goo blog サービス終了のお知らせ 
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

感想:週刊少年マガジン(2009年12月03日)+色々

2009年12月03日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #23「波のりむろみさん」

「初めて見たときは驚いたけど 慣れるものだよなぁ」

この一言が全てを言い表しています。人魚さんはグローバルスタンダード。
当たり前のようにその辺に溶け込んでいます。
長閑な微笑ましい日常がそこにある。

そして人魚さんと言えば異常に惚れっぽい。
基本、勝手に恋落ちて勝手に泡になる生き物です。アンデルセン然り、「ぴっち」然り。
隅野さんに幸あれ。

それと蛇足ですが、人魚繋がりで宣伝。
「ぴちぴちピッチ」出演者によるライブが12月9日に開催されます。
詳細はこちら

■さよなら絶望先生 第二百五話「その線を飛び越して来い!」

とりあえずアレだろうかと思って過去のマガジンを引っ張り出してみたら、やっぱりあの週だった。

■絶対可憐チルドレン 198th sense.「謎の転校生(5)」

ミラージュさん:
 「ねえ、ファントム」
 「パティが使えないとなると…」
 「他のコを『お人形』にすることになるわよね」

ちくしょう。ミラージュさんがパティ嬢さんの改心を諦めになられた。
腐った彼女を元通りに洗浄できるのはファントムさんだけだったのに…。そこは…、そこは頑張っていただきたかった…!
こうしてお嬢さんは腐ったまま、余生を過ごしてしまうんだ。パンドラめ…。

■ピューと吹く!ジャガー 第401笛「The lord of Wota」

我らの歌ちゃんこと片岡あづささんも岩がお好きで有名です。
というか、岩はジャンルとしてそこそこメジャーだと思う。
宝石だとか建築だとか彫刻だとかにも関係しますし。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感想:週刊少年マガジン(2009年11月25日)+週刊少年サンデー

2009年11月26日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #22「南の極みのむろみさん」

海洋性ほ乳類は邪悪の権化だと思っていますが、ペンギンさんはそこそこ好きです。
作者さん一押しのアデリーペンギンと同じく南極大陸生息のコウテイペンギンなんて、南極のブリザードの中で産卵するんですよ。
凄いです。何が凄いって、別に奴ら寒さに強いわけじゃないあたりが。

きっと遠い先祖の誰かがふと思いついてしまったんです。
そうだ、マイナス50度の世界に行けば、天敵はいないんじゃなかろうか。
それ自体は間違ってなかった。寒すぎて天敵も死滅します。問題は、自分たちの命もやばいことです。だって寒すぎる。

どうして長い長い進化の過程で「この戦略は間違ってる」と誰も言わなかったのか。
NOと言えないその鳥頭のせいで、今日に至るまで彼らは寒さに根性で耐えるという過酷な日々を送っています。
可愛いです。深海魚のように特殊な環境でしか生息できないならまだしも、水族館で普通に生活してる様子を見るたびに、そう思う。

そんなペンギンさんにむろみさんが食われる話。
南極にはアデリーとコウテイしか生息していないのですが、彼女を食べるためにわらわら集まったんでしょう。皆むろみさんを被捕食者と認識してる。
ちなみにコウテイペンギンは体長1メートルを越えます。取り囲まれたら、普通に恐怖。

■新約「巨人の星」花形 第145話「Applaud」

試合終了。微妙に納得がいきませんが、納得するしかない。
伊藤選手が満足したというのなら、きっとそうなんだろう。
ナポレオンも草葉の陰で満足していると信じたい。

■ハヤテのごとく! 第250話「終わる日の始まり」

煽り:
 「応募するのにキミの勇気が試される…?」
 「祝連載5周年 ハヤテグッズ大特集!」

どういうわけか今週のサンデーさんが売ってなく、コンビニを3軒ほどはしごする羽目に。
たまたま入荷数が少なかったのか。それともお嬢様のプレゼント効果なんでしょうか。
せっかくなので応募してみる。ろくでもない選択肢しかないあたりが素晴らしいです。

