわけで、久方ぶりに東映アニメーションの決算関係を読んでみた。
ちょっと古いですが、ちょうど美翔さんたちの暗澹たる未来が決まったころですし、きっと面白いことが載ってるに違いない!


【平成19年3月期 中間決算短信(連結)】
(6ページより引用)
 (4) 目標とする経営指標
 アニメーションビジネスは不確定要素が多く、作品により予想と結果が著しく乖離する場合があります。そのため当社では、事業環境の変化に対応した、作品別・事業別収支の様々な分析をもとに、業績予想の達成を実現するための適時・的確な事業展開に努めております。このため、特定の指標をもって経営目標とすることはしておりません。

(10ページより引用)
 ①アニメーションビジネスについて
  当社グループはアニメーションを主軸として各事業を展開しております。当社では常に高品質なアニメーションを企画・製作することを心がけておりますが、アニメーションの人気は作品により差異が大きく、当社の製作する作品がすべてヒットするとは限りません。


しっかりと釘を刺してきてるあたりが大人です。
わざわざこんな保険を張っておくなんて、さぞかし結果は酷いものだったのでしょう。
さあ美翔さん、貴女の恥ずかしい記録を見せてもらおうか!


(8ページより)
 [映像製作・販売事業]
  劇場アニメ部門では、3月に「ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」を劇場公開いたしましたが、前中間連結会計期間にあった劇場作品「映画ふたりはプリキュアMaxHeart」・「金色のガッシュベル!!メカバルカンの来襲」に相当するものが当中間連結会計期間にはなく、大幅な減収となりました。
  テレビアニメ部門では、「ワンピース」や「ふたりはプリキュアSplash☆Star」、「ガイキング」に加え、「デジモンセイバーズ」、「出ましたっ!パワパフガールズZ」等の放送を開始しラインナップが充実したため、大幅増収となりました。
  パッケージソフト部門では、新作で「ふたりはプリキュアシリーズ」、「ワンピース」、「神様家族」等を展開するとともに、ライブラリー作品では特に「ドラゴンボールZ」の単巻DVDや劇場版DVD-BOXが好調に推移したため、大幅増収となりました。


…おや?


(8ページより)
  以上により、当事業の売上高は66億7百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は14億98百万円(前年同期比13.2%増)となりました。


!!
収入が増えてる!!
美翔さんたちは売れない営業員だったはずなのに!


(8ページより)
 結果、当中間連結会計期間の売上高は101億10百万円(前年同期比9.3%減)、経常利益は19億37百万円(前年同期比25.8%減)、当中間純利益は10億82百万円(前年同期比34.2%減)となりました。


最終的には赤字ですが、原因は「劇場アニメが少なかった」ことのようです。
劇場アニメ部門は、前年度比-89.3%の大幅減収。春に劇場公開してないし、こればっかりはしょうがないです。
幾らなんでも新番組始まっていきなり春に劇場化しろ、なんて無茶ですし。
なんだ、美翔さんは何も悪くなかったんじゃないか。
まるで戦犯のように言われてますが、ちゃんと結果を残してたのか。

予想と違う展開に、ちょっとがっかり、少し気分を良くしながら、他の資料もチェック。


平成19年3月期(2007年3月期)中間決算説明会
【計数資料】
 15枚目:
  プリキュアさんの07年3月期中間の売り上げは約3億。
  凄い。あの二人は夢の一億円プレイヤーだったのか。
  「ワンピース」「ガッシュ」「デジモン」に圧勝してる。

  …まぁ、昨年同時期に雪城先輩は6億5千万の売上げを出してますが、
  あんな化け物娘と比較してもしょうがない。

【プレゼンテーション資料】
 そこかしこに頼れる先輩・美墨&雪城さんの勇士が垣間見えるあたりに、
 なんともいえないもどかしさを感じつつ…

 09枚目:
  「プリキュア」さんの対象年齢が4~6歳女児。まぁきっと何かの見間違いでしょう。
  それより、右端の
  「笑顔の日向&美翔さん」→「女児視聴率トップクラス」
   →「お父さん・お母さん層からも強い支持を受ける」→「yes!プリキュア5」
  のフロー図になんとなく哂ってしまった。
  (美翔さん:「その流れでその結論は絶対におかしい!!」)
 
