Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

プサルテリ・プロジェクト開始

2010-12-14 00:27:46 | 音楽
プサルテリ/プサルテリー/プサルテリウムというとまず思い浮かぶのはその楽器を抱えて演奏している絵画。
左は13世紀スペインの『聖母マリアのカンティガ集』より。
右はハンス・メムリンク(1435?-1494)『奏楽天使』(左端の天使が奏している楽器)
ところでこの絵は「Stock Book」の説明によると、現在、ベルギーのブリュッセルにある王立美術館に収められているのだけれど、もともとはスペインのナヘラ地方にある、サンタ・マリア・ラ・レアル教会の大オルガンを装飾していたものだとか。

そんな中世の楽器、プサルテリを弾いてみたいなとずうっと思っていて、10月にロバハウスの古楽市場に行った時も、何台か出ていたプサルテリをいいなぁ、とじっくり眺めてきたのだった。
同じくこの楽器いいよねえと言っている友人はeBayを中心に探しているのだが、私は色々散々考えた末、今年+来年分の誕生日のプレゼントに、ということでEMSのキットを選んだ。組み立ては木工のプロが請け合ってくれたし・・・。
で、注文してから3週間ほどではるばるイギリスからキットが届いた。厳重にプチプチで包まれて厳重に守られて届いたのだ。

がさごそ開けてみると中もぷちぷちでこんな感じ。このキットには楽器専用のケース付き。
キットとはいえ、ぱっと見、かなりの部分すでに形になっている。さあ、これがどんな風に完成していくのか、ほんと、楽しみだ。
 
コメント (3)
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