ところで天王洲さんを取るかお嬢様を取るか、の2択ですが。
天王洲さんも規格外の富豪なのだから、石を渡してお嬢様ともども養ってもらう。英霊は気合で何とか、ではダメなんだろうか。
ダメなんだろうな。お嬢様的に。

■マギ 第25夜「パイモン」

1週間たったから、もう時効だと思うので自白してみる。
先週号は発狂するほどエロスに満ち溢れてました。
モルジアナ姉さんといい、この漫画の娘さんはちょっと飛び抜けてる。

■絶対可憐チルドレン 197th sense.「謎の転校生(4)」

頑張れファントムさん!腐ったパティお姉さんを元に戻せるのは貴女だけ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感想:週刊少年マガジン(2009年11月18日)+週刊少年ジャンプ

2009年11月19日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #21「ツインマウンテンとむろみさん」

人魚さんが!いっぱい!むひゅらひゅら!

さて例によってセクシャルな話題で恐縮ですが、女性の身体的魅力を語る上で、常に話題に上がる部位と言ったなら。
まぁ個々人の好みはあるにしても、最も頻出するのはやはり尾鰭でしょう。
個人的には大きくて推進力のありそうな尾鰭が好きです。るちあさんとかとっても理想的。

分かりやすい例:



で、みんな大好きむろみさん。承知の通り、尾鰭が大変痛んでいます。
その痛んだ尾鰭で200メートル以上の跳躍力というのは、彼女の身体能力の高さを如実に物語っている。化け物。
これで尾鰭が万全なら、どれだけ遠くまで跳ねられることか…。

今回はそんなむろみさんが、お胸のことで悩むお話。
卵生の人魚さんにとって、胸なんて人間に擬態するためか、浮き袋くらいの用途しかありません。
悩むだけ時間の無駄というか、そんな暇あったらもっと尾鰭を手入れすれば良いのに。

とはいえ何せ下半身がダメな以上、人間もどきの上半身でアピールするしかありません。
そして言うまでもなく、むろみさんは下半身に続いて上半身も大層残念な状況です。
ていうか人魚として求められてる身体要素、壊滅的です。む、むろみさん…。

がっかり人魚の彼女と比べ、今回の新人魚・富士さんは実に素晴らしい。
とても良い尾鰭です。何か腰からも別の鰭が生えてるのが気になりますが、むろみさんも手から鰭を生やしたりしてるので気にしないことにする。
ていうか基本的にむろみさん以外の人魚さんは、皆愛くるしいです。む、むろみさん…。

作者さんもそれに気がついたのか。巻末コメントで娘さんの変化を嘆いておられます。
本来的には「そっち」が好みなんでしょうか。
それでもなお、むろみさんをあんな造形にしたあたり、逆に愛を感じます。

それと、

柱煽り:
 「お腹の調子が、ことごとく悪い名島先生に励ましのお便りを!!」

お胸がどうこう言ってる場合ではない。

■魔法先生ネギま! 271時間目「窮地!伝説の傭兵剣士」

直接関係ない感想で申し訳ないのですが、「造物主(ライフメーカー)の掟」は名作だと思います。
疑似科学のトリックのくだらなさと、真剣にそれを使用した場合のお話。
「星を継ぐもの」と共に、読んでおくべき1冊だと個人的には思ってる。

■新約「巨人の星」花形 第144話「Wonder wall」

今は亡きナポレオンへの想いを胸に力投を続けていた伊藤投手ですが、花形くんに打たれてしまいました。
無念。
この1失点はとんでもなく重い。

しかしこの失点を受け、何故かチームメイトは伊藤投手を中心に団結心を見せました。
解せません。
このチームメイトは本当にどうしようもない人種で、今の今まで「ナポレオンの仇」以外の何者でもない立ち位置だったのに。

今判明している情報だけでは、「逆恨みしてる伊藤投手が打たれた」「おかげで溜飲を下げて、態度を軟化した」くらいしか理由が見えません。
そんなんでいいのか。
どうにか過去を流せるすっきりとしたカタルシスが欲しいところですが、物凄く難しいように思う。