 17枚目:
  さりげなくシルバー王女や春風さんがフランスで大奮闘。
  海を越えて遠い異国で戦う彼女たちを思うと、無性に勇気が沸いてきますね。

  …あれ? これだけ日曜朝8時半帯のヒロイン様たちは頑張ってるのに、旅芸人の踊り子さんの姿はどこだ。


最後に、説明会のビデオの、35分付近の説明から。


(日曜朝6:30~8:30まで東映系番組が続くことを踏まえて)
 「ビックリマン」から4~6歳男子といったところからどう狙うか。
 その後、実写・特撮ものがあって、男の子から女の子にチェンジで「プリキュア」。
 確かに4~6歳の女児の視聴率では時として60%台という具合に、「プリキュア」は健闘してるわけですけど、重要なのはその男のフローの流れからから男の子をどう取るかということ。
 またここにお父さん、お母さん、勿論これは商品化に絡む諸事情ですけど、
そういう意味で来年の2月からプリキュアは第4弾になり、今までの「ふたりはプリキュア」シリーズから、基本的に男の子も取り込めるような作品展開です。
 タイトルはここにも書いているように「yes!プリキュア5」


「プリキュア5」は男の子対策か!
やっぱり精霊バリアなんて軟弱なものに頼ってる花鳥風月キュアさんではダメだったようです。
プリキュアさんは激しい戦闘シーンが売りだったのですし。
でもまぁ、

美翔さん:
 「な、殴るなって言われたから殴らなかったのに!?」

こんな理由で降板させられては美翔さんも浮かばれません。
この後の説明で「ゴレンジャー」を引き合いに出してきてるあたりに、経営者様も錯乱している模様。
大丈夫か東映アニメーション。

…でもこの思想で「プリキュア5」が製作されるのだとしたら、「男の子向け」要素がふんだんに入るってことですか。
それは色々と期待してもいいんでしょうか。夢原さんたちも大変だ。
コメント (2)
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第42話「ホンキがとどけばイイナ!」

2007年01月16日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「くるくるシャッフル」が始まったころ。
『失速しながらもスポンサー様の都合で延々シリーズ続投。
 既に現場に熱意は失われ、人気離れも進む中、
 なまじ主役をやってるせいで降板することもできず、
 人気低迷の全責任を負わされ、薄給でコキ使われる歌ちゃん』
という酷いSSを書いたことがあったのですが…。
なんかそれが現実になりかけてる気がしないでもない。
(注:別に今のシリーズが面白くない、とかそういうわけではないです。念のため)

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第42話「ホンキがとどけばイイナ!」

今回のサブタイトル「ホンキがとどけばイイナ!」。
ちなみに第二期39話は「声がとどいたらイイナ! 」
ついでに第一期52話は「夢の歌がとどいたらイイナ!」

…「とどいたら」系は大人気ですね。

さて先週、幼馴染から告白されてしまった我らが歌ちゃん。
クラスメイトの目の前でという酷い暴挙に、さすがに図太い彼女も困惑気味。
一方、小暮くんの親友にして歌ちゃん大好き人間の柊弟も微妙な心境。
小暮くんの告白はあっさり信じた歌ちゃんですが、柊弟の告白は完全スルー。
それどころか、つまらない冗談はいい加減にしろと蔑みの目を向ける有様。

…仕方がないので一念発起してみた。

柊弟:
 「やっぱり俺にはロックしかないんだ!
  歌ちゃんに俺のマジな想いを分かってもらうにはこれしかない!」

そんなわけでどこぞのコンテストに参加。
持ち曲フル回転してもなかなか勝負がつかない中、
最後に弾いた曲は憎いはずの兄の曲。

歌ちゃん:
 「なんだろう、心が揺さぶられる…」

そこで涙ぐまれては、弟さんの立場がないのだが…。
まぁ、表面的な憎しみよりも、歌ちゃんへの想いを優先させたことが琴線に触れたのかもしれませんが、
あの歌ちゃんにそんな機微が分かるとは思えないし。

珍しく頑張りを評価してもらえた柊弟でしたが、結局まともに想いは伝わらず。
残すところあと1クールですが、未だにラストをどうする気なのかよくわかりません。
まさか最終話までこのネタを引っ張るとも思えないし、かといって「歌ちゃんと小暮くんが手を取り合って、ラスボス化した柊弟を説得」な展開も違和感満載。

で、次回予告。

小暮くん:
 「学校に行けば、夢野に告ったことをからかわれるに決まってる…」

お前は、なんでそんな女に告白してるんだ…。
小暮くんには特殊な趣味でもあるんでしょうか。
気持ちは分かるが、それは茨の道だ。

そんな次回は「OKだったらイイナ!」。
想いが伝わるだけに飽き足らず、欲が出てきたか、小暮or柊弟!
フェイクのような気もしますが、思いっきり悪夢に振り回される夢野さんに期待してみる。


