Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

駅の中で漆器に出会う

2010-12-12 00:00:49 | 旅気分
駅構内に臨時でというか順番でというか、そんな出店を通りがかりに見かけると面白そうでついつい近くを通って眺めてしまう。
地方の色んな物産が並べられた出店は珍しく、面白い。しかも、何時出会えるか定かでないのも余計に楽しい。
大分前、木曽・奈良井宿の木曽漆器の出店に遭遇し、丼ほど大きくなく椀ほど小さくない根来塗の椀が気に入って買ったことがある。その大きさと、漆の色合いと、そしてデパートなんかではこの値段では出てないよ、という言葉に2個購入した。確か1個¥750だった。実際、使ってみると使い勝手がよく、手に馴染むことこの上ない。それで、ああ、あともう2つ買い足したいな、とそれからずうっと思っていた。
次に同じ出店に出会ったのはそれから2年経ってからだった。ようやく出会えて嬉しくって、でも値段は¥980だった。時間が経っているからと思いつつ聞いてみると、あの時より漆を塗る回数が増えたんで値段も上がってます、とのこと。なるほど塗りの回数がねぇ~、と懐疑的な私。でも最初に購入して以来、ずっと欲しいと思っていたので2個ほくほくしながら買ったのだ。
そして先日、そうお椀を買い足してから1年半から2年経っていたのだが、またまた同じ出店に出会った。根来塗のお椀、椀の内側の底のデザインが変わったものが¥1260で出ていた。(う~む、このお椀で定点観測状態になっている私だ)
お椀以外にも並べられていた木曽漆器をあれこれ眺めているうちに、突然今使っている箸のことを思い出す、そうだ、大分くたびれていたっけ!!と。結局、たくさん並べられていたお箸のうちに気に入ったものがあったので2膳買った。
お箸を入れてくれた袋には奈良井宿の街並みとその上に木曽の御嶽山が版画風に印刷されていた。
コメント (2)
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