いつも思う、合唱曲という分野は現代邦人作品の宝庫だなぁ~、って♪そして素晴らしい作品にごく自然に触れまた楽しむことが、現代曲だからという構えも力みもなしに普通にできるというのが、素晴らしいよなぁ~♪そういえば、アンジェラ・アキさんの「手紙」もNHKの全国学校音楽コンクールの合唱課題曲として書き下ろした曲でしたよね~♪
そうした合唱曲の中で最近出会った女声合唱組曲『二度とない人生だから』
坂村真民=作詩
鈴木憲夫=作曲
この組曲は
1:念ずれば花ひらく、2:花・ねがい、3:妻を歌う、4:つゆのごとくに、5:からっぽ・サラリ、6:こおろぎ、7:二度とない人生だから
という全7曲で構成されている。
初めて触れた坂村真民という詩人。彼は一遍の生き方に共感し、仏教を根底においた詩を書き続けたということをこの組曲を手にすることで知った。
わかりやすい言葉を使って深い思いが語られるそれらの詩に、はっとさせられ、またふうっとお腹の底から呼吸をしたくなってくるのだ。
そして彼の詩をテキストにして作曲された鈴木憲夫の音楽は呼応し合い、高めあって新たな世界に誘われる~♪