(左画像)
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(右画像)
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【今週の歌ちゃん1】

メロディキー、大事なところで充電切れ。
歌ちゃん、唯一のお仕事「ぴちぴちボイスで充電」すらサボってたのか。
まぁ、充電曲が「シアワセの羽」から「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」になって以来、唄いたくない気持ちは分からなくもないですが…。

【今週の歌ちゃん2】

クロミさんの妄想の中で。

歌ちゃん:
 「わぁ素敵~♪愛してるぅ~♥」

気のせいか、最近人様の妄想の中でいいように遊ばれまくってる夢野さん。
てか第二期になってから、彼女自身が暴走する話ってほとんどなかったような気が…。
第二期が微妙に物足りないのはそのせいか。

【今週の歌ちゃん3】

歌ちゃん:
 『コイクルキタ♪』

あまりに平然と大画面で踊り狂ってて吹いた。
アナーキーで話題の「マイメロ」も、今までこの演出はやりそうでやってなかったのに…。
よりにもよって、柊弟がロックコンテストに出る回なだけに、彼女の悪意を感じます。

【今週の歌ちゃん4】

街を闊歩しながら、抱えてるマイメロに対して。

歌ちゃん:
 「今夜はオムライスがいいな~♪」

周りの男子が必死になってる中、お前は何を暢気に夕飯の心配をしてるか。
しかも自分で作る気ゼロ。
さすがヒロイン様は違う。


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ふたりはプリキュア Splash Star 第47話「大逆転!?黒幕って誰のこと?」

2007年01月14日 | アニメ・日曜朝 感想その他
美翔さんたちの必死の上申書の甲斐あって、ようやく宣伝費がおりました。

番組前CM:
 「ふたりはプリキュア Splash Star ミュージカルショー!!」

なぜ、今更。
宣伝費の投入タイミングを間違えてやがる。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第47話「大逆転!?黒幕って誰のこと?」

開幕早々、字幕テロップ。

テロップ:
 「ふたりはプリキュア Splash Star ミュージカルショー!!」

ミュージカルショー、必死すぎる。

まぁ、それもこれも遠くに旅立つ彼女たちに送られる手向けの花。
泣いても笑ってもこれが最終決戦。
何かを吹っ切って、アクダイカーン様に果敢に挑みます。

風キュアさん:
 「風よ!!」

先週、ちょっといいところを見せた風キュアさん、今日も張り切って攻撃。

 ばしん

あっさり弾かれ、あっさり反撃。
はっはっは、風キュアさんは本当に弱いなぁ。
「違うの!アクダイカーンが強いの!そういう演出なの!」
いやいや風キュアさん、もう責めたりしないから。それが貴女のいいところ。

…愚かな妄想はさておいて、アクダイカーン様は普通に強者。
劣勢に陥る風月キュア&霧生さんたちを見て、ムプフプも堪らず飛び出します。
とはいえ、二段変身を起動した後は出来ることがない二匹。

霧生さん:
 「ムープ、フープ出てきちゃダメよ!」
ムプフプ:
 「じっとしてられないムプ!」

気持ちは分かりますが、中の人が吐きそうになるから黙って引っ込んでてください。
そんな無言のメッセージが伝わったか、二匹は潜伏して悪の販促アイテム・キャラフェを奪還しに。
一方の霧生さんたちは、彼我の戦力差に心が折れかけてるプリキュアさんの下へ。

霧生さん:
 「いつものアレを言ってよ!」
 「決まって言う言葉があるじゃない!」

ええと、「絶対に許さない!!」ですか?
もしくは、「あんたたちの相手をしてる暇はないの!」。
個人的には美翔さんの「なんてことを…!」が結構好きです。
(そこはかとなく間抜けな怒り方が可愛い)

思わず困惑する私をよそに、プリキュアさんは得心顔で立ち上がり。

風月キュア&霧生さん:
 「そんな(滅びの)覚悟するわけないでしょ」
 「滅び去るのが運命だとしても」
 「運命は変えられるから」

 「私たちは絶対に諦めない!!」

迫り来る絶望も何のその。
運命はきっと変えられる。
だから最後まで諦めない!!