■銀魂 第二百八十五訓「嵐ニモ負ケズ」

今更ではあるのですが。
前半ギャグパートで、ラストシーンに良い台詞を言って、「何者だ」→「よろず屋だ」と答える漫画フォーマット、どこかで見たと思ったら「ディケイド」だった。
いや「ディケイド」の方が後発ですし、パクリとか何とかそんなつまらない話ではなくて。
何となく「ジャンプ」ディケイドも出来そうだなぁと思ってみた。銀さん、「ドラゴンボール」だとかの存在を知ってるわけだし。

漫画ファンはリメイクに対して強烈な抵抗心を持ってるので実現は難しそうですけど、企画として見てみたいとは思う。
そういうチャレンジャーな試みが、映像分野と比べて少ない気がするんですよ。
良いか悪いかは別として、漫画媒体そのものは、50年前とやってることが本質的には変わらないんだもの。

あとリメイクには拒絶反応が強くても、「結末が描かれないまま終わること」「媒体を変えて連載が続くこと」には抵抗の少ない業界なので、そういう意味では親和性は高いのかもしれない。
普通に「続きは月刊で!」とかありますし。
「ディケイド」の映画に続く、が不味かった理由がいまだにやっぱり分からない。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感想:週刊少年マガジン(2009年11月11日)・別冊マガジン(2009年11月9日)

2009年11月17日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #20「ひみつのむろみさん」

大幅に遅れましたが、辻褄合わせに更新してみる。
そして作者さんの体調が著しく心配です。
平気で毒キノコ食ったりしてる魚と違い、人間は華奢。ご自愛ください。

超科学を保有しようがなにしようが、とどのつまりはおサカナさんでしかない人魚さんは実に愛おしいです。
私もルアーをぶら下げて人魚さんと戯れてみたい。
何か今回のお話、全コマむろみさんのエロスが漂ってた気がする。

■別冊マガジン

・進撃の巨人 第3話「解散式の夜」

超大型巨人が段々お茶目さんに思えてきた。
そこで出ちゃダメだろうというところで、ぬっと。
彼はご自分に求められているものを良く分かっておられる。

さりげなく「30人で1体の巨人を倒した」というのは凄いと思ってみた。
頑張ってるなぁ、人類。
何の意味があるのか微妙に疑問符の「立体機動」も無駄じゃなかった。人はきっと強くなれる。

巻末コメントによれば「ブログ作って数ヵ月閲覧者ゼロ」だそうです。
別マガで一番話題の漫画の一つだというのに。
ここまできたらアクセスしないのが礼儀な気がしたので、私もまだ見てません。

・恋忍 6「ずっと咲耶姫のターンの巻」

平凡な少年の元に押しかけてきたイレギュラー娘の巻き起こすドタバタ漫画、と思いきや。
やってきた娘さんが、最も事態についてこれてない不可思議な漫画。プリキュア好きには変態しかいやしない。
巻末コメントから察するに、桃園さんの犠牲者のようです。あの桃娘も、ちゃんと新規のお客さんがついてたんですね…。

・バニラスパイダー 3口目「偏食です。」

正直言って、水野さんが一番の変態に思えます。
ろくな人間が出てこない。ろくな間も出てこない。
別マガさんは頭のおかしい人たちばかりだ。

・嵐の伝説 伝説3「牙」伝説4「アズサがくる」外伝「乱世の料理人」

考え付いた時点で勝ちのようなネタなれど、考え続けるのは困難なネタを邁進されてる作者さんが凄いです。
現代世界において何の役にも立たないどころかゴミ以下の人材が、崩壊後の未来で大活躍。というか、崩壊後の未来で大活躍する人材の、現代世界でのダメっぷリ。
誰も幸せになれてない感が漂うところが何とも言えません。世界は、腐ってる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン・サンデー「コスプレだらけ」

2009年11月05日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #18「観光大使のむろみさん」
■波打際のむろみさん #19「ワーキングレディのむろみさん」

「むろみで鯛を釣る」。
とても良い発想だと思います。
鯛より餌の方が高級食材なところが素敵。

サメの歯を素手でへし折る人魚さんが可愛いです。ひゃっはあ!(微妙に混ざった)
暗闇の深海にも素潜りするのに、歯の治療中はわざわざ明かりをつかうのが謎。
多分、道具の用途も分からないまま、とりあえず雰囲気でコスプレしてみたとかなんでしょう。魚め。

