Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

古楽市場@ロバハウス

2010-10-12 00:01:55 | 音楽
                  
ぱあっと青空が頭の上一杯に広がった秋の日。西武線玉川上水駅からほど近い(徒歩で5~6分)にある『古楽の小屋 ロバハウス』でこの10日・11日に開かれた『古楽市場』に出かけた。
ロバハウスに出かけるのは相当久しぶり、その上『古楽市場』となると息子が小さい時に家族で行った時以来、実に実に久しぶりだったので何だかわくわく遠足気分で電車に乗っていく。
玉川上水沿いに緑濃い小道をとことこ歩くと、ほどなく右手に童話の世界から抜け出してきたような家が忽然と出現する。
 
受付で入場料500円を払い受け取った特製バッジを付けて会場内に入る。色々な楽器が並べられている会場内はまた次々とライブ演奏が聴ける演奏会場でもあって、目移り、耳移り(?)してしまう。親子連れが多くて、それも楽しい!!
私が入場した時には口琴の演奏が繰り広げられており、口琴ってこんなに様々色々な音が出るのかと吃驚させられた。
ライブとライブの間に、置かれている楽器を眺めたり説明を聞いたり、音を聞かせてもらったりとなかなか忙しい。今日は写真を撮ってもいいとのことだったので、何枚か撮ってきた。
壁に飾られている楽器たち、そしてロバさんの一群。
 
こちらはこの日の市場で売られていた楽器たち。プサルテリー、やっぱりきれいだなぁ~!
右の写真の奥ではハーディーガーディーの実演中。手前にはずらっと笛の仲間が!!
 
バグ・パイプ、そしてオルガネット。画像はないのだがハープ、そして懐かしい足踏み式オルガンも置かれていた。
         
そして次に聴いたライブは辻康介さん(歌)と近藤治夫さん(バグパイプ他)の中世の各地を放浪していた楽師たちの歌。辻さんは歌はもとより解説も軽妙で面白く、またラテン語の歌詞で歌われたものから邦訳で歌われた曲もあって面白くまた興味深かった。そういえば日本語で中世の歌を聴いたのって初めてだったんだ!!つい先日、カルミナ・ブラーナの話を友人とちらっとしたばかりだったので、この日演奏曲目の中に「カルミナ・ブラーナ」が一曲が紹介されたので余計、興味津々で聴き入っていた。

ところで、この日手に入れたのは、気になって仕方なかった笛↓。「鼻笛」だす~!!
勿論、音の出し方は教えてもらったのだけれど、なかなかコツが・・・鼻にあててふーふー、ふぁーふぁー・・・他人には絶対見られたくない練習風景だ。ま、他人だって見たくなかろう。音が出るようになったら、その時はじっくり見て、いや聞いておくれ!!なんちゃって
余談だけれど、「鼻で笛」というと強烈な印象が残っているのが狭山市のリコーダーコンクールで審査員の方が講評の時におもむろに鼻にリコーダーをあててM.ブラヴェのメヌエットの一節を見事に吹いてみせたこと。あれは、凄かった!!
    
手前は入場したときにもらった特製バッジ。
コメント
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