風月キュアさん:
 「プリキュア スパイラルスター スプラッシュ!!」

対し、アクダイカーン様も飛び道具で反撃。
両者の大砲が激突し、盛大に火花を上げる…。
そしてその様子を後ろから観戦する影一つ。

ゴーヤーンさん:
 「随分と手こずったようですが、所詮…」

そこで動けないプリキュアさんを背後から狙撃……とかしないのがプリキュア敵幹部のいいところ。

力と力のぶつかり合いはさすがにアクダイカーン様の方が若干上。
もはやこれまでかと思われたとき、唐突にダークフォールに光が。
どういったわけか、今頃になって他の精霊さんたちや王女様が自分たちの力を送り届けてくれたようです。

有象無象の精霊たち:
 「プリキュアガンバレガンバレ」
王女様:
 「私たちも力を送ります」

つうか元はといえばお前たちのために戦ってるわけだからな!

今頃になってようやく戦線に参加した精霊たちの力がダークフォールの空に集結。
依然として必殺技の力比べの最中の、アクダイカーンおよび風月キュアさんたちを明るく照らします。
やがて天上の光は臨界点を越え…

 めきょん

必殺技の打ち合いで身動きできないアクダイカーン様の頭上に、神の雷炸裂。

 王女様の策:
  1.プリキュアをダークフォールに送り込む
  2.アクダイカーンを地上におびき出す
  3.プリキュアがなんとかしてアクダイカーンを押さえ込む
  4.その隙に遠距離射撃

ひ、ひのい…。
その戦法は、先ほどゴーヤーンですら見送ったというのに。
あまりにえげつないやり口に、アクダイカーン様も全身から煙を吹きながら機能停止。

プリキュアさん:
 「か、勝ったの…?」

そりゃ実感はねぇわな。

何か知らない内に戦局は逆転。
辛うじてアクダイカーンも立ち上がるものの、全身に無数のひび割れが。
ぱきん、と割れた甲冑の中に広がるのは空虚な闇。

月キュアさん:
 「どうして空っぽなの?」
アクダイカーンさん:
 「黙れ!!」

月キュアさんの失礼な質問に、アクダイカーン様もちょっとキレ気味。
猛然と暴れだしますが、おかげでダークフォールまで崩壊の危機に。
それを見て、とうとう動き出したのは…

ゴーヤーンさん:
 「困りますねぇ。ダークフォールまで消滅してしまう」

幹部の生き残り・ゴーヤーンさん、悠然と表舞台に。
そして決戦の場で場違いに燃え上がっていた謎の火球を掴み上げると、意味深に握り潰します。
なんでもそれは、アクダイカーンの「命の炎」とやらで、それが彼の命の源だそうな。

風キュアさん:
 「命の炎?」

そんなものがあるなら、さっき死ぬほど苦労しなくても…。
ちょっと恨めし気な視線を送る風キュアさんたちの前で、アクダイカーンさん消滅。
さようならさようなら。

これで残ったのは、真の敵であったゴーヤーンさん。

霧生さん:
 「なぜそんなことをお前は知ってる!」
ゴーヤーンさん:
 「アクダイカーン様を作り上げたのは私なのですから」

なんてこった。じゃあ、彼は霧生さんのお祖父さんか。
親殺しは免れた霧生さんたちですが、結局、相対するのは祖父。
徒党を組んで殴りこみかけてくるとは、なんて酷い孫娘だ。

いまいち状況についていけないプリキュアさんたち。
まぁ、いきなりゴーヤの妖怪がラスボスでしたなんて言われても盛り上がれません。
貧弱な頭脳派キャラとのラストバトルじゃ、視聴者様も納得してくれないだろうし…。

彼女たちの無言の非難に気づいたか、ゴーヤーンさんは形態変化。
力を解放すると、お約束の「真の姿」になってくれました。
解き放たれた力は凄まじく、ただでさえ消滅の危機にあったダークフォールはいよいよ崩壊開始。

ゴーヤーンさん:
 「ダークフォールは、もはやこれまでのようですな」

とどめをさしたのはお前だ。

つうか、だったら何でアクダイカーンさんを引っ込めたんだ。
何がやりたいのかいまいちよく分からない彼ですが、一同を巻き込んで緑の郷に転移。
決戦の場を現実世界に移して、いよいよクライマックス開始。


(左画像)
ふたりはプリキュア SplashStar サウンドトラック1 プリキュア・サウン

(右画像)
Beena ソフト ふたりはプリキュア スプラッシュスター

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↑の商品リンクを作るために「プリキュア」で検索をかけたのですが、むしろ「プリキュア5」関連がもりもり抽出されました。
玩具屋さんの手のひら返しの早さに泣けてきます。
ネタで貼り付けてやろうかとも思いましたが、美翔さんが凄い顔して睨んできそうだったので、自重しておきます…。
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