巻末コメントのコスプレむろみさんは、コメントと相まって非常に良いチョイスだと思いました。
それとも絵に合わせてコメントしたのか、そもそもむろみさんがコスプレなさったのは隣人の言葉がきっかけだったのか。
後者だとしたら隣のおじさんにありがとうと言いたいです。

■ぷあぷあ
■恋忍 「読もう!別冊少年マガジン!~の巻」

もうじき別冊マガジンの3巻目が発売です。
それを受けて、別マガさんから出張4コマ。
今週号は表紙が平野綾さん(アニメ版「FAIRY TAIL」出演)だったりと、マガジンさんは売るために手段を選ばない良い方たちだと思います。

ちなみに「恋忍」さんは、完璧なまでに精一杯頑張られた結果、連載をゲットされた方だと私信じています。
今回の4コマでは(おそらく意図的に)伏せられていますが、ぶっちゃけありえないほど狂ってるのは主人公の少年さん。
3話目にして忍者娘不在で話が決定したときには、これは計算なのかと疑問符だらけでした。そんな絶好調な作者さんを応援したい。

■絶対可憐チルドレン 194th sense.「謎の転校生(1)」

パティ!パティ!それとカズラ姐さん!

…うわあ。パティお嬢さん、物凄い無理があるなぁ。
非常に微笑ましいです。やっぱり無理しなきゃダメなんですよ!
最近のチルドレンの皆さんは、そういうところが微妙に足りてない。

■最上の命医 第90話「人間関係」

さりげなく平均年齢が余裕で20歳を越えてる珍しい漫画。(医療漫画なのでそうならざるを得ませんが)
必然的に恋愛描写の基準も変わってしまい、妙にサバサバと告白だの一夜越えだのをこなしていきます。大人だ。
あと同僚とあーいう関係をそーいう形で目撃される・すると、お互い非常に気まずいのは良く分かる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン・サンデー「コスプレと風呂と女装だらけ」

2009年10月29日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
遅れたので少しだけ。

■波打際のむろみさん #17「飲まれ気味のむろみさん」

来週はまとめて2話掲載。

むろみさんは相変わらず、海中で酒を飲むとか器用なことをなさる。
水の中でも平気で液体を扱う、それが人魚さん。
そもそも海中生物なのに水を飲みたがることも分かりません。人魚さんは摩訶不思議。

そして二日酔いにはポカリスエット。
なんでしょうか、この不自然なアップは。人魚さんも御愛飲のポカリさんとタイアップなさったんでしょうか。
スポンサーがつくのは良いことです。

今回の要注目は、1ページ目の2コマ目です。
むろみさん…。尾鰭がボロボロすぎる…。
ちょっと遊び過ぎなんじゃないでしょうか。はしたない。
普段は優しく見逃してる私も、こうして隅野さんと並ぶと、思わず眉をひそめてしまいます。
もう少しご自愛して欲しい。

■はじめてのあく 第39話「渡家に利益を!」

桜坂さんを推そうと思いました。
目つきが大変可愛いです。ガチでメイドコスプレに勝ってるところも優秀です。
これからもこうやって密やかに頑張って欲しい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン他「もう人間の方が少ない」

2009年10月21日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #16「秋の山のむろみさん」

扉絵のむろみさんははしたなすぎると思います。
露出度が下がるほど色香は上がるものですが、これはその典型例。
もっとやってください。

むろみさん:
 「変わったこと?海は絶えず変化しよるよ」
 「月の引力で水位変わるし」
 「塩分濃度で潮の流れも変わるし…」
河童:
 「むろみに聞いた俺が馬鹿だったよ」

主題と無関係のことを返答するむろみさん。所詮サカナです。
ですが、話してる内容自体は馬鹿ではありません。
そう、おサカナさんは塩分濃度による潮の流れを把握して生きているのです。賢いのです。

ツチノコさん:
 「もうほとんど(キノコを)収穫したね」
 「さ、料理しましょ」

賢いのですが…。
この「料理」する発言の後、彼女らが行ったのは「串で刺して火で炙る」オンリーに見えます。
所詮その程度の加工能力です。だってサカナとヘビと河童だから。火を使えるだけでも褒めてあげよう。
ついでに、「動物保護」がキノコ狩りの目的かのように見せかけて、結果的に虐殺しまくってることはスルーされてます。
下等生物の悲しさで目的を忘却しきってたのか、それとも食うことしか元々考えていなかったのか。異種生物の壁を感じます。


あと巻末コメント。「チャンピオン」さんの「イカ娘」が同ジャンル漫画なのは言われるまで気がつきませんでした。
確かに海の異生物少女との交流話ですが、類似漫画と呼んでよいのでしょうか。
同系だといまいち認識できないのは人魚フィルターのせいだ。

■新約「巨人の星」花形 第141話「Don't let me down」

見た目も言動も非常に気持ちの悪い伊藤くん、周囲の嘲笑にもめげずに投球練習を続け、実力でもってエースの座を獲得されました。
しかしながら彼のチームメイトはどうしようもない屑っぷり。
実力で圧敗しているのに伊藤選手のことを一切認めず、暴力も含めた嫌がらせの日々。そして何より、私たちはナポレオンの仇を決して忘れない。

通常この手の展開ならば、チームメイトと分かり合うとかそんな展開になりそうですが、現状ではそんな気配もありません。
しかも困ったことに、主人公側のチームにもいまいち感情移入できません。伊藤くんが一人で格好良すぎます。あとキャッチャーのご友人。
どうするんだこれ。

これがバトル漫画ならば、伊藤くんは確実に仲間になりそうな雰囲気ですが、悲しいかな野球漫画。
どうやっても相手を倒さざるを得ないし、それで相手は退場してしまいます。
この展開ではどう転んでもストレスが溜まる結末を迎えてしまいそう。あまりに良いキャラを生み出してしまったばっかりに、漫画が危機に陥っている気がする。

■アンケートプレゼント

『サッカー選手の実録漫画を読むとしたら、次に挙げる漫画家さんのうちだれが描いた作品を読みたいですか?』

並んでいる選択肢がさりげなく異常。
これは全て可能性があるということなんでしょうか。
「マガジン」さんが本気だ。

■アーティストアクロ 第64話「アクロ、再会する」

ここでクラブサンデーに移行!しかも無料配信!
これは良い客引きぶりだと思いました。
やばい、「サンデー」さんも本気だ。

■お坊サンバ 最終話「チワ丸、今回をもちまして終了とさせて頂きます」

この手の短編ギャグ漫画は雑誌の総合力としてとても大事。
基本的に「どうしようもない漫画」(褒めてるつもり)でしたが、とても仕事をされてたと思います。
最終巻は加筆がある模様。やっぱり「サンデー」さんは本気だ。

■絶対可憐チルドレン 192nd sense.「湖のひみつ(5)」

18ページ2コマ目の女帝が愛くるしいです。言いたいことはそれだけです。女帝万歳。

■めだかボックス 第23箱「4136163735641?」

個人的に台詞回しで損をしている漫画な気がしていたのですが、「ドッチボールでなら勝てるかも」はツボでした。
路線が高橋留美子さんに寄ってきた気配がする。
この手の超人学園物は、実はモブキャラの言動の方が重要なんじゃなかろうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン・サンデー「別冊も発売中」

2009年10月15日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #15「大漁印のむろみさん」

むろみさんはおサカナさんなので、「食べる」と言う選択肢は十分ありです。扉絵は正しい。
しかしながら今回のお話のテーマ「毒魚を食おう!」から推察するに毒をお持ちと思われます。それも胡散臭いほど強力な。
それでもあえて食べるのが美学だと思う。

今回のお話、むろみさんがひたすらに毒魚を呼び込むわけですが。

拓朗くん:
 「じゃあ魚を呼び込んでくれる?」
むろみさん:
 「オッケー!でかいの連れてくるけん」

拓朗くんの得物は釣り竿です。
実際この後、彼は次々と魚を釣りあげます。
問題は何をどうやれば「釣れる」のか。

人魚さんの泳遊能力と誘惑攻撃をもってすれば、サカナをおびき寄せることは楽勝でしょう。
ですがその後、釣り針を咥えこませる必要があります。難易度大です。
おそらくは、むろみさんが無理やり毒魚の口を開き、針をねじ込んだんでしょう。

彼女が誘導してきたおサカナさんには、エイやミノカサゴといった接触するだけで危険な生物の他、ウミヘビまで混ざっています。
毒牙を恐れず、意地でも釣り針を口に突きさす人魚さん。
そのまんま陸に放りあげれば済むことなのに、あえて「釣り」を楽しませてくれようとしてます。そんな彼女は実に良い娘さんだと思いました。

最後に。
2ページ目1コマ目は大層素晴らしい。
尾鰭が痛み切っているところだけが玉に瑕です。

■新約「巨人の星」花形 第140話「伊藤大生」

「巨人の星」の花形君が主役のリメイク漫画。
天才の彼が、凡人の努力を容赦なく粉砕していくところが痛快です。
やっぱり天才の前に砕け散ってこそ、凡人の美学がある。

と、いう話なのですが。
今週はとても泣ける。ナ、ナポレオーン!
特に、野球帽をかぶったナポレオンのコマは秀逸すぎる。
自分たちよりも先に、彼に帽子や衣服を着せているあたりに友情を感じるし、密かにあちこち修繕のあとも見えます。
あの1ページだけで軽く泣ける。

■絶対可憐チルドレン 191st sense.「湖のひみつ(4)」

パティさん:
 「私の体に価値なんかないわ」

全くです。脱ぐ暇があったら着るべきなんです。
どんどん腐っていくお嬢さんですが、コスプレ技能をぜひ習得していただきたい。
コスプレは、正義。

それと今週号も女帝はとても可愛かったです。デコイの方も含めて。

■クラブサンデーVS別冊マガジン

どちらの雑誌でも宣伝を頑張っておられるのが熱いです。
特集頁や4コマを描かないといけない作者の皆さまは大変そうですが…。
両誌の他、「ゲッサン」のCMも載っています。

 『ゲッサン・オリジナル新連載 「waltz」』
 『週刊少年サンデー「魔王 JUVENILE REMIX」の最強タッグ、ゲッサンで表紙&巻頭カラー・再始動!!』

以前に連載されていた「魔王」のスピンオフ。
蝉さんを始めとした殺し屋さんたちのお話のようです。
普通に考えれば小説「モダン・タイムズ」の漫画化のように思えますが、1話を読んだ限りではオリジナルっぽい。
まぁ原作小説の絶妙なアレンジが売りだった漫画なので、ここから脅威のハンドルさばきを見せてくれるのかもしれません。
連載時に毎回感想を書いていた身としては、影ながら応援したい。(と言いつつ、教えていただくまで連載に気が付いていなかったのですが…)

あと「殺し屋たちの”円舞曲”」なるキャッチコピーがついていますので、とりあえず変態蜂娘と踊りたいです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン・サンデー「中人気」

2009年10月08日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #14「雪山のむろみさん」

「間違ったなまこの持ち方」講座から始まった今回。

時は今から50年前。人魚のむろみさんはヒマラヤ山中で凍結遭難していました。
愚かですね。サカナですものね。
もはや劇中において、「サカナがどうやって山に登ったのか」は完全にスルーされているところが「まぁ人魚だししょうがない」感が出ていて良い感じです。

イエティ:
 「お魚さんが雪山に来るなんて考えられない」

『お魚さん』という響きがもぞもぞします。
今回のお話、むろみさんが『人魚』であることにはビタ一文触れられていません。
当たり前のように『お魚』扱いされているところが大変良い。

ところで作者さん、連休中は激務だったらしいのですが、一体何をされていたのだろう?マガスペ?

■島田英次郎のチョイとだけ劇場

枠外コメントより:
 「次に載るのはいつの日か!?それは大人の事情…」

巻末コメントより:
 「大人の事情はいつも突然訪れます。コッチの事情はおかまいナシに。」

緊急出動だったんでしょうか。
病に倒れた連載陣がおられますし。
大人の事情は大変だ。

■巻末コメント

 [ゴッドハンド輝];
  「CLAMP先生、連載終了お疲れさまでした。来週から寂しくなるなあ…。」
 [あひるの空]:
  「別マガ面白いです。」
 [君のいる町]:
  「森川先生、連載20周年おめでとうございます!」
 [新約「巨人の星」花形]:
  「久保ミツロウさんの誕生会、屋形船で祝いました。けど二次会で板垣恵介さんに会えるなんて。面白い人でした」

「マガジン」さんはなかよしさんだと思った。
ちなみに「別冊マガジン」は明日9日発売です。
また買ってみる。

■絶対可憐チルドレン 190th sense.「湖のひみつ(3)」

声を大にして言いたい。相手が全裸の状況より特殊すぎてよほどクラクラするだろうと。脱ぐ暇があったら、着れ。
そして女帝の邪悪さ加減が見境なくて可愛いです。
思考回路、全部筒抜けですよ。それを知った上でのあの行動。薄汚れ切ってる。

それと、散々パニックになっていたのに、ふとした弾みで一気に冷める感覚はとても理解できると思った。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一言感想:週刊少年マガジン・サンデー「マガスペでもご活躍」

2009年09月30日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #13「夏の宵のむろみさん」

むろみさん、浜辺で花火る。そして片づけない。
悪い子です。
海岸汚してもなんのその。

たっくん:
 「海汚されて一番困るヒト達が率先して汚すようなマネしてどーすんの!?」

だってサカナだからです。
海岸が汚れたところで、深海まで活動できる海中生物にさしたる影響はありません。
砂浜のゴミを嫌悪する深海魚がどこの世界にいるのかと。海の底にまで漂ってくるゴミを敵視することはあるでしょうけれど。

たっくん:
 「2人は火とか怖くないの?」
 「動物は普通怖がるもんだけど」

だってサカナだからです。
基本的に海中には火が無い以上、それを警戒するような進化をしていません。
火に怯えるサカナがどこの世界にいるのかと。熱を警戒することはあるでしょうけれど。

あと毎回突っ込んでるネタですが、魔女裁判(絵からすると魔女狩り)は今現在も行われています。
あれはキリスト教の専売特許でもなく(教会は当時から魔女狩りを禁止しているくらい)、ただの集団ヒステリー。
現在ではキリスト教と関係なく、主にアフリカを中心に毎年百名程度の犠牲者を出してる。

もう一つついでに書くと「魔女」は「人間」を対象としたものです。ヒトは異教徒より異端を警戒するのが常。
従って、下半身がサカナだからって火あぶりにするのは確かに間違ってる。
より正確には、「上半身が人間だからってヒト扱いしてはいけない」が正。

更についでに書くと、魔女狩りが激化したフランスの地方と言えば、現ドイツとの国境付近でしょう。
思いっきり内陸です。
むろみさんたら、そんなところまで川上りして…。

■神のみぞ知るセカイ FLAG69「胸さわぎチャーシュー」

神にーさまが、神に喧嘩を売った!

桂馬くん:
 「あれはダメだな」
 「何がダメってあんな大食いはダメだ!!」
 「『ヒロインの六つの大罪』って言ってな!!」
 「怠惰・傲慢・強欲・憤怒・浮気・暴食
 「この要素を1つでも持ってる時点でヒロイン失格!!」

恐ろしい発言です。同じ小学館なのに…。
かつて「ちゃお」に君臨した きらりさん全否定。
更には歌唄お姉さんや夢原さんをも挑発してます。ひぃっ。

しかし言われてみれば、男性ターゲットのコンテンツで大食いキャラは確かに少ないような気も。
反射的に思い浮かんだのがサクラ先生と言う有様です。あ、最近ではジャンプさんにもおられた。
女性ターゲットのコンテンツで多い理由は考えるまでもないですが(いくら食っても太らないはドリームスペック)、男性向けでダメなのは何故だろう?
三大欲求の全てを食欲に割り振ってる娘は、あんなにも可愛いのに。

■絶対可憐チルドレン 189th sense「湖のひみつ(2)」

相手のスペックが高すぎて、選択肢がない。
今回のお話は色んな意味でリアルだと思いました。
私も女帝相手によこしまな感情を抱くのは無理です。踏んでくれればそれ以上は望